Amazonのオススメ商品に出てくる謎キャンプメーカー、多いですよね(^^;
実はこのブログでは、他の良くわからないブランドについて、まとめた記事を作っています。
そこでboundless voyageについてのアクセスが多かったので、この度しっかりとまとめてみました!
boundless voyageはどこの国のメーカーか?
boundless voyageはどこの国のブランドかと言いますと、中国のブランドになります。
読み方はバウンドレスボヤージュ、直訳するとどうやら「無限の航海」という意味になるそう。
…麦わら帽子がチラつきますね。
一応、アリババ.comには公式ページらしきものは見つけました。
→boundless voyage
ここにはこう書かれています。
広州Boundless Voyage Co.、Ltd.は2011年にチタンアウトドア製品のために設立されました.Boundless Voyageは中国、欧州連合、日本、イギリスで登録されたブランドです.当社の主な製品にはチタン調理器具、食器、カトラリーなどが含まれます.
アリババ.com
どうやら、食器などのチタン製品をOEM製作する会社(作って企業に提供する側)だったそうです。
どうりで技術力があるわけです。
おそらく中国国内にはメーカーは存在するのでしょうが、公式サイトは見つかりませんでした。
ここまで知名度も増えてきたので、そろそろ国内代理店や日本向けサイトも出てきそうですね。
ここから、このメーカーを詳しく解剖していこうかと思います!
boundless voyageについてさらに詳しく
先ほど紹介しましたアリババ.comは、企業to企業向けのサイトのようですが、一応購入は可能のようです。
ですがまあ、Amazonやら楽天を使用した方が早くて手続きも安心そうですね。
中国せどりはこのような場所から商品を仕入れるのでしょうか?
画像データが多いので、google翻訳機能が効きません。
boundless voyageは、とにかく99%がチタン製品です。
後に評価も含めて紹介していこうかと思いますが、チタンペグ・チタン飯盒・スキットルが特に良さそう。
適当にAmazon商品をポチポチしていたら、いつの間にかboundless voyageだったっていう感じです。
ずっと使っていますが、結構悪くはない感じですね。
中国自体にはもちろんですが、会社も存在します。
中国語はさっぱりわかりませんが、なにやら安全を示すのか製品の良さを示すのか、証書が紹介されます。
アリババ自体が中国のサイトなので、国内向けに紹介するだけの文章が書かれていることでしょう。
自社工場でしょうか?
作成~点検の様子が見て取れますね。
とまあ、中国国内ではそれなりに信頼があるメーカーなのかな?
ということが、アリババ.comのメーカーページからも推測されます。
では次は、製品についての紹介と、国内の評判を見てみましょう。
チタンペグ
ソリステ(スノピ) | チタンペグ |
---|---|
30cm6本 | 30cm×6本 |
¥2,948 | ¥3,880 |
180g/本 | 71.5g/本 |
スノーピークのソリステよりも、1本当たり150円ほど高い計算。
その代わり、チタンであることの軽量性が魅力です。
※サクラレビュー対策にサクラチェッカーというAIサイトで検証をしていますが、せどり(転売)出品者の問題もありますのであくまで参考程度にするように。(製品そのもののサクラでない可能性)
Amazonレビューは★4.6、サクラチェッカーでは★4.32。
レビューの中には実際に炙ってみたことで、金属の青変からチタンである確認をとったとのこと。
キャンプで使ったら、結構曲がりました。
チタンなのに耐久性に疑問があります。
同社の別製品もちょっと問題がありました。
まして、アフターケアは最低です。
Amazon
2000件は★4以上の好レビューですが、一部★1レビューもあることは事実。
とはいえソリステも実際曲がります。
★1レビューの方はそのあたりを認識していない方の可能性があります。
ソリステはチタンと違って錆びるというデメリットもありますので、チタンペグはかなり使い易そうではありますね。
僕はソリステを既に買ってしまっているので買いませんが、最初の選択ならチタンにした気がします。
長さが選べます。
この手のVペグもありますが、DAC社のアルミペグが優秀で安すぎる(1本200円)ので、特にそそられません。
チタンアルコールストーブ
ゴトクセット(内臓)の重量及び価格となります。
boundless voyage | バーゴ | トランギア |
---|---|---|
チタン | チタン | アルミ |
¥2,388 | ¥5,720 | ¥4,290 |
41g | 30g | 50g |
バーゴのチタンアルストとトランギアとの間の重量。
価格は圧倒的低価格で、チタン製品が買える利点がありますね。
Amazonレビューは★4.1 サクラチェッカーにて★2.18。
