2022.10.16
平ヶ岳
地味な名前の割に、けっこう派手な登山になりましたこと!
開始の標高は834m
まあまあ低い地点からのスタート。
![平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0124.jpg)
それゆえなのか、序盤から熱烈な歓迎だ。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0150.jpg)
30分程度ですぐに視界は開ける。
一個注意したいのが、夏場は全くオススメできないという事。
登山の行程80%が、直射日光である。
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6643.jpg)
直射日光という事は、視界は良好という事。
ドンピシャのタイミングであろう紅葉を楽しみながら、稜線を気持ちよく登る。
夏だったら本当に地獄だろう(笑)
強く秋をお勧めする。
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6646.jpg)
ゴープロ画角なのでヤバそうに見えるが、実はそんなにやばくない。
結構画になる稜線を行く。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0170.jpg)
高度を上げると紅葉はさらに色づく。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0162.jpg)
特に良かったのがこの「ミヤマナラ」
中部地区のナナカマドがダメなのに変わって、東北の楢は本当にきれいである。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6650.jpg)
道中折れた松をくぐる箇所も。
松茸が無いかと探しては見たものの、見つからなかった。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0167.jpg)
南側の稜線も、オレンジ一色。
正確には黄色・緑・赤なのだが、カラフル過ぎてオレンジに見えてしまう…
ぜひ秋の空気感とともに、平ヶ岳の紅葉を楽しんでほしい。
ここらで一旦、簡単な地図を紹介。
序盤は急登の尾根を上がり、手前の稜線に出ると進路を南に。
その後、山頂である平ヶ岳方面に向けて山域を超えるイメージ。
一度手前の山域に達しないといけないので、ロングコースなわけだ。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0165.jpg)
上がってきた尾根が、いかに細いことがよくわかる。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0157.jpg)
ってなわけで、手前の稜線に到着!
ここでも非常に紅葉が綺麗だ。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0175.jpg)
稜線を左前方にどんどん進む。
ここで30分ほど使う。
右奥に見えるのが平ヶ岳。
せっかくここまで頑張ったのだが、実は山頂はあんなに遠い。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0172.jpg)
稜線は非常に長いが、急登だけあって高度感と紅葉からなる景色は圧巻。
この稜線の終着点が「台倉山」。
![平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0176.jpg)
一つ目の稜線をクリアし、平ヶ岳へと続くバイパスを通ります。
ここは木道が要所にあり、非常に歩きやすい道となっている。
![スギヒラタケ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0180.jpg)
道中発見したのはスギヒラタケ。
昔は好んで食べられ続けた、猛毒キノコである。
数人殺している。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0188.jpg)
バイパス部分が終わるといよいよメインの山域へ。
最後は1600~2000mへの急登だ。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0190.jpg)
振り返ると燧ケ岳。
前日にちゃちゃっと登った山だ。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0182.jpg)
こちらの稜線は、白樺の黄色い紅葉とクマザサの緑がなんとも良い色合い。
![平ヶ岳登山道の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0191.jpg)
やっとの思いで到着したのが「池ノ岳」。
残念ながら山頂はあちらである。
ここまで3時間半かかっている。
コースタイムは6時間、だいぶ頑張った。
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0200.jpg)
っても、ここまで来たら余裕。
木道をさささーーーっと歩けば…
![平ヶ岳山頂](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0192.jpg)
山頂である!
ド派手な稜線を歩いたと思えば、名前にお似合いなド地味な山頂w
![平ヶ岳山頂と男](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0193.jpg)
山頂はあまりにもみずぼらしいので、手前の開けたところで撮影してもらう。
![平ヶ岳のもう一つの最高点](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0198.jpg)
と、実は山頂よりも5分先のところに、山頂ではない三角点が。
こちらが2m、山頂よりも高いという。
なぜここにしなかった。
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0201.jpg)
帰路に向かう。
「平ヶ岳」と名前が付いたのがよくわかるほど、広々とした台地。
![平ヶ岳のたまご岩](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0204.jpg)
プラス30分の寄り道で、「たまご岩」と言われる石を見物。
なるほど丸くて目立つ。
タマゴ岩方向に池ノ岳から10分の所に水場あり。
そこは唯一豊富に水があった地点。
![平ヶ岳のたまご岩と男](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6658.jpg)
タマゴ岩で広角撮影したら、なかなか面白い画になった。
(蹴ってないよ!(笑))
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6664.jpg)
では、池ノ岳から下山します。
ここからまた、向こうの稜線まで行かなければならない。
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_0216.jpg)
だが!
3色紅葉は綺麗だ!!
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6675.jpg)
日が落ち始め、紅葉と相性の良い日差しになってきた。
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6700.jpg)
帰りの道はさすがに体力もきついが、景色が良いため気はまぎれる。
![紅葉の平ヶ岳登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR6697.jpg)
結局全行程で8時間
コースタイムで11時間の山だが、バリエーションにも富んで面白い登山でした!
では、
読んでくれてありがとう!