Insta360とDJIのアクションカメラ比較記事です!
今のアクションカメラでおすすめ2台を選ぶとしたら、Insta360 Ace Pro 2とDJI Osmo Action 5 Proでしょう。
この2台は必要とするユーザー層をちゃんと理解しており、Ace Pro 2は汎用性、DJIは特化ユーザーに向けて充実した性能を持っていると思います。
個人的にもこの2台であれば、ユーザーを被らせずにおすすめ出来ますので、それぞれがどんな人に向いているか?
そんな視点でこの記事を見て頂ければと思います!
ざっくりとした振り分け
ひとまず、この二つをざっくりと振り分けしてみようかと思います。
最もハイパフォーマンスのInsta360
これから性能比較をしますが、ライトなアウトドアユーザーまではAce Pro 2が最も良いという結論で良さそう。
前作Ace Proもライト層から人気が高く、特に日本を含むアジア圏での人気が爆発しました。
バイク・自転車・スキースノボ・一般登山やハイキング・旅行・普段の撮影・Youtube・Vlog・キャンプ。
この辺りはAce Pro 2ほぼ確定でOKでしょう。
その上広角もトップになり、画質もアクションカメラで最も良いです。
LEICAレンズを採用しているので、ロゴ入りウォーターマークを入れれるのなんかも個人的に好み。
全体的な能力値が高く、汎用性も高い。
価格はDJIより1万円高いですが、それ以上にコスパは良いような気がしますね。
フリップスクリーンやマイク性能など、Vlog撮影やライトユーザーにとっても重要な性能が高いです。
重さをよほど重視しなければ、Ace Pro 2を選ぶことになるでしょう。
コスパと軽さで勝負のDJI
一方で、DJI Osmo Action 5 も今作からProの名を冠して登場。
それでいて、前回と同じ55,000円~という高コスパを維持してきました。
146gという軽量ボディは、驚異の20m防水というガチアウトドアユーザーにとってありがたい頑丈さ。
Ace Pro 2には及びませんが、夜間性能もそこそこ使える性能に上げてきましたね。
僕の友人のクライミングユーザーはDJI愛用者でして、やはり「小さい」「頑丈」「安い」、この辺りがお好みのご様子。
気圧計と20mの耐水深を活かせば、ダイビングユーザーにとっても相性は良いです。
標準的なアウトドア~VlogユーザーならAce Pro 2を選択。
軽さ的にも、ゴリゴリのアウトドアユーザーがOsmo Action 5を選ぶ。
という構図になりそう。
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Insta360 vs DJI
【スペック比較表】
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
価格 | 64,800円 | 55,000円 |
センサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/1.3インチ |
F値 | F2.6 | F2.8 |
レンズ | LEICAレンズ | |
ISO | 100~6400 | 100~6400 |
最大解像度 | 8K | 4K |
スロー性能 | 4K/120fps | 4K/120fps |
バーストスロー | ||
最大FOV | 157° | 155° |
写真解像度 | 5000万画素 | 4000万画素 |
夜間性能 | PureVideo PureVideo Plus | SuperNight |
耐水性 | 12m | 20m |
モニター | フリップ | 両面タッチ |
マウント | クイックリリース | クイックリリース |
対応温度 | -20℃~45℃ | -20℃~45℃ |
バッテリー | 1800mAh | 1950mAh |
マイク | 3 | 3 |
重さ | 177.2g | 146g |
スペックは上記の通り。
これらスペックをなぞりつつ、スペックでは分からないポイントもレビュー比較していきますね。
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
画質 | ||
夜間画質 | ||
手振れ | ||
夜間手振れ | ||
最大FOV | ||
水平ロック | ||
ズーム耐性 | ||
最大スロー | ||
メモリ | ||
バッテリー容量 | ||
熱暴走耐性 | ||
対応温度 | ||
軽さ | ||
耐水深 | ||
保護性能 | ||
スクリーン | ||
マウント | ||
起動速度 | ||
撮影処理 | ||
撮影の早さ | ||
タッチ感度 | ||
価格 |
どっちも優秀なのですが、より得意な項目にチェックを入れると、こんな感じになりました。
では、一つ一つ比較していきます!
