2022/6/21
幌尻岳 日帰り
百名山の最難関・幌尻岳
その理由は
小屋の営業がないのに、行程が2泊3日ということ
だがあえて言おう、日帰りは結構簡単
とはいえ
どのコースも16時間を超えるコースタイム
このコースを選ぶといいの?
僕でもコースタイムは巻けますか!!?
テント泊にするか迷っています!!
ハイマツの藪漕ぎがあるって
本当ですか??
登山口のアクセス方法を教えて!!
ざっと、この辺の質問には答えられるように
登山記録を作りましたので
見ていってください!!
コースタイムと今回の所要時間
前提として、他者のブログ(今は消えてました)を参考にさせていただきました。
当の僕ですが
いわゆる一般的な健脚です。
YAMAPでいう、コースタイムが1.5倍速ぐらいの感覚
今回の行程ですが
チロロ林道のコースタイム的には18時間程度
それに対して僕は
12時間程度でした。
参考にさせていただきましたブログよりは
結構早めの感覚です。
「めちゃくちゃ長い」
「登り返しがキツイ」
「ハイマツ帯が堪える」
との前情報があったので、覚悟をしましたが
思っていたよりは楽である。
という感想です。
幌尻岳 チロロ林道日帰り
まずはアクセスから
登山者駐車場はありますが、Googleマップで案内不可です。
ということで、まずはこのチロロの巨石をマーク
ここから30分、林道を直進すれば到着です。
スタートは4:20
今回は軽量化ゆえ、一眼レフを置いていきましたが、後に悔やむことに。
Gopro6ゆえ低画質であること、申し訳なく思います。
自分を除いて6台の車があります。
「もしかして僕、最後?」
前情報からして、コースタイムは巻けないと思っていたので
この時点で僕は結構焦る
情報通り、ここの林道は
コースタイム1時間30分のところ、40分に巻くことが可能
それでも、テンポよく歩いたのは確かです。
40分のところで、東電の取水口との施設に到着
(釣りがしたくなる)
ここから登山道に入ります。
1時間30分を15分に巻きたいのなら
こんな方法(チャリ)もあり
うらやましい!!
ルート前半は渡渉あり。
(あー、釣りがしたい)
それでも多分、このコースの渡渉はマシ
額平川コースは、膝まで渡渉もあるらしいので。
とはいえ僕の登山靴、ソールが古くて滑る滑る
何度か水没
10人中9人に聞いたら
ハイカットとゲイターが要るよね!
と、言いそう。
装備品として、ハイカットの登山靴と
ゲイターが欲しいところ。
本日裸足にスニーカーという、本業大工のおっちゃんがいましたが
あの人の話は無視して良いでしょう笑
なんせ、雪渓もスニーカーツボ足だったので
そんでもって、結構渡渉多め
古いソールやローカットの靴は本当に要注意
山頂で出会った人(テント)の話によると
「昨日は増水していて膝まで浸かった」
とのこと。
天候リサーチもきっと必要。
つるつる岩の渡渉に、若干文句を垂れていると
「文句あるなら直接川ァ、登れや…」
と、言わんばかりの道に。
ここらで僕は、渓流モードに気持ちが切り替わる
(あー、ほんとに釣りがしたい)
さっきから脳内は釣りの事ばかりになるくらい
イイ渓流
渓流に釣られて
沢の真ん中を登ってしまうと間違える。
ちゃんとコースがあるので、こっちを登りましょう笑
そこからは、渓流とはお別れ
急登の始まり。
僕はここまで、テンポよく進めましたが
沢に慣れていない人は、巻けないかも。
巻けるか巻けないか、違いが出てきそうな区間
ちょっとしたアスレチック的なところを
自分が得意かどうかをイメージしてみてください
『トッタの泉』
道中唯一の水場ですが、浄水器があればどこでも水は飲み放題でした。
煮沸不要らしいですが
この水はおそらく、上の雪渓や山からの伏流水。
トッタの泉上より、視界と天気が開けてきます。
ここまで急登
実は僕、急登が得意
走りはしませんが、ここもテンポよく上がる
山頂が2000m級です。
息は上がれど、アルプスのように息が切れることはありません。
そこまで酸素が薄くはないのでしょう。
急登をテンポよく上がれるかどうか
これもコースタイムに影響してきそう。
稜線に出ますと、いきなりテントあり
実はこの日、4名のテントあり。
6月21日という中途半端な日程、そして平日
平日の6月も、テントを張る人は結構います。
休日の7月なんかは
きっと賑わうことでしょう。
稜線からは、あそこの山まで行くだけ
結構楽に感じましたが
歩いてみると、思ったよりも長い
登り返しは100mと200mと300mくらい
最後の山頂までの登りがちょっときつい。
ここにもテント
テントを見るたび後悔
「テントにすればよかったぁ!!」
実はというか、あたりまえでしょうか?
