なるべく軽量で、なるべく使いやすい、そんなテントがあったら、、、
もちろん欲しいと思いませんか?
現存するダブルウォールの自立式テント中、最軽量にしてブッチギリ。
その重量、エアライズ1の1/2以下。
だのにだのに、抜かりなく、ちゃんと使いやすい。
そんな都合の良いテントがあるんかいな?
ええ、見つけました。
あるんです。
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どうも!アバウトドアのたなりょうです!
軽量テントを見ていたら、どう考えてもコレが最適解じゃん?
そんなテントを見つけたので、詳しく掘り下げてみようかと思います。
その名も、ホーネットエリート オズモ
1Pと2Pが存在する、ニーモきっての自信作のよう。
ここでは、以下のようなことが書かれています。
- 【エリート紹介】メリットとデメリット
- 【ギミック多数】軽さと居住性の秘訣
- 【ニーモは安い】モンベルと価格を比較
- 【謎多き】OSMOファブリックとは何?
- 【そもそも論】軽量サブテントは必要?
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ホーネットエリート オズモ1P
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_01.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_01.jpg)
まあまあ、まずは概要から触れていこうじゃありませんか!
ホーネットエリートは、弟分であるホーネットストームの兄貴分に当たるテントでして、自立式ダブルウォール最軽量の称号を冠しています。
2022年に誕生した彼は、エリートというなんとも自信ありげなニックネーム。
そして何々、生地にはOSMO™ファブリックを採用とのこと。
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さっぱり分からん(笑)
調べてみるとなにやらOSMOファブリックとは、エリートの名を冠するにふさわしいものということは分かりました。
OSMOファブリックについては、後にお話しします。
まずはこちらをご覧ください。
最小重量 | 657g |
価格 | ¥57,200(税込) |
面積 | 2.0㎡ |
前室面積 | 0.6㎡ |
ペグ重量含まずで657g。
…657g!!?
調べてみました。
すると、定番とされるアライテントのエアライズ、こちらの最小重量は1360gでした。
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は、半分以下や…
この時点で僕は、粗探しモードに突入。
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軽量なのに、快適なわけがない!
と。
ホーネットエリートのフロア面積は2.0㎡。
ちなみにエアライズ1は、2.05㎡でした。
何ならステラリッジ1は、1.89㎡とのこと。
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![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
!!
誤差!!
この時点で、フロア面積は他社と同等ということが判明。
ちなみに畳1枚が1.82405㎡だそう。
畳一枚あれば、結構快適ですよね。
そして価格は57,200円。
弟のホーネットストームより8,800円の価格差こそありますが、決して法外ではない価格。
むしろ関税やら為替レートを考慮すると、安いとすら思えます。
【メリット】ホーネットエリートオズモ
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_04.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_04.jpg)
軽くスペックを紹介しただけですが、この時点で僕は相当心揺さぶられました(笑)
ですがこれはまだ序章に過ぎなかったのです。
見れば見るほど欲しくなる。
ここから先は、欲しい人しか見てはいけないかもしれませんよ…
何はともかく、以下をご覧ください。
3分にまとめられた、メーカーの紹介動画です。
ギミック多数、おそらく最新にして非常に優れた素材を使っていそう。
そんなことは、感覚で理解できます。
ということで、
ひとまず「分かりやすいメリット」を述べていきます。
居住性が高い
おやおや、床面積が2.0㎡だろう?
それはさっき聞いたぞ。
そう感じたことでしょう。
なにもここでは、畳一枚だとかフロア面積だとかの話はしません。
この子実は、完璧なるY字型のフレームなのです。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_10.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_10.jpg)
だけども上から見た感じ、普通にXフレームのような形をしておる…
ここで、ニーモらしい細かいギミックが活きてきます。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_11.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_11.jpg)
上部はクリップのようなアイテムで、横幅を拡張。
なにやらこのアイテム、特許申請中とのこと。
思いつきそうで、どのメーカーも思いつかなかったパーツといったところでしょうか?