Insta360 vs DJI
【夜間画質の比較】
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
4K30fps | PureVideo Plus | SuperNight |
4K60fps | PureVideo |
夜間画質から比較した理由は、性能差が分かりやすいから。
好条件の日中撮影は処理難易度が低いので、正直どんなカメラでもある程度綺麗に映ります。
こういったシビアな条件下での撮影にこそ、アクションカメラとしての性能の違いが表れやすいです。
左がAce Pro 2のPureVideo Plus、右がAction 5のSuperNightモードで比較しています。
ぱっと見どちらも明るく撮影出来ていまして、他のアクションカメラとは比較にならない程の暗所性能を持ちます。
ですが、良く見ると暗所性能は結構違います。
この画像が分かりやすいですね。
Ace Pro 2は中央の明るい場所を細かく再現出来ているのに対し、Action 5は光が強すぎて白く飛んでいます。
拡大するとより分かりやすいです。
白く飛んでしまうと「色情報」が、すべて明るさという「白」でしか再現できなくなるので、広いダイナミックレンジは夜間性能にとって重要。
Ace Pro 2の方が描写も繊細ですね。
手振れは動画にすると分かりやすいですが、Ace Pro 2の方が暗所ノイズ(不快なチラつき)も少ない事が分かります。
それと、Ace Pro 2はAce Proと同等の暗所性能を持つPureVideoで、4K60fpsの撮影が出来るので、夜間+バイク撮影なんかにも適していますね。
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Insta360 vs DJI
【画質の比較】
日中の画質は、正直な所そこまで気にしなくてもOKです。
日中は暗所と違って性能差が出にくいので、どちらも綺麗ですね。
しいて言うならば、Ace Pro 2の方が繊細で高い描写力を持ちます。
上記写真のような繊細な雲の描写も、表現力を持って撮影できていますね。
なお、これに8K解像度は使っていない(どちらも4K)ので、恐らくLEICAレンズの描写力が高いものと思われます。
DJIのふんわりした画質が好みな方も居るかもですが、後編集で明瞭度とシャープネス(ハッキリした画質)は下げることが可能。
描写力については高いに越したことはありません。
逆光もカメラにとって苦手なシーンになるので、性能差を見るには良いですね。
Ace Pro 2の方が雲の表現力を見る限り、解像度が高いです。
ダイナミックレンジも広いので、太陽の色味も再現されつつ、逆光にも関わらず家もそこそこ明るく保っていますね。
Insta360 vs DJI
【ズーム耐性】
どちらも2倍までズーム機能はついていますが、Ace Pro 2は8K画質を使うのに対し、Action 5はただ拡大するだけのデジタルズームです。
上記は分かりやすくするためにさらに拡大したものにはなりますが、細かい描写はかなり違う事が分かりますね。
Ace Pro 2はズーム時の画質劣化を気にせず使えるので、表現力に幅が生まれます↓
広角で撮影したとき、何か違うな?って思ったとしても
ズームすれば欲しい画角が手に入ったりしますね。
Ace Pro 2のクラリティズームは結構便利です。
Insta360 vs DJI
【画角の比較】
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
最大FOV | 157° | 155° |
最大の画角は似たようなものと思って頂ければOKですね。
どちらもアクションをダイナミックに魅せる広さは備わっていると思います。
一方で歪みについては違いがあり、ナチュラル広角といった「歪みの少ない広角」が選べるのはAce Pro 2の方が適しています。
Vlog撮影・スナップ撮影・自撮りなどは歪みを作りたくないので、ライトユーザーに優しい画角が備わっていると言えますね。
Insta360 vs DJI
【手振れ補正】
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
手振れ補正 |
手振れ補正も気にしなくてOKですね。
昨今のアクションカメラはブレ補正が神レベルなので、歩く走るくらいで差は付きません。
↓3社比較ですが、参考までにどうぞ
Insta360 vs DJI
【水平維持】
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
水平維持 | 4K30fps | 4K60fps |
水平維持画角については、Action 5が上です。
Ace Pro 2は30fpsなので、水平維持を必要とする撮影+スロー再生が適しません。
数は少ないでしょうが、「パラグライダー・パルクール・キッカー」この辺りは気にしてもいいかもしれませんね。
よほど回るようなスポーツでもない限り、普通の手振れ補正で十分ですが。
スロー再生
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
4倍スロー | 4K120fps | 4K120fps |
8倍スロー | 1080P240fps | 1080P240fps |
32倍スロー | ー | 3秒 |
GoProが13倍スローを搭載したことをアピールしていましたが、Action 5はしれっと32倍スローとか言う異次元のスローを搭載していました(笑)
解説によると、本来の8倍スロー(1080P)のフレーム保管を行って、疑似的32倍スローを作っているみたいなイメージですかね?
