300gを下回る、超軽量マットをランキング形式で11種類まとめてみました!
僕もだんだんUL志向になりつつあります
欲しい製品の調査結果
それの備忘録ってわけね!
12種類目からは、特にUL製品というわけではなく、普通のモデルで短いから相対的に軽いマットというだけでした。
ですので軽いマットをお探しならば、11位以内で考えるのが良いかな!と思います!
登山用マット軽量ランキング
いきなりランキングの表から紹介!
マット名 | 重量 |
---|---|
①山と道 ミニマリストパッド | 53g |
②山と道 ULパッド15 | 75g |
③山と道 ULパッド15+ | 113g |
④EVERNEW FPマット | 160g |
⑤THERMAREST ネオエアーウーバーライト | 170g |
⑥EVERNEW トレイルマット | 180g |
⑦EXPED フレックスマット | 225g |
⑧THERMAREST ネオエアーXライト | 230g |
⑨THERMAREST Zライトソル | 290g |
⑩NEMO ゾア | 295g |
⑪SEATOSUMMIT ウルトラライトマット | 296g |
青ボタンから各マット紹介に飛べるようになっています。
また、各バット紹介から表までもリンクしています。
さすが山と道、トップを譲りません!
ただ薄くて短いのならば、軽量であることは当たり前です。
ということで、マットの長さを100cmと仮定した時の重量を計算してみました!
(重さ÷長さ×100(cm))
重さ | 長さ | 厚み | 価格¥ | 100cm重量 | |
---|---|---|---|---|---|
① | 53g | 100 | 5 | 3,520 | 53g |
② | 75g | 100 | 10 | 3,520 | 75g |
③ | 113g | 100 | 10 | 5,060 | 113g |
④ | 160g | 100 | 5 | 2,860 | 160g |
⑤ | 170g | 119 | 64 | 24,200 | 143g |
⑥ | 180g | 100 | 9 | 2,750 | 180g |
⑦ | 225g | 120 | 18 | 4,180 | 188g |
⑧ | 230g | 119 | 64 | 23,100 | 193g |
⑨ | 290g | 130 | 20 | 5,940 | 223g |
⑩ | 295g | 122 | 25 | 12,100 | 242g |
⑪ | 296g | 125 | 50 | 9,900 | 237g |
それでは各マット紹介に移ります!
【1位】山と道 ミニマリストパッド
鬼軽量だが厚さ5㎜のスパルタンマット
重量 | 53g |
長さ | 100cm |
厚み | 5mm |
価格 | 3,520円 |
素材 | XLPEフォーム(シボ加工) |
「もっと軽いのを作ってくれぇ!!」の言葉で生まれた鬼軽量マット。
5㎜という薄さゆえ、快適性は重視していないことはメーカーも承知の上。
あれ?
薄くてもギリ寝れる?
俺は睡眠よりとにかく早く!
とにかく遠くに走るんや!!
こんな人のニーズに刺さるマットでしょうね。
断熱性があり滑りにくいのはXLPEフォームの利点でしょう。
XLPE(クロスリンクポリエチレン)
低密度ポリエチレンの一種といえば、なんとなくイメージが付きそうです。
ちなみにウレタンとは異なりますが、低密度なので性質上はウレタンに近いです。
傷がつきやすいので、多少重量増してもシボ加工がされています。
さすがに加工しない5㎜の厚さは、多分すぐにちぎれちゃうからでしょうね。
めちゃめちゃ薄いですので、外付けじゃなくてザックの中に入れる方式もアリだそう。
機動力向上に関してザック内収納ができるという点は、重量より恩恵がありそう。
【2位】山と道 ULパッド15
ちぎれやすい超軽量マット(第一候補)
重量 | 75g |
長さ | 100cm |
厚み | 10mm |
価格 | 3,520円 |
素材 | XLPEフォーム |
XLPEフォームは触ってみても断熱性の高さは感じるので、R値はありませんがグリーンシーズンは大丈夫でしょう。
XLPEフォームはちぎれやすくてボロボロになることがどうやらデメリット。
これが嫌な方は次のULパッド15+を買うといいのでしょうね。
どうせ安いしガンガンつかったれ!!
