1941年創業の日本の羽毛製品ブランド、ナンガの人気は近年ますます高まっていますねー!
その揺るぎない国内生産へのこだわりは忠実なファンを獲得しており、特に海外での成功により、その国際的な評価はますます高まっています。
アメリカ限定モデル「マウンテン ビレイ コート」など、大反響を受けて日本でも発売されたモデルが多数登場していますね。
ナンガが世界市場で台頭したのは、暖かさと軽さの優れたバランスによるもの。
それでいて、スタイルや現代的な魅力を損なうことなく、若干ミリタリーウェアの機能性と組み合わせたその風貌が人気を呼ぶ秘訣でしょう。
このブログ記事では、アウトドア アパレルの世界で人気となったブランド、ナンガの現在の地位に貢献した主な要因を詳しく掘り下げていきます!
ナンガの歴史
1988年、ナンガは寝袋の制作を始めます。
この頃のナンガはまだ下請け、アウトドアブランドの寝袋を縫製する下請けにすぎませんでした。
自社のブランドとしてのナンガを持たないこの頃は、バブル崩壊と共に縫製業が国外に流れ、必然的に売り上げも激減。
しかし実力は確か、ブランドとしてではなくその技術を買われ、寝袋の修理を直接請け負うように。
これが後に、ナンガの特徴の一つである「永久保証」に繋がってくるのである。

先代社長は売り上げ激減を経験しています。
国外に流れたことにより仕事を奪われるという、いわば「捨てられた」という経験を持っていた。
仕事を国外に流してしまえば、従業員すら守れない。
ブランドとして立ち上げたナンガが国内生産にこだわるのはこのためだ。
その後は寝袋の中身である「ダウン」に注目し、国内洗浄に拘った高品質なダウンを生産するように。
社名を後にNANGAに変更し、今のブランドが続いている。
はい!

ざっとこんな感じでしょうか!
ナンガのアイデンティティのような「品質」というのは、同時にナンガの貫いている姿勢になっているのですね。
確かな品質
従業員を守る姿勢
不景気でも買われたその技術力
これら一貫したナンガの企業姿勢が、きっと今の人気につながっているのだと、僕は思います。
ナンガの品質に対する評判
品質への取り組み


ナンガでは成熟した水鳥のダウンを厳選し、国内で徹底した洗浄・精製を行うことで、温度・湿度管理に優れ、臭いの少ないダウンを使用することで高品質を実現しています。
とまあ、国内で最もダウンについてポリシーを持っているのはおそらくナンガだろう。
ってくらいには、モチベーション高め。
品質すら守れずして、国内生産を続ける意義はナシ!!
そんな気合が感じられますね!
比類なきダウンへのこだわり


ナンガの中でも最強と呼び声高いのが、NANGA WHITE LABEL。
これは940FPのダウンをガッツリと使っている。
900FPのダウンは最近増えてきた。
1000FPのダウンも確かに存在する。
だが、940FPという高品質ダウンを、こうも沢山入れ込んだダウンは、ナンガホワイトレーベルくらいだろう。


最適な暖かさ対重量比
確かにホワイトレーベルの品質は高い。
けど言いたいことは多分皆同じくして、「高くて買えない!」だろう(笑)
品質を考えると妥当な価格ではあるのだが、いかんせん我ら一般ユーザーにはちと手が出づらい。


そこで、ナンガは860FP・760FPと、コスパに応じた製品を横展開しているのもグッドなポイントかと。
多くのダウンが700・800・900FPというラインナップをする中、760・860・940FPというなんとも絶妙な数字で出してくる。
個人的にはこれも案外効いている印象を受けている。
軽量化を意識した登山ユーザーには860FP
キャンプやアパレルとしてのダウンは760FP
と言ったように、ユーザーが選びやすいラインナップになっている。




高度な防水技術


ナンガの防水生地としての「オーロラ」はあまりにも有名ですが、実はダウンそのものに撥水を仕込んだ「撥水ダウン」も最近はウリ。
普通はカンタンに水を吸ってヘロヘロになるダウンも、撥水加工がしてあればかなり機能を維持します。
オーロラよりも軽量化が可能なので、登山用で主流でしょうか!



