僕はアバウトドア失格だ 【10日目:中川~士別】

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道の駅の床にマットをしく
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ピピッ

朝4時
今日は午後から雨予報なので、降らないうちにガッと進みたい。
早々と道の駅を後にします。

ここから先も昨日と同じ、小さな町と何も無い道の繰り返し。
町と言ってもほとんど変わらぬ、北海道内陸の田舎町。どこを見ても似たような景色、沢山見てきた。

目次

看板効果?

とある道の駅で大学生とであう。
広島大学の3人組が話しかけてくれた。

登山にも興味があるとの事で、ブログも見てくれるようだ!
彼らも夏休みで北海道を旅している。

ここにきて実感したことだが、看板効果が凄い。
昨日からちょくちょく話しかけてくれる人が増えているのだ。

人と関わりたいのなら、でかでかと宣伝した方がいいのだなと実感。

アイラブユーと狂ったメロディ

美深町にはセブイレがある
それがどうした?となるだろうが、ここ600kmほどセブイレは愚か、ローソンすらもありゃしない。

…現金をください。
そう思いながら、無くなりゆくお金にひもじさを抱いていた。
カードがあるのでコンビニ支払いは可能だが、ローカルスーパーや道の駅等で、カードが使えないと困る。

美深町は神なので、600㎞ぶりのセブイレにて無事、2万円を確保。
ブルジョアに昇格した僕は、美深町にアイラブユーを歌いました。

と、走っていたら変な音楽が。
町内全体にかかるラジオから、狂ったアイドル的な歌が流れてくるのだ。

…この街、狂ってやがる

ふと懐かしく思う、作業療法士という仕事

セイコーマートでいつものように弁当を食らっていると、おばあちゃんが話しかけてくれた。

蛾の話、息子の話、旅人の話…
どんどん変わるのでニコニコしてハイハイ聞いてるだけである。

そうしてひとしきり喋ったら行ってしった。

どこのおばあちゃんも大抵そうだが、誰かと喋りたいんよね。
このおばあちゃんは息子が本州の言ってしまったそう。

1人でさみしかったのだろう、ここで元リハビリ氏のコミュ力が活きた。
ひとしきりおばあちゃんのたわいも無い話しを聞き、ちょっと作業療法士時代を懐かしく思った。
(忙しい時は喜んで聞けないよ!笑)

地名の話

北海道では変な地名が多い。
理由はどれも、アイヌ語からちなんでいるからだ。文字を持たないアイヌ語がカタカナで表現され、それが感じに直されている。

今日通った美深はピウカ(石の多い所)
今は知っている音威子府は、オ・トイネ・プ(河口が濁っている場所)となっている。

自転車だと、次の町まで何kmだー、とか、ずっと気にして走るので、地名にも違和感を覚えやすいし、愛着も湧きやすい。

地理と町の細かな雰囲気まで感じるのは、自動車では感じにくい、自転車の利点だろう。

たまには贅沢させろっ!

道の駅しべつ

さて、雨も強くなってきたので本日はこの道の駅に一泊させていただく。
隣には焼肉屋があるので、米をたくか焼肉屋に入るかずっと悩んだ。

そして発狂する。
「たまには贅沢させろっ!」
ビールまで頼んでしまった!!♡

焼き肉屋しべつ

実は一人焼肉は初めて。ヒトカラや一人焼肉の前に、単独登山・一人旅・ソロキャンプである。

セセリはプリプリ、ジンギスカンはとっても柔らか。ビールは(ry
「!!!!!!!!!!!♡」
ヒトリでも思わずうなる。

これだけ食べて1900円。焼肉屋しべつ、恐るべし!★★★★★

道の駅の床にマットをしく

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