ロングトレイルのTe Araroa南島のメインTrackを800km。
町を歩いたりしたのを考えると、1000km歩いて「まだ使える」と感じれるこの靴。

ALTRA 275をレビューしていきます!
ALTRAといえばゼロドロップ!ベアフット!
ですがその他に「ALTRAは弱い」というイメージも先行している方も居るかもしれません。
が、この子はかなり強かったので、紹介したくなったんですよ!

しかもやっぱ、個人的にベアフットが良すぎた!
耐久性・グリップ・ベアフット構造。
全てが僕が今回歩いたトレイル、Te Araroaにとって丁度よすぎたんで、レビューしていきますね。




今回レビューに使うOLYMPUS 275の実足ですが、2つのカラーを出していきます。
予備用にと買って置いた、わりと新しめのグレーと、ロングトレイルで既に1000km歩いて消耗した、カラフルな方で解説。



新品に近い状態と、使い込んだ後が両方分かりますよ!!
ALTRA OLYMPUS 275の位置づけ
ALTRAシューズのトレイルモデルの中でも、今回のOLYMPUS 275の位置づけを、簡単におさらい。


| モデル名 | 特徴 |
|---|---|
| TIMP 6 | 2026年1月発売の最新作。 グリップ力とフィット感がさらに向上。 |
| LONE PEAK 9+ | 定番のローンピークが「9+」へ進化。耐久性と履き心地のバランスが最高。 |
| OLYMPUS 275 | オリンパスの系譜を継ぐ最新作。より軽く、よりタフな構造へ。 |
| OLYMPUS 6 | 圧倒的なクッション性とVibram Megagripによる高いグリップ力が魅力。 |
| MONT BLANC CARBON | カーボンプレート搭載のフラッグシップ。スピード重視のレース用。 |
| EXPERIENCE WILD 2 | アルトラでは珍しい低ドロップ(4mm)モデルの第2世代。 |
OLYMPUS 275は、定番モデルのOLYMPUSシリーズを、よりタフな素材で仕上げた、ロングトレイルモデルといったところ。
僕はニュージーランドのロングトレイル、Te Araroaを歩くために、OLYMPUS 275を買ったって感じ。


泥、ガレ、濡れ、渡渉なんでもありの、ハードトレイルと聞いて。



耐久重視のALTRAトレイルモデルですね!
ゼロドロップ、ベアフットなんかの、ALTRAの特長は変わりありません。
ALTRA OLYMPUS 275の感想
使ってみて色々感じた事、好みだと思ったことを、ぼやきながら触れていきます。
この子(ALTRA全般)をレビューするにあたって、省略できないのが、ゼロドロップとベアフット構造。


ボテっとしておりますよね。
同じくロングトレイルで人気、親戚のTOPOと比べても、このボテっと感。


比べるとようわかります。
まずこれが一個目で、ALTRAシューズに共通する、ゼロドロップソールというもの。
ゼロドロップについて「??」な方は一度公式を見てみて欲しいのですが、


カカトからつま先にかけて、ソールの高さが変わらない、というやつ。



ハイヒールの逆をいく感じですわ。


アディダスとかNIKEとかのスニーカーは、ヒールが高くなっていることがスタンダード。
おおよそ5mmほどですね。
なので、靴を履くとカカトが高くなり、若干のつま先立ち傾斜となるのが普通の靴。
ALTRAは前後の高さが変わらないので、傾斜に関しては裸足と同じ。


参考:ALTRA
なので、ゼロドロップと言うのは、足首の可動域視点では「ベアフット(裸足)」と言う事になるんですよね。


ソールが33mmとそこそこ厚いのにベアフット?
って思ったんですが、傾斜目線で考えると、確かに裸足に近い関節の動かし方をするんですよ。
かかとが高くない分、ヒールストライクな歩き方にならず、フラットフッティングな歩き方ができる。



ルナサンダルで歩くときと、ちょっと似ている。


薄さこそ違えど、前後高さが同じってのは、この子らとおなじ。
もう一個、ALTRAのベアフット要素があって


トゥボックスにゆとりがめちゃくちゃある。
他の子らと比べると、つま先がめちゃくちゃ広いのが分かります。


他の子はつま先にかけて補足なっていきますが、ALTRAは広い。
日本人の足だと特にそうですが、足指がわりと横並びになっているので、靴の形もそのまま横並びに近い。



ちなみに僕は4Eなので、めちゃくちゃ幅広。
これは、クライミングシューズの逆を想像すると分かりやすいかも。
クライミングシューズは、つま先をギュッと揃えることで指先に力が集中できるようになっているんですよね。


