前提を整理
ところで皆さんは、なぜ登山でアクションカメラが使いたいですか?
使用用途によって、欲しいアクションカメラが違ってくるかもしれません。
ハイキングかエクストリームか
ハイキング程度の登山であれば、自撮り棒とアクションカメラさえあれば完結しそうです。
手振れ補正と広角の広い画角。
たまにマウントがあれば、楽しく使えるでしょう。
ちなみにこのクラスでのおすすめはInsta360。
360度カメラがあれば、上の写真のように自撮り棒が消える動画や写真が撮影できますよ。
これは沢登りですが、総合的にエクストリーム系。
クライミングやトレイルラン、剱岳やキレット系も含まれそうです。
両手が使えない場面が多く、マウントもネジで強固に固定していて欲しいところ。
こういった撮影には、古典的なアクションカメラが向いていますね。
手振れ補正が欲しい
ハイキングにせよ登山にせよ、歩いていれば手振れはします。
iPhoneやandroidの手振れ補正も効いてきましたが、やっぱりアクションカメラには及びません。
やっぱり登山とアクションカメラの相性は、結構良いと感じますね。
晴れた美しい景色
アクションカメラは性質上、物撮り(物に寄って撮影)も夜間撮影も苦手です。
ちょっと暗くなるような、曇りや雨の日も苦手です。
広角レンズ一本に絞ることで、上記の性能を結構落としました。
ボケが綺麗なポートレートなんかも苦手ですね、一眼レフやiPhoneを使いましょう。
その代わり、晴れた日の広角風景写真(動画)ならば出番です。
稜線やカールからの、広大な山岳風景を楽しんじゃってください。
星空やタイムラプスなど(三脚)
夜間は苦手と言いましたが、簡易的な三脚でもあれば性能は発揮されます。
上の星空撮影は、これから紹介する中で一番暗所に弱いであろう、小型カメラのGO3の写真です。
それでもここまで綺麗に撮影できるので、三脚さえあれば星空は全然撮影出来ちゃいます。
星空のタイムラプスなら、360度タイムラプスという手もありますね。
360度カメラのタイムラプスは、動かすことが出来るのが楽しい所です。
Insta360
最近アクションカメラ業界の中では、おそらく最も元気が良いのがInsta360でしょう。
ここ数年で一気に所持者が増え、認知も広まってきた印象です。
360度カメラという革命は、今後も登山のみならず、アクティビティの業界を引っ張っていく気がします。
Insta360ブラックフライデーセール開催!
11/25~期間限定で、ブラックフライデーセールが開始となります。
新機種のX4でも15%オフ&無料特典が3つ以上という、おそらく過去一お得なセールになっていますので、ぜひチェックしてみてください!
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※一部無料特典はリンクから公式サイトに移動して頂いた場合に適応となります。詳しくは下記記事をご参照ください↓
X3
絞り | 1.9 |
写真解像度 | 7200万画素 (11968×5984) |
動画解像度 | 5.7K: 5760 * 2880@30/25/24fps |
重量 | 180g |
Insta360 X3 公式サイトリンク
無料特典:114㎝見えない自撮り棒
ようやく一般的に認知し始められたような気がする、Insta360。
ここ数年で、登山で使っている人を急に見かけるようになり始めました。
前までアクションカメラ=GoProみたいな印象はありましたが、今はアクションカメラか360度カメラで迷う人も増えています。
そんな360度カメラで最も定番なのが、Insta360のX3。
AIが上手く自撮り棒を処理してくれるので、寝転んで撮影した? ドローンで撮影した?
みたいに、面白い動画や写真が撮影できます。
仕組みは初見だと意味わからんですよね(笑)
1分30秒にまとめてみたので、ぜひ高画質で見てみてください!
こんな感じに、360度をバッチリ活かした撮影が面白いです。
AIが上手くやってくれますし、専用アプリで編集すれば、慣れれば数分で出来ちゃうくらい簡単なので安心してください!
