どうも!実はアニメが結構好きな、たなりょうです
(→instagram)
数あるインナーという選択肢から、ジオラインまでたどり着いたあなた。
その選択に至るまで、インナーの必要性やメリノウールとの比較など、頑張って考えてきたことでしょう!
LWとMWの選択は、インナー選びの最終関門かもしれません。
自分はLWとMWのどっちが適しているんだ?
これを中心に、比較紹介していけたらなと思います。
- 暑がり(寒がり)はどれを選べばよいか
- 春夏秋冬と標高に合わせた選択方法
- メリノウールとの違いも補足
まずは結論から
- 夏 :ジオラインクールメッシュ
- 春秋:クールメッシュかLW
- 冬季(低山):LWかMW
- 冬季(高山):MW以上
参考までに僕の身体スペックです。
- 年 齢:27歳男性
- 身 長:169cm
- 体 重:64㎏
- 体脂肪:13%
- 代 謝:良い(汗かき)
スペックはごく平均的。
だけど他より代謝はいいと感じます。
まずはLWとMWを比較してみましょう
質感としては、どちらもメッシュに近い生地。
ふわっと弾力を感じ、厚みに対する重量はコットンよりも軽い感じです。
LWとMWの厚みの違いは1.5倍程度といった印象。
生地は似たような感じですが、MWの方はより立体構造になっています。
ここが保温性の秘訣ですね。
次に透け感を比較
LWの方は、光にかざすと結構透けて見えます。
ティクビは透けないから
安心せよ(笑)
MWに関しても、思いのほか透けて見えます。
使い込んでいるので、ボロボロですw
この透け感が、耐風性(風が吹いた時の寒さ)に繋がってくるので、一旦覚えておいてください。
おさらいしたい、ジオラインの性質
これからLWとMWの比較評価をしていくのですが、ジオラインについて最初におさらいしておきたいと思います。
ジオラインについて理解されているという方は飛ばしてもらっても構いません。
おさらいしたいよ!
って方だけ見ていってね!
あくまでインナー
先ほど、透け感と耐風性について少しだけ触れましたね。
この透け感により、耐風性は皆無。
あくまでインナーだね
秋であればこの上にジャケットを羽織るか、Tシャツ&ジャケットの組み合わせになるでしょう。
冬であればフリースや化繊ウェアが必須。
場合によってはシェルジャケットも必要です。
当たり前のことを言っているだけですが。
薄いけど保温性がある
ジオラインは分類上、保温のためのアンダーウェアです。
その保温の秘訣は、大きく分けて2つあります。
- 繊維そのものが空気を保持する性質
(断熱層) - 繊維に織り込まれた素材の効果
(遠赤外線効果)
これは、LWであってもMWであっても変わりがありません。
同モンベルのウィックロン、パタゴニアのキャプリーンといった、インナーは存在します。
ジオラインはそれらより、素材そのものが暖かいという点を抑えてください。
だからLWでも、案外暖かいんやで
上記、ジオライン全体の性質を踏まえたうえで、LWとMWの使用感についてを解説です!
LW(ライトウェイト)の使いどころ
まずはモンベルの言葉をお借りします。
軽量で速乾性に優れているので、寒い季節の激しく汗をかく運動や、夏場のウォータースポーツなど、オールシーズン活躍
モンベル
ジオラインLWの使いどころは、以下のように紹介されています。
- 寒い時期の激しく汗をかく運動
- 夏場のウォータースポーツ
- オールシーズン
想定される仕様場面を、具体的に言い換えてみましょう。
- 寒い時期の激しく汗をかく運動→冬の低山
- 夏のウォータースポーツ→沢登り
- オールシーズン→冬も使えるヨ
LW(ライト)なのに案外寒い時用なのね
LWなので夏用であるとイメージしてしまいがちなのですが、実際使用される場面としては、春秋冬メイン
僕的には、こんなイメージです。
実際に僕が使う場面を紹介していきます。
- 3月以降のスノーボードインナーとして
- 冬の低山登山はLW+ポリTシャツ+ソフトシェル
- 3シーズンテント泊の寝巻きとして
残雪期と言えど、5月はさすがに晴天だと暑さを感じます。
こんな時は、MWだとオーバースペックですね。
3月頃のスノボなんかも、LWにパーカー1枚が丁度良いくらい。
薄くてコンパクトなので、ハイシーズンのテント泊のインナーにも重宝します。
逆に、こんな場面ではLWは適していませんでした。
- 9月末の紅葉登山での行動着(暑すぎた)
- 厳冬期のアルプス(MWがふさわしい)
9月末のいわゆる初秋でも暑いと感じました。
LWと言えど、保温のためのインナーということを認識させられる時期ですね。
ただあくまで僕は暑がりであり、汗を気にせずに歩く傾向にあります。
代謝の悪い方、寒がりの方、ゆったり登山を楽しむ方は、LWの検討の余地ありです。
言わずもがなですが、厳冬期のそこそこ標高がある登山の場合は、LWではスペック不足です。
MW(ミドルウェイト)の使いどころ
こちらも最初にモンベルの言葉をお借りします。
登山やツアースキーなど、行動と休憩を繰り返すアクティビティに最適
モンベル
登山やツアースキー、行動と休憩を繰り返すアクティビティ…
あれ?
