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【DAC イーストン ユナン】テントから考える3大ポールメーカー

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たなりょう

どうも、アバウトドアです!

今回は主に山岳テントに使われるポールについて!

メーカーの歴史などから、得意分野やテントのコンセプトへの理解を深めていけるといいなと思います。

マニアックです。

ギアへの情熱が溢れんばかりに加熱して、ウチの記事も全然「アバウト」じゃあなくなってきましたね(笑)

遊びがアバウトならば良いのです!!

ゆーすけ

色んなジャンルを取り扱ってこそ
アバウト!!

ポールについて知っておけば、買いたいテントがどれくらい軽量化を意識しているか。

こんな事も分かると思います。

ニッチな記事にはなりますが、MSR・ヒルバーグなんかをお考えの方は、役に立つかもしれませんよ!

目次

DACが市場をほぼ独占

3大ポールメーカーとは言いましたが、はっきり言ってDACの独壇場みたいなものです(笑)

ですがまあ、ポールと言えば「「DAC&イーストン&ユナン」と「それ以外」。

こんな感じなので、3つのメーカーについては知っておいてもいいかもしれませんね!

9割がDACと思って良い

かつてユナン製を使っていたテントも、DACへ乗り換え。

docomo/au/softbank
こんなうまいこと、3社で仲良く市場を分け合っているわけじゃあ無さそう。

じゃあ他がダメなのか?
そうでもなさそうです。

最強のポールはおそらく「イーストン」

実は最強のポールはイーストンのサイクロンポールだったりするかもしれません。
超絶高級テントに使われています。

DACの次に紹介します、「イーストン」製。
こちらへの期待を高めてもらうためにも、最初に概要だけ触れさせてもらいました!

DAC

基本情報

DACの基本情報
  • 創設:1988年
  • CEO:ジェイク・ラー(Jake Lah)
  • 所在:韓国・仁川市西区

DACは韓国のポールメーカーで、創設は1988年。

創設者のジェイク・ラー氏は、アメリカで金属加工を学び、韓国に戻ってDACを作りました。

ジェイクさんはこのおじさん。

彼の情熱は、マーケティングではなく「最高の製品を作ること」

DACオフィシャルサイトの一文を翻訳すると、製品づくりに対する気合いというか、強さが分かります。

製品の設計と革新は、DAC のマーケティング活動ではなく、強迫観念です。

DAC

強迫観念て(笑)

受賞

出典:DAC

ほとんど覚えなくても良いですが、DACの快進撃をなんとなく感じてもらうために、受賞しているものを羅列してみます。

2005ギア オブ ザ イヤー、アウトサイド マガジン
2009バックパッカーズ エディターズ チョイス
2010バックパッカーズ エディターズ チョイス
2013Reddot Design Award
ISPO Award
OP Pad outdoor Award
2014大統領産業サービスメダル
2015Reddotデザインアワード
DFAアジアデザインアワード
2016IFデザインアワード
2016仁川で最も美しい工場
2016レッドドット デザイン アワード
2016レッドドット デザイン アワード
2017アウトドア インダストリー アワード
バックパッカーズ エディターズ チョイス
2018レッドドット デザイン アワード
2019大韓民国スポーツ産業大賞
2021バックパッカーズ エディターズ チョイス
ギア オブ ザ イヤー 、アウトサイド マガジン
レッドドット デザイン アワード受賞者

よく分からないと思うので、ロゴを。

出典:BACKBORN

こちら何度も受賞している、バックパッカーズエディターズチョイス。

なんとなくロゴは知っていますね。

出典:Interbrand

こちらレッドドット デザイン アワード。
なんでも、世界三大デザイン賞の一つだそう。

他にも2016年の「仁川で最も美しい工場」なんてのも面白いですね(笑)

おそらくDACは、クリーンでホワイトな企業なのでしょう。

羨ましい!

アルミのスペシャリスト

で、DACはどんな製品を作っているのかというと、もっぱらアルミのポールメーカーです。

それも、軽くて強度がバチクソ高い。

基本的にアルミというのは、軽くて柔らかい素材です。
軽くて丈夫な素材にするには、たいてい亜鉛やマグネシウムを混ぜた「アルミニウム合金」にする必要があります。

超々ジュラルミン
7000シリーズ
7000番台アルミ
アルミニウム合金

こんな風に、たいていは表記されますね。

iPhoneなんかにも採用されている素材です。

DAC は、ピッツバーグの ALCOA テクニカル センターと 4 年以上協力して、独自の合金 TH72M を開発しました。

DAC

DACの代表作であるTH72Mも、7000番台アルミや超々ジュラルミンに相当します。

簡単な話にまとめると

DACはジュラルミンをめっちゃ性能良く作れるメーカー

こんな風にイメージして頂けると良いかと!