先ほども言いましたが、あくまでAIなので参考程度に。
レビュー者本人のページに行きましたが、特に怪しそうなアカウントではないんですよね…。
自分で利用しておいて、サクラチェッカーがどうも信用ならん(笑) まあいいや
後1000円出せば本物が買えます。
ケチってパチモノ使わない方が精神衛生上良いです。
Amazon
★の低いレビューはいくつかありますが、どうも微妙なレビューばかりでした。
特にパクリを否定するコメントが多いですね(^^;
(だったら買わなけりゃいいのに)
パクリ製品を出すのは、もはや中国に限ったことではありません。
他記事でも記述しましたが、日本企業も中国にパクリ商品を作らせて売っている現状です。
僕が思うに、大切なのはパクリでもその商品が作れる技術力を、工場及び人材において所持しているという事。
パクリだと揶揄する人は、本質を見ていない気がします。
なかなかいい燃え方をしますね。
個人的にはこの3点セットがもの凄く使い易そうです。
チタン焚火台
boundless voyage | バーゴ(ヘキサストーブ) |
---|---|
¥4,200 | ¥7,800 |
287g | 116g |
バーゴの大きさが半分以下で、体積も半分以下なので重量に差が付くのは自然でしょう。
使われている素材量も考えると、価格的にはかなりお得でしょうか。
Amazon評価は★4.3、サクラチェッカーにて★2.52
youtube等をチェックして、レビューが本当に安心できるものなのかは、ご自身で吟味する必要がありそうですね。
っても、こんな単純構造の製品にサクラもなにも無さそうですが。
大きいサイズのほうがドーモ君にも見えてしまったので、共感を呼ぶために載せておきます(蛇足)。
チタン箸
これめっちゃいい、多分買う(笑)
調べておいて、自分が欲しくなるという事はよくあること。
ただ、予想通りでしたが以下のようなレビューが見られます。
- 左右で長さが違う(最大4㎜)
- 緩むものがある(当たりはずれがある)
- 刺す食べ方は苦手(構造的に納得)
チタン箸は評価★3.9と、他よりやや低め。
サクラチェッカーは僕にも怪しく思えるので止めました(笑)
曲がらない箸もありますね。
構造上不備が起きにくいので、こちらは当然のように評価は4.2と高いです。
不評の出ようがありませんよね。
チタンクッカー
boundless voyage | スノピ(チタントレック) |
---|---|
1000ml | 900ml |
¥4,420 | ¥4,980 |
なんならスノピのチタンクッカーと、価格はそう変わりありません。
中国や台湾にOEM製作をしれっと依頼していることも多いスノピですが(暴露)、チタン製品はちゃんと燕三条で作っているようです。
メイドインJAPANが良いなら、この価格差はスノピ製品を買っても良いかもしれません。
Amazon評価で★4.1
コイツに関しては故障も何もなさそうなので、評判は気にしなくて良さそうです。
下記のカラビナやアルストが作れる技術力があれば、十分にクッカーは作れそうです。
深型もありますね。
チタンカラビナ
こいつは斬新ですね。
加工が難しいと言われるチタンで、ネジ山を作る技術があるんですね。
はっきり言ってアクセサリー用のカラビナがチタンである必要は無さそうなので、おそらく技術のお披露目商品といったところでしょうか?
(金のパーツ部分は真鍮でできています)
言うても一個150円くらいなので、技術を買っているという満足感で所持したい商品。
チタン飯盒
Amazon評価で★3.9
メスティンと同じような使い方で飯炊きすると、焦げました。
水を少し多めにした方が良い感じです。
やはり飯炊きはアルミの方がラクですね。
Amazon
質感や製品精度に悪いレビューは見られませんでしたがやっぱりチタン、アルミより飯を炊きにくいようです。
米を炊きにくい飯盒なんて、個人的にはナシですがどうでしょう(笑)
チタンスキットル
これは僕が所持しているので、責任をもってレビューします。
っていうかかなりオススメ。
中にウイスキーを常時入れ続けています。
ネジもおさまりが良く、3000m級の登山をしても漏れません。
漏れないのは中にパッキンが入っているからなのですが(そうでもしないと多分漏れる)、そこに拘りさえしなければコスパ最強。
スタンレーのスキットルじゃあなくて、僕的にこっちを選んで正解だった。
製品の品質は良さそう
サクラレビューだとかよくわからない惑わせ方をしてすみません(笑)
ですが、多方のレビューから判断してほしいと思っているからです。
当たりはずれを引いたり、ゴミ商品を掴まされたりした僕ですが、boundless voyageはかなり有能なメーカーだと思っています。
というか、中華メーカーは既に軒並み良水準に達しています。
その中でもメーカーとしては大きい方のようなので、安心しても良いのではないでしょうか?
以上!
読んでくれてありがとう!