SOUNDPEATSが確実に、完成度を上げてきました。
どうも!アバウトドアです!
今回は企業案件、以前もレビューのご依頼を受けました、SOUNDPEATSからのイヤホンの提供です。
その名も「GoFree2」
正直言えば、前回のRunFreeが調子よかったので、新しいイヤホンは要らないなぁと、思っていたところ。
しかし、前回のRunFreeの調子が良かったからこそ、新しい製品も気になるのです。
SOUNDPEATSの新製品
音質が純粋に気になる!
という事で、今回もレビューを承りました。
結論!
前回の音質を軽く超え、確実に完成度を高めてきました。
- ただでさえ良かった低音がさらに強化
- 高音の音質が上がり、立体感が生まれた
- 買うなら確実にコッチ
特にロックバンド好き
ライブ会場のあの感じが好きな方であれば、Runfree同様に強くおすすめします!
僕の専門はアウトドアですので、音質には詳しくありません。車のスピーカーに5万円程かけた程度ですので、ハイレゾや数万クラスのイヤホンとの精査が出来ないことを事前にご了承ください。
だけど音楽は大好きです!
あと、それなりに聞き分ける「耳」はちゃんと持っていると自負しています!
GoFree2 の特徴
まずはコチラ、性能表をご覧ください。
タイプ | ワイヤレス |
形状 | オープンイヤー型 |
装着方式 | 耳掛け |
本体操作 | タッチ |
ドライバー | 16.2㎜ダイナミックドライバー |
再生周波数 | 20Hz-40KHz |
対応コーデック | AAC/SBC/LDAC |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
最大持続時間 | 単体9時間(本体35時間) |
重量 | 9 g(片耳) |
充電時間 | 単体1.5h(本体2h) |
USB | type-C |
ENC通話ノイズキャンセリング機能 | 〇 |
専用アプリ | 〇 |
低遅延ゲームモード | 〇 |
マルチポイント | 〇 |
防水性能 | IPX5 |
前回のRunFreeと比較すると、防水性能とハイレゾ対応が変わっていますね。
防水性能はIPX5に変わったので、シャワー中に聞くのは一応アリくらいになっていますね。
ハイレゾ対応とのことで、スペックからも機能が上がったことは見て取れます。
なお、僕はハイレゾ音源は持ち合わせていませんので、すみませんMP4音源で評価します。
ダイナミックドライバー型
詳しく知りたい方は、僕も参考にしたyoutube等を参考にしていただけると良いのですが
カンタンにご説明すると、小さなスピーカーが中に入っている構造。
しっかり「振動」してくれるので、低音に有利な構造をしているらしいです。
良く言われるのが、ロックミュージックに向いているとのこと。
16.2㎜ドライバー
ドライバー(スピーカー)の大きさですね。
大きいほどしっかりしているとのことで、調べてみると通常で8㎜。
10㎜を超えると大口径と言われるそう。
16.2㎜ってのは相当大きいようで、前回のRunFreeとサイズは同等。
今回の GoFree2 も、低音が非常に楽しみです!
ラムダ型音響空間というのは、もう「そういうもの」で僕は認識しました(笑)
とにかく前回のRunFreeが良かったので、同じ構造のGoFree2の期待値は高めです。
GoFree2 使ってみた
まずはGoFree2の外観や使いやすさについて。
メジャーな形状をしたオープンイヤー型ですので、前回のRunFreeとの比較も交えながら、評価していきますね。
オープンイヤー型のメリットデメリット
最初に、オープンイヤー型のメリットとデメリットについて軽く触れておきます。
個人的なメリットは、とにかく心地が良いこと。
カナル型(耳栓型)のように耳が窮屈に感じることはありません。
耳を完全に塞がないので、外の音もちゃんと聞き分けられますね。
デメリットは若干の音漏れ。
図書館などの静かな場所では正直使えませんが、普通の場所でそれほど気にするほどの音漏れはない。
と言うのが僕の個人的な評価。
聞いている音楽が絶対にばれたくないのなら別ですが。
では、GoFree2のレビューに移ります!
開封!
パカッと開けた時点で、イヤホンから返答が。
「power ON」
どうやら開けた時点で起動してくれる模様。
RunFreeをしばらく使うにあたって、ここのボタンを押すことが1%程面倒くさいと思っていたので、コレは良いシステム。
Bluetooth接続は相変わらず早い
前回のRunFreeでもそうでしたが、Wi-Fi接続は最初から早い。
ずっと使い続けても毎回安定していましたので、もう今回は驚きません(笑)
と思っていましたが、RunFreeとの音質検証の時にBluetooth切り替えがお互い早すぎて、やっぱり驚きました。
いざ装着!