それの逆みたいな感じで、とにかく足趾が自由。
自由っていうのは、ただ幅が広いから「靴が入る」ってだけじゃないんですよ。
広さの本意は「ベアフット」です。
足趾に自由が与えられているのが、靴の中でめっちゃ感じます。


つま先が細く、靴の外壁で包まれているのではなく、あくまでALTRAの靴はただの箱。
そのため、靴によるサポートは無い。
箱の中で足趾は自由を与えられ、その代わり、歩く推進力を作るのも足、そして足趾。



ようは、靴の中で「ベアフット(裸足)」している感覚。
足趾の力も使っているなぁ、ってのが分かります。


足趾は使うんで、筋肉使いますが、慣れたら足は強くなる。
逆に、靴っぽい靴を次に履くと、もっと自由にさせてくれ!ってなります。
下の写真は、靴の中↓


ソールを外したんですが、フツーに平らなの、わかりますかね??



土踏まずのアーチがほとんどない!
下の写真は、TOPOのソールを外した写真↓


ベアフットに半分ほど近いと言われるTOPOでも、若干のアーチ(土踏まず)は残しています。
足の形をサポートしているんですよね。
ALTRAはアーチサポートも無いんで、自分の筋肉でどうにかしてくれ、ってスタンス。



裸足を、野生を取り戻すんですよね。
地面を裸足で歩いたところで、地面からアーチをサポートしてくれることが無いように、アーチが無ければ靴からサポートはありません。
靴の中で裸足をしている。
そんな印象に近いですかね。



まあ、ってほど靴のフィット感がスカスカって訳でも無いですが。
この辺りは、素材の項目で詳しく解説していきますね!
素材はMATRYXという、ロングトレイルシューズで最近採用され始めた、丈夫で破れにくい生地を採用。


これも調子よかったんで、フィット感と合わせてレポしていきます。
アウトソールはビブラムメガグリップ。


気持ちよすぎるくらいにグリップするんで、スリップや転倒がないのはもちろん。
登りでは滑ることなく、地面へ推進力が伝わる。
下りは変に気を遣う事がないので、余分な力を使わない。
登り下りどちらにおいても、余分な体力ロスが無くなるので、メガグリップは快適そのものでした。



ソールの減りも、そこそこ持ちましたね!
このあたりも、素材の項目で詳しく触れていきます!
使ってみた感想としては、とにかくベアフット感とゼロドロップが良すぎると感じましたね。


4Eの僕でも入ったので、日本人なら合わない足は無いんじゃないかな?
ってくらいには、気を遣わずに選べると思います。



僕は、好日山荘に置いてある靴を全て探しても、1足しか合わないくらいなのですが。
ベアフットは足趾に自由を与える靴なので、幅が広すぎるってことも無さそうですし。
そうそう、あとこの靴にしたら、捻挫が著しく減りました。


捻挫しやすい人には朗報な靴なので、これは後半にしっかりスペースを設けて、解説しますね!
お次は素材について、素材からステータスを考察していきます。
素材とステータスから考察する
素材とステータスは下記
| 重量 | 338.8g(Mens US10.5 / 28.5cm) |
| ミッドソール | 圧縮成形EVA |
| アウトソール | Vibram® Megagrip |
| スタックハイト | 33mm |
| アッパー | MATRYX® one-piece woven upp |
| FootShape™ | ORIGINAL |
一個ずつ考察&解説していきましょうか。
重さ
28.5cmで338.8g
これは、非防水のハイカーシューズとしては、ちょい重め。
TOPOの同クラスだと300gくらいになるので、だいたい1.1倍くらいの重さ加減。


これはやっぱ、33mmの厚いソールと、ボテっとした幅広ソールが要因な気がします。
アッパー生地は薄いので、ほぼソール分の重さかな。
メガグリップの重さってのもありそう。



個人的には、厚くて幅広ソールの恩恵の方をより感じました。
ミッドソール
一般的な素材ですが、33mmソールはさすがにクッション性が良き。


最近はどのメーカーも厚み重視な感じなので、30-35mmがロングトレイルの平均値。
40kmとか歩く日もありましたが、そういえば足裏疲労は1回も感じなかったなぁ、、、。
って感じ。


