ゲストハウスで迎える朝は気持ちがいい。
体の疲れもしっかりと取れるのだ。
身支度をしていると、女将さんがサンドイッチを作ってくれていた。
これは昼のお弁当だ、とっても嬉しい。(^^)
朝ごはんはというと、昨日のうちに買っておいた、トマトとチーズにそれと豚肉。これらで温かいものを作ってみた。
自炊が出来るのは貴重だからか、楽しい。
パイセンと開門
もう一泊したいところだが、女将さんともお別れ。
素敵な所だったので、ここを理由に鹿児島に来たいくらいだ。
記念撮影をすると、僕後倒れかけるハプニング。
これはこれでいい絵になったよね笑
まずは50キロ先の開聞岳を目指します。
桜島パイセン、今日は穏やか。
そしてさすがは鹿児島、南国感が漏れている。
鹿児島南のルートは、一直線のわかりやすい道。
下手な歩道が用意されているより、この手の車道だけに割り切った方が走りやすい。
はっきりいって、チャリダーにとって歩道は邪魔な事が多いのだ。
潔いコースを飛ばして進む。
幸いにもそそるものがなかったため、開聞岳まではスムーズ。
(といっても50㎞くらいある)
峠を超えると現れる、美しい山がそれだ。
桜島は鹿児島のパイセン。
彼はたまに怒る。
もうひとつは、女性的な開聞岳。
飛び立つ兵士達が、開聞岳を最後に見ていったとのこと。
間に合うのか、間に合わないのか、どっちなんだい!
さて、開聞岳に登ります。
現在の時刻は12:30
東行きのフェリーが15:30ラストという鬼畜仕様。
開聞岳はできるだけ巻いておきたい。
コースタイムは約4時間半。
前回はこれを、2時間半で登ったかな。
今回はどれだけ巻けるか?
開門は小さいので、富士山のようにジグザグは進みません。
ぐるっとカタツムリのよう。
ですが外周を回るので、景色はほとんど変わりません。
4時間半の行程を、出来たら2時間に収めたい。
無理かも…
いや行ける!
こんな考えがぐるぐる…
何度か指宿の砂風呂でステイしようか迷ったところです。
後半は岩場になってくるので、軽いザックでの登りが楽しい楽しい。
結局1時間とちょっとで登頂。
曇り空が近づいて来ましたが、早めたおかげで青空を拝むことが出来ました。
山頂の景色、前回見れなかったリベンジを果たしました。
誰もいない山頂で、薩摩を掌握した気分。
家臣はいない、天守は人一人分のスペース。
さて、十分満喫出来たので降ります。
前回よりも明らかに腕が上がったのは、トレラン降り。
軽いステップで、上りにすれ違った人を抜きまくります。
いやぁ気分がいい笑
結局2時間にまで巻くことは成功。
あとはフェリー乗り場まで急げ!
なんとか間に合った!
おそらく常人には無理な行程だったろう(ウザい奴)。
フェリー乗り場には、猫ちゃんが。
猫ちゃんとちょっとだけ戯れる時間はありましたとさ。
そして本土最南端のある側(大隅半島)に到着!
こちら側のガソスタには、陽石と言い張る謎のチン…石が。
ここから南側は、ほとんど何も無い箇所が続くので、Aコープで朝ごはん分を補給。
対岸の開聞岳方面で、雷が光ります。
さっさと食堂に入り、近くの野営地で寝たいです。
…
営業のはずだった食堂は、まさかの休業。
仕方が無いので、お菓子とパンと、発酵食品で腹を満たす。
ギリギリの所で雨が降ってきました。
屋根のあるところで良かった。
走行距離 80km
鹿児島市▶開聞岳▶南大隅町