薪ストーブを調べていた時に出てきたメーカー、SEEK OUTSIDE
「テントとかクッソ高えやん!なんじゃこれ!」って、単純に気になったので、この際調べてみました。
シークアウトサイドの製品
シマロン|cimarron
総重量 | 1.6㎏ |
定員 | 1~4人 |
耐水性 | 4000㎜ |
以下の夫婦は探検家らしいのですが、カヌーや犬ぞりを利用して50,000㎞の旅をしたときにも用いたそうです。
彼らのFacebookにはそれらの様子が残されていたので、見ていても素敵でした。
![](https://scontent-itm1-1.xx.fbcdn.net/v/t39.30808-1/211403371_171393751636891_7311419705737187792_n.jpg?stp=dst-jpg_p720x720&_nc_cat=111&ccb=1-7&_nc_sid=6de708&_nc_ohc=fmW_X3HatnkQ7kNvgGV-niV&_nc_ht=scontent-itm1-1.xx&oh=00_AYDztlDTcV9fxcrh9n8irsb4qxsIrhmcXT8X54KQC-LzVg&oe=668F2963)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/無題.jpg)
シマロンのナイロンには、コーデュラナイロンが用いられています。
引き裂き耐性の高い素材が使われているのは安心ですね。
ちなみに「通常のナイロンの7倍の強度がある」ともいわれていますが、これはネット上で独り歩きした噂だそう。
ただ、強度のある生地=コーデュラという構図は間違いないです。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_7269.jpg)
これは僕のソロテント「ルナーソロ」ですが、こちらと同じ「シリコンコーティング」が施されています。
シリコンコーティングは「シルナイロン」とも言われ、ポリウレタンコーティングのように加水分解しない素材として、近年積極的に用いられています。
耐水性も抜群に高くなりますが、ツルツル滑る事が難点。
それゆえに縫製技術を要し、テント製造にコストがかかります。
まずここが、シークアウトサイドのテントが高い要因かもしれません。
その他の特徴としては、薪ストーブがセットできるという点。
冬キャンプが流行りつつある今、ここがデフォルトなのは非常にありがたいことですね。
レッドクリフ|Redcliff
総重量 | 2.4㎏ |
定員 | 2~6人 |
耐水性 | 4000㎜ |
シマロンのサイズを1.5倍ほどに大きくしたテント。
その他のスペックはシマロンと同等です。
ポータブルチタンストーブ|薪ストーブ
シークアウトサイドは薪ストーブも製作しているようです。
それもチタン。
重量はMサイズで935gと、まさかの1㎏を切ります。
これは最軽量クラスで、おそらくガラス面を使っていないことも影響しています。
どこまでも軽量を意識したメーカーで、シマロンと薪ストーブでも3㎏未満です。
これならば世界の探検に使えそうだと思いますね。
シークアウトサイドについて
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/logo/4c0238a0593cdf81b4007f0799526851.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=1200,height=1200,aspect=fit,type=normal;Crop,width=1200,height=1200,gravity=Center,allowExpansion)
SEEK OUTSIDEは、2008年にアメリカの冒険家によって設立されました。設立当初から軽さと丈夫さと追求し、徹底した品質管理により、コロラドやアラスカを中心に北米で高い評価を得てきました。
Riml Outdoor
ティピテントや薪ストーブのイメージにピッタリの、アメリカのメーカーでございました。
各メーカーのテントを研究に研究を尽くし、3年がかりでシマロンを作り上げたそうです。
にしてもちょっと高い…
原産がアメリカというのもあるでしょうか。
あちらの物価は日本よりも高いことで有名ですね、人件費についても日本人よりも高いです。
(iPhoneがandroidよりも高いのがこの理由)
加えて円安など為替の影響も受けると思われます。
なかなかに庶民が手を出しにくい価格。
シルナイロンの耐年数は10年以上とも言われているので、一生使えると考えると妥当かもしれません。
あとは、価値がおそらく下がりません。
近年のキャンプ事情を見る限り、廃盤や転売なのでむしろ価格上昇に至っているテントなんてザラ。
このメーカーもおそらくそのタイプだと思われます。
無くならないうちに手に入れておきたいもんですが…
どうするべきか…