この子でニュージーランドをガシガシ歩きました。
とはいえHOKA BONDAI 9とかは40mmくらいのソールなので、ALTRAの33mmが極厚って訳では無いです。
体全体の疲れとかはもちろんありましたが、翌日に疲れは持ち越さないかんじ。



そういえば、足はあんま疲れなかったな。


足裏由来の疲れに関しては、ソールがバッチリ吸収してくれてた感が、今思えば感じます。
すげぇ。
アウトソール
アウトソールは、Vibram® Megagrip(ビブラムメガグリップ)
メガグリップはまじで快適。


急な坂道やガレ場で、強烈にグリップするのが心地よ過ぎる。
これ使い始めたら、メガグリップから抜け出せなくなりそう。



これ使い始めると、ほんとクセになる。
僕が歩いた、ニュージーランドのTe Araroaっていうトレイルは、まあまあ荒れた道を通るんですよ。


急な斜面、ガレ場、渡渉、コケ、雨の日、ドロ、、、
まあ色んな環境を歩くわけですが、マジで滑らない。
なによりトルクがそのまま地面に伝わるので、パワーロスが明らかに少ない。



滑らないってのは、「ラク」なんだなって思いました。
ありがたい。
下りに関しても、滑らないように、と気を遣わずに済むので、変な力を使いません。
登り下りの消耗減少に貢献してくれている感がありましたね。
減りが早いと言われるメガグリップですが、1000km歩いてこんな感じ↓


まだメガグリップ自体は残っているので、コケや急な坂でのグリップは効きます。
が、パターンはほぼ消失しているので、泥でのスリップは増えてきたかな。
って感じ。



1000kmくらいで機能低下、1500kmくらいで限界を迎えそう。
アッパー
MATRYX® one-piece woven upp
アッパーには、MATRYXという新開発素材が採用されています。


とりあえず、アルトラ公式の文章を引用しますね⬇
アッパーには、強靭なケブラー®繊維と高強度ポリアミドを組み合わせたMatryx®素材を採用。それをワンピース構造(一体生地)で立体的に織り上げることで、弱点となりうる縫い目を最小限に抑え、高いフィット感と過酷なトレイルに耐えうる卓越した耐久性を実現しています。
ALTRA



ようするに、丈夫ってことですね(笑)
写真を見てもらうと分かるかもなのですが、従来のスニーカーなんかと比べると、ミッチリ丈夫な感じがします。


実際、これが結構強くて、過酷なテアラロアでも、トレイルを800km歩いてもまだイケる。
って感じ。


毎日のように、濡れたり乾いたりを繰り返しているのにも関わらず。
です。
MATRYXという素材について、さらに深堀り
素材についてはガッツリ調べたいんで、深掘りしてみました。
MATRYX®(マトリックス)は、フランスのChamatex社が開発した**「超高耐久・超軽量」**を両立させた次世代のアッパー素材です。


最近のハイエンドなトレイルランニングシューズや、過酷な環境を走るモデルに急速に採用が広がっています。



まさしく、ウルトラマラソンやロングトレイルですね。
1. MATRYX®ってどんな感じ?
一言でいうと、「薄い網戸のような見た目なのに、岩で擦っても切れない強靭な布」です。



網戸っぽさは凄く感じますね。
ポリアミド(ナイロン)繊維に、防弾チョッキにも使われるケブラー(Kevlar)などを織り込み、一本一本の糸をポリウレタンでコーティングした状態で編み上げています。
肌触りは一般的なメッシュよりも「パリッ」とした硬めの質感。
伸縮性は少ないですが、その分、激しい動きでも足が靴の中でズレにくい(ホールド感が強い)のが特徴です。


MATRYXのメリット
強靭な繊維をコーティングして、高密度に編み込んでいるだけあって、メリットは分かりやすいです。
- 岩や枝に引っかかっても破れにくい
- 泥や砂が編み目に入り込みにくい
- 保水しない(水抜けが良い)
- 通気性が良い(コーティング由来)
コーティング由来の水はけと、通気性の良さ。
繊維自体が硬く、かつ高密度なので、破れに強く、砂泥が入りにくいのも良いところ。



ロングトレイルに向いていますね。
採用しているモデル
採用しているのはやはり主に、「競技志向」や「ウルトラトレイル(100マイルなど)」向け。
各ブランドが、フラッグシップモデルに採用することが多いです。