1080Pの低画質モードで240fps撮影を行い、動画再生にてカタツムリマークを適応すると、3秒間だけハイパースローを切り取れます。
ここまでのスロー再生を使うか使わないかは別として、GoProのバーストスロー撮影よりははるかに使いやすいとは思いました。
ハード面・耐久性
こと画質においてはAce Pro 2が全体的に上回りましたね。
一方でハード面はAction 5が優位なところが多いので、アクションや山岳系ユーザーは気にしてみると良いかもしれません。
重さ・大きさ
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
重さ | 177.2g | 146g |
Action 5の方が軽く小さいので、ヘルメットに付けるユーザーにとって有利だと感じます。
Ace Pro 2も前作よりはちょっと軽くしているので、フルフェイスのバイクユーザーとか、通常のVlog撮影では気になりません。
クライミング好きの友人がDJIを選んでいる理由もこの辺りで、僕がゴリゴリのアウトドアユーザーにAction 5を勧める最大の理由。
バッテリー容量
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 1800mAh | 1950mAh |
節電モード |
バッテリーはどちらも前作より上げてきました。
Osmo Action 5 Proはアクションカメラ最多の1950mAh(3社比較)なので、確かにバッテリー消費については遅いなと感じます。
Ace Pro 2には節電モードが備わっているので、画面OFF時間とか付属機能を一つ一つOFFにしていく手間は省けますね。
対応温度
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
対応温度 | -20℃~45℃ | -20℃~45℃ |
最低温度はどちらも-20℃対応。
ゲレンデ等、ウィンターシーズン使用者も、安心して使ってください。
熱耐性(熱暴走)
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
4K120fps | 1時間3分 | 58分 |
4K60fps | 熱暴走無し | 熱暴走無し |
熱暴走までの時間は、通常良く使う4K60fpsならどちらもほぼ問題なし。
高負荷の撮影に関しても、どちらも1時間程度は連続撮影が出来なので、熱暴走問題は気にしなくて良いと思います。
耐水深
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
耐水深 | 12m | 20m |
Ace Pro 2はマイナーチェンジで12m防水に向上、DJIは驚異の20m防水を搭載。
両社とも剥き出し金属パーツが存在しないので、そのまま海に沈めるという事は可能ですね。
Ace Proを夏の海に沈めた感想としては、「どっちにせよケースが欲しい」だったのと、スキューバの方はケースに入れていました。
見た目もチッピング風デザインなので、Action 5の方が言われてみれば頑丈そうな気はしますね。
ガチアウトドアユーザーの方の安心感にはなりますね。
保護フレーム
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
保護フレーム | オプション |
保護フレームはDJIのみ標準装備。
Ace Pro 2にはアルミ製のフレームがありますが、あちらはオプション採用ですね。
耐水性も合わせると、実質耐久性はDJIが優勢でしょうか。
マウント
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
取り外し | ||
縦方向 | 別売り保護ケース | 標準保護ケース |
マウントについてですが、個人的には圧倒的にAce Pro 2の方が好み。
というか恐らくですが、皆さんも同様の感想を持つ気がします。
Action 5のマウントはこんな感じなのですが、コイツがなかなかに硬い。