ギアは使ってなんぼじゃぁ!
どうせ軽くて安い商品なので、満身創痍になるまで使ってあげたいですよね。
ボロボロになったアイテムほど使い易いものです(気持ち的に)。
【3位】山と道 ULパッド15+
軽量マットのスタンダード
重量 | 113g |
長さ | 100cm |
厚み | 10mm |
価格 | 5,060円 |
素材 | XLPEフォーム(シボ加工) |
2位のULパッドに表面加工がされて、耐久性が向上した後発モデル。
弱点克服の代わりに重量が1.5倍になりました。
UL初心者です!
これ一枚を大切にしたいですー!
流行りのUL志向に乗りつつ、道具を綺麗に扱いたいのであればコレでしょうか。
僕は他にもマットがあるので、どうせなら1.5倍軽いボロボロになる方を選びたいですね!
【4位】EVERNEW FPマット
新感覚の極薄下敷きマット
重量 | 160g |
長さ | 100cm |
厚み | 5mm |
価格 | 2,860円 |
素材 | ポリエチレン |
どうやら大好評らしい、薄くて硬いマットです。
このマット、結構利点が多いです。
- 薄いのでULザックの骨組みになる。
- 硬いので岩の痛みを解消する。
- 耐久性が抜群
こんな感じにザックに入れてOK
薄くて硬いという性質上、岩場のゴツゴツとの相性がいいと、ネット上でも結構評判がいいです。
硬いマットという発想
おもろいやん
眠れそうか心配な方、逆の発想でフローリングの上のゴザの上で平気で眠れる方なら全然眠れるでしょう
寝袋のクッション性もあるし。
【5位】THERMAREST ネオエアーウーバーライト
高っけぇが、ぶっちぎり高スペック
重量 | 160g |
長さ | 119cm |
厚み | 64mm |
価格 | 24,200円 |
タイプ | エアマット |
100cm重量はエバニュー超え。
エアマットタイプなので、岩場に対応しています。
山と道とかのXLPE系の何がダメって、岩場に弱いということ。
下に岩があれば背中が痛い。傷もつきやすい。
弱いというのは寝具としてだけでなく、岩場の登山道では道中の引っかけ傷も考えなくてはなりません。
ウーバーライトは軽量かつ超絶コンパクトというのが利点、今までのと違ってザックに放り込めます。
サイズ感的には「ナルゲンボトル」
高くて薄いので心配なのが「パンク」ですが、車に踏まれても平気なようです(上動画より)。
R値も2.4とそれなりにあるので、グリーンシーズンは上等。
とはいえ、クソッタレなのが24,200円という価格でしょうwww
【6位】EVERNEW トレイルマット
安いのが最大のメリットか
重量 | 180g |
長さ | 100cm |
厚み | 10mm |
価格 | 2,860円 |
素材 | 発泡ポリエチレン |
素材としてはポリエチレンなので、山と道とおんなじ。
ていうか今回調べて初めて気が付いたのだが、今までウレタンマットと呼んでいた蛇腹マットは全部ポリエチレンだった。
このマットのメリットはおそらく価格でしょう。
EXPEDのフレックスマットと8gしか変わらん。
8gというのは100円2枚に満たない重さ。
耐久性も考えると迷うところ
クローズドセルが無いならアリ!
なんにせよ、ボロボロになりやすいポリエチレンマットでこの安さはかなり魅力です。
ガンガン使い倒してボロボロにしちゃいましょう!
あと、EVERNEW的には「硬さと耐久性を追加しました」とのこと。
確かに見た感じ、山と道のマットより密な感じがします。
前までもっと軽いやつだったのですが、耐久性を求めて重くなっちゃいました。(昔のは廃盤)
【7位】EXPED フレックスマット
大手メーカークローズドセル最安&最軽
重量 | 225g |
長さ | 120cm |
厚み | 18mm |
価格 | 4,180円 |
素材 | IXPE(ポリエチレン) |
EXPEDのクローズドセルマットは、薄い方と厚い方の二種類あります。
うち、薄い方の1.5cmマットがこのフレックスマット。
軽量クローズドセルマットが良くて、耐久性を結構重視する方にとっての終着点といったところでしょうか。
EXPEDのコスパは結構イイ
僕は結構好き
4,180円という価格は山と道マットと同価格帯。
それなのに、XLPE切り出しまんまのマットと違ってちゃんと表面コーティングもされている。
軽量性はさておき、かなりコスパはいいのじゃないか?