ニッチな製品なので、やっぱフラッグシップになるね。
- HOKA(ホカ):Tecton X 3 や Speedgoat 6
- Salomon(サロモン):S/LAB Genesis や Pulsar Trail Pro 2
- Merrell(メレル):MTL Long Sky 2 Matryx
- Nnormal(ノーマル):Kjerag(ジェラグ)
- The North Face(ノースフェイス):VECTIV Pro 2 / 3
- Altra(アルトラ):Olympus 6 (Matryxモデル)
- Arc’teryx(アークテリクス):Sylan
など、ロングトレイル向けのシューズに採用。
注意点・デメリット
耐久性と軽量性は最高クラスですが、伸縮性が低いのは難点。
足の形に馴染む(伸びる)感覚はあまりありません。
購入時は、最初から自分の足にしっかりフィットしているかを確認することが重要です。



ALTRAはベアフット系なので、ある程度余裕あるんで大丈夫!


これがALTRAのMATRYXで、下がTOPOのロングトレイルシューズ(非MATRYX)


TOPOの生地のほうが、まだスニーカーらしさが残るというか、MATRYXほど「パリっ」とはしていませんね。



生地は薄いんで、思ったよりキツさは無いです!
光に透かすと、薄さは良く分かりますね。


生地そのものが丈夫なので、補強の必要が無いのも、しなやかさを保てる要因かと。
ただ、生地の薄さ由来のしなやかさはあるんですが、生地そのものの伸縮性は乏しいです。


ですので、片足だけ変な折り痕が付いてしまいました。
そこから断線するかと思ったのですが、ほつれにはつながりませんでした。
1000km以上歩いたりすると、ここからほつれてくるのかな?とは思いますが、ソールの寿命とほぼ同等でしょう。



歩きに関しては影響なかったですね!
Chamatex社がサロモンと共同開発
MATRYX®は、フランスのテキスタイルメーカーであるChamatex(シャマテックス)社が開発しました。
技術自体は2010年代半ばからありましたが、トレイルランニングシューズに本格的に採用され、世界的に注目を浴びたのは2018年〜2020年頃からです。
Salomon(サロモン)と共同で、エリート選手向けの超軽量・高耐久アッパーとして開発されたのが始まり。
その後、HOKAなどの他ブランドへ一気に広がりました。



長くなりましたが、これがMATRYXの解説です!
次に行きましょう(笑)
ワンピース構造
アッパー生地に関してなのですが、縫い目を持たないワンピース構造にする事で、弱点部分を無くしています。




メリットは、やっぱりどこかからほつれるという事が無い、こと。
逆に言えば、アッパー含めて強靭すぎるゆえか、「部分的なソール剥がれ」がありました。


ミッドソールとアッパーの接着部分が、こんな感じに捲れてきました。


といってもG17的な靴用ボンドでどうにかなりましたし、現地での補修のしやすさを考えると、アッパー破れよりソール剥がれの方が数倍マシですね。
(ボンドで補修して以来は、剥がれなし)
最も幅の広い「Original FootShape」
アルトラは足幅広め設計のシューズが多いですが、オリンパスは最も幅の広い、Original FootShapeを採用しています。


「オリジナルフットシェイプ」という名前の通り、足指の配置に対して自然です。



ベアフットってやつですね。
よくあるスニーカーとか、ローファーみたいに足先がシャープにまとまっておらず、BOX形状になっています。
ゼロドロップも相まって、ボテっとした印象は受けますが、足指がとにかく自由です。


靴の広さが合わないという、日本人ならではの悩みを抱えたハイカーは多いと思いますが、こいつなら幅広の人でも入りますね。
ちなみに僕は幅広なので、アルトラ大正義でした。



4Eの僕でも、ALTRAは入る!
ゲイター構造のかかと
かかとはゲイター構造なので、砂利が入りにくい、というかほぼ入らない。


2ヶ月歩き通して、砂利が気になって脱いだのは5回くらいだと思います。
それくらい入らない。



ゲイター要らずですね。
比較対象にTOPOのロングトレイルシューズを履いてみると、こんな感じ。


砂の入り方は全然違います。
ゲイター要らずなので、結局はその分軽量化につながります。
地味にありがたかったのは、カカトを踏んで歩けること。


サンダルに変えるのもめんどくせぇって時は、カカト踏んで短距離を歩いていました。
潰れても戻るので、ガンガン踏めます。
あと、伸縮性も高いので、靴紐をきつく締めなければ、そのまま履けます。
靴や靴下が濡れていると、さすがに無理でしたが。
かといって、ゲイター部分はアキレス腱上のみ。