手振れ補正、防水性、画質とかは、GoProとかと変わらず美しいです。
登山に行かなくても楽しいという点で、僕が最もおすすめしているカメラでもありますね。
\ 4500円分の特典付き! /
購入の場合は、無料保証もある公式サイトをお勧めしています。
ONE RS
360度レンズ | 4kレンズ | |
---|---|---|
絞り | 2.0 | 2.4 |
写真解像度 | 1800万画素 | 4800万画素 |
動画解像度 | 5.7k 30fps | 4k 30fps |
重量 | 135.3g | 125.3g |
Insta360 ONE RS公式サイトリンク
無料特典:予備バッテリー
もし、GoProかX3で迷っている位なら、ONE RS一個で解決しちゃいます。
確かにX3よりわずかに低い360度レンズの性能と、GoProよりちょっと低いアクションカメラ性能。
ですが、どれもオーバースペック気味なので、RSのスペックで低さを感じることはありませんでした。
上で紹介した360度の写真も、ONE RSで撮影しています。
林間はやや薄暗いですが、暗所と明所を美味いこと処理してくれる、AIの自動編集機能がマジで凄い。
この林間の写真も、Adobeとか使わず無編集で、勝手に綺麗にしてくれるのですよ。
GoProと360カメラで迷うくらいなら、RSがめっちゃお得です。
頻繁に20%OFFになっているのも良い所。
ONE RS 1-Inch
絞り | 2.2 |
写真解像度 | 1800万画素 |
動画解像度 | 6k 30fps |
重量 | 239g |
Insta360 ONE RS 1-Inch 公式サイトリンク
無料特典:114㎝見えない自撮り棒
世界最高峰だとか、職人レンズだとか、手作業レンズだとかで有名な、ライカと共同開発したInsta360の自信作。
こいつは高いので買っていく人は少ないですが、画質と暗所性能はピカイチ。
今の所、アクションカメラと言われる分野で1インチセンサーを搭載しているのは、コイツくらいかと。
基本的にはX3と同じ使い方で良いですが、星空撮影をするなら、ライカレンズが猛威を振るうことでしょう。
GO3
絞り | 2.2 |
写真解像度 | 368万画素(2560×1440) |
動画解像度 | 2.7k 30fps |
重量 | 35g |
Insta360 GO3 公式サイトリンク
無料特典:レンズ保護フィルター
GO3は最近出てきた、ミニアクションカメラとGoProの間くらいのやつです。
とにかく小さいカメラが帽子やらTシャツやらに簡単について、私服でもマジで使いやすいです。
マグネットシステムが秀逸すぎて、パチンパチンと気持ちよく吸い寄せられるのは、さすが純正品って感じのマウント。
さっき乗せたように、星空撮影も三脚があれば思いのほか綺麗に撮影可能。
こんな風に、帽子やTシャツで使えるのは、他のアクションカメラに無いメリットです。
2.7kで十分すぎる画質だし、手振れ補正もバッチリ効きます。
小さなアクションカメラは、結構革命的かと思いました。
GoPro HERO
といっても、やっぱりGoProの頑丈さが欲しくなる時はあるのですよね。
大キレットや剱岳なんか登るなら、帽子にGO3を付けていくわけにはいきません。
トレランをするのに、Tシャツでマグネットって訳にもいきません。
Insta360にもDJIにもネジ式マウントあるよね?
