2022.6.25-26
十勝岳縦走
北海道在住の人がこう言っていました。
「十勝岳に行くなら美瑛岳にも行ってきて!」
実際、十勝からの展望はそれなり。
美瑛岳からの十勝岳がメインかのように良かったです。
長いルートになりましたが
2種類のコースを一気に楽しめたので、どのコースが初心者にもやさしいか、景観が良いかも含めて書いていきます!
十勝岳縦走・美瑛富士避難小屋で一泊
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4974.jpg)
今回のコースはこれ
三峰山・上富良野岳・上ホロカメットク山・十勝岳・平ケ岳・鋸岳・美瑛岳 / たなりょうさんの三峰山(北海道)・上ホロカメットク山・美瑛岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
なんだか意味の分からないルートですが
こんな理由。
本来なら4泊5日の旭岳‐十勝岳縦走の予定は
異例の北海道、本気梅雨にて断念。
↓
トムラウシまでの縦走と意気込んだが
爆風にて断念
↓
結局十勝岳周辺の
上富良野岳・十勝岳・美瑛岳に登って帰宅
両日とも爆風でしたが、良い景色は取れたので
せっかくなのでアップします。
ちなみに、このルートは無駄が多い(往復)ので
2つのおすすめルートとして、セクションに分けて構成します。
富良野岳~十勝岳
この地図でいうと、黄緑のルート
十勝岳温泉か、吹上温泉から周回が可能
飽きずに楽しめます。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/第一のコピーのコピーのコピーのコピー.png)
十勝岳温泉・凌雲閣から稜線までは
ガスにより展望なし
よって、上富良野岳辺りからの撮影開始となりました!
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4894.jpg)
こちら側の稜線、上富良野から十勝のルートは
アップダウンが少な目です。
初心者にもやさしいルートだと感じました。
とはいえ十勝まではそこそこの距離があります。
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4899.jpg)
6月下旬、残雪は残りますが、両日ともにチェーンアイゼンの出番なし!
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_5014.jpg)
十勝岳方向に進んで後ろ方面、富良野岳方面
目の前の山が上富良野岳になります。
道は広く、比較的なだらかな稜線です。
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4916.jpg)
富良野岳からくるルートの場合
十勝岳はこの溶岩帯を上がっていくことになります。
火山らしい風貌
![十勝岳山頂](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4923.jpg)
十勝岳登頂!
といっても、展望自体はどちらかといえば大したことない
今までの稜線のほうが迫力があります。
ということで、ここからは地元の方おすすめ
美瑛岳方向に向かいます!!
十勝岳ー美瑛岳縦走ルート
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/第一のコピーのコピーのコピーのコピー.png)
地図で言うと水色のコース
こちらも周回が可能でオススメできます。
多くの人が利用していました。
出発は十勝岳展望台が通常
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_5009.jpg)
十勝岳から美瑛方向に降りる
ガスの向こうが美瑛岳です。
ちなみにこのガス、霧じゃなくて本物の火山ガス
爆風故、画面左側からどんどん流れてくる。
![十勝岳の噴煙](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4927.jpg)
発生源はコレ
おそらく硫化水素
このコースを利用する場合
十勝岳→美瑛岳方向へ周回が圧倒的オススメ
なぜかというと、火山ガス地帯が下りになるから。
自分は往復してますので、登りでも利用しました。
登りは息が上がるし、それなのにガスは苦しくて咳が出る!
どうやら咳が出ているのは、ガス濃度的にレベル3/5
フェイスマスクを水で濡らして登りました。(ガスは水に溶けるのよ!)
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4935.jpg)
十勝岳山頂直下の残雪はちょっとかわいい
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4942.jpg)
稜線のカッコいいピークは
鋸岳と呼ぶそう
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4947.jpg)
「美瑛にも登って!!」
といって、ちょっと仲良くなった二人組
鋸岳に向かう姿が、なかなかかっこいい
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4949.jpg)
下りで使いたい理由がもう一つ
火山っぽい砂地というか、ザレ場なので
下った方が圧倒的に早い!
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4958.jpg)
ガスったりしたので美瑛の写真はこれしかありませんでした…
爆裂火口が迫力のある山でした
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4990.jpg)
さて、ここから時間軸がばらつきます
1日目はここでガスったゆえ、2日目の帰路の写真になります。
美瑛から見た十勝岳
これを見ずして、十勝の迫力は語れません!
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4999.jpg)
また、美瑛方向からのトムラウシ方面が優秀!
この日は雲がなかなかいい表情をしてくれる。
ただ、この手の雲は悪化の予兆
これも含めて、トムラウシは断念。
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4982.jpg)
一番手前が美瑛富士
一番奥がオプタテシケ山
行きたかったですが、いけませんでした。
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4976.jpg)
ここまでは結構アップダウン
個人的には、ガスの有無も含めて
富良野岳ー十勝よりはレベルが上がる
とはいえどちらも日帰り縦走が可能な範囲
体力があれば来てほしいです。
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4979.jpg)
美瑛富士は巻くだけですが、ちょっと人が少ないのか
若干藪がボリュームアリ
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4974.jpg)
美瑛富士避難小屋付近から
手前が美瑛富士・奥が美瑛岳
朝一の写真(帰路)なので、日が昇った直後ですね。
![美瑛富士避難小屋の中](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4973.jpg)
これが美瑛富士避難小屋
テントを張ろうと思いましたが、爆風だったので断念
というか、テントポールが曲がっちゃいました!
帰路(凌雲閣へ)
黄緑のコース
凌雲閣へ降りるには、上富良野岳から直接降りることも可能
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_5020.jpg)
この場合、上富良野岳を中心とした稜線がおだやかに
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_5021.jpg)
十勝岳の谷の迫力も感じられます。
十勝岳行くなら美瑛も行くといいよ!
僕は北海道地元民じゃあありませんが
次に人に伝えるなら、同じくこう伝えます(笑)
![十勝岳縦走時の稜線](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_4990.jpg)
十勝ー美瑛岳周回ルートを選ぶといいよ!
って
だけどやっぱり、トムラウシー旭岳行きたかった!!
次の機会にとっておくことにします!
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