硬いというかつまみが入り組んでいるので、アクセスにちょっとコツとベストな方向が必要な感じ。
あと磁力がAce Pro 2の二倍くらいある気がするので、女性の方は特に外しにくいはず。
かといって男のゴツイ指だと、ここの隙間にアクセスするのが難儀。
僕は握力60kg超えとかあったのですが(今は知らない)、それでも「硬ぇな!!」ってなります(笑)
Ace Pro 2はこんな具合にアクセスしやすく、Ace Proのマウントより改良してあるので、明らかに取り外しがスムーズに改善。
半ドア確立も前より格段に良くなっています。
個人的な好みで言えば、Ace Pro 2のマウントの方が数倍快適な気がしました。
一方保護ケースが標準装備のAction 5は、縦方向にマウント出来るのは一つ良い所ですね。
対応メモリと内蔵メモリ
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
内部メモリ | 47GB | |
消費量 |
DJIのみ47GBの内部ストレージが入っています。
サービスって感じですね。
このように、保存メモリを途中で選ぶことも可能。
一方で、容量消費についてはAce Pro 2の方が優秀。
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
10分間容量(4K60fps) | 3.3GB | 4.7GB |
同じく10分間撮影を行ったら、Ace Pro 2の方がSDカード消費量が1.5倍程少ない結果に。
Ace pro 2はデータ消費を改善したとのことですので、内部メモリサービス対応のDJIと、消費効率化のInsta360。
要するに、「どっちもありがたい」ですね(笑)
操作性の比較
スクリーン
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
スクリーン | フリップ | 両面 |
フリップスクリーンに慣れたユーザーの個人的な意見なのですが、よほど理由がない限り、Ace Pro 2のフリップスクリーンが使いやすいです。
軽さを最重要視する方は除きますが。
ローアングル撮影はアクションカメラと相性が良い(広角と相性が良い)ですが、とても確認しやすい。
寝そべる必要が無いですね。
自撮りもしやすいですし、見た目にも確認しやすいです。
三脚みたいに置いて撮影もできます。
なるほどと思ったのが、襟に挟んで使う方法。
チェストハーネス要らないし、めっちゃ手軽!
ズレないようにするための、滑り止めゴム的アクセサリーもあるので安心してくだされ。
なお、フリップスクリーンの耐久性についてはまったく気にしなくてOKです。
かなり丈夫。
とにかくフリップスクリーンが邪魔になることは無いですし、使用頻度や活用方法はめっちゃあると思います。
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タッチ感度
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
タッチ感度 |
スクリーンのタッチ感度はどちらも非常に良く、ノンストレスです。
画面の見やすさも含めると、引き合いに出して悪いですがHERO 13よりスクリーンの完成度は非常に良いでしょう。
起動速度と撮影ON/OFF時間
Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|
起動時間 | 2.5秒 | 0.5秒(7秒) |
撮影ON | 即時 | 1秒 |
撮影OFF | 即時 | 2秒 |
起動速度はAction 5が爆速起動。
その代わり、十数回に1回程度バグって、7秒くらい起動にかかる時があるのでまちまち。
Ace Pro 2は2.5秒程度の起動時間ですが、いつも安定しています。
撮影してからの保存速度に時間がかかり、ロードに2秒程かかっています。
そんなにストレスにはならない時間ではありますが、撮影ON/OFFは頻度が多いので、どっちかと言えばAce Pro 2の方が快適かも?