実験施設

出典:DAC

DACは、世界のアウトドア業界で初めてウィンドラボを設立しました。

DAC

DACはウインドラボと呼ばれる、耐風試験の施設を持っています。

最大風速は45m/秒。
50m/秒で木造建築が崩壊するらしいので、かなりのものです。

出典:DAC

最初はどうやら、小さな実験から開始したよう。

出典:DAC

今ではたいそうな施設を構え、めちゃくちゃやっていますね(笑)

出典:DAC

これは…
マウンテンハードウェアでしょうか?

各ブランドのテントは、どうやらここで試験をしているようです。

出典:DAC

かと思えば、みんな遊んでいます(笑)

「仁川で最も美しい工場」とも称されるDACは、クリーンでホワイトで、楽しい企業なのかもしれません。

羨ましいっ!(二回目)

出典:DAC

そのほかにも、ポールを直接曲げるなど、テストは繰り返し行われています。

テントのポール

出典:DAC

山岳用で使われるDACのポールは、フェザーライトNSLNFLの2種がメイン。

DACの説明にはこう書かれています。

NSL for lightweight models.
つまり、NSLは軽いモデルだよ。

NFL for ultralight designs.
NFLはウルトラライトデザインだよ。

NSLよりNFLのほうが、薄くて軽くできています。

ちなみにですが、僕が持っていた「モンベルステラリッジ」のポールは、フェザーライトNSL。
後述する、アライもNEMOもヒルバーグも、NSLでした。

NSLの後についた数字が、直径の㎜数。
これの厚みによっても、強度が変わってきます。

普通の山岳テントなら、フェザーライトNSLがメインとなるでしょう。

DACポールタイプテントの例
フェザーライトNSL8.5基準ステラリッジ
フェザーライトNSL9より丈夫エアライズ
フェザーライトNFL8.7超軽量フリーライト
フェザーライトNSLとNFLの違い

強度:NSL8.5>NFL8.7

というのが、数字的に分かりづらいですが…

使われているテント

ニンジャテントもDACだったりします

エアライズにはNSL9フェザーライトと使っているとのこと。

NSL8.5と予測したのですが、案外9なのですね。
こりゃ丈夫なテントだ。

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NEMOのテントにも、DAC Featherlite® NSL ポールと表記されます。

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高級テントで名の知れたヒルバーグも、DAC社の Featherlite NSLポール。

軽量優先のイエローレーベル(3シーズン)ですらNSL9㎜。
最強のブラックレーベル(4シーズン)はなんと、NSL10㎜を使っているとのこと。

こりゃあ、ヒルバーグが絶対的な信頼を置かれているのにも頷けます。

なんにせよ
フェザーライトNSLは超人気

このように、調べてみると
多くの一流山岳テントには、DACのフェザーライトが使われていることが分かりますよ!

ちなみにですが
やはりと言うべきか、超軽量テントはフェザーライトNFL8.7が使われていました。

曲がらないポール?

実験施設を構え、耐久テストを行い、絶対的な信頼すらあるDACのポール。
そしてフェザーライト。

決して曲がらないと思うことでしょうが、曲がります。

十勝岳縦走時の稜線
トムラウシ(オプタテシケ)方面

穏やかそうに見えますが、この日は超爆風。
(縦走しようとして断念…いつか行く!)

一度テントは設営しましたが、無理と判断して避難小屋にエスケープ!!

撤収の際、飛ばされそうになったテントを必死で抑え…

曲がりました(笑)

実はDACのポールは、曲がり癖があるとの話も聞きます。

曲げすぎは金属疲労的に良くありませんが、曲がっても現役。
折れるより全然いいです。

一見ダメになってしまいそうな、接続部分。

接続部分が丈夫で歪まないというのは、本当にすごいと思います。

ちなみにですが、曲がらないポールは後述する「イーストン製のポール」。

楽しみにしていて下さい!

その他製品

DACは強いアルミ製品を活かして、ポール以外にもポツポツと製品を作ります。

なんといっても代表的なのが、テントペグのJ-Stake

優秀なテントであれば、初期付属のペグがコレ。

カラフル10本セットで3,000円程度。

野営場で落としても、忘れ物にならないカラフル加減が嬉しいですね。

ちなみにキャプテンスタッグの2倍程度ですが、こちらはすぐにダメになりました。

あと、安テントに付属している、カッスいペグ。
DACペグがあるから、要らないので100円安くしてください(笑)

vic2(ビックツー)
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そして地味に欲しくなるのが、このDACスコップ。

ザ・デュース オブ スペード!

欲しい(笑)

ヘリノックスとの関係

DACと切って離せないのが、ヘリノックスでしょう。

実はヘリノックスは、DACから生まれた子会社。

知っている方も多いかもしれませんね。

2009年に、創業者ジェイクの息子、ヤンさんがヘリノックスを作りました。

そりゃあ、ヘリノックスの椅子は丈夫なわけです。

と、ここまでDACについて長くなりました。

読んで頂いてありがとうございます。

続いてイーストン
ここからは情報が少ないので、ややボリュームを落としていきます!

イーストン(EASTON)

DACが出没する前まで、山岳テントはイーストン製ポールが多く使われていたそう。

その立場は、ほとんどDACに奪われた感じですね。

じゃあイーストンはダメなのか?