下部はちゃんとクッション性があるので、ホールド感も良く、靴擦れも無し。


内側はちゃんとふっくらしています。



気持ちよかったですし、靴擦れや痛みは発生しなかったです!
インソールは普通
インソールは特に普通な気がしました。


TOPOのインソールにこだわりが見られたってのがあるので、比べると普通に感じますね。


が、水捌けはもちろん良く、洗ったあとも、化繊シャツくらい早く乾く気がします。





乾きの早さは重要ですね。
275のインソールは普通で、平べったい形状。
が、それこそ特徴とも言えまして、インソールもちゃんとベアフットしているんですよね。


靴が土踏まずのアーチサポートしていないだけあって、インソールもそのまま。
この特徴の無いインソールこそ、ALTRAの特徴ともいえる気がしてきました。



何にせよ、個人的にベアフットが正解過ぎて、本当に体感してほしい!
耐久性に関しては、インソールも1000kmヨレずに持ちましたね。
しかし、雨・渡渉で濡れも繰り返したので、そろそろ寿命な感じはありますが。



ソール・MATRYX・インソール含めて、濡れ系トレイルだと1000kmが目安かな?
とまあ、ここまでが素材的なお話でした。
| 重量 | 338.8g(Mens US10.5 / 28.5cm) |
| ミッドソール | 圧縮成形EVA |
| アウトソール | Vibram® Megagrip |
| スタックハイト | 33mm |
| アッパー | MATRYX® one-piece woven upp |
| FootShape™ | ORIGINAL |
ベアフットを主軸に考えられつつ、水はけや耐久性を意識。
275はロングトレイルモデルとして、素材は完璧に作り込まれていました。
275は捻挫しにくかった
捻挫しやすい人には朗報なのですが、275はマジで捻挫しにくかったです。
足底の安定感(設置面積の広さ)


一番分かりやすいのが、地面との設置面積の広さでしょう。
ボテっと台形になっているので、左右への安定感があるのは見ての通り。
捻挫の9割が外側ひねりなので、その方向に傾けてみますね。


TOPOの同クラスモデルがこれだとして


275はこの感じ。
TOPOと比べると、捻挫しにくそうなのは直感でお判りいただけるかと。



ちなみに上のTOPOシューズは、1日歩くと4回くらい大ひねりしました。
本当は上のTOPOでテアラロアに行くつもりだったのですが、捻挫リスクがあまりにも高いと思ったので、急遽275を買ったという経緯がありますね。
275はマジで捻挫しなかったので、捻挫しやすい人にはおすすめ。
この写真なんかは、幅の広さが全然違う事が分かりやすいですよね↓


これで同じUS9サイズです。
捻挫のしにくさは、外から見てわかるだけの理由でも無く、ベアフットだから捻挫しにくいってのもあります。
ベアフット由来の捻挫しにくさ
なんどもTOPOを引き合いに出して申し訳ないですが、TOPOのインソールはこちら↓


土踏まず(足底アーチ)サポートがあるゆえに、足底内側から上に突き上げられるサポートをしています。
つまり、方向的には外側方向(足首の内返し方向)を向いています。
これが合わないと、捻挫の要因になるんですよね。



アーチの弱い人、偏平足気味の方は、特に突き上げ捻挫しやすいですね。
ベアフット系だとどうかと言うと、


アーチのサポートをしない分、素直に重心は下に向かいます。
踵から足趾にかけて、足裏全体の筋力でアーチを形成するので、突き上げも何もない。
それに加えて、トゥボックスが広く、足趾は自由に筋力を使える状態。
なんて言ったらいいのかな、、、
足裏がギュっと地面を捉える感覚。
とでも言いましょうか。