プリ録画
HERO 13 | Ace Pro 2 | Osmo Action 5 | |
---|---|---|---|
プリ録画 | ー | 15~90秒(120秒) | 5~60秒 |
録画ボタンを押してから、決められた秒数を巻き戻って撮影するという機能です。
魚がHITした瞬間にボタンを押せば、HITする前90秒ないしは60秒までなら録画してくれているといった感じ。
要するに魚釣りの人や、一発撮りアクションを決めたい方に有効なプリ録画。
録画しているのに釣れない、、、みたいな不発データ連発を防げます。
Ace Pro 2が最大90秒の設定(低画質モードで120秒)、Action 5は60秒が最大という点では、若干違いはありますね。
各社特有のアピール
【Insta360】LEICAウォーターマーク
Ace Pro 2は、写真や動画にLEICAのロゴが入ったウォーターマークを入れれます。
写真好き、カメラ好きとしては結構そそる。
だって本物のLEICAレンズなんて100万とかするんだもの、カメラ好きにとっては憧れなんよ…
ともあれ露出設定なんかも表示できるので、スローシャッター撮影なんかは数字が入ってカッコいいですね。
【Insta360】ジェスチャー制御
Ace Pro 2に備わっているジェスチャー制御は、手のひらで録画開始と停止、ピースで写真撮影ができます。
Ace Pro 2がマッチするユーザー層をちゃんと理解しているのか、下記のシーンで思いのほか使い道がありますね↓
- 自撮り棒で自撮り開始
- フリップスクリーンを使って地面に置いて撮影開始
- バイク乗車で使う(フルフェイス対応)
運転中はボタンを押すよりジェスチャー制御の方が安全で楽ですね。
公式では運転中は一応推奨はしていないから、上記の参考画像なのだと思いますが(笑)
【Insta360】ドラレコモード
SDカード容量の古いデータから消去していくシステムで、ドラレコと完全に同じです。
バッテリーを抜いてダッシュボードにType-C給電録画をすれば、ドラレコと全く変わりないですね。
この辺りの追加機能から考えても、Ace Pro 2は一般ユーザーに幅広くアピールしていると言えそうです。
【DJI】追尾機能
Action 5には追跡機能が備わっているので、撮影後の動画から追跡対象を真ん中に置くことが可能。
といっても360°撮影をしているわけでもないので、画角から縦画質にクロップするときくらいしか使いませんね。
Insta360も技術的には搭載可能なハズなので、不要と考えて搭載しなかったものと考えて良いでしょう。
【DJI】内蔵気圧計
Action 5には気圧計が内蔵されているので、ダイビングの時に水圧計の役割も果たします。
逆に山に登れば標高が分かるので、センサー付きのスマートウォッチなんかを持たない人にはメリットがありますね。
マニアックな機能を搭載してくる辺りは、ガチユーザーに適合するAction 5らしさが出ている気がします。
買うべきカメラは?
Insta360 Ace Pro 2 を選ぶ
とりあえずカメラとしての性能はアクションカメラ最高クラスで、目立ったデメリットも見つからないのがAce Pro 2。
フリップスクリーン、老若男女に扱いやすいマウント形状、自撮りや置いて撮影がしやすい作りなど、一般ユーザーはAce Pro 2が適しているでしょう。
カメラ性能の高さ、ズーム性能、夜間性能など、写りにこだわる人にも適しますね。
バイク・ロードバイクユーザーにとっても役立つ機能が多いことから、ライド系のユーザーもAce Pro 2ほぼ確定になりそう。
これらから、前作のAce Proもライトなアウトドアユーザーからの人気が高く、とりわけ日本を含むアジアで売れました。
今回も一般登山やハイキング程度までのアウトドアユーザー、Vlog撮影中心のライト層からの支持率が得られそうですね。
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DJI Osmo Action 5 Pro を選ぶ
一方で、コアなユーザーからはAction 5の需要が高そうです。
僕の周りでも、クライマーや沢登りなど、変態的ユーザーからの隠れた支持者が多い印象。
ヘルメットに取り付けて撮影するシーンでは、軽さや保護ケースと言った機動力が活かせます。
ヘルメット系アクションならば、32倍スローも活かしようがあるかもしれません。
気圧計を内蔵していながらも、本体防水が20mの水深まで対応。
ケース無でもかなり深くまで潜れるので、本格ダイビングをするユーザーにも適していますね。
こうして考えると、ライトユーザーまでがAce Pro 2、それぞれ極めたガチユーザーはAction 5と、ニーズの住み分けは上手に出来ている気がしました。