2年ごとの更新をしていたInsta360のXシリーズですが、時期を半年早めたタイミングでのX4発表となりました。
今回早速新機種を頂きましたので、開封から直感的なレビューをしていこうかと思います!
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| 製品名 | 販売価格 | 無料特典 |
|---|---|---|
| X4 | ¥67,800 | 114㎝自撮り棒 |
| X3 | ¥45,500 | 114㎝自撮り棒 |
| Ace Pro 2 | ¥64,800 | 多機能自撮り棒 |
| Ace Pro | ¥44,700 | スクリーンプロテクター |
| GO 3S | ¥61,800 | 収納ケース |
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Insta360 Xシリーズ

その前に、まずはInsta360の主力製品である、Xシリーズについて簡単に触れていきます。
360度カメラの決定版
360度カメラの市場としてInsta360は、世界的にそのほとんどのシェアを独占しています。
最近ではTV番組でも使われ始めましたね。
このまえイッテQでも使われていました。
実はまだ認知度がそこまで普及していない360度カメラですが、2023年以降より市場規模は10倍とかになるとのデータもありますので、今後も増えていく存在かと思われます。
充実し続けるアプリ性能
Insta360が「一般ユーザー」に好まれる大きな理由は、製品もそうなのですが多分「アプリ」の方にあると思います。
気づいたら更新している、むしろ頻繁にアップデートしすぎなくらいに更新するInsta360アプリは、360度カメラ1で操作しやすいです。

これが他社の360度カメラの魅力でして、有料でもなく、かつ重くもなく、世界共通で直感的な簡単操作が出来るとあって、購入者の満足度が高い要因ですね。
不満の少ないユーザー体験

今までのアクションカメラの事を思うと、Insta360は驚くほどバッテリーが強いです。
熱暴走とか寒冷地仕様とか、いろいろ実験しましたが、大手の中で最もバッテリーが強いメーカーでした↓
(X4の熱暴走については最新の記事を見てください↓)
アプリの更新と合わせて、バッテリーの強さも、購入したユーザーの不満点が少ない理由ですね。
では、ここから新作X4の紹介に移ります!
2024.4.16
Insta360が最新X4を発表

Insta360 X4の発売日は2024年4月16日、例年は10月頃のX新機種発表でしたが、今回は半年早い更新でしたね。
最強のアクションカメラであるAce Pro、小型で扱いやすいGO 3など、2023年以降、Insta360の更新と新機種投入が段々と活発になってきた印象です。
今回はメイン機であるX3の後続版、X4の進化した項目を、まずはざっと紹介していきます。
順当な進化
| X4 | X3 | |
|---|---|---|
| 最大解像度 | 8K30fps | 5.7K30fps |
| スロー撮影 | 5.7K60fps/4K100fps | 4K/60fps/3K100fps |
| シングルレンズ撮影 | 4K60fps | 4K30fps |
| ミーモード | 4K | 1080p |
| ミーモード(スロー) | 2.7K120fps | 1080p60fps |
X4では本体重量が23g増加となりましたが、画質やスロー再生といった、全体的な性能の底上げが行われました。
特にミーモードを意識して作られており、クロップすることが前提の360度カメラにとって、実質の書き出し時に4K動画で作成できるのは大きな進化点かと。
個人的にはスロー再生も多用していましたので、5.7K/60fpsと4K/100fpsの存在もかなり大きく感じました。
新レンズガード

| X4 | X3 | |
|---|---|---|
| レンズガード | 標準装備 | 別売り |
使い勝手の面で一番大きな変化としては、レンズガードが着脱可能になった事です。
攻めた撮影や、画質を優先する撮影、結露や濡れた時のリカバリーなど、多くの場面で利点が大きな変化ですね。
X4発売より、X3のレンズガードも着脱式(別売り3,400円)となりました。
便利機能の追加
| X4 | X3 | |
|---|---|---|
| バッテリー | 2290mAh | 1800mAh |
| スクリーン | 2.5″ Gorilla® ガラス | 2.29″強化ガラス |
| Wifi 転送 | 30mb/s (58% 高速) | 19mb/s |
| 録画キャンセル | – | |
| AIハイライトアシスタント | – | |
| オートダッシュ | – | |
| ジェスチャー制御 | – |
後は地味な変化かと思われますが、Ace Proでも採用されはじめた便利機能は、バイク乗りやツーリングの際の利便性が大きく改善されたようにも感じます。

詳しくは後半で触れますので、開封レビューに移りましょう!
【開封】X4の直感的レビュー

X4の直感的レビューという事で、箱から出した時の感想と共に共有していこうかと思います。

付属品はファイバークロス、充電ケーブル、ポーチ、それに加えて今作からレンズガードが標準装備となりました。
基本はX3ベース

まず最初に感じたことは、デザインが斜めストライプパターンになったこと以外は、X3と大きく変わらないという事。
元々完成された作りをしていただけあって、この辺りの変更点は無さそうです。