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_09.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_09.jpg)
後ろから見ると、居住性確保の理由が分かります。
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張り綱で引っ張っておる!
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![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
センターポールから降りる流線形が実にそそる
フレームがY字になった分、当然居住空間は△になろうとします。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_12.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_12.jpg)
が、張り綱とペグのおかげで、テントの立体を保てているみたいですね。
なので正確に言うと、極めて自立式に近い半自立式。
といったところでしょうか?
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_17.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_17.jpg)
前室は0.6㎡
居住性が高いのは、室内に限ったことではなさそう。
と、言われましても、イメージしづらいですよね。
60㎝×60㎝のスペースがあると聞くと、かなり広く感じませんか?
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_05.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_05.jpg)
真上からの写真を見れば、前室の広さがイメージしやすいです。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
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前室の広さは、快適さにかなり影響するよね!
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/ecinfo_002_08115.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/ecinfo_002_08115.jpg)
ステラリッジ1と比べても、ホーネットのほうが快適そうな感じがします。
なお、前室面積は3600㎠(60×60㎝)と2475㎠(90×55㎝)で、ホーネットが1.5倍ほど広いです。
設営が楽
これは言わずとも、ですね。
吊り下げ式テントの楽さは、正直かなりのモンです。
僕の吊り下げ式初体験は、ネイチャーハイクのテント。
その際、旧式ステラリッジ(スリーブ式)がいかに強風下や稜線で張りづらかったかを痛感しました。
そしてもう一つ。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_7269.jpg)
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僕が所持する、ルナーソロの存在ですね。
めっちゃ良いテントなのですが、設営にまあまあコツが要ります。
使い始めて10回目以降の僕でも、やり直すこともチョイチョイ。
狭い所ではまともに設営させてもらえない場合も多いです(2倍くらいスペースをとる)。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/DSC_9436.jpg)
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ホーネットの吊り下げ式&省スペースが羨ましく思います。
ルナーソロはポールなしペグ無し680g。
ホーネットエリート、おまどんだけ軽いねん、ちゅう話ですよ(笑)
嫉妬するわ。
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【デメリット】ホーネットエリートオズモ
おいおいエリート君よ。
君、完璧すぎやしないかい?
いえいえもちろん、彼にも弱点ってもんがあるわけですよ。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_06.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_06.jpg)
【デメリット1】メッシュインナーであること。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
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終わり?
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終わりです(笑)
一応触れておきましょう。
日本の山岳では、なんでかメッシュインナーは敬遠されがち。
寒いからだとか、全気候に対応するのは、云々かんぬん…
声を大にして言いたいですね。
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いや、日本こそメッシュインナーだろうが!(ボソッ)
声を大にするのはやめました(笑)
僕の最初のテントはステラリッジでした。
もちろんインナーは非メッシュ。
テン場についたPM2:00、蒸された室内はとても入っていられない。
冷え込む夜明け、結露したフライに、非メッシュインナーがペタペタと張り付く。
ドーム式テントって、↑だいたいこんなもんじゃないですか?
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8913.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_8913.jpg)
そして僕はメッシュ(ネイチャーハイク)系テントを、サブとして購入。
そして思う。
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![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
メッシュ気持ち良すぎ!!
考えても見てください。
日本は高温多湿なんですよね?