ここの山は、テント泊が基本なようです。
なぜ僕が日帰りにしたのか
それは
「平日だし、人がいなかったらどうしよう…」
クマが怖かったのです。
ベテランそうなおっちゃんに聞きました
このエリアのクマは、人を襲うような悪いクマはいないようです。
テント泊が好きならば、間違いなくテントを選んでほしい
そう思いました。
先ほどのピークが北トッタベツ岳
おそらくそこから幌尻側が
最高のロケーション
七つ沼カール越しの幌尻は、18㎞林道コース(田中陽気コース)では見られません。
そしてこの日の超絶ハロ
いい景色と出会う度
「テント泊にすればよかったぁ!!」
とか
「一眼レフ持ってこればよかったぁ!!」
と、今更な感情を抱く…
そうこう登っている間に到着
稜線に出るまで3時間
実は稜線に出てからが、3時間半
この時間からして、稜線に出てからの登り返しが大変ということがわかる。
ここからまた下る
登り返しもありますが、行きよりは標高をわずかに下げます。
往路6割、復路4割くらいの所要時間
帰路は心に余裕もあるので、花を愛でることも可能でした
駐車場に降りたのは16:30
途中、人と喋ったり、おにぎりを食べたりしていましたが
YAMAPは一時停止しませんでした。
2時間くらいロスはしていると思います。
ということで
コースタイムを巻くことは可能!
あとは、渡渉、ちょっとした沢、急登
これらが自分にとって、苦手かそうでないか
それによって、巻けそうか考えてみてください!
巻けないと、明るいうちに降りてこれません!
テント場について
ここでちょっと、テントについておさらい
この日でテントは4張り
稜線上に張れる箇所は、2か所だとか情報がありますが
あれは北トッタベツ岳のメイン箇所のみを言っています。
このような芝の上だとか
残雪の上だとか
どこにでも張ることは可能ですので
持って行っても最悪なんとかなります。
クマを気にしない、ソロ以外なら
7つ沼カールが、広くて水もある
べスポジだと思う。
ハイマツについて
確かにハイマツは邪魔でした
上から見れば、登山道は隠れていますが
足元は開いているので、ガンガン進める。
ところどころ切られた跡もあるので
その年によるのかもしれません。
服に引っかかると、破れそうだったので
破れなさそうな服
破れていいような服
これが望ましいでしょう。
破れなくても、ハイマツの松ヤニが結構付くのが案外厄介。
日帰りは可能! だけどテントのほうがいいよ!
という結論を、僕は感じました。
まず、参考にさせていただいたブログ、進化しているstkには感謝です。
イメージはつかみやすかったです。
そのうえで、僕はもうちょっと余裕があったので
健脚さんには参考にしてほしいなと思って、記録を残しました。
日本百名山の最難関・幌尻岳
こんなにあっさり終わっていいの??
記事が見つかりませんでした。
読んでくれてありがとう!