皆様おはこんばんちわ
今回は登山ではなく、ビーナスラインの車山付近で、ダイヤモンドダストと霧氷の組み合わせを狙いに行きました。
結果は、全く見えませんでした!(笑)
しかし、ただ単に
これじゃあマズいので
霧氷とダイヤモンドダストの起こる気象状況と
今回のビーナスラインの気象状況との違いを考察し、次の機会に活かす、そしてそれを読んでくださる方にお伝えする事こそが、使命だと!
そう、思っております。
失敗を含めた考察や、撮影に適したスポットの紹介をしていきます!
ダイヤモンドダストとは
細氷(さいひょう)とは、大気中の水蒸気が昇華(凝華)してできた、ごく小さな氷晶(氷の結晶)が降ること。ダイヤモンドダストとして有名である。
wikipedia より
ごく小さな氷の結晶が、太陽の光を背に輝いて見える現象をいいます。
これを目撃するためには、条件が重なる必要があります。
ダイヤモンドダストの条件
- 早朝
- 気温がー10℃以下
- 無風かつ湿度が高い
早朝
太陽光を背にした時に、間にある氷の結晶が輝きます。
太陽が高く昇った昼間では、景色を太陽を背にすることができません(上を見上げなければならない)
気温が低いことと条件が被りますが、早朝は最も気温が低くなりやすいですね。
気温がー10℃以下
これは、厳密にはー2℃など、より高い気温や、大阪市内でも観測された情報があります。
しかし、気温は低いに越したことがありません!
一般にはー10℃以下と言われます。
今回撮影した、現地の人には「ー15℃以下が出やすいよ」と言われました。
こういう現地の方の意見、大切です。
無風かつ湿度が高い
氷の結晶ができるための水分、つまりは水蒸気が無くてはなりません。
湿度が高く、その場にとどまってくれている必要があります。
ビーナスラインの今回の状況
今回、足を運んだ2022年1月22日の気象状況は
寒波到来・全国的な高気圧に恵まれました。
- ー10℃以下
- 快晴
- 無風
- 湿度が高い
つまりは、気温が低く、無風という条件を満たしていました。
ちなみに、雨雪の状況・雲量・快晴度合いはGPV気象予報を参考にすると良いです。
しかし、今回は湿度が足りなかったようです。
この通り、カラっと晴れました(笑)
暖かそうに見えますが、気温ー15℃と、寒かったです。
しかし、この日の湿度はおおよそ40%程度だったと言います。
これでは湿度が高いと言えませんね。
ちなみに、集まっていた撮影者さんの中には
「昨日までは予想湿度が80%となっていた」
「今日が近づいてどんどん予想湿度が下がった」
こんな声が聞かれました。
結局、湿度を参考にしても、天気と違って直前で大きく予想が変わるということが分かりました。
しかし、参考にしない手はありません。
同じくGPV気象予報は、湿度もわかるようになっているので、参考にすると良いですね。
分かりやすく長野県を赤で囲ってみました。
黄色の丸の部分に、よく見ると90と書いてあります。
これが、この色のエリアが湿度90%ということになります。
等高線のような描かれ方をしていますね。
その頃、白樺湖付近では
しっかりと霧氷ができており、少量ですがダイヤモンドダストが舞っておりました。
私は望遠レンズを持っていないので、この程度の画角しか撮影出来ていませんが
遠景で撮影すれば、少量のダイヤモンドダストは映ったかもしれません。
白樺湖には、多少なりガスが残っていました。
おそらく、ビーナスラインより標高が低く、盆地となっているので
雲海が溜まっていたとも予想されます。
遠景ならここでもいい写真が撮れそうですね。
仕方がないので目の前の木を撮影して遊びます(笑)
次回撮影時の準備
- 気温、天気はもちろんチェックする!
- エリアの湿度をチェックする!
- 無理そうだったら早めに白樺湖に移動するのも吉かも!
こんなところですかね。
撮影した場所
皆様、撮影者がたくさんいらっしゃった場所が
ここになります。
車を停める場所は、車山肩駐車場がこれより蓼科山側にあります。皆路駐しておりましたが。
白樺湖の撮影ができるのはこの位置となります。
上記地図は、冬の朝に太陽がバックになるので、方角も適しています。