サンティアゴ巡礼のトイレ事情【危険なトイレに気をつけろ!】

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Hola!(オラ!)たなりょうです!

徒歩でサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す、スペイン巡礼。

今回は、結構心配であろう、トイレ事情について。

海外って、チップ制なのかな?

ちゃんと綺麗かな?

途中でしたくなったらどうしよう…

いやーー、分かります!(嘘)

僕は野〇できるタイプの人間なので、同じ悩みでは無いかもしれません。

ですがあくまで「緊急時」のお話。

そりゃあもちろん、僕だって普通にトイレは済ませておきたいところです。

スペイン巡礼でトイレ事情を経験、見てきました。

そして、危険なトイレにも何度か遭遇しました。

そんな僕のエピソードを交えて、トイレ事情を解説していこうかと思います!

疑問は1個ずつ、お題にしていこうかと!

目次

スペイン巡礼では楽天カードが使えました!

色んな所で買い物をしたのですが、僕は楽天カード(マスターカード)を利用しました。

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トイレは少ない?

答えはYES

圧倒的に、日本より公衆トイレがありません。

公園にトイレ
街にトイレ
お店の分かりやすい所にトイレ

つくづく日本のトイレ事情のありがたさが、身に染みるでしょう。

ヨーロッパは、あっても汚い・ペーパーが無い・チップ制の場合が多い、どれかです。

特に要注意なのが、カミーノに入る前、パリだとかマドリードだとか。

出発点のサンジャンピエドボーに入る前のお話。

綺麗だけど、どこにもトイレなんてものは無い。

慣れてない環境で、トイレを見つけるのは至難の業。

できるだけ宿泊したホテルで、

無料の落ち着けるトイレで、

頑張っておきたいところです。

か、、、紙が無いっ!!

カミーノに無事突入しまし、アルベルゲ生活が始まったとします。

それでもペーパー不足には悩まされます。

持っていくものでも紹介しましたが、トイレットペーパーがかなり役に立つようです。

よく一緒に行動したお友達に、ペーパーを借りたりしました。

ジップロックに入れて持っていきたいですね。

トイレはチップ制?

答えはNO

ですがそれは、巡礼中のBARや宿での話。

アルベルゲはもちろん無料。

BARに関しても、普通に声をかければ貸してくれます。

もしもトイレだけを借りる場合は、チップを払っても良いかもしれませんね。

と言っても、もう一つ注意点が。

それは、しばらくBARが無いこともある。

です。

僕は大好きですが、気持ちの良い程のクソ田舎を歩くときには、10㎞以上BARが無いことも。

歩くのが苦手な方は、半日や一日がかりのトイレ探しを強いられることもあるかもしれません。

他に探すとしたら?

大きな教会には、トイレが併設していたりします。

こちらは任意のチップ制だったり。

トイレを使わせてもらったことが無いので、払ったことはありません。

危険なトイレとは?

冒頭で話した、危険なトイレ小話を。

どうでも良い話ですが、小話形式にしてあるので良ければ読んでいってくださいまし。

危険なトイレ1【暗中模索トイレ】

まず最初は、電気にまつわる危険なトイレ小話。

皆さんの家のトイレは、ボタンがどこにありますか?

多くの方が「外にある」と、答えたでしょう。

これはあちらも同じく、ボタンが外にある場合がほとんど。

ではこんな状況は?

一定時間で消灯する、自動消灯タイプ。

ええ、見かけたことがあるでしょう。

動くと反応するので、致している最中に、手や体を揺さぶります。

ではこんなトイレは見たことがありますか?

外でボタンを押したのち、一定時間で消灯するタイプ。

僕は初体験でした。

致している最中、つまりはpoopとの戦いが、思いのほか長期戦にもつれ込んだ場合。

ライトはせっかちなので、あなたの下半身で起きる攻防について、何も気に留めてくれません。

トイレ側が勝敗に興味を持たなくなったら最後、いくら動けど、いくら声を出せど、明かりは反応してくれません。

明かりを付けたければ、外に出て点灯するほか無いのです。

あなたは暗中で紙をまさぐり、内部感覚で正確なケツの位置を当てに行くことになるでしょう。

もちろん、どれほど拭き残しがあるなんてのは、皆目見当もつきません。

関所での戦いに、命からがら勝利したというのに、なんとも情けない状況に取り残されます。

危険なトイレ2【DIY取り付けのカギ】

日本の公衆トイレのカギを思い出してください。

クルっと回すレバータイプや、細いチョコバーのような形をした、ステンレスバータイプが主流かと思います。

対してアチラのカギはこんなタイプ。

細い金属金具をスライドさせるタイプ。

おそらくダイソーやセリアのDIYコーナーに足を運べば、3個パックや4個パックで取付金具が入っていることでしょう。

端的に言えば、鍵はバチクソにボコカスでした。

そんなカギを使うもんだから、何度も壊れるのでしょう。

穴だらけになった安そうな木片合板の扉には、都度修復を繰り返したであろう、歴史が感じ取れます。

修復しているのならまだ良いです。

危険なのが、壊れる寸前の状態。

いつものように明かりを警戒し、落ち着いて用を足せる体勢に入ったぼくは、いつも通り扉に体の前面を向けました。

ほどほどに足を開いた状態で、意識を下腹部に落とした瞬間の事。

ギャン!

ぶっ壊れるような音と共に、安い木片合板の扉が開け放たれたのです。

sorry!!

sorry!!

顔を見合わせた二人は、咄嗟に声を上げました。

ええ、

アルベルゲのトイレのカギは、ぶっ壊れることもある。

要注意です。

危険なトイレその3【プライバシーゼロベルゲ】

※これは僕です

なぜトイレまで、このように「すりガラス」的な扉にしなければならなかったのでしょう?

扉までの距離が異様に近いのも、落ち着かなくする理由の一つでしょう。

この状態で、用を足した後の「拭き取りモーション」に移った場合の姿を想像してみてください。

下半身から太ももまでの肌色が見え、腰を半分屈めた状態という、なんとも情けない姿を「シルエット」で晒すことになるのです。

なお、このトイレの横にはシャワーも備わっているのですが、もちろんそれも「半透明」。

電話ボックス程度のサイズのシャワールームでは、前後左右どこに寄ろうが逃げ道はありません。

あなたの身体が美しいラインなのか?

それともワガママな体をしているのか?

というくらいは、外側から容易に分かってしまうでしょう。

プライバシーが保てない、アルベルゲもあることに注意です。

まあ、これらのトイレがあったとしても、ぼくはすべて笑い話ですがね(笑)

普通のトイレもちゃんとありますし、やばいのを引いたら、それはそれで思い出ですね!

サンティアゴ巡礼は本当に素晴らしい経験です!

無心になって自然を感じるのも素晴らしい。

体を通り抜ける風、鳥のさえずりすら、五感で感じ、感受性は豊かになります。

新たな仲間と出会い、宿と職を共にし、毎晩飲んで語り合い。

こんな経験、巡礼以外では出来ません。
いちばん楽しい時です。

毎日歩く中で、一人思考を反芻、煮詰めるも良いでしょう。

人生について、家族について、価値観について。
自分というものがより、ハッキリするかもしれません。

間違いなく、人生において一番大きな経験となりました。

皆さんの巡礼がより良いものとなりますように!

Buen camino!!

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