岐阜県高山市周辺の、とある山でキノコ狩りをしてきました。
アホほど取れたので、せっかくなので投稿です!
2022.10.25
キノコ狩り
はーい!
いきなりブレててすみません(笑)
開始はAM8:00頃
標高はざっと1000m程度。
雰囲気としては写真のようなところで、主要な木は「ミズナラ」です。
そこにちょっとの「アカマツ」や「スギ」などの針葉樹も混ざる混合林でしたね。
おっ!
森に入って5分、早々にキノコを発見!
松茸のような顔の出し方ですねぇ
こいつは「クリフウセンタケ」
シャキシャキ・出汁多め・旨味ありの★3つキノコ。
ポコッとしており見た目も最高にかわいい!
おやおや♡
おやおやおや♡
僕も友達も夢中で収穫
ジャキーーーンww
結局この辺り30分ほどで、ちいさな籠いっぱいのクリフウセンタケをゲット!
帰り道は、小さなカラマツの森で黄色いキノコが
こいつは「ハナイグチ」
華やかな香りと十分な旨味がある、これまた★3つキノコ。
つるりとしたヌメリと、サクッと歯触りの良い弾力。
味噌を入れると、こいつだけで1ランク上級の香り漂う味噌汁が出来上がります。
大きなハナイグチにご満悦。
おなかがすいたので、ちょいと朝飯ブレイク。
やはり山は寒い、まだかまだかと湯沸きを待ちます。
ちょいと場所を移しまして、清流と紅葉の美しい広場に。
なんてことのない広場なのですが…
ここでもちゃっかりクリタケを発見。
コロコロとした姿がかわいい、晩秋を代表するキノコ。
火を通すと、程よい歯ざわりはシメジのようで、どことない甘みを感じます。
個人的には、グラタンが好き。
それにしても晩秋の、澄んだ空気に癒されます。
股関節の角度が異常だと笑われましたね。
さてさて
もう一度場所を移しまして、今度は別のミズナラとブナの混合林へ。
ここの標高も1000m程度。
ここでもコロコロとかわいいクリタケがちらほら。
おや?
シイタケ…
かとおもったら、チャナメツムタケのようです。
「地ナメコ」との愛称がある、広い範囲で愛されるキノコ。
この子は生息環境により、若干土っぽかったり癖がなかったり…
けどもサイズが大きく数も取れるため、たくさん取って鍋に入れたいキノコです。
写真のように綺麗な子は、たいてい癖なくおいしい味をしています!
とはいえ要注意、カキシメジがチャナちゃんに化けて出てくる場合があるので(笑)
!?
こ、これはっ
サワモダシ・ボリボリ・アマンダレ・オリミキ…
各地で全く異なる愛称で親しまれる、超代表キノコ!
本名は「ナラタケ」
おそらく写真の子は、中でも最上級のおいしさを誇る★3つの「キツブナラタケ」です。
あっちゃー---www
こんなに綺麗な株が取れたらもう、笑いが止まりませんわw
結局この株一帯だけでもこの量!
運がいいとこんな感じで大量にとれるのがナラタケです。
くぅー---!
はやくこいつでナムルをつくりてぇ!
またまた場所を数分移しまして
お次はブナがメインの広葉樹林へ。
ぶっ倒れているのはナラでしょうか? サクラ? シラカバ? それともブナ?
ちょっとわかんなくなってしまいましたが、狙っていたムキタケがしっかりと出ていました。
別名「ノドヤキ」と言われるほど、鍋に入れるとアツアツになります。
ですが、森のフカヒレと称される彼は、プルプルトゥルトゥルで汁物との相性は最高!
あぁ、すき焼きに入れてぇ!
ちょこんと「エノキタケ」が出ていました。
本当はもっと寒い時期に株になって出るのですが、まだ早いのでしょう、これだけでした。
スーパーのエノキほどジャギジャギしていませんが、いい食感です!
奥に行くと食べごろムキタケがいい感じに♡
ツルツルプルプルと、ほんっとにおいしいキノコです。
こちらも晩秋の代表ですね!
このこたちは「ブナハリタケ」
甘い香りのするキノコです。
初めて食べましたが、どうも苦みがあっておいしくなかったです。
はずれを引いたのかな?
またリベンジしなくては。
!!
ま、またナラタケがエライことにっ!
こいつもキツブナラタケですね。
ナラタケの中でも、歯ざわりが最も良い品種です。
傘の裏まできれいな個体ばかり。
ほんっとに運がいいぜ!
結局この一帯でも、籠いっぱいのナラタケが。
ちょいとお昼ご飯タイムっ!
ナラタケをカップいっぱいに入れた味噌汁です。
実はナラタケ、とにかく旨味が強くてなおかつ食感もジャキジャキ。
非常においしいキノコなんです。
今日のキノコで〇万円はとれたな…
なんてねww
細けぇ計算はおいといて…
ふんだんにキノコを使って昼飯じゃぁ!
スキレットで鶏肉とキノコを炒めただけの一品。
味付けは塩だけ。
鶏とキノコの旨味で十分です。
ラストはカラマツの森へ。
夕刻近くになっているので、西日が美しく輝きます。
ここらでは、ハナイグチとアミハナイグチが爆発。
ハナイグチは華やかな香りとツルっと食感が特徴。
非常に上品な汁物を作り出してくれます。
アミハナイグチは香りこそ強くありませんが、つるっとしていながらもサクッと心地よい歯切れ。
全く癖のない、実はお気に入りのマイナーキノコでございます。
結局帰宅後は、この量のキノコを処理しなくてはなりません。
幸い虫は入っていなかったので、ごみとりだけでしたが、それでも下処理すること2時間。
一緒に来ていた友達は元料理人。
旨い飯を一緒に作ってくれました。
キノコのクリーム煮。
今回はコンソメをちょっとだけ入れましたが、塩だけでも決まる味。
キノコを弱火で30分ほど煮込むことで、染み出した旨味汁でキノコを煮る。
旨味と旨味の相乗効果で、異常なまでの旨キノコ汁がベースになっています。
そんなクリーム煮は、パスタにかけてよし!鮭にかけてよし!飯にかけてよし!
の、超絶汎用一品になっていました。
いやー--!
今年もキノコ狩りは楽しい!
宝探しのようなワクワク感に、市販のものでは味わえない旨さ!
これを最高の趣味と言わず何と呼ぶか!
みんなもレッツキノコ狩りだぜ!
では
読んでくれてありがとう!