とにかく、ベアフットなのですよね(笑)
裸足で歩いて捻挫する人なんていないですよね。
それと理屈は一緒です。
気になったら、GeminiかchatGPTに、ベアフットシューズだと捻挫しにくい?って相談してみると分かりやすい回答が来ますね。
AI回答 ALTRAが捻挫しにくい理由
低い重心(ゼロドロップ構造)
多くの一般的な靴は、かかとが少し高くなっていますが、ALTRAはつま先とかかとの高さが同じ「ゼロドロップ」です。
- 理屈: ヒールが高い靴は、いわば「厚底のサンダル」で不安定な場所に立っているようなもの。重心が低いほど、足首が左右にガクッとなる「テコの原理」が働きにくくなります。
接地面積の広さ(フットシェイプ)
ALTRAの大きな特徴は、つま先がゆったりとした形をしていることです。
- 理屈: 指が靴の中でしっかり広がることで、地面を捉える面積(土台)が大きくなります。土台が広ければ広いほど、グラつきを抑える安定性が増します。
足首のセンサー(固有受容覚)の活性化
ソールが過剰に厚すぎない(または柔軟である)ため、地面の状況が脳に伝わりやすくなります。
- 理屈: 「今、少し地面が傾いているな」という情報が即座に脳へ伝わることで、体が反射的にバランスを取ろうとします。厚すぎるクッションは、この「路面からの警告」を遮断してしまうため、気づいた時には手遅れ(グキッとなる)になりやすいのです。
足裏の「天然のサスペンション」を起動させる
一般的な靴にある強力なアーチサポートは、いわば足裏に「ギプス」をしているような状態です。
- 理屈: サポートに頼りすぎると、足裏の筋肉(足底筋群)がサボってしまい、弱くなります。ALTRAなどのシューズはサポートを最小限にすることで、一歩ごとに足裏の筋肉を強制的に使わせます。
- 結果: 足裏の筋肉が鍛えられると、着地時にアーチが自力で衝撃を吸収し、足首が不用意に外側へ倒れ込むのを防げるようになります。
【注意点】 捻挫自体はしにくくなりますが、これまでクッションに頼っていた分、ふくらはぎやアキレス腱への負担は増えます。 慣れるまでは少しずつ履く時間を延ばすのがコツです。
| 特徴 | 一般的なサポート靴 | ALTRAなどのベアフット系 |
|---|---|---|
| アーチの維持 | 靴の形状(クッション)で支える | 自分の筋肉と腱で支える |
| 足首への影響 | サポートが切れた時にガクッとなりやすい | 足全体が路面に適応し、踏ん張りが効く |
| 長期的なメリット | 履いている間は楽 | 足裏の筋力が向上し、怪我に強くなる |



なんだよ、AIの方が分かりやすいじゃねーかよ!!
ALTRA OLYMPUS 275の良かったところ
AIが分かりやすく解説してくれるんで、あとは個人的なボヤキで終わりますね(笑)



リアルな感想をどうぞ!


なんだかんだ言って、この薄さゆらいのしなやかさは結構良い。
耐久性のある生地を採用しつつ、うまくフィット感を残しているよなって思った。


補強が要らない、ラバー部分が少ないってのも、柔軟性としては◎
例えばHOKAのシューズは、1000kmで破れました。


ゴアなので、生地の厚み自体は結構あるんですが。
個人的な革命は、ベアフットの他に、このゲイター構造。


ゲイターとか雪山以外は考えた事なかったんですが、ロングトレイルには重要だよなって思います。
一緒に歩いた子は、何回か靴を脱いでいたんで。





何だかんだ、小石が入らないのって快適だわ。


ボテっとしたフォルム、ダサかわいいと思うんすよね。
それに、ベアフットで0ドロップという、理にかなった形状だと思うとなおさら。


生地が薄いんで、ザックに括り付けられるのも良き。
町歩きセクションで、サンダルに履き替えていた時とか、これが結構良かった。
あ、そうそう、デメリットとしては、ふくらはぎが汚れる。


ソール幅が広いので、足を出すときにふくらはぎに内側が当たるんですよ。
泥が付いたソールが、ふくらはぎにあたる。
どうでもいいけど。


非ゴア生地ってのは、防水について何も考えることが無いんで、それだけで快適さがグッと上がる。
正直濡れる時はゴアでも濡れるし、雨の日は登山しないし。


これからは非ゴアのハイカーシューズで、日本の登山道をガンガン歩くってのもいいよな。
って思っちゃいましたね。



もちろんベアフットシューズで!


ルナサンダルほどではないけど、歩くことそのものが筋トレになる。
ってのも、ベアフットの良いところですよね。



ってな感じよね!


とにかく僕はこの子を、めちゃくちゃ気に入りました。
ぜひ、ベアフットを体感してみてください!




