マムートのネオンスピード
これに興味を持ったあなたは、お目が高いと思います!
僕はこいつを購入して、酷使することはや3年が経過
そんなネオンスピードのいいところと悪いところをレビューしていこうかと思います!
①トレランでも荷物を入れても使える守備範囲
②10L(拡張15L)は思いのほか量が入る
③日帰りザックはほぼコイツ
こんな感じの感想を持ちました。
トレランをするよ!って方はもちろん
まったりと日帰りを楽しむ方にも、きっと使い易い小型ザックだと思います。
10L(15L)はどれくらい入る?
まずは中にどれくらい入るかを見ていきましょう。
10Lをパンパンに入れてみるとこんな形。
フォルムはしっかりザックの形を保ちます。
大きく開いて取り出しやすそうだね
まずはタオルに一眼レフ
行動食にファーストエイド…
え!? メスティンと水?w
必要??
ざっと全部でこれくらいは入りました。
レインウェア上下とウィンドシェルまで!
ずいぶん入るのね
必要のなさそうなものまで入れたけどね(笑)
日帰りザックとしても、十分ではなかろうか?
拡張機能あり
そしてここ、拡張機能がついているので(15L)
ゴミやしまうのが面倒くさいレインウェアとかを、雑に入れてることも可能。
スペース的にはレインウェアとクッカーが余分に入るくらい。
アイゼンとかチェーンスパイクも放り込める。
- 日帰りザックとして十分ともいえる容量
- 10Lだけでも結構入る
- 拡張機能はゴミや服を直接入れる
ということで、トレランザック専門で考えると、ちょっと多すぎるくらい。
距離の長い(水や食料の多い)トレラン
お弁当で済ませるくらいの日帰り登山
こんな感じの用途がドンピシャリな小型ザックに感じます。
ここがイイよ!ネオンスピード
容量の感覚はつかんだでしょうか!
ここからはネオンスピードのいいところを紹介していきます。
超ナイスなフィット感
腰ベルトはおまけ程度なので、背中から胸にかけて包まれるようなフィット感があります。
後ろからペタッと張り付くザックなので、背負うというより亀の甲羅な感じ(わかりにくい?)
おまけ程度の腰ベルトは、後の説明で効果を発揮します。
フィットするけど不快じゃない
くっついてくるので勿論暑いです。
だけども不快かというと、そこまででもない。
背面が立体的なアミアミになっているので、クッション性と通気性に優れます。
しかも立体構造は結構丈夫。
肩がめちゃくちゃフリー
トレランザックなので勿論ベルトは薄め。
とはいえチェストハーネスの作りは結構しっかりとしているので、ベルトが捻じれて縮こまることは少ない。
最低限の丈夫さを残した、薄めのショルダーハーネスのおかげで、肩回りの動きは非常に自由。
ブンブン腕を動かせます!
トレランザックは当たり前なんじゃ?
そうなんだよね!
コイツが最初だから、驚きだったよ!
15Lの拡張機能
容量編でも紹介しましたが、こいつが結構便利。
普段は10Lで十分なのですが、緊急時の15Lといったところ。
具体的に言うと、ゴミが出たりキノコや山菜を見つけてしまった場合です(笑)
僕はよく、登山中に食料を調達してしまうので、より便利に感じますねw
耐久性は必要十分
この3年で、使用日数は3桁を超えていそうな勢いで使っています。
日帰り・トレラン・旅行・キノコ狩り…
使用頻度も多く、ダダ草な使い方もしていますが、まだまだ使えそうです。
15Lの拡張機能はかなり軽量化されているので、さすがに小さな穴が開いています。
確か山菜狩りの時に、枝に引っかけた穴です。
絶妙に細イイ、ヒップベルト
ヒップベルトと言っていいのか、腰ベルトとも言えない、もはやウエストベルトである。
必要最低限の細さなので、ザックのような安定感はありません。
ただ、荷物をパンパンに入れた場合であっても、この細ベルトのおかげで揺れはかなり抑えられます。
そんでもってこのベルト、ウエストにかかってしまうので、きつく締めると腹が圧迫される。
圧迫された腹は、腹筋を刺激され、結果的にランの時の体幹安定性の向上に繋がっています(笑)
ランで腹圧をかけたいときは、いっつもギュッと締めています。
使わない時は収納。
この辺が、荷物を入れた日帰りザックにもなるし、トレランにも使い易いよっていう、かゆいところに手が届くザック感を演出している。
もちろんハイドレーションシステム対応
トレランザックなので、言うまでもないですね。
冷たい水や氷を入れてしまえば、背中のアイスノン的な効果が期待されますw
上のミニポケット
地味に役に立つ、ちっちゃなポケット。
僕は落し物が多いので、このポケットは下山するまで開けないと決めています。
ここには財布と車のカギが、ちょうど入るくらい。
ここがちょっと残念
胸ポケットにスマホがギリギリ
そもそもメーカーいわく、スマホ入れじゃなくて地図とか入れる場所w
だけども最近は、紙地図よりもスマホGPSアプリでしょ!!
ってことで、僕はスマホを入れているのですが、ギリギリ。
スマホやiPhoneがちょっとデカい人は、入らないかもしれません。
荷物を入れすぎると走りにくい
そりゃそーだろww
さーせんw
なんせ僕は、ドでかいカメラを入れていきます。
カメラとレンズで1.5㎏という無駄重量ww
そいつを入れた状態で走ると、さすがにゆっさゆさしますね。
30Lのザックでも走りにくいので、デメリットと言えるか…って感じです。
すみません、デメリットから抹消します(笑)
その他の機能も紹介!
ここからは、使ったことが無かったり、必要なんか?って思うような機能もあります(笑)
カラビナホルダー
両脇腹のところにあります。
こんなところにアイテムをぶら下げても、邪魔ですよね(笑)
スマホ落下防止のための、コードアクセサリーだとかの、落下防止系に役に立ちそう。
ストックホルダー
一応あるみたいですが、このサイズのザック+ストックという想定が無い。
軽量登山+ピッケルという限定的な使い方になりそう。
トレランでも荷物を入れても使える便利モノ!
マムートのネオンスピード
拡張機能もある15L小型ザックですが、荷物を入れなければトレランで便利。
日帰り登山であれば、大体入ってしまうくらいの容量。
トレランでも日帰りでも、守備範囲広く使えるザックだと思っています!
逆に言えば、トレランに特化したい方は5Lザックでも十分でしょうし
日帰りでもガッツリ持っていく人は、20Lくらいのザックがいいかもしれません。
一個のザックで、便利にガンガン使いたい人におすすめの小型ザックですね!