パカッと開けて右側が右耳、左が左耳。
分かりやすい。
付けた感触は、、、
こんなものでいいのか??
オープンイヤー型特有の、付けている感の無さゆえに心配になる。
が、音はちゃんと聞こえる。
どうやらコレで良いようだ。
個人的にはRunFreeのかけ心地が好みすぎでして、28gという程よい重量感が好きでした。
GoFree2は拍子抜けする軽さですが、走ってみたけど落ちる気配はナシ。
走る程度の上下運動は無問題ですが、このままヘドバンをしようものなら、たまに飛んでいきます。
僕がヘドバンをしたがるので悪いだけですね。
とりあえず一曲聞いてみましょうか!
なんじゃこの低音はァ!!
!!
なんじゃこの低音はァ!!?
おっと、前回と同じリアクションをしてしまいましたが、おそらく?
いや、明らかに低音に迫力が乗った。
全体的に音質が良くなっている気がする?
きっと同じくらいの音質だろうと思っていたところに、意表を突かれた気分。
詳しく比較して見なければ!
音質比較【GoFree 2/RunFree/アップル純正】
今回も例によって、Apple純正の有線イヤホンとも比較してみました。
ワイヤレスよりも有線は確実な高音質が期待できるのと、重低音の必要が無い音楽ではAppleが良いと判断。
前回はロックバンドではRunFree、その他の歌はApple純正が良いという結論を出している。
今回の GoFree2 は、全体的に音質が良くなったと直感で分かったので、ロックバンド以外も気になるところ!
King Gnu 呪術廻戦OP
「U R MY SPECIAL」ドゥン
ここ!
ドゥン!の所が違う!!
曲中のベースの低音についても良く響いており、低音は確実に強化されている。
Vo.井口の声質も細部まで再現され、弱点だった高温の質に関しても克服している。
全体的な「音楽」として、空間と深みが体感2倍程になった印象。
すべての電子機器の完成度が上がってきた現代、ここまで良いものに改善できるものか?
とにかく呪術廻戦 OPは、今回聞いた中でも一番衝撃だったと思う。
進撃の巨人 OP SiM「The Rumbling」
10年続いたアニメもついに終わりが来ましたね。
学生時代からずっと見ていました。
おそらくSiMの曲は、得意の低音の評価がしやすいと思いチョイス。
これが大当たり。
前回のRunFreeでは再現できなかった、イヤホンでの限界以下の低音。
それがGoFree2 では突破した。
流石におなかにまでは響きませんが、喉くらいまでは低音が届くくらい、迫力のある低音は再現されています。
アバウトドア
前回の低音は「喉くらいまで低音が響く」と表現させていただきましたが、今回は「延髄」辺りまで響きます(笑)
といっても、響き方はあまり変わりません。
お腹までは流石に響きませんが、やはり低音の深みが増しました。
これ以上はもう聞いていただくしかありません(笑)
YOASOBI 勇者
フリーレン流行ってますねー!
おそらく低音が要らないだろうと思い、曲調を大きく変えた選曲。
やはりバンド調の曲よりも、低音はそこまで必要ないかもなという印象を受けました。
しかし、音質自体はApple純正の有線イヤホンとほぼ同等になったと感じました。
むしろオープンイヤホンのメリットとして、耳じゃなくて空間で聞く感じはコチラに軍配。
高音が強化されたことで、ほとんどデメリットが無くなったと実感。
SUPER BEAVER 決心
個人的選曲の神曲。
SUPER BEAVERがリリースする「決心」というナンバーは、聞かずとも神曲決定です感動です。
聞かずとも感動の曲なのですが、聞いたらさらに感動。
そしてもう一度、GoFree2で聞いた段階で、3度目の感動。
一曲終わるころにはもう映画です。
愛が溢れて仕方ありません(笑)
両耳18 gの小さなイヤホンで、ここまで愛が溢れるとは。
GoFree2がすげえのか?
SUPER BEAVERがすげえのか?
