2022-23年シーズン
ダウンの格付けに激震が走った。
どうも!アバウトドアです!!
ちょっと大げさな冒頭でしたかね?(^^;
個人的には結構んあ衝撃。
内容としてはこんな感じ↓
ユニクロのULダウンが750フィルパワーになり、他のダウンが死んだ。
うそ!!750FPになったん!?
マジなんですよ。
ここはやっぱり情報発信のサイト。
(の、つもり)
ダウンジャケットは死ぬほど持ってますが、いっちょ一肌脱ぎました。
わたくし、新しくUNIQLOダウンを2つ購入。
ダウンいくつ持ってるんだよw
ダウンジャケットが5種類になってしまいましたが、メルカリで2つ売りました(笑)
Mountain equipmentと
MOUNTAIN HARDWARE
まさかユニクロを買って、大手を売るとは…
2022-23 ユニクロダウンが進化した
大きな進化はやっぱりコレ。
旧640FP→新750FP
かねてより当ブログでは、600フィルパワーが高品質だと言われている現状に、異を唱えていました。
登山における高品質の定義とは!
既に800FPまで求められている!
と。
そして2022年、
しまむらが動きました。
700FPの薄手ダウンを出したのです。
その名もプレミアムダウン。
軽量、安い、アパレル出身。
650FPのユニクロは、完全に死んだと思いました。
…
と、思った矢先。
ユニクロが動きました。
750フィルパワーにまで、ダウンの品質を進化させてきたのです。
それもお値段据え置きで。
この物価高&円安
世界が7.4%ものインフレを迎えた
2022年にです!
おいおい、とんだ大サービスだぜ…
買わない訳に行きませんでしたね(笑)
UNIQLO・モンベル・パタゴニアで比較してみた
コスパ最強と呼ばれるモンベル。
UNIQLO様を前にしたとき、
モンベルはどう映るのでしょう?
試してみましょう。
UNIQLO | モンベル | パタゴニア | |
---|---|---|---|
価格 | ¥6,990 | ¥14,520 | ¥41,250 |
FP | 750 | 800 | 800 |
こうしてみてみると、やっぱりモンベルは安い。
結構頑張っている。
ですが、ちょっとまった!
ユニクロは常時セールって言っていいほど、どれかの製品が値下げしています。
ウルトラライトダウンも例にもれず。
2023,1/18の時点で3,990円になっているのを確認。
ほぼ半額やんけ。
もちろん不人気カラーですが。
旧型640FPならば、モンベルを選んだ人も多いでしょう。
ですが750FPまで上げてきたとなると、UNIQLOの選択肢が浮かび上がります。
そして改めて、並べて分かるパタゴニアの価格。
ビビる。
環境へのボランティア、フェアトレード制度等を考えるのであれば、パタゴニアも非常に良い取り組みをしていると言えますが、、、
今回は選択外という事で。
ウルトラライトダウン、買ってみた
ということで、人柱となりました。
僕はこれを買うために、大手アウトドアブランドのダウンを売りさばきました。
購入したのは、ダウンパーカーとダウンベスト。
両方購入で、通常12,980円のところ8,980円!
二つで4,000円引きでござる。
持った感じはさすが750FP、前より一回り軽い印象。
裏を透かして見ても、フィルパワーの高さをひしひしと感じます。
今シーズンで変わったのは、フィルパワーだけではございません。
ジッパーが変わっていました。
旧型と新型を比較撮影してみたよ。
こんな経験やイメージありません?
ユニクロダウンはジッパーがぶっ壊れる
家族の旧式ULダウンは、見事なまでに全てぶっ壊れていました。
それが、今シーズンから丈夫そうなジッパーに拡大化。
でもこれ、重量増加と隙間風増えるんちゃう?
重量はFP増加で相殺かな?
隙間風は考えられているんよ。
ジッパーの裏を見てみたら、風防なる裏地がついていました。
これは旧モデルには無かった、改良点①ですね。
まあその点、モンベルダウンはジッパーが隠れるという神仕様なのですがねー。
他にもまだまだ改良点、ございます!
お次は肩回りの改良。
旧型と新型を並べてみました。
新型はどうやら、肩回りを3Dカットにしているとのこと。
なるほど確かに3Dだ、横においても腕が膨らんでいる。
腕を上げてみると、よく分かります。
旧型は脇腹に引っ張られるのですが…
新型はスッと腕が上がります。
伝わりずらいぃぃ(笑)
後ろから見ると、背中までステッチがつながっているのが分かりますね。
胴体と腕をつなげるというより、胴体と腕を一気に縫製するのでしょう。
それも3Dなので、おそらく縫製難易度は上がるのでは?
と、思います。
ミシンを趣味で扱う者としては、恐ろしい作業だと分かる…
僕もこれはやりたくない(笑)
目線を伏せると、3Dな感じがよく分かりました!
それにしても、ダウンベストの方は安すぎ(笑)
これでこのダウン量ですからね…
よく税込み2,990円で出せるなww
写真でも見て分かる厚みだね
これ、750フィルパワーぞ?
しまむらのプレミアムライトダウンも見てきましたが、あっちはペラペラでした。
首回りは、ダウンが多めに詰まっている感じ。
おかげで首が包まれている感も強く、ネックウォーマー感もあります。
ホンマに他ブランドは死んだん?
600フィルパワーのマウンテンハードウェア君。
この子は6000円で売っちゃいました。
さよなら。
600FPとかムリ、死亡。
ありがとうMHは好きだよ。
700フィルパワーのマウンテンイクイップメント君。
この子も8700円で売っちゃいました。
さよなら。
ありがとうカッコよかったよ。
だってUNIQLOのほうが品質良いんだもん!
「登山用のダウンジャケットは、ユニクロでええんちゃう?」
レビューをしていると、自分でもそう思ってしまいます。
でもちょっと待って!
改めて他のダウンも見てみましょう。
モンベルのプラズマダウン。
結構前から存在しているので、コイツの存在には気が付いていました。
驚いたのは、気が付かないうちにノースのヌプシダウンも900FPに格上げしていたこと。
しかもダウン量は結構多そう。
実はなんですが、ダウンのフィルパワーは軒並み水準が上がってきています。
前半でもふれたように、以前は600フィルパワーでも高品質だと言われていました。
ですが、今はアウトドア用ダウンに関しては、800フィルパワーが基準な感じ。
中華ブランドのネイチャーハイクも、水準を650から800に引き上げ始めている感じです。
そうなったら、ユニクロの750フィルパワーってどうなの?
僕もそれ、思っているの(笑)
実は目を引くように、あえて強めのタイトルにしてみたのですが…
全然アウトドアブランドのダウンは、全然死亡していません!(笑)
ただ言えるのは、600フィルパワーは決してもう高品質ではないのだろうな。
ということ。
そして、UNIQLOのウルトラライトダウンも、登山で十分活躍する水準に達したのだろう。
ということ!