2023.8/6 松谷洞シャワークライミング
こちら、初の大滝懸垂下降をした記録。
個人的な日記みたいなものです。
「松谷洞」で検索した方は参考程度にしてくださいね!
ふざけているようですが、信頼できるリーダー引率のもとで行動しています。
真夏の脳汁アクティビティ。
おもしろい遊びに触れてしまったものです。
渇水
水深は低く、お水はぬるめ。
これだけでちょっと、救われた気がする。
行ける人はそのまま行く。
行けない人は手を引いてもらうなり。
行ける場所は、わざわざ流心を攻める。
もちろん安全そうなルートでね!
流心が行けなければ、仕方なく脇に逸れる。
パフォーマンスの十割を使ったら危ない場合、無理して流心は行かない。
8割で安全に行ける場所か
十割使ってクリアがオモシロイか
安全とチャレンジのバランス
その判断すら面白い。
コレくらいの場所も、わずかな緊張感で楽しかったりする。
素で行くのが危険なら、ハーケンを打ち込む。
割れ目に打ち込み、後続が回収。
上の人を下の人が守るシステム。
落ちても伸びたロープの2倍。
だとしても怖い。
僕らは通してくれたロープを命綱に、それでも慎重に登ります。
ここで使ったのは「アッセンダー」
一方通行の、小さな金具。
フリーで行けるところは行ってしまう。
8割で行けるこういう場所が、一番緊張したりする。
適当に遊べるところは遊んでおく。
滝行も濡れ濡れの状態ならば、なんの苦にもならない。
それにしても水圧ってもんは思った以上。
下手すりゃ首を持ってかれそう。
べつにこれは、落ちている訳じゃあない。
ふざけて飛んでいるんです(笑)
さて、核心部にやってきました。
どうせすぐ下るというのに僕たちは
ここを降りるために登ります。
何が遊びで、何が目的か、
頭を柔らかくしておかないと理解できません。
ここで行うのは「セルフビレイ」
股間にある一番強いループ「ビレイループ」を頼りに
自分