廃墟となった温泉宿と強酸性の川 安達太良山の秘湯に入ってきた

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実は僕、訳あって犬のお散歩中。

ライダーハウス 福福亭の犬の散歩

そう、ここは福島県のライダーハウス「福福亭」だ。

旅人に無料で宿を提供してくれる、やさしい昭和の大将が居る所。

朝は犬の散歩を手伝うのが、旅人の定番である。

それにしても、草ばかり食う犬だ。

では、散歩も終わったことなので、安達太良山に出発!

ちょっとブレてしまったが、緊迫感があってよいでしょう。

安達太良山のコースを示した模式図
出典:YAMAPの地図を加工

ちなみに、今日のコースはコッチ。

くろがね小屋を経由しないが、変な温泉を通ることができる。

紅葉の安達太良山登山

紅葉は悪くないが、どこかパッとしない天気。

晴れてほしいもんである。

標高もさほど高くはなく、淡々と登れる山である。

唯一面倒だったのが、この斜面。
勢いで旨いこと登ったが、汚れてしまう人もいるだろう。

紅葉の安達太良山登山

標高を上げると、ますますガスは増えてくる。

ここで下を見下ろすと、帰りに通るであろう温泉川が見えてきた。

うむww
ガスなので巻きでレポートをさせていただく。

今日のメインは「露天風呂」だと割り切ろう。

唐突ではあるが、山頂に来たようだ。
ここまで2時間程度で、登山自体の難易度は低い。

稜線は広々、いい山だと思われるため、ぜひ晴れた日に来たい山だ。

山頂付近では「おねいさん」方とご一緒。

きゃぴきゃぴとしたガールズトークが炸裂。
そのうえトンチまで効いている。

年を取ると
おねいさんになると、女性の会話はタガが外れて面白くなっている笑

ゴミ捨て場を漁って縫い付けたと言っていた、ポンチョのような傘。

こうもり傘と言っていたが、現代人はもはやこうもり傘とは言わない。

やんややんやと、おば同士は仲がいいw

おやつもコーヒーもくれたガールズ達とお別れ。

なかなか記憶に残る思い出となった。

紅葉の安達太良山登山

では、さっさと下山し、温泉方面へ向かうとしよう!

周回コースはバリエーションに富んでいて、結構面白い。
晴れていればなお、最高だったろう…

下山ルートでは、いかにもヤバそうな水が。

温泉なのか、何かヤバイ成分が含まれているのだろう。

安達太良山の硫黄川

先ほど上から見えた川に到着。

ここは「硫黄川」
いかにもその手の温泉川ということが、名前からもわかる。

安達太良山の硫黄川

右上に見える小屋は廃業。
周囲も有毒ガスのため、立ち入り禁止エリアとなっていた。

安達太良山の硫黄川

流石は立ち入り禁止エリア付近。
硫化水素の臭いと、硫黄がこびりつく何とも異質な景色。

そして、極めつけは「硫黄川」だ。
川なのにも関わらず、40℃程度の適温なのだ。

過去に営業していたころの名残だろうか?

温泉を流す設備も残っている。

風呂に入りてぇ…

安達太良山の温泉

と、いうことで

「硫黄川」にマッパでIN!
禁止エリアじゃないからいいよね!?

曇天ゆえに、登山者が居なくて助かったぜ!

さてこの硫黄川
おそらく結構なPhをした「酸性湯」

適温で気持ちがいいのだが、5分も入っていればケツがピリピリしてくる。

たまらず出てきてしまったよね。

ライダーハウス 福福亭

下山後は、もう一度福福亭に泊まらせていただくことに。

大将と他のライダーさんと、酒を飲み明かしたぜ!

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