人気のGOシリーズ最新作であるInsta360 GO 3Sですが、親指サイズながらに4K撮影が出来るというなかなかのスペックです。
発売より1ヵ月が経過しましたが、この度沖縄旅行で10日間ほどGO 3Sをじっくりと使ってきました!
真夏の青空の下、ひとり旅でVlog撮影をしてきましたので、GO 3Sの使用感をレビューしていこうかと思います。
GoProなどのアクションカメラと比較した、メリットやデメリットについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください!
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結論:GO 3Sは思ったよりも良かったよ
結論、GO 3S結構良かったです。
- 軽くてカバンに入れやすい
- 手軽なマグネットマウント
- 十分な画質と手振れ補正
- Vlogに最適な画角
- 接写のしやすさ
- 何かと便利なフリップスクリーン
- ジェスチャー制御
ざっくりと
小さくて持ち運びしやすかったし
マグネットマウントが撮影の切り替えに良かったのと
画質も良いし、物撮りでもピンボケしない使いやすさもあって
他のアクションカメラよりも「万能感」はかなりありました。
- 逆光シーンへの対応力
- 最大広角がもう少し欲しい
逆に言えば
逆光下での強い光の処理は、Insta360なら今後もっと改善してくるだろうなと思いますし
もうちょっと、広い画角が欲しい「場合」もありました。
こんな感じですね!
おおむねかなりいい印象でした!
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Insta360 GO 3Sをおさらい
GO 3Sの詳しい使い方や、どんなカメラなのか?
という詳細は以下の記事にまとめましたが、ひとまずGO 3Sについて簡単におさらいをしておきます!
親指サイズの4Kカメラ
本体が39gの超小型カメラにして、総重量も135gという、現在のアクションカメラでも最軽量水準。
この軽さと小ささを活かして、マグネットマウントを駆使して撮影します。
手軽なマグネット仕様
出番が多いのは、私服で使える時期ペンダント。
首にかけてTシャツの中に忍ばせておくだけですね。
今回の沖縄でも、コイツは頻繁に使いました。
ガチなアクションは専門外
フリップスクリーン、マグネットシステムなど、従来のアクションカメラには無い手軽さと汎用性を備えています。
が、GoProやAce Pro程は画角が広くありませんし、全身も防水ではありません。
ぶっ飛びアクションや水中使用など、ハードな使い方をするならば、ハイスペックなアクションカメラの方が向いていますね。
全体としては、GO 3Sはかなり汎用性が高くバランス良く高水準かと!
では!本題に参ります!
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GO 3S|沖縄レポ
夏に沖縄旅行に10日程行ってきたので、その時の様子を何カットかGO 3Sで撮影してきました。
GO 3SっぽくVlog撮影風の動画を、Insta360 Studioで作ってみましたので、まずはご覧ください。
※画質は最大で再生してください。
一言でいうとこのGO 3S、非常にVlog撮影がしやすかったです。
どんな風に使いやすかったか、それをこれから詳しく紹介出来たらなと思います!
使ったアクセサリーはこれだけ。
純正アクセサリーに追加して、ミニ三脚自撮り棒だけは頻繁に活用しました。
GO 3SでVlog撮影するのに必須みたいな自撮り棒で、逆に言えばこれがあれば他に追加も要りません。
自撮り棒として以外には、三脚として置いて使う場合も非常に便利でしたね。
簡易的な三脚ですが、軽いGO 3Sとの相性も抜群です。
GO 3Sの良かった点① 小ささ
GoPro HERO 12 | GO 3S | |
---|---|---|
総重量 | 153g | 135.4g |
やっぱり旅では小さいは正義でした。
「親指サイズ」というカメラ本体が誇張されがちですが、個人的には全体的なサイズ感一回り小さいのが良かったです。
特に、よくGoProなどで使われる多関節自撮り棒との組み合わせで比較すると、カバンから出し入れするストレスがかなり少なくなります。
ウエストポーチに入れておけるので、サッと撮影したい時に出しやすいのは、旅と非常に相性が良かったです。
GO 3Sの良かった点② Vlog撮影のしやすさ
自撮りのしやすさはアクションカメラでも一つ抜けている気がしました。
とりあえずはこのフリップスクリーンのおかげで、自分が写っている様子がパッと分かりやすいです。
GoProだとどうしても小さいフロント画面で見ることになりますが、GO 3Sはメイン画面で見られるのは利点だなと感じました。
特にアクションカメラは顔が歪んだりしやすいので、小さい画面だと顔までチェック出来にくいのですよね。
あとは純正マウントのピボットスタンドが、程よい摩擦感で角度付けが非常に簡単でした。
GO 3Sの良かった点③ 自撮り棒→三脚→胸元
これは、マウントの切り替えが非常に楽という意味ですね。
普段は自撮り棒としてGO 3Sを持っていくのですが、ミニ自撮り棒は開けば簡易三脚になります。
ひとり旅だったのですが、これのおかげで置いて遊べます。
ワンタッチマグネットなので、自撮り棒から外して胸元の磁気ペンダントに移動も秒殺です。
自撮り棒を持って撮影するのが恥ずかしい場所だとか、両手を使いたい撮影時に非常に有効でした。
バイクで乗り回していた時も、磁気ペンダントの画角ですね。
これがGoProなどの本格アクションカメラだと、手軽なものでも首掛けマウントです。
少々目立ちますね。
GO 3Sの良かった点④ 物撮り(最短焦点距離)
