2021年にモデルチェンジしたレイントレッカー。
モデルチェンジというよりほぼ新作!
どれくらい変わったの?
そりゃもう、コイキングとギャラドス
涙目のルカとキングクリムゾンくらい違うよ
逆に伝わらん!
…これじゃあ魅力は伝えられそうにないので、ここからしっかり伝えていこうかと思います!
どうも!朝食はパン派の、たなりょうです!(→instagram)
超簡単に言いますと、価格微増に対してスペック倍増
上位モデルを完全に食いにかかる、最強コスパスペックお化けになりました。
何が大きく変わった?
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
旧レイントレッカー | 新レイントレッカー | |
---|---|---|
素材 | ドライテック(モンベル) | ゴアテックスインフィニアム |
レイヤー | 3レイヤー | 2レイヤー |
重量 | 255g | 188g |
耐水性 | 20,000㎜ | 30,000㎜ |
透湿性 | 20,000㎜ | 43,000㎜ |
生地 | 20デニール | 20デニール |
価格 | 1万ちょい | 15,950円 |
ディ・モールト ディ・モールト
(非常に 非常に)
良いぞッ!
生地の厚みをそのままに、ほとんどがとんでもないグレードアップしています。
ドライテックからゴアテックスインフィニアムへ
旧レイントレッカーはモンベル独自の防水透湿素材であるドライテックを採用していましたが、新レイントレッカーはゴアテックスインフィニアムになっています。
ゴアテックスインフィニアムとは?
GORE-TEX INFINIUM™ プロダクト テクノロジーは、防水性よりも快適性とパフォーマンスを重視する、よりドライなシーンに適しています。
GORE-TEX
防水性は重視していないの?
どうも特別に「防水仕様」にしているらしいよ
黒タグの従来のゴアテックスよりも、透湿性とストレッチ性を意識しているので、快適さは格段に向上しています。
それに加えての「防水仕様」ですが、30,000㎜に上がっちゃってます…(^^;
3レイヤーから2レイヤーへ
唯一のデメリットといってもイイでしょう。
3レイヤーから2レイヤーになったことで、ストレッチ性は確かに大きく改善しています。
その代わりに裏地が無くなったので、若干ですが滑りが悪いです。
3レイヤーに慣れた人が、着た瞬間にちょっとだけ違和感を感じます。
慣れてこれば忘れるくらい。
あとは、気持ちの問題かもしれませんが、ゴア生地剥き出しだと思うと汗をかきづらい。
裏地が無いとゴアが汗を吸ってる気がして。
255gから188gへ軽量化
これはかなりの変化だと思います。
ゴアテックス採用モデルで比較して、クラス的にはストームクルーザー(中モデル)が254gに対して、トレントフライヤー(最上モデル)が194gになります。
中位モデルと上位モデル以上の差が、新旧レイントレッカー間にあることになります。
最高級のトレントフライヤーより軽いって!?
Exactly
(そのとおりでございます)
耐水性は20,000㎜から30,000㎜へ
シームテープ処理をしているため、防水になっているとは書かれていますが、それだけで生地が防水仕様??
はっきりいってよくわかりませんでした。
防水は意識していないとGORE-TEXは言っていますが、そもそも防水に対するハードルが上がり、水準が軒並み上がっているのかもしれません。
とにかく防水性は30,000㎜とされています。
半信半疑だからあとで濡れに行ってくるぜっ!!
透湿性が20,000gから43,000gに爆上げ
透湿性の水準も上がってるねー
5年前の常識は通用しないよもう
このへんは、ミレーのティフォン50,000がぶっ壊してくれた感もあります。
快適性を考えると、耐水性よりも透湿性の向上を意識する人も多くなるのも当然かもしれません。
とはいえ、旧型の20,000gが何だったんだってくらい、43,000gは上がりすぎw
20デニールは据え置き
20デニールの据え置きは正直ありがたいかもしれません。
レイントレッカーより薄いレインウェアは、バーサライトの10デニールとトレントフライヤーの15デニール。
どちらもレイントレッカーよりも高価なので、破れるのはさらに恐怖です。
20デニールという程よい厚みを残したままの、188gは良く再現したなーと、感心します。
価格は微増
旧型レイントレッカーがいくらだったかは、今や知る者はモンベルくらいしかいないかもしれません。
ただ、どっかの情報に1万円ちょいって書いてありました。
新型が15,950円になっているので、おそらく2-3,000円くらいの微増でしょう。
フィールドレビューをしてみるぜ!!
数字だけ並べられても、いまいち説得力に欠けるでしょう!!
ってことで、雨に濡れてきましたよぅ!
ファーストインプレッション!!
ファサ…っと
軽!!!
今までがストームクルーザーだったので、より軽量化されたことは明確に感じます。
あっ、これ透湿性高いヤツやわ
着た瞬間に、高い透湿性の存在感。
このへんの感覚は、ミレーのティフォンのファーストインプレッションと似たような感覚。
一流の素材は着た瞬間にわかるものである。
…しらんけど
ストレッチ性が高い!!
っても、僕の着るレインウェアはいつだってLサイズ(一個上のサイズ)なので、ストレッチ性が無くてもストレスではない。
シーム処理と縫い目を減らした、立体縫製の恩恵なのか。
そのへんは目に見える変化ではないので、大きなことは言えない。
だけども一つ言えること。
さすがモンベル、多分日本人の体形によく合っている!!
海外のジャケットだと、ちょっとサイズ感に癖アリなのでこうはいかないですよね…
ここで他の記事の宣伝をさせていただきますと、上記はミレー・ノース・パタなどの大手アウトドアメーカーのサイズ感について、コッテリと考察した記事になります。
時間をかけて作った自信作になりますので、よかったら見ていってください!
ブックマークしとくと便利ですよっ!!
撥水性と防水性!
半信半疑はなくなった?
ぶっ飛んだね!
この日は青森県、八幡平付近の沢の湯っていう秘湯の帰り道。
小雨とかそんなんじゃなくて、しっかりとしたスコールww
雷もなっちゃって…
新品ってこともあるでしょうが、とりあえずレイントレッカーは全くの無傷。
撥水性もばっちりなので、雨が止んだら飯を食っている間に乾いちゃいました。
耐水性30,000㎜
ええやん
サイズ感について
モンベルなので必要性は薄いかもしれませんが、一応触れておきます!
- 身長:169cm
- 体重:63㎏
- 肩幅:やや広い
- 性格:窮屈なのは嫌いよ
ざっと僕はこんな感じ
平均より低いが相方よりは高いでw
うるせぇw
Mサイズの場合は、Tシャツ・薄手のジャケットにレイントレッカーでちょうど良い感じ。
Lサイズを選んでおけば、中にダウンジャケットを着こめますので、防寒対策としても使い易い。
僕のおすすめはLサイズになるかなーと思います。
(あくまで僕は窮屈が嫌いです!笑)
さすがモンベル、胴回りもゆとりがあります。
タイトにかっこよく着たい場合は、パタゴニアとかマウンテンイクイップメントを着たいですね。
もう、これでよくね?
おさらいしましょうか!
耐水性1.5倍、透湿性2倍、デニール据え置きの188gに軽量化、デメリットと言えば裏地がゴア剥き出しってことくらい。
価格も他より安いし、数値のバランスもとてもいいし。
これでよくね?
右に同じ
だけど実は、バーサライトとめちゃくちゃ迷ったのは内緒(笑)
一応張っておきましたが、公式より価格が高いこともあるので要注意です。
では!
本日も読んでくれてありがとう!
アリーヴェデルチ!
(さよならだ)
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