なにせよ、皆さんもどうか「推し」の曲をGoFree2 で聞いていただきたいところ。
この後僕は、大推し SUPER BEAVER を聞きすぎて、気づけば手が上がり、気づけば頭を振り回し。
激しい動きに耐えられなくなったイヤホンが宙を舞いました。
皆さんがこれをやれば、イヤホンより先に首を痛めるでしょう。
SEKAI NO OWARI「最高到達点」
思いのほか良かったのが「SEKAI NO OWARI」
高音で良いだろうと思っていたのですが、高音部分の音質向上と低音強化の恩恵をしっかりと受けています。
低音~高音の楽器と、Fukaseの優しい歌声が、イイ感じに音楽として聴きやすくも楽しくもなりました。
妹の評価
前情報ナシ、先入観ナシのフレッシュな意見が聞きたいと思い、妹に意見を聞いてみました。
耳クソ気にならなくていいね
ごもっとも
オープンイヤー型の思いもしなかったメリットが聞けました(笑)
確かにそうだわ。
前のは高音がAppleのほうがいいなっておもったけど、これは両方低音も高音もイイね。
ですよね
やはり高音の音質も良くなったのは妹も一瞬で気が付いたご様子。
僕より音楽を聴き、僕より音楽を愛する耳がそれを言うのだ。
イヤホンっていうよりスピーカーに近いね
なるほど確かに。
オープンイヤー型の音質の特徴や、表現力の上がった高音と低音からなる立体感。
これはスピーカーに近いという表現が上手く刺さっていると思う。
兄ちゃんこれちょうだい
ちょ、頂戴ね、、、
いいでしょう
正直ちょっと惜しい気もするけど、僕には前のRunFreeがあるもの。
より音楽を愛する方に使ってもらうか。
最終評価
ではでは、音質や使いやすさ的な評価をしたいと思います!!
得意の低音はさらに強化
16.2㎜のダイナミックドライバーは前回と変わらずですが、確実に低音は迫力が上がっています。
ただ低音を唸らせるだけではなく、音割れせずに低音の質まで上げてきたのには驚きでした。
高音部が改善
Runfreeの弱点だった高音部の繊細な再現度に関しては、ほとんど克服したと言っても良いでしょう。
おかげで低音~高音すべての音階が綺麗になり、立体感ある音楽が再現されるように。
確実に音質の完成度を上げてきました。
これで、ロックバンド以外の音楽においても、SOUNDPEATS製のGoFree2を選びたくなるように。
GoFree2が必要ない人
- 低音が好みじゃない人
Runfreeであれば、ロックバンド好き以外は普通のイヤホンでもイイよ。
的なノリでしたが、GoFree2は違います。
低音が「嫌い」じゃあなければ、低音も含めた音楽のまとまりある空気感を体験して欲しいな!
と思います。
逆に落ち着いて長時間聞きたい人なんかには、ちょっと迫力やボリュームがありすぎるかなと感じます。
あくまで短時間で、ライブ感を感じたい場合にいいかもしれませんね。
RunFreeが「買い」な人
- ロックバンド好き
- スポーツに使う人
- ていうか全員
前回はロックバンド好きにおすすめしていたのですが、今回ばかしは誰でもおすすめ出来そうです。
というのも、やはり全体的な音質向上がデカいですね。
もちろんオープンイヤー型なので、屋外の運動にも良いかと思います。
外の音も聞き分けようと思えば聞こえますし、耳の穴も蒸れません。
かけ心地も9gという拍子抜けするほどの軽さで、全く窮屈感を感じませんでした。
その他 GoFree2 が優れる点
残量確認
これはRunfreeでもあった機能ですね。
今回は本体のポットに入れて充電ができるので、イヤホン単体での稼働時間は最大9時間。
それでも結構音量を大きくしたとて、バッテリーが短いなと感じるほどではありませんでした。
マルチポイント
例えば会社用のandroidと個人のiPhone。
PCとスマフォ。
といったように、2台同時接続が可能。
色んな機種にBluetooth登録ができる「マルチペアリング」とは違うので、気になる方はコチラをご参照ください。
僕は特に機能を使いませんでしたが、人によっては便利だと感じるかもしれません。
ハイレゾ対応
今回のGoFree2は、ハイレゾ対応。
ハイレゾと言えば、高音質で有名な、いわば音楽の「生音源」。
4k動画よりも8k動画を圧縮した方が画質は良いように、Jpeg画像よりRAW画像のほうが情報が多いように。
以前スピーカーショップでハイレゾを聞きましたが、繊細すぎる音の情報量に感動しましたね!
ハイレゾ音源でGoFree2を試してみたいものです。
コスパが結構良い
結構皆さん気になるところかと思います。
ワイヤレスイヤホンの相場って、結構ピンキリなのですよね。
そしてこのオープンイヤー型というのは、どうやら軒並み相場が高いです。
代表格ともいえるらしいShoksは、素人にはちょっと手が出しづらい価格。
コスパ代表格のAnkerですら、ほぼ1万円。
対してこのGoFree2。
今回は頂き物ですが、これなら僕は買っちゃうかもしれません。
多くのブログで紹介されているように、SOUNDPEATSというメーカーはどれもコスパが良いで通るようです。
調べてみると良い評価が書かれているので、よければ検索してみてください。