これがGO 3の時もそうでしたが、GO シリーズは構造上接写に強いです。
強いといってもiPhoneよりは弱い気もするのですが、GoProやAce Proと比較すると、体感2倍くらいは寄れます。
動画で寄りに行ったときや、料理を撮影しようとする時など、ちゃんとピンボケせずに捉えてくれるのは非常にGOODでした。
これ、本格アクションカメラだと絶対にボケてます。
ここだけの話、普通のアクションカメラって実はあまりVlog撮影に向いていないのですよね。
だったらFlow(ジンバル)とiPhoneを組み合わせた方がよほどおすすめ。
その点GO 3Sは、いわゆる「物撮り」が出来る程度には寄せられるので、ここでもVlog撮影に向いていると思いました。
GO 3Sの良かった点⑤ 普通に画質は良い
先ほどから載せている写真は、どれも動画からクロップ(切り出し)したもの。
GO 3S、さすが4Kだなと思わせる解像度とコントラストですね。
雲などの再現度も、GO 3の時のようにのっぺりとした描写で諦めていないので、雲からも夏らしさが良く伝わります。
陰影とか色味に関しても、GO 3と比べても抜群に良くなっています。
ここまで画質が良くなってくると、GoProなどの本格アクションカメラの市場は完全に食われてきそうです。
GO 3Sの良かった点⑥ ジェスチャー制御
これは三脚で置いた時に楽だったのですが、手で反応するジェスチャー制御がやっぱり便利です。
別に無いなら無いで使わないだけですが、絶対あった方が良いですね(笑)
車で言う所の、ハンドルに音量ボタンが付いているのと似た感覚でしょうか。
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GO 3Sの弱点
一方で、デメリットもちゃんと感じてきました。
冒頭でも触れましたが、以下の2つがGO 3S特有のデメリットに感じた事です。
- 逆光シーンへの対応力
- 最大広角がもう少し欲しい
一個ずつ見ていきますね。
GO 3Sのデメリット① 逆光シーン
先ほどは画質の良さを評価したのですが、逆光シーンにおいてはまだ弱さがあるなと感じました。
センサーサイズが1/2.3という小さいカメラですので、どうしても明暗差や強い光の処理は弱くなりますね。
逆光にしたときの顔の暗さなんかは、ハイグレード機よりもどうしても出やすいです。
直射日光における「フレア」なんかも、GoProやAce Proよりも出やすい印象。
ただし、そもそも自撮り自体が逆光シーンで行うべきではありません。
むしろ逆光シーンに気を遣うようになるという点では、関係ないどころか、案外良い動画が撮れる癖がつくかもしれませんね。
事実として、センサーサイズの小ささは逆光シーンへの弱さになることは、一つデメリットとして覚えておくと良いでしょう。
GO 3Sのデメリット① 広角の限界
GoProのような超広角を含むアクションカメラと比べると、GO 3Sの最大画角はどうしても狭くなります。
物撮り・接写性能とのトレードオフのような関係なので、これは仕方ないですね。
Vlog撮影としては正直コレくらいの画角の方が、画面端のゆがみが少なくて良いのですが。
時にはパーっと広い海を撮影したいな、なんて思ったりしましたので、やはり最大画角の広さはあって越したことは無さそうです。
逆に言えば、デメリットはコレくらいでした。
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余談:フィルターは買った方が良い
一つ余談ですが、GO 3Sを買う際には、同時にフィルターも購入した方が良いです。
ご覧の通り、やってしまいました(笑)
木のみを取ろうとジャンプしたときに落としたのですが、カバンのチャックが開いていました。
GO 3Sは手軽に使えるあまりに、こういうミスもしがちなのかもしれませんね。
GO 3Sはこんな時に使う
今回僕はGO 3SをVlogカメラとして旅行で使いましたが、その他にも色んな使い道があるのがGO 3Sの良い所です。
ざっといくつか紹介していきますね。
【人気】子供目線で
GOシリーズの購入者で、ユーザー層的に多いのは「お子さんの居る家庭」だそう。
マグネットで私服に取りつけておけるという事で、小さな子供にも負担やプレッシャー無く、その子目線の動画が撮れるのがいいところです。
子供目線の動画はその時しか見せてくれませんので、思い出を残すのにも良さそうですね。
ペット目線で
小さいので、ペットも気にならずにカメラを付けていてくれますね。
これも自分たちでは撮影できない目線を提供してくれるので、楽しい動画になりそうです。
自転車
フリップスクリーンも搭載されているGO 3Sは、経常的にはロードバイクなんかと相性が良いですね。
Ace ProやX4の方が向いているとはいえ、ちょっとしたサイクリングでしたら、GO 3Sも汎用性が高くて使いやすそうです。
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まとめ:旅に持っていくならGO 3S
正直分かり切った事ではあったのですが、旅に使うVlogカメラだったら、アクションカメラよりGO 3Sの方がよっぽど使いやすいなと思いました。
今まで2020年くらいまでは、Vlogカメラの定番はGoProみたいなイメージがありましたが、これからは主役が変わってくるかもしれません。
おそらく使いやすさに気が付いたユーザーから、Insta360 GO 3Sを使い始めると思います。
アクションカメラを買っても使いこなせそうにない、、、
と考えていたライトユーザーにも、GO 3Sはめいっぱいに使いこなせそうなのもイイですね!
もちろん、壊さないように保護はしっかりと、、、(笑)
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