と、ここまで当たり障りのないことを言ってしまったね。
もちろん本気だし、もちろん事実として言えることです。
ですがその他の情報サイトと同じこと言っちゃってるよ…
って感じなので、ここからは!



個人的な評価よ!!
ナンガに対する個人的な評価
ダウンの品質だとか、防水性だとか、他で言われていることなんてもう聞き飽きました。
僕のナンガのお気に入りの点を、紹介させてください。
質感がバチクソ良い
#NANGA(#ナンガ) #オーロラライト ユーティリティー ダウンジャケット
— ROCOCO (@roconista) November 11, 2023
2023秋冬新作ハイスペックモデル。
フライトジャケットをモチーフにデザイン。
防水性に優れた生地に、860FPの高品質羽毛SPDX(ポーリッシュグースダウン)を贅沢に使用。https://t.co/fByxv42vNC pic.twitter.com/25pcfhJri0
ズバリ、質感ですね。
皆さんはなぜ、ナンガを欲しいと思いましたか?
多分そのへんのアウトドアショップに行ったら、目立つところにナンガが置いてあったのかもしれません。
触れてみたらこう思ったことでしょう。



なんっじゃこの気持エエ触感はア!!
分かります(笑)
とにかくナンガのダウンって、触った感じがめちゃ気持ちいんですよね。
なんというか、トロットロ?ポワッポワ??
上手く言えませんね(笑)


僕はこのトロットロダウンの中にはいり、ぬくぬくするのがだいすきです。


店頭で触れていないって方も、画像で見るだけでも高級感漂うあの質感が好きって方、多いと思います。
全ッ然、毛が抜けない


さすが元寝袋の修理担当をしていた会社です、生地の作りこみもめちゃしっかりしています。
ダウンが必要になるときってのは、よく内側にフリースだとかヒートテックだとか、暖かいのを着ています。
するとどうでしょう、静電気やら起毛やらで、ダウンがゴッソリさらわれちゃうのですよね。


特にやっすいダウンとか要注意。
めっちゃダウン逃げてく。
それに比べてナンガのダウンは、ぜんっぜん毛が抜けていかないんですよ。
抜けるダウンはストレスレベルが高いので、ナンガの高得点チェックポイントでございました。
これでこの冬の大きい買い物は終わった…ボーナスはよ(´;ω;`)
— マルコム☕️ (@malcom_coffee) November 12, 2019
ナンガのダウンは本当に暖かいです、まさに羽毛布団です(ΦωΦ)フフフ・・ pic.twitter.com/bZUBHXNPHY
ナンガのデメリット
といっても、メリットばっかりじゃあないのです。
コスパならモンベル


800FPでこれはヤバイです。
やっぱりモンベルはコスパ最強なんですが、というよりもコイツが大抵の戦犯。
モンベルの存在のせいで、他のブランドすべての相対的にコスパが悪くなるだけです(笑)
コイツを引き合いに出すと終わりです。
軽さならモンベル


軽そうさを訴えるためにあえてシュラフなのですが、いかにも軽そうなのが分かりますかね。
モンベルはコスパでも重量比でも、やっぱりスペックは高いです。
逆に言えば、安心感と毛の抜けにくさ、そしてトロットロの質感に関しては、ナンガがめちゃめちゃ上回りますね。
人気のモデルとその特徴
1.オーロラダウンジャケット
ナンガのアウターに欠かせないオーロラダウンジャケット。
ナンガ独自の防水透湿生地「オーロラテックス」を採用しており、内部の湿気を外部に逃がし着用者をドライに保つことで不意の雨でも快適。
ポケット内側には起毛素材、袖口にはヌバックタイプのベルクロを採用し冷気をブロックするデザインです。
タウンユースにもマッチするシンプルなデザインに改良を重ね、現在は5代目となっています。


2.タキビダウンジャケット
冬キャンプを楽しむアウトドア愛好家向けにデザインされたTakibi ダウンジャケットは、生地に難燃性のアラミド繊維が組み込まれており、キャンプファイヤーの周りでの着用に適しています。
ナンガ独自のUDD(超撥水ダウン)を採用し、雨や汗などの水分による保温性の低下を防ぎます。
フロントにはギアを収納できる6つのポケットを備え、機能性も充実。
まさに男心くすぐる、アーミーな雰囲気漂う高級ダウンですね。