と思います。
【8位】THERMAREST ネオエアーXライト
総合力ナンバー1スペック
重量 | 230g |
長さ | 119cm |
厚み | 64mm |
価格 | 23,100円 |
タイプ | エアマット |
このあたりからは、特に「ウルトラライト」製品とは言えなくなってきます。
どちらかというと、ただSサイズが展開されているから軽くなっている、という印象。
ですが、上記までのUL製品の比較もしやすくなるので紹介しています。
ネオエアーXライトのスゴさは軽いというより総合力で、耐久性と快適性を保ちつつ、4.2という高いR値と230gという軽量性を両立している点です。
大手4メーカーの登山用マットを全部比較してみたのですが、総合力で言えばXライトは頭2つ分ほど抜き出てぶっちぎりでした。
だがしかし、高けぇんじゃあ・・・
仕方あるまい、サーマレスト様だ
【9位】THERMAREST Zライトソル
王道最安定はちゃんとランクイン
重量 | 290g |
長さ | 119cm |
厚み | 64mm |
価格 | 23,100円 |
素材 | 架橋ポリエチレン |
架橋ポリエチレンというのは、XLPEの呼び名を和名にしただけです。
基本は山と道のように黒いものと同じで、色を変えて銀面がついていてつるつるしているかどうか。
凸凹の形状や耐久性は違いますが。
100cm重量にして223gというのは、山と道の一番丈夫なモデルの約2倍である。
だが大手の安心感と圧倒的な耐久力がZライトソルにはあります。
僕もこいつを所持しているせいで、ULマットの購入に二の足を踏んでしまっている感は否めない。
だってこれで十分なんだもの
なかなか悪くならないよね
【10位】NEMO ゾア
インフレータブル界の神はNEMO
重量 | 295g |
長さ | 122cm |
厚み | 2.5mm |
価格 | 12,100円 |
タイプ | インフレータブル |
エアマットではサーマレストに完敗していますが、インフレータブルマットは全アウトドアメーカー中トップだと思っています。
価格も低め(大手のうちで)、それでいて割と軽量という点ですね。
なんとNEMOの最軽商品は、そんなインフレータブルから出てきました。
単純に他のエアマットにSサイズが無かっただけですが(笑)
インフレータブルとSサイズというのは、マットの薄さゆえ相性が良いです。
重くなりがちなインフレータブル
デメリット補完的な軽さってことね!
【11位】SEATOSUMMIT ウルトラライトマット
大手メーカーのうち、安めのエアマット
重量 | 296g |
長さ | 125cm |
厚み | 5mm |
価格 | 9,900円 |
タイプ | エアマット |
ウルトラライトマットという名前にしては、サーマレストのネオエアーXライトにすら及ばない軽さです。
それでいてR値は最低限の1.1なので、スペック的には低く感じます。
寝心地にこだわったマットのようですが、Sサイズだとどうも意識しづらいポイントですね。
9,900円はネオエアーの半額以下よ
サーマレストが高すぎんよ
UL志向のマットもいよいよ煮詰まってきました
近年は何事もULにブームが来ています。
これも令和という時代でしょうか?
効率化された時代に洗礼された無駄の無い道具を使う…
美しいことですね(知らんけど)
ゴメンナサイ、適当なこと言いました。
UL製品もだいぶ出尽くしたり、改良されたりしていることが分かりました。
(エバニューの廃盤や山と道など)
軽量化して60Lザックから30Lザックに変えてテント泊に行くと、はっきり言ってめちゃくちゃ楽なのです。
だれか一緒にULマットを買いませんか?
皆さんの背中を押すのと同時に、僕の背中も押してください(笑)
しまりの悪い感じですみませんっ
では!
読んでくれてありがとう!