いいえむしろ、イーストン製は最強のポールなのかもしれません。

イーストンの歴史

1922木材で弓と矢の作成から開始
1933アルミ製の矢を作る
1967航空宇宙産業向け精密管材を製造。(アポロの月面着陸時にも使われる)
1969アルミ製バッドによりスポーツ分野に着手
1976テント用管材で登山市場に参入
1978テニスラケットフレームの製造開始
1981アイスホッケー用スティック作成
1983カーボン製の矢を作る
1986バイクフレームの管材、ウィンドサーフィン
イーストンの歴史

ここから分かることは、まずアルミとカーボンには強そうです。

弓と矢ということも在り、しなりに対する強さもあるでしょう。

テニスラケット・アイスホッケーなんかは、強い衝撃が加わりますね。

アポロ着陸時にもパーツが使われていたことから、高い信頼性も伺えます。

そして何より、歴史は100年を経過していますね。

なのに今は、野球バットとロードバイクの公式サイトしか見つけられませんでした(笑)

野球↓

バイク↓

テントポールはどこ行った?

出典:MSR

テント業界から消えたと思われたイーストンですが、実はバチバチに残っていました。

それはサイクロンポールの存在。

MSRがイーストンと協力して、作り上げたポールなのだそう。

事実上破壊不可能なと称される、おそらく最強のポールがこれなのでは?

と、僕は思います。

画像の通り、サイクロンポールはいくら曲げても曲がり癖がつかないとのこと。

弓矢・ホッケースティック・テニスラケット…

弾性が求められる製品を作っていた、イーストンならではの技術なのかもしれませんね。

追加情報
イーストン製は、複合素材が強いのだとか。

サイクロンポールが使われているテント

ではそんな最強のサイクロンポール。

使われているテントも最強なのか??

先ほど紹介した、軽量テントのフリーライト。

こちらにはDACフェザーライトNFLが使われていましたね。

では他はどうでしょう?

山岳テントのフラッグシップ、ハバハバシールドです。

こちら、イーストン製のサイクロンポールを使用しています。

アルパインローズ
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エムエスアール(MSR)
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より高度な環境(8000m級)に適応するテントにも、イーストン製のサイクロンポールが使われていました。

ノース製品最強の証である「サミットシリーズ」

その称号を持つテントですら、サイクロンポールを使用していました。

ICORA(イコラ)
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遠征時のベースキャンプ用モデルには、より強度の高いサイクロンポールMAXが使われていました。

これらから言えることは、大衆向けにはDACのフェザーライト。

ニッチで過酷で、我々とは関係なさそうな製品
失礼しました、皆さんは使うかもしれませんね!

とにかく、国内スペックを超えた先に、イーストン製が役に立っているようです。

ちなみにですが、僕が愛用するルナーソロのカーボンポール。

こちらもイーストン製でした。

さすがカーボンも取り扱うメーカーです。

イーストンを紹介したいために
この記事を書いたすらあります(笑)

では最後は「ユナン」製。

こちら情報が本当に少ないので、すぐに終わります(笑)

ユナン(YUNAN)

ユナンは1979年に創立した、DACと同じく韓国のメーカー。

テント用ポールは1982年からだそう。

情報は終わりです…

多くのサイトや情報を漁りましたが、ユナンについての情報はあまり出てきませんでした。

過去にはアライテントのエアライズ、ヘリテイジのクロスオーバードームなどに使われていたそうですが…

エアライズ→DACフェザーライトNSL9㎜
クロスオーバードーム→アルミ合金中空ポール(7001-T6)7.5mm

変わっていますね。

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2023年追記
よーく探したら出てきましたが、安曇野出身ヘリテイジが扱うテントが、ユナン製ポールを使っていました。

GROUND COVERのアコーンハウスは、100,000円を超えてくる超高級キャンプ用テント。

ポールが命でもあろうドームテントに、YUNAN製が使われていました。

MURACO(ムラコ)
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こちら埼玉の金属加工から始まった、MURACOというブランド。

ここにもYUNAN製が使われていました。

いずれにせよ、使われているテントはキャンプ用にしては高級です。

まとめ!

DACは市場のほとんどを占め、今や山岳テントの上位モデルはだいたいDACのフェザーライトです。
フェザーライトにはNSLとNFLがあり、NSLが軽量ベーシック、NFLはウルトラライト。
あとは数字で太さ(強度)が決まります。

市場を取られた側のイーストンは、サイクロンポールという「実質壊れることのない」最強のポールをMSRと開発。
MSRには積極採用され、ノースでも一部の超高級テントに使われます。

そんな中、しれっと登山用ポールから退いたユナン。
どこ行った?
と思っていたら、キャンプ用にちらほら見かけるようになりました。

もし皆さんが、Amazonや楽天でテントを探していた時、素材にDACやユナンと書かれていたのなら

おっ!

喜んでもいいかもしれませんね^^

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