ならばなぜ、海外でメッシュが流行り、日本で流行らない。
メッシュインナーってのは、結露もほとんどしない、実は最高のアイテムなのに。
それはもう、登山の先人たちが築き上げた、古き固定概念のようにすら思えてきます(笑)
…
話が逸れましたね(^^;
ともかく、厳冬期でもない限り、僕はメッシュを推奨しています。
【デメリット2】売っていない
デメリットをもう一つ挙げるとするならば、転売価格であること。
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公式サイトでも、ネットショッピングでも見かけません。
存在するのは法外価格の転売品?ばかりなので、価格は常にチェックしておきたいですよね。
※2023年7月現在、価格は安定しました。
【デメリット3】 ポールの耐久性
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実は2023年より、エリートではない方のホーネットオズモが日本上陸しました。
こちらとの違いは、ポールの規格。
どちらもDACポールなのですが、オズモはNSL8.5、エリートはNFL8.7(より軽量)となります。
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![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230630_111331057.jpg)
逆に言えば、ポールでの耐久性を落としたくない場合、ホーネットエリートよりもホーネットオズモのほうがいいかもしれませんね。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/07/84-300x200.png)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/07/84-300x200.png)
ギミック紹介
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_17.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_17.jpg)
メリットとデメリットが説明しきりました。
魅力的でアバンギャルドなニーモのテント。
どうしても欲しくなってしまった、だのに公式価格で売っていない悲劇。
ここからは、皆さんを道連れにします(笑)
ちょいと好奇心を煽りますが、ご了承をw
こいつは別モンですが、インスタでフォローしておった、超写真の上手い人。
やっぱニーモかっけぇ!
ってなる、ロゴのスタイリッシュさよ。
モンベル使っている自分が、どんどん恥ずかしくなってくるんですよね(笑)
お次はコレ。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_11.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_11.jpg)
メリットでも触れた、このパーツとペグによってもたらされる居住空間。
居住空間とかこの際もう、どうでもいいです。
特許申請中だとかどうとかの、この小さな部品と部屋が、所持者の心にはどう映るか。
例えばとあるドライブ。
効いているかすら分からない、スポーツカーの後ろについたウイングのように。
あるいはカレーに入れた隠し味。
作った本人にしかとうてい分からない、満足感があるかもしれない。
ギアオタクって、そういうもんですよね(笑)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_16.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_16.jpg)
使いやすそうなポケットは、もちろん存在。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_04.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_04.jpg)
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そんな大切なところをケチらなくても、オレならブッチギリで軽量化してやんぞ。
そんな気合すら感じられます。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_10.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_10.jpg)
何このオレンジメッシュ。
そう思ったのですが、実はこれ「ライト用メッシュポケット」。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
このシステム、実によく分かってる!!
頭上にプラプラと、フックにかかったライト邪魔な時ありませんか?
この中にライトを入れておけば、ポケット&優しい色合いのライトになるのだとか。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_14.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_14.jpg)
でもって、インナーとフライをつなぐ最低限のコード。
これを引っかければ、あら不思議。
居住空間がさらに拡張されるみたい。
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_15.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_15.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
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これは、フライを巻き上げるクリップだよね…?
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
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実はこれ、新開発のゲートキーパー™️との名前まであるらしい。
ニーモ曰く、「巻き上げたフライシートを簡単かつ確実に固定する事ができる」とのこと。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
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確かにフライシートって、巻くのも外すのも面倒な時多い。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
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雨の時とか濡れるし、テントの中で両手使いにくいよね
ですがこのギミック、ゲートキーパーだなんて専用名が付いちゃっているわけです。
おそらく簡単に引っかけられるのでしょう。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
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見た感じ片手でチョイっとできそうな予感…!
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実際に手に取ってみないと、分からないというのもソソるよね
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_19.jpg)
![ニーモ ホーネットエリートオズモ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/pic_19.jpg)
標準装備でスタッフバックはロールトップ式ドライバック。
この時点で、2,000円は得した気分です(笑)
…
これだけギミックが充実しているのにも関わらず、もう一度確認します。
657gですって。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
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信じられねぇぜ…
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あぁ、同感だ
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![](https://yamakame.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まさしくエリートだぜ…
価格の比較
ここらで他のULテントとの比較をしてみようかと思います。
ブランド | テント名 | 重量 | 税込価格 |
---|---|---|---|
モンベル | ステラリッジ | 1.14㎏ | 44,000 |
モンベル | ルナドーム | 1.58g | 57,200 |
アライ | エアライズ | 1.36g | 42,900 |
MSR | カーボンリフレックス | 660g | 69,300 |
ニーモ | ホーネットストーム | 760g | 48,400 |
ニーモ | ホーネットエリート | 657g | 57,200 |
こうしてみてみると、意外とモンベルとニーモってほぼ同価格なんですよね。
関税、為替だとか諸々あるだろうに。
ニーモはテント生地も優秀(シルナイロン)だし、コスパのモンベルだとか言ってられません。
MSRも片面シルナイロンにはなっていますが、価格面で大きく突き放されます。
ホーネットがいかに良心価格かは伺えますね。
![](https://yamakame.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://yamakame.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ところでOSMOファブリックって何よ?
