X2やRSと比較すると、かなりマイクが強化されたと噂のInsta360 X4。
思いのほか外部マイクについて知りたいユーザーが多そうでしたので、今回はX4のマイクについて特化した情報です。
一応X3におすすめの外部マイクとしても同じことが言えますので、互換性について注意しながら見ていってください!
今回の内容は以下の3つ
- X3とX4のマイクアクセサリー互換性の注意点
- X4風防マイクカバーの効果
- X4に外部マイクを取り付けた音声(RODE Wireless GO)
- X4に互換性のある外部マイク一覧
こんな感じの内容となっています!
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詳しくは下記をご覧ください↓
【注意点】X3との互換性
![Insta360 X3とX4とRODE Wireless GO](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5826.jpg)
今回はX4での検証となりますが、それぞれX3との互換性の可否があります。
基本的に見えないマイクコールドシュー(X2/X3/X4アクセサリーシュー)以外は互換性がありませんので、購入時は注意してください。
- X4風防マイクカバー → X3風防マイクカバー
- X4マイクアダプタ → X3マイクアダプタ
Insta360 X4に適したマイクとアクセサリー
![RODE Wireless GOとX4専用アクセサリー](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5795.jpg)
今回紹介するアクセサリーやマイクについて、まずは簡単に紹介していきます。
X4風防マイクカバー
![Insta360 X4のマイク風防カバーを取り付けた様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5810.jpg)
公式アクセサリーにて1,700円というお手軽なアクセサリー。
手軽に取り付けられながらも、風切り音の低減効果は非常に良好。
ポーチに入れておけるサイズ感と手軽な取り外しにより、音質改善をとりあえず試してみたいユーザーに適しています。
RODE Wireless(GO/ME/GOⅡ/GO PRO)
![RODE Wireless GO](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5803.jpg)
今回はX4に適した外部マイクとして、純正アクセサリーにも適合するように作られた、Insta360から最もおすすめされているマイクです。
RODE Wireless GOを今回は使いましたが、今は廃盤となりRODE Wireless MEという名前になっています。
アクセサリーとの適合やセッティングの心地よさはバツグンで、ワイヤレスマイクとしての使い勝手や音質もGOOD。
音質の違いや使い方に関しては、動画でまた確認して頂けます!
では、まずは風防マイクカバーから紹介していきますね。
X4風防マイクカバー
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5804.jpg)
Insta360公式ストアにて、アクセサリーとして購入可能。
風防コットン素材のスポンジという非常にシンプルな構造ながら、取り付けの簡易さと価格の安さで導入しやすいアクセサリーの一つです。
![Insta360 X4のマイク風防カバー](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5805.jpg)
DIY好きで自作癖のある僕としては、コレくらい作ってやれるなと思ったのですが、、、
実際使ってみるとさすが専用設計。
こちらの風防スポンジは面ファスナー(常設部)とウインドマフ(スポンジ)の二段構造になっていて、ベルクロテープで簡単に取り付けはずしが可能です。
![Insta360 X4のマイク風防カバーを取り付けた様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5914-1024x683.jpg)
外した状態では見た目にそこまで影響せず、自撮り棒にも干渉しないため、面ファスナーは付けっぱなしでOK。
![Insta360 X4のマイク風防カバーを専用ポーチに収納](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5822.jpg)
ウインドマフの方はポーチにしまっておけば良いですので、使用時に取り付けるだけ。
シンプルですが、自作するより買った方が楽だわって思いました(笑)
なお、X3の場合はX3風防マイクカバーが用意されていますので、お間違えのありませんように。
音質の変化
![Insta360 X4のマイク風防カバーを取り付けた様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5810.jpg)
使用シーンはロードバイク、オーディオモードは「アクティブ風切り音低減モード」にて撮影。
風防マイクカバー取り付け時の推奨設定も同様ですので、こちらが適した設定となります。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/対策なし-1024x573.jpg)
ロードバイクにて時速25kmほどの速さで撮影してきましたが、やはり風防マイクカバーの効果はちゃんと発揮されていました。
昔のアクションカメラのように、風に対して「ボボボボ」と不快な音まではありませんが、設定のみではやはり多少の風切り音は聞こえています。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/kaba--1024x570.jpg)
風防マイクカバーを取り付けた状態であれば、ロードバイクでの風切り音はほぼ無音になっています。
たかがスポンジアクセサリーではありますが、取り外しが簡単ですので、追加アクセサリーとしてなかなか優秀だと感じました。
こちらで風切り音の違いは体感して頂けます。
RODE Wireless GOと専用アクセサリー
![RODE Wireless GOとX4専用アクセサリー](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5795.jpg)
Insta360 X4におすすめ外部マイクとして、最もおすすめなのがRODE Wireless GOシリーズになります。
Wireless GOに加えて、下記の公式アクセサリーを組み合わせることで、上記のような360度動画に干渉しない装着が可能です。
- X4マイクアダプター
- 見えないマイクコールドシュー
![マイクコールドシューと専用ケーブル](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5824.jpg)
コールドシューはUlanziのアルミ製で、専用ケーブルが付属します。
Ulanziは一眼カメラの三脚などを製造する、フォトグラファーやクリエイター向けの企業ですね。
やはりアルミの質感は良く、社外のプラスチック製と比較すると安定感があるそう(外部サイト参考)。
![X4とマイクコールドシューを取り付ける様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5793.jpg)
こちらのセットアップは簡単で、自撮り棒やマウントの1/4ネジとX4の間に挟み込むだけ。
空中で取り付ける際は手が小さいとやりにくいかもしれませんが、割とすぐコツは掴みました。
