冬用登山ゲーター(スパッツ) 必要性とおすすめ5選

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雪山登山における縁の下の力持ち

必要ないようで、無いと雪が超絶厄介なものになる。そんなアイテム
ここでは、雪山でのゲーター(ゲイター)の役割を確認していきます。

実はゲーターは、夏用でも代用は可能です!
簡単なので、夏用と雪山用との違いを一緒に勉強しましょう!

目次

ゲーターとは?

まずは、ゲーターの役割を大まかに確認します。

登山靴のうえから被せるように着用し、石・砂・雨・雪が靴の中に侵入するのを防ぎます。
石・砂・雨用はショートスパッツ(夏用ゲーター)
雪がロングゲーター(冬用ゲーター)となります。

夏用ゲーターは、トレランをする人に重宝しますね。軽いローカットの靴を履いて、走るので当然砂や石が入りやすいです。リズムよく走っていきたいので、砂利除けが重宝するのは当然の話です。

冬用ゲーターは、雪が入りにくいようにするためですね。
登山靴の中に雪が入るというのは、当然ですが超絶厄介です。

では、夏用ゲーターとの違いを確認していきしょう

夏用ゲーター

夏用ゲイターは、短く足首のみを覆います。主に、足首に残雪・雨・小石が入らないようにできています。
素材は、トレイルランニング用に、ストレッチ性のある非防水タイプと
雨除けのための防水透湿タイプがあります。

どちらも耐久性には欠けるため、アイゼンの引っか欠けで簡単に穴が開いてしまいます。

冬用ゲーター

長さの違い

雪山用は、ハイカットの靴に対応して、長くできています。小さく短い夏用ゲーターは、ローカットの靴用にできているので、雪山用の靴に対応しません。

穴が開きにくい

雪山では、アイゼンを履いて登山をします。雪山用のゲーターは、丈夫で厚みがあります。アイゼンを引っかけても穴が開きにくくなります。

夏用ゲーターは、基本的に生地が薄いです。ヘロヘロしていて引っ掛かりやすいので、よりアイゼンで破きやすいです。
ゲーターが破れるのなら、まだいいですが、高いゴアテックスのパンツに穴が開いたら凹みます。

アウトドアリサーチ

フィット感の違い

夏用ゲーターは薄くて軽くてしなやかな生地です。

冬用ゲーターは厚みのある丈夫な生地ですので、生地がパリッとして足にフィットします。
ヘロヘロしていないので、雪の中での摩擦抵抗が減少します。

雪深い山に登山しに行くときは、摩擦抵抗の低さが足の進みやすさにつながりますね

アウトドアリサーチ
アウトドアリサーチ

ゲーターなしで登山はできる?

雪山用のハードシェルパンツには、簡易ゲーターがついています。

それでもゲーターの役割は果たしますが、足を下した時の抵抗は上方向に向きます。ゲーターは下を向いているので、外れる方向に抵抗がかかることになります。

その点、ゲーターは足底にバンドがついているので、外れる方向からは耐えられます。

夏用ゲーターでの代用は?

出来ます!

やはり、適材適所ではありますが、無いよりは圧倒的にあった方が良いです。

冬用ゲーターの利点は主に

穴が開きにくいこと
長さがあるので雪が入りにくい

ですので

アイゼンの着用が必要ない(少ない)
雪が浅い(雪の抵抗も小さい)

こんな場合は、夏用ゲーターで十分な場合が多いです。
ただし、結構アイゼンは引っ掛かるので、ゲーターやパンツが穴だらけになります(笑)

そんな場合は、リペアシートを使って応急処置をします。
ほとんど問題なく仕上がりますね。

色付きの素材は縫っちゃいます!

オススメのゲーター

足部に1000デニールのコーデュラナイロン使用、ゴアテックス、冬も扱いやすいベルクロモデルと、その安心感と機能性から定番とされている、アウトドアリサーチのクロコゲイターです。

アウトドアリサーチよりもリーズナブルな価格ですが、しっかりとゴアテックスを使用しております。こちらは足部に300デニールのリップストップナイロンが使われています。

防水透湿素材のe-ventを使用しています。足首のボタンの部分や、ひざ下のベルトの部分など、細かなところが作りこまれているのは、やはりアウトドアメーカーの製品です。

日本のメーカー、イスカのライトスパッツです。ライトスパッツなので、軽量かつ値段も安めです。その分、耐久性は落ちますが、値段のことを考えると逆に安心かもしれません。

やや安商品です。経験談として、激安商品は1シーズンもしくは秒でぶっ壊れるのがオチです。この製品はみたところ、膝下のドローコードや、足裏のバンドなど、それなりに出来ていそうです。防水生地と言わず、撥水生地と割り切っているのも好印象です。そもそも、ゴアテックスのパンツを履いているうえにゴアテックスは、二重ゴアになるので、これくらいの撥水性のみでも良いかもしれません。

雪山行こうぜ!

アイゼンでの穴あけ予防が主な役割でしたが、雪さえ靴に入ってしまわなければ、なんでも良いわけです。

雪の浅い山からチャレンジしても良し!
夏用ゲーターでその場をしのいでも良し!
なんなら穴をあけてしまってから考えても良し!

考えているうちに冬は終わってしまいます!
夏山に無い景色が待っているので、要は重要な道具はしっかり揃えて、雪山行こうぜ!
ということでした!

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