名前の一部にもなっている、オズモファブリック。
どうやらニーモの超自信作フライ素材ということまでは分かります。
ではその詳細について、触れていきましょう。
試行錯誤を繰り返し、誕生したエリートリップストップ
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_7254.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_7254.jpg)
この子ルナーソロは、「シルナイロン」。
シリコンを染み込ませた、ナイロンです。
![雷鳥平キャンプ場](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_6853.jpg)
![雷鳥平キャンプ場](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_6853.jpg)
対してこういった、いわゆる「よくある山岳テント」。
これはたいてい、PUコーティングがされたポリエステル。
じゃあOSMOファブリックは??
ナイロンとポリエステル混合繊維だとか。
それもリップストップで。
分かったのはここまで。
それ以上詳しいリサーチは、いくら探しても出てきませんでした。
濡れても「パリッと」3倍伸びない
OSMOファブリックの一番の特徴は、濡れても生地が伸びないこと。
これは公式でもウリにされていることですね。
こんな経験ありませんか?
雨に濡れたテントが、翌朝にはヘロヘロになっている事。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/男A.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/男A.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/男A.jpg)
あれ、ピンと張ったつもりなのに…
雨に濡れて、風が吹いて…
バタバタというより、もはやバチャバチャとフライがなびく…
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/おとこB.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/おとこB.jpg)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/おとこB.jpg)
う、うるせぇなぁ…
濡れた時も、3倍伸びずにピンと張った状態を維持するOSMOファブリック。
なんとエリート、というかエレガント。
ニーモのイケメンロゴが、全く台無しにならん。
撥水性が4倍
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/waterdrop-6798386_640.jpg)
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さっきの話にも通じますね。
生地が伸びにくいのは、あくまで水を吸った状態の話。
じゃあ撥水性が高ければどうだ?
もっと生地が伸びにくいのでは?
OSMOファブリックの撥水性は、従来の3倍だそう。
そりゃあもう。
加水分解はどうなん?
ニーモと言えば加水分解。
数年前までの、僕のイメージはまさしくそれでした。
ですがどうでしょう、ニーモのテントは進化しています。
具体的には、加水分解に弱いとされるPUからシルナイロンに置き換わっている、ということ。
OSMOファブリックがPUコーティングなのか、シルナイロンなのかは、残念ながら掴むことが出来ませんでした。
…
以前ニーモに、直接テント生地についてメールで聞いたことがあります。
モンベルについても同様にメールで。
結果、細かいことまでは聞き出せませんでした…
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やはり企業秘密とかあるんだろうねー
OSMOファブリックについては、おそらく詳細が出るまで分からないかも。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/DSC_2084.jpg)
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でも、PUコーティングより圧倒的に優れるのシルナイロン。
弟ホーネットストームは、まぎれもない両面シルナイロン製です。
では、兄貴エリートのOSMOファブリックは?
エリートに粗悪な素材は使わないだろう。
これが一旦僕が落ち着かせた考察になります。
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シルナイロンについて、まだあまり知らない方は見てもらうといいかも!
結構掘り下げて考えましたので、記事も面白く出来上がっていると思いますよ^^
【そもそも論的】軽量テントはサブに必要か
ここまでホーネットエリートを持ち上げておいてなんですが、そもそもテントのUL化ってそんなに必要なん?