![X4のマイクアダプタを取り付ける様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5791.jpg)
X4マイクアダプタは、USBカバーを取り外して装着。
無くさないようにポーチのポケットに入れると良いでしょう。
なお、マイクアダプターはX3専用との互換性がありませんので、購入時は注意してください。
![X4にRODE Wireless GOをマイクコールドシューで取り付ける様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5790.jpg)
コールドシューにRODE Wireless GOをクリップ装着。
マイクアダプタと組み合わせることで、360度動画撮影に干渉しない装着が可能となります。
![X4にRODE Wireless GOをマイクコールドシューで取り付ける様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5788.jpg)
見た目はこんな感じ。
シンプルながらにガジェット感が倍増し、めちゃくちゃカッコいいと思いました。
![X4にRODE Wireless GOをマイクコールドシューで取り付ける様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5784.jpg)
RODEマイク純正ケーブルを使用すると、画像のように余った部分が映り込みます。
Insta360純正は適性の長さに調整されているので、コールドシューに付属の専用ケーブルを使用してください。
![RODE Wireless GOをX4で使う様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5797.jpg)
X4に受信機をセット、マイクはシャツの襟もとやバックパックのハーネスに取り付けるなどして、顔の近くで収録すると良い音が撮れますね。
音質について
外部マイク(RODE Wireless GO)の利点は2つありました。
- カメラが遠くてもしっかり音を拾う
- 安定したクリアな音声
感想としては、ロードバイク・自撮り棒に取りつけて撮影など、特にYoutube撮影等に非常に向いているセットだなと感じました。
上記の動画にて、RODE Wireless GOの音声とX4内部マイクとの違いを比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230517_071706833-150x150.jpg)
はじめてしっかりと撮影したYoutube動画になります!
風防マイクカバーについても紹介しています。
X4購入時には、マイクコールドシューやマイクアダプタなどがセットになった、クリエイターキットもあるのでお勧めです。
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万能フレームとの組み合わせ
![X4と万能フレームとRODE Wireless GO](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5799.jpg)
![X4と万能フレームとRODE Wireless GO](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5799.jpg)
RODE Wireless GOは、X4の万能フレームとの組み合わせも可能です。
万能フレームのアクセサリーシュー部分には、写真のようにWireless GOを取り付け可能。
ただし横向きとなるので、360度画角内に映り込むことに注意してください。
![X4と万能フレームにRODE Wireless GOを取り付けて撮影する様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5802.jpg)
![X4と万能フレームにRODE Wireless GOを取り付けて撮影する様子](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5802.jpg)
シングルレンズモードと自撮り棒の組み合わせならば、ガジェット感マシマシでカッコ良く取り付けられます。
マイクをシンプルに使いたいのであれば、UlanziのマイクコールドシューとX4マイクアダプタの組み合わせが一番おすすめです。
その他接続可能なマイク
- RODE Wireless GO II
- RODE Wireless ME
- RODE Wireless PRO
- RODE VideoMic Pro+
- RODE VideoMic
- XFAN D1
- Boya-M1Pro
- ソニー UWP-D21
- Hollyland LARK MAX
- Hollyland LARK M1
- Hollyland LARK 150
- DJI mic
- DJI mic2
- Blink900
上記が公式のX4オンラインマニュアルに記載のある、X4適合マイク一覧になります。
- RODE
- DJI
- Hollyland
については、個別で簡単に紹介します。
RODE Wireless(ME/GO Ⅱ/GO PRO)
![](https://yamakame.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://yamakame.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Wireless GOは現在販売終了し、Wireless MEが一人用のワイヤレスマイクとなります。
Ⅱは受信機が2つになり、通信距離が100mから260mに拡大。
PROは32bit float搭載などの、機能向上や追加機能があります。
詳しい比較は上記記事を参考にしました。
僕は丁度安かったのでWireless GOの中古を購入しましたが、基本的な使用感はおおむね同じのようです。
DJI Mic 2
DJIマイクに関しても、X4とセットで使う方が一定数見られます。
Hollyland Lark M2
Hollyland Larkのマイクは、マイクコールドシューとX4マイクアダプタとの組み合わせで、見えないマイクとして使用可能という検証がありましたので、報告しておきます。
X4 オーディオモード
![Insta360 X4のオーディオモード4種](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5913-1024x683.jpg)
![Insta360 X4のオーディオモード4種](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC_5913-1024x683.jpg)
最後にX4のオーディオモードについて解説。
X4の設定画面には、以下4つのオーディオモードの変更が可能です。
- 自動風切り音低減
- ステレオ。
- アクティブ風切り音低減
- 方向性強調
自動風切り音低減
音声をハッキリと広い、風切り音も確かに軽減します。
一番多く設定しているモードであり、使いやすいですね。
ステレオ
周囲のノイズを再現し声を強調。とされますが、確かに扇風機の横で撮影などをすると、風の音もちゃんと拾っています。
比較的に静かな場所や、周囲の音を再現したい時に良いと感じました。
アクティブ風切り音低減
自動的に風切り音を低減します。
方向性強調
360度モード:再生角度方向の音声を強調します。
シングルレンズモード:レンズ方向の声を強調します。
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