宝物のような出会いがある【6日目:稚内~礼文島】 

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…明るい、
朝ですね。

珍しく穏やかな目覚め。

エゾリス

このキャンプ場は広くて静かでとてもいい所でした。
近くにはエゾリスちゃんがうろうろしていました。

目次

高さ比べ

さて、本日の予定は、14時のフェリーに乗って礼文島に行くことです。
礼文島の桃岩荘というクセ強ホテルが楽しみです。

モリヤスはブログ執筆のためにマックに引きこもるそう。
このころのモリヤスは、締切間近の作家のような焦りを感じていた。

僕は14時まで稚内資料館に行くことにします。
展望台付き400円、お気軽に立ち寄れますね。

資料館はなかなか情報量も多く、ゴールデンカムイを読んだボクは、1時間以上楽しみました。
なかなかいい場所である。

それにしても1人の行動は、ちょっと寂しさを感じます。
3日も会ってると、1人の時間が心細くなるものだろうか?笑

ところでこの、エレベーター内に貼ってあった稚内記念塔の「高さ比べ」。
通天閣は100m、稚内記念塔は80m
稚内記念塔の「海抜」は250m…

なんだこのインチキ表示は。

宝物のような出会いがある

モリヤスは駅にいると言ったのに、マックに籠城するとの事。
来ても来なくてもいいよと言われたが、距離は3キロ、行かないわけが無い。

僕を目撃したモリヤスは嬉しそうにしていたので、イジってやる。
彼はB型、捻くれ者なのが段々と分かってきていたので、いじるくらいがちょうど良い。

昼飯は3年振り程であろう、マックを喰らう。

久しぶりのジャンキー加減が、麻薬のように脳髄を麻痺させる。
ハンバーガーを二つ喰らい、アップルパイも食う。

完全に一口で中毒者である。3年のブランクを感じさせないほどの、ハンバーグへの執着を示した。

ここではニュージーランドも旅したという、トラベラー上級者のなが君とも出会います。

まさか、ちょっとした会話から、海外に行きたくなるとは思いもよりませんでした。

ながくんに貰った言葉はこれ、「ステイハングリー ステイフーリッシュ」
馬鹿であれ、飢えていろ
まさに旅人らしい、かっこいい言葉です。


モリヤスとお別れの時間です。
3日間はとっても長く感じ、最初に出会った時が懐かしいとすら感じます。

「頑張れよ!」「楽しかったよ!」「ありがとうな!!」
2人とも、出てくる言葉はそんなもん。

月並みな言葉しか出てこないが、三日間の思いを表すのに言葉はいらない、熱量だけで十分だろう。

どうか彼のこの先の旅が楽しいものになるように。

そんなモリヤスが書いた言葉はこれ。
捻くれ者らしい、アホみたいな言葉だ。

字も汚ぇし笑


旅をする仲間

普通に生活していては、交わることのなかった人や人生です。

別の日に旅をしていれば、別の人と仲良くなっていたかもしれない。
それでも僕は、この旅の出会いすべてが尊いものに感じます。

これらの出会いはすべて、僕の宝物になるでしょう。

(…マックだけど)

ちゃんちゃん焼

過去最大級のセンチメンタルを心にしまい、礼文島への海路を行きます。

そう、今日は三大クセすごホテルの桃岩荘に泊まる予定。
別れの寂しさもありますが、早くも新しい出会いの予感です!

港に到着し、早速桃岩そうの方が出迎えてくれました。
桃「おかえりなさい!」
僕「はっ、はい!」

こんにちわでもただいまでもなく、「はっはい」はねぇだろ自分よw

ほっけのちゃんちゃん焼

夜飯には桃岩荘の方おすすめの、島ホッケ定食を頂きます。

炉ばた ちどりさんの「ホッケのちゃんちゃん焼き」
ホッケにお味噌とおネギを乗せて食べるのがちゃんちゃん焼き。ここのお店が元祖だそう。

どれどれ、
うお!生のホッケは初めてだぞ!

そう、ここ礼文島ではホッケが取れるので、新鮮な柔らかホッケが食えるのである。

ほっけのちゃんちゃん焼

しっぽの方から焼けるので、焼けたところを少しずつ、お味噌と混ぜながら食べます。

パクっ、、、
ゥンまあ~いっ!
億泰ばりのリアクションが出そうになる。

お味噌とおネギは言うまでもないが、ちょっとお酒も入っているよう。
ほんのり香るお酒のかおりと甘辛ネギ味噌の抜群の組み合わせ、そこに柔らかホッケの相性が良すぎます!

「これは、やばいぞ」
ホッケがこんなに旨いもんどとは思っていませんでした。

地味に副菜のポテサラとお味噌汁のクオリティも高い。
礼文島に来たら、ホッケのちゃんちゃん焼き、食うべし!

恥じらいの「ただいま///」

桃岩荘

さあ、桃岩荘にやってまりいました。
左にある変わった岩が、「桃岩」だから桃岩荘。

おかえりなさい!と、招かれるが、まだちょっと恥ずかしい笑
「ただいまですぅ…/////」

桃岩荘

施設案内を一通り聞きます。
このホテルはなんと築150年!昔の鰊番屋を改装しています。

桃岩荘
サインがひっくり返ってすみません…

床は貼り替えていますが、柱や天井は当時のまま。広くて開放的で居心地はとても良いです。

愛しのお風呂に入らせて貰ったあとは、ミーティングの時間です。
ミーティングでは、礼文島の紹介やら旗信号で遊んだりしました。

コロナ禍でも泊まった人の思い出になるよう、工夫してくれています。

桃岩荘

就寝は22:00
明日は6時に出るので、とっても短いフリートーク時間です。

これは何泊もしたくなる気持ちがよく分かります。
何泊もするとスタッフ側になってしまうかもしれません笑

桃岩荘

それも悪くないから、旅人は居座ってしまうんだろうなぁ笑

では、就寝時間なので、おやすみなさい( ˘ω˘ )zzz

2022.8/27
走行距離:約20㎞
立ち寄った場所:ろばた千鳥

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