という話。
結論、必要じゃ!
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
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というのも、ステラリッジ(モンベル)があるからそれで良いっしょ。
そう思っていた僕が、軽量テントを買った時から、登山に対して捉え方は変わりました。
ということで、ここからおまけ。
テントの軽量化が、登山に与える影響のデカさについてお話してみますね!
ULハイクって、ハードル高そう…
![トレランシューズを履いた足元の写真](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG1139.jpg)
![トレランシューズを履いた足元の写真](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG1139.jpg)
ハードルが高い、走らなければならない、お金がかかる。
そんな風に思っている方も、少なくないはず。
僕が提唱するUL化は、何もガチガチのウルトラライトハイカーになるわけではないのです。
実際僕は、ギアの軽量化を意識するにも関わらず、以下の矛盾を抱えています。
- 重たい一眼レフを所持
- なんなら三脚とか変えレンズも所持
- 靴は重たい革靴の時も
- 山メシが好きなので、ドライフードほぼ持たない
- なんならコーヒーとかコップとか無駄多い
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR0008.jpg)
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無駄ですねー(笑)
そんな人間が、ステラリッジがあるのに軽量テントを買うなんて…
無駄に思えましたか?
これが結構違うんですよ。
ULテントを手に入れると、僕はこうなりました。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/GORE-TEXのコピーのコピー.png)
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ルナーソロを買ってみたら、思いのほかの軽量さに、30Lザックで1泊2日テント泊ができました。
立山ロープウェイを使わず、五色ヶ原往復の長丁場ですね。
しかもこの時、山頂で一人鍋をしています(笑)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC_0193.jpg)
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週休2日の病院勤務は、2泊3日なんて行程がそうそう取れません。
今までなら、ここまで気軽に足を運べなかったでしょう。
要するに何が言いたいかというと
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC_5762.jpg)
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ULテント買ってみ?
飛ぶぞ?
えー、失礼しました(笑)
登山スタイルを変えるわけでもなく、ギア全てを軽量化するわけでも無い。
ただちょっとだけ。
軽量化するとインパクトの大きいギアを変えるだけで、案外登山が広がるということ。
そのインパクトのデカいギアってのが、テントというわけ。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/12/9.jpg)
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テントを軽量化して、ULハイカーの片足仲間入りだぜ!!
こんな風に、気分だけでも属してみるのも楽しいですね^^
テントがもう一個ある場合
僕もステラリッジがあるのに、もう一個テントは贅沢ではなかろうか?
そう思ったりもしました。
結局、全然別モノでした。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC_1673.jpg)
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寒いときは、ドーム型。
![ネイチャーハイクテントの蚊帳](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_20220909_172000.jpg)
![ネイチャーハイクテントの蚊帳](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_20220909_172000.jpg)
暑ちィ時はメッシュテント。
近くで快適さを重視する登山と、遠くに行きたい時で使い分けてもいいですね。
それに、僕のステラリッジは力尽きつつあります。
底が破れたり、テンションがかかる部分が裂け始めています。
いわば使い過ぎによる寿命とでも言いましょうか。
テントはどうせ寿命が来るので、2つ買えばダメージも分散!
そんな大義名分で、僕はULテントを買いましたが、結果は言い訳に足る事実でございました。
ということで、僕はコイツを狙っている
![](https://yamakame.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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ルナーソロも良かったのですが、正直設営しにくい場所が多すぎます。
MSRのカーボンリフレックスよりも軽く、1万円ほど安い(正規価格なら)。
ダブルウォールで超快適そう、それでいて超イケメンエリート。
そのほかの超軽量を謳っているテントは、せいぜいギリ1㎏未満がいいとこ。
なんでこれ(ホーネットエリート)だけこんなに軽いん?
何回も思います(笑)
これ以上軽くていいテントは、個人的に数年は出ないような気もしていますので、価格のチェックは怠らず!