バイヨンヌからは残り1時間、バスでサン・ジャンまで行く。
バスで向かうのも、結構わくわくする。
ここで仲良くなったのはジョージ。
日本に1度来たが、アリガトウゴザイマスと、ジュードーしか喋れない、弾丸トークアメリカンだ。
雨のなか彼とうろつくが、彼だけ自分の宿に入ってしまった。
どうやら満席のようだ。
まあよい、雨はやんだので、適当に野宿できる場所を探そう!
それにしても、サン・ジャン。
ここもめちゃくちゃいい場所!
パリ▶バイヨンヌ▶サン・ジャンと、どんどん田舎になっていく様がたまらない。
どこを見てもたしかにフランス、ヨーロッパっぽいけども、やっぱり僕は田舎が好き。
ご丁寧に雨上がりの虹までかけて頂き、シャッターが止まらない。
写真を撮りまくってうろついていると、女性が話しかけてくれた。
なになに、フランス語は全く分からない。
どうやら僕を、宿を探して困っている人と勘違いをし、心配してくれている。
たしかに明るいとはいえ20時だ。
心配もする。
拙い英語も女性には届かず、誤解の解きようもなかった。
近くのアルベルゲを何件か周り、親切に聞き回ってくれる。
なんだか申し訳なさと、嬉しさがいっぱいになったころ、自動的にここにお世話になることになったのだ。
初めてのアルベルゲは、拾われた場所の綺麗な個室。
満室の皆様にも申し訳ないような気分(笑)
ありがたく休ませてもらうこととします。
あまりに綺麗だったので、サン・ジャンの写真をいくつか紹介。