3. オーロラダウンハーフコート
オーロラダウンハーフコートは、オーロラダウンジャケットよりも丈が長く、腰回りの暖かさをさらに高めています。
オーロラテックス素材を使用しており、防水性と防風性も備えています。
フロントには4つのポケットがあり収納力も高く、フード周りには取り外し可能なファーも付いており、アウトドアからタウンユースまで幅広く使えるコートです。


オーロラダウンジャケットのコーディネート
コーディネートにつきましては、ファッションのプロにアドバイスを頂きました。



あなたはファッションのプロです。
ナンガオーロラダウンジャケットのコーディネートについて、アドバイスを下さい!
好みの別れる人間様に頼るより、GPT-4の意見を参考にするのが確かかと思いまして!
アーバンエクスプローラー


オーロラ ダウン ジャケットをパリッとした白いシャツ、ダーク色のスリムフィット ジーンズ、レザー ブーツと組み合わせて、機能的でスタイリッシュな外観を演出しましょう。この組み合わせは、都市のエッジを維持しながら暖かさを保ちたい都市居住者に適しています。
カジュアルな快適さ


柔らかいクルーネックセーターと快適なチノパンツの上にジャケットを重ねて、リラックスしながらもきちんとした外観を演出します。耐久性のあるスニーカーまたはカジュアルなローファーを合わせて、この衣装を完成させてください。
アウトドア愛好家


アウトドアを楽しむ方は、オーロラ ダウンにサーマル レギンス、頑丈なカーゴ パンツ、ハイキング ブーツを合わせてください。アウトドアシーンでも実用的でありながら、コーディネートに映える一着です。
職場の準備完了
信じられないかもしれませんが、オーロラ ダウンは、ボタンを留めたシャツやテーラード パンツの上に着用すると、オフィスに最適です。レザーベルトや洗練された時計などのスマートなアクセサリーを選んで、見た目をワンランクアップさせましょう。
夜の外出
オーロラ ダウン ジャケットに黒のタートルネック、ダークデニム、チェルシー ブーツを合わせて、夜に挑戦しましょう。シンプルでありながら効果的なルックスで、夜の外出を暖かくファッショナブルに保ちます。
ナンガのコラボ企画


ナンガは毎年コラボレーションにも活発ですね。
安易なコラボレーションをするのではなく、毎年コラボするブランドは結構面白いなと思っています。
というのも、ペンドルトンやグラミチといった、有名どころとのコラボは毎年継続。
に対し、一年ごとに変わるコラボアイテムにより、知らないブランドを認知できたりするのです。
それは海外のブランドとのコラボであったり、最近できた日本のスタートアップ企業だったり。


ブランドの掛け合わせにより、スタイルを損なうことなく過酷な環境に耐えられるギアが生まれたり。
実用性とデザインの交点を上手く見つけたり。
現代のアウトドア ライフスタイルを理解し、ブランドとしてのナンガの評判を確固たるものにするのに役立っていますね。




ナンガの永久修理サービス


ナンガの永久保証サービスはあまりに有名で、注目すべき保証サービスですね。
ナンガのシュラフのうち、ダウン製品に関しては、永久保証サービスが適応されます。
ダウンジャケットに関しては有償ですが、それでも数万円の製品のサポートが、数千円で受けられるという内容。
ファスナーの全交換 5,000円(税別)
収納袋の破損による交換やサイズ交換 1,000円(税別)
NANGA WARRANTY | NANGA | ナンガ
ファストファッションや使い捨てが蔓延する時代において、ナンガは永久保証サービスを提供することで異彩を放っていますね。
永久保証というよりは、ナンガ自社製品の品質と丈夫さを証明するようなものだったり。
実際僕もナンガのシュラフは数年間使っていますが、永久保証はいったいいつ使うのやら(笑)
それだけ自社製品に自信があり、長く使ってもらうことをポリシーとしているんですね。