X3を使っていたユーザーとしては継続して使いやすいでしょうし、初めてのユーザーにもすぐに馴染む仕様。
片手操作でイケます。
重くなった

203gという事で、X3の180gよりも一回り重いです。
23gは体感として分かるか?と言われると、X3をしばらく触っていたユーザーにとっては認知できるほどの違いがあります。
ヘルメットに付けたりする場合は、重さが気になる重量かもしれません。
iPhoneをケースに入れた時よりもやや軽いくらいですので、ポケットに入れたり片手操作をする分にはギリ問題ないでしょうか。
レンズガード

外観で変わったところとするなら、あとはレンズガードの取り付け箇所ですね。
レンズガードの取り付けは後に触れていきます。
傷は目立たなさそう

X3のフラットでマットな質感も好きでしたが、X4は斜めストライプ柄に。
気づいたのですが、これなら傷がついても目立たない気がします。
X4とX3を比較して

基本的にはX3ベースでグレードアップしたX4。
ここからは性能と外観を、X3と詳しく比較していこうかと思います。
性能比較の表はコチラ↓
| 機能 | X4 | X3 | |
| 360度撮影 | 動画解像度 | 8K30fps | 5.7K30fps |
| 5.7K60fps | |||
| スロー | 4K100fps | 3K100fps | |
| 写真解像度 | 72MP | 72MP | |
| 見えない自撮り棒 | ✅ | ✅ | |
| アクティブHDR | ✅ | ✅ | |
| シングルレンズ | 動画解像度 | 4K60fps | 4K30fps |
| ミーモード | 4K/2.7K120fps | 1080p60fps | |
| アクション仕様 | Flowstate 手ブレ補正 | ✅ | ✅ |
| 360度水平維持 | ✅ | ✅ | |
| バッテリー | 2290mAh | 1800mAh | |
| 駆動時間(5.K/30fps) | 135分(67% 延長 ) | 81分 | |
| 防水 | 10m | 10m | |
| レンズガード | 標準装備(着脱可能) | 別売り | |
| 簡単な操作性 | ジェスチャー制御 | ✅ | – |
| 録画キャンセル | ✅ | – | |
| オートダッシュ | ✅ | – | |
| 音声制御2.0 | 中国語、英語、日本語 | 中国語、英語 | |
| Bluetooth接続 | Airpods, Sena, Cardo, Airide, Asmax, Lexinmotoをサポート | Airpodsをサポート | |
| カスタマイズボタン | ✅ | – | |
| 予約録画 | ✅ | – | |
| AIハイライト | ✅ | – | |
| クリエイティブ | タイムラプス | 11K | 8K |
| タイムシフト | 8K | 5.7K | |
| バレットタイム | 5.7K120 & 3K240 | 4K120 & 3K180 | |
| スターラプス | ✅ | ✅ | |
| ループ録画 | ✅ | ✅ | |
| プリ録画 | ✅ | ✅ | |
| スマートな編集 | Wifi 転送 | 30mb/s (58% 高速) | 19mb/s |
| GARMIN & Apple 連携 | ✅ | ✅ | |
| ハードウェア | スクリーン | 2.5″ Corning® Gorilla® ガラス | 2.29″強化ガラス |
| 重さ | – | 203g | 180g |
特に変化があったところを赤マーカーで記してみましたが、全体的に数値が上がっています。
では、X3とX4を並べてみていきましょう。
大きさや見た目の違い

大きさの違いはこんな感じ。
縦長のイメージだったX3でしたが、X4と比べると短く感じますね。
X4は相対的にスリムになった印象を受けますが、手に取ってみると大きさの違いは結構分かります。

側面はこんな感じ。
厚みが変わらない分、順当な縦長形状に。
バッテリーは長くなった分、容量がアップしていますね。
| X4 | X3 | |
|---|---|---|
| バッテリー | 2290mAh | 1800mAh |

ボタンの配置やマイクの位置も変わらず、使い勝手はX3と同じく良好。
モニター部分

モニターもバッテリーと同じく、一回り大きくなりました。
写真にすると分かりづらいですが、実際に目で比べてみると、なんとなくX4の方が綺麗です。

以前は360度モードの場合、in/outカメラをタッチで切り替えでしたが、X4ではスクロールで360度の画角を自在に変更できるように。
手持ち画角の場合、上方向や下方向の様子が撮影前に分かるので、若干ですが利便性が上がったように感じます。
2倍スローを基本性能に(5.7K/60fps)
| X4 | X3 | |
|---|---|---|
| 最大解像度 | 8K30fps | 5.7K30fps |
| スロー撮影 | 5.7K60fps/4K100fps | 4K/60fps/3K100fps |
| シングルレンズ撮影 | 4K60fps | 4K30fps |
| ミーモード | 4K | 1080p |
| ミーモード(スロー) | 2.7K120fps | 1080p60fps |
X3では5.7K30fpsが限界でしたが、X4では60fpsを増設。
以前は4Kまで落とさないといけなかったのが、X3の標準画質に2倍スローが搭載された感じ。