なんか漠然としている?
それだけ使用が多岐にわたるのでしょう。
僕が使う場面を紹介しますね。
- 冬季スノーボードインナーとして最適
- 厳冬期のアルプスや八ヶ岳登山にMW(ミレードライナミックと同時使用)
- 冬の寝巻きとしてMW
吹雪の中のリフトでも、ギリ保てる寒さ。
トリックをガンガン練習する、汗ばむ動きでもストレスは少なめ。
ゲレンデハイシーズン中は、もっぱらジオラインMWをインナーとして使っています。
厳冬期の八ヶ岳など、軽く-10℃を超える時にもMWです。
これは代謝良好人間特有かな?
代謝に自信のない女性なんかは、どう考えてもEXPが良いだろうなって思うときもあります。
ちなみに僕は、ジオラインMWとドライナミックを併用しています。
ふざけたサムネですが一応よく読まれる記事ですので、気になる方は見ていってください。
逆にこんな時はMWが適していなかったで
- 春スノボの行動着(暑かった)
- 厳冬期登山の休憩中は寒い
- 寒がりさんの冬期登山
さきほどLWで紹介しましたが、3月以降のスノボ(めっちゃ動く)スポーツではMWは暑すぎます。
逆に、厳冬期ではMWでも寒いと感じることも。
早朝+厳冬期+稜線というコンボは、ー15℃の環境に体感温度も異常な低さです。
こんな時に撮影などでじっとしていると、さすがの代謝人間も寒さを感じした。
ミドルレイヤーのスペックにも左右されるけどね
ジオラインクールメッシュとEXPの使い時
LWとMWを考察してきましたので、どうせならクールメッシュとEXPについても簡単に触れておこうかと思います。
クールメッシュの使いどころ
抜群の通気性と速乾性と表現されます。
LWとの差としては、保温性をあまり意識していない点でしょうか。
速乾性と繊維自体の保温性による、汗冷えしない涼しいアンダーウェアといった印象。
- 夏のアルプス登山
- 汗をかくスポーツ全般
僕は持っていませんが、友人の使い時を考えるとこんなところです。
EXPの使いどころ
極寒地での使用を前提とされています。
個人的には、登山のように体が温まりやすい運動では、MWでも十分だと感じています。
が、
女性の方や登坂速度がゆっくりの方は、EXPが適しているなぁ、と思いもします。
僕の友達はめっちゃ寒がりや
寒がりレディーは、ジオラインよりメリノウールのほうが暖かいですが。
ジオラインLWとMWまとめ
冒頭で述べました、結論をもう一度提示してみますね。
- 夏 :ジオラインクールメッシュ
- 春秋:クールメッシュかLW
- 冬季(低山):LWかMW
- 冬季(高山):MW以上
LWは春秋冬の寒い3シーズンでの使用、MWは厳冬期まで使っている。ということでした。
勿論、寒がりさんは一段上のモデルを購入することを検討して頂けると良いと思います。
もしも、今すぐどちらかを決めるという場合で迷っている場合です。
その場合、LWかMWならLWを選んでみては??
LWのほうが安いのはもちろんですが、僕はMWを購入した後にLWが欲しいと感じたため、追加購入しています。
MWは冬季にしか使いませんので、LWはより汎用性が広いと言えます。
勿論、EXPよりもMWのほうが汎用性は高いので、冬はMWを基準に考えてもいいかもしれません。
どちらか薄い方を選択し、寒いと感じた分はジャケットでカバーする方が、脱ぎ着もしやすくいいかもしれませんよ!
では!!
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