そういわれたら言い返せないですが、GoProにはやっぱり定番という安定感がありますね。
HERO12
写真解像度 | 2713万画素 (5568X4872) |
動画解像度 | 5.3k 60fps |
重量 | 154g |
GoProのスペックとしては、やっぱり5.3k 60fpsという数字はトップクラスです。
4kすら必要ないと言われる時代ですが、なんとなく5.3kは持っていて気持ちがいいもの。
60fpsという滑らかさも、5.3kで4倍スローに対応。
画質を落とせば8倍スローまで対応するので、ぶっ飛びアクションならばGoProの性能が活きていきます。
もはや細かいことを気にせず、スペックと定番を買うというイメージならば、GoProで全然良かったりします。
※2023年11月更新
Insta360が2023年11月に、ハイスペックとなる最新アクションカメラを発表。
長らくアクションカメラのトップに君臨していたGoPro HERO シリーズですが、評価が揺らぎそうです。
認知していない方は、ぜひチェックしてみてください。
HERO11 mini
写真解像度 | 2713万画素 (5568X4872) |
動画解像度 | 5.3k 60fps |
重量 | 133g |
基本的にHERO11と性能は一緒。
ですが、背面モニターが無くなり、代わりに背面マウントが設けられました。
ザックに取り付けしやすくなったという点では、良いかもしれません。
モニターが無くなったので、感覚的に使いづらくはなりましたが、落としても画面が割れないというのはむしろ高得点。
登山って、落として割ること結構あるのですよ…
DJI osmo Action 4
防水性 | 18m |
動画解像度 | 4k 120fps |
重量 | 145g |
イメージするなら、ONE RSの4kレンズと、GoPro HERO12の間くらいのスペック。
4kで120fpsまで撮影できるので、スロー再生はGoProに近いくらい得意です。
とはいえ、登山でスローってあまり使いませんよね…
一番の特徴が、18m防水というところ。
頑丈さで言えば、アクションカメラで一番頑丈かもしれません。
もっとも、落として画面を割ってしまえばどれも同じなので、結局ケースに入れるのが一番ですが(^^;
地味に便利なのが、クイックリリースシステム。
マグネット系とかパチってハマるやつの便利さは、GO3で嫌って程実感してしまいました。
いちいちネジを開放しなくても外せるので、手袋とかしてても扱いやすいですね。
特に冬山とかは、いちいちGoProのネジを外していられません。
GoProより性能をわずかに落として、GoProより使いやすくしたアクションカメラ。
そんな立ち位置。
コストを抑えたいなら…?
基本的に僕は、アクションカメラは上記の3メーカーしかおすすめしていません。
と言うのも、偽物を買うくらいなら型落ちを買う方が明らかにお得だから。
ですが一応、コスパを意識する方のために紹介しておきます。
iPhone・pixel・GalaxyでOK
といっても、一旦大前提を。
写真を撮るくらいならば、最近のスマホ端末でOKです。
身も蓋もない話ですが、本当に性能が良くなりすぎて、僕が悔しいくらいです(笑)
おかげでNikonの一眼レフを持ち出す機会が、めっきり減っちゃいました。
全部で100万円以上使ってるのに…(ボソッ
話を戻して、手が空いているなら手持ち撮影でも、まあそこそこイケます。
手振れもアクションカメラ程ではないですが、だいぶ良くなりました。
写真性能は、はっきり言ってGoPro以上です。
納得いかないぜ(笑)
という事で、おすすめしといてなんですが、写真目的ならば考え直してもいいかもしれません。
パチモノ代表 AKASOという選択肢
4k60fpsという、ちょっと前のGoProほどの性能。
いや、結構前のGoProです。
HERO9でも5k撮影が可能なので、GoProで言うとHERO6が4k60fpsですね。
じゃあONE RSやDJI Osmo Action4も性能が低い?って思いますが、4kだから綺麗というわけではありません。
色味、センサーサイズ、ダイナミックレンジ(明暗に強い)など、複雑な要素で画質は決まります。
基本が強ければAIも強い。
おまけに手振れも強い。
大手3社はこれだから、写真も動画も綺麗なのです。
4k60fpsが撮影出来たところで、他が綺麗じゃなければ意味がありませんね。
手振れ補正のために、画角が狭くなっては意味がありませんね。
ってことで、パチモノでも38,000円というまあまあいい値段になって来たので、GoProやInsta360の型落ちで十分かと。
GoProの型落ちでOK
GoProはと言いますと、型落ちが結構値下がりします。
分かりやすく言えば、一世代につき1万円ほど安いです。
サブスク加入者じゃなければ、型落ちで選ぶってのもアリですね!
ほらもう、10とかAKASOの最新とほとんど変わんない。
HERO10も12も、基本的な性能はそこまで変わりません。