Insta360をアクションで使う場合、2倍スローは結構多用していたのでありがたいです!
実質的な常時高画質(4Kミーモード)
容量を食うのでほどほどに使いたいですが、8K撮影ができるようになったので、クロップしたときの画質が上がりました。
気にせず見てると変化に気づけませんが、こうして比べてみると結構違います。
8Kは360度データの話なので、ミーモード撮影で1080Pから4Kに変わったというのが、実質的に分かりやすい所ですね。

単純に画質が上がったのは嬉しいですね。
取り外せるレンズガード

| X4 | X3 | |
|---|---|---|
| レンズガード | 標準装備 | 別売り |
コレが一番分かりやすい変化ですね。
X3では粘着式だったレンズガードは、X4で着脱可能な超便利仕様に。
X3についても取り外し可能なレンズガードにアップグレードされましたが、こちらは別売り。
標準装備されているX4では、実質3400円の差額が無くなったような感じですね。

専用ポーチに入れておけるので、画質を優先するか、アクションによる破損予防を優先するか、その時によって選択できるのは大きいです。
結露しても水が入っても、外して拭きとれるのも実はかなりの改善点。
ゴリラガラス搭載
X4では最近スマホ端末や高級ガラスフィルムにも用いられるようになった、ゴリラガラスを採用するようになりました。
レンズガードと合わせて耐久性が上がったので、こちらもありがたい変化の一つ。
バイク乗りを意識した変更点?

ここまでX4はX3の順当グレードアップ版とも思えますが、細かい変化点に関して言えば、バイクツーリングに適しているんじゃないか?
そう感じる改善点もいくつかありましたので、バイクツーリング目線で評価してみます。
- ジェスチャー機能
- オートダッシュ
- Bluetooth対応種増加
- カスタマイズボタン
- 録画予約
- AIハイライト
X4で追加された便利機能を上記に記しました。
このうち、ジェスチャー機能・オートダッシュ・Bluetooth対応機種増加・AIハイライトが、バイク乗り的には良さそうかな?と感じます。
ジェスチャー機能
運転中は風切り音やヘルメットの問題がありますので、ジェスチャーによる撮影ON/OFFが役立ちます。
ちなみに顔を隠しても反応しました。
控えめな「ヤエー」をする人は、ジェスチャー機能をOFFにした方が良いかもしれませんが(笑)
オートダッシュ
通電開始で反応し、録画を自動開始する機能。
ループ撮影(30分ごとの削除)と組み合わせれば、実質360度ドラレコを搭載したのと同じになりますね。
Bluetooth対応機種増加
バイクインカムの対応機種が、X3よりも増加したため選びやすくなりました。
Airpods, Sena, Cardo, Airide, Asmax, Lexinmoto
AIハイライト
バイクツーリングは単発的な撮影より、中長時間の流し撮りがメインになるかと思います。
AIハイライト機能をONにしておけば、目立って動きや変化がある瞬間をイイ感じに切り取ってくれます。
帰って編集するのが面倒なズボラさんにおすすめ。
重量増加が気にならない
僕はスノーボードや登山といった、重量を気にするユーザーですので、僕みたいな人にはX3も魅力的に映ります。
しかし、X4の23g増加は、バイクユーザーにとってはそこまで気になるものでないと思います。
Insta360のユーザー数の結構な割合が、バイクユーザー人気がある(売れ行きから察するに)ので、こうしてバイクユーザーに適した改良をしているのかもしれません。

X4はこうやって使いたい

スロー再生を活かした、より「非現実的」な体験
スロー再生、画素数が同時に上がったので、特にミーモードや切り取った際の画質が良くなりました。
バレットタイムにも反映されているので、X3以上にスロー再生は取り入れていきたいです。
手軽で「ストレスフリー」な撮影
レンズガードの存在、ガラスの強化、画面のタッチ操作に変更があり、今までも使いやすかったXシリーズがさらに使い勝手が良くなりました。
もちろんアプリ更新の方も並行して改善しまくっているようですので、今後はもっと簡単で、一般ユーザーに使いやすい製品に仕上がっていくと思います。
バイクツーリングで簡単かつ長時間撮影

X4への改善点として、個人的に一番恩恵があったと感じるのは「バイクユーザー」ですね。
ジェスチャー機能やAIハイライトなど、今までも別段使えはしたけど、もっとこうしたら楽と感じる機能が沢山搭載されました。
おそらくAce Proでもバイクユーザーの反応が良かったことで、X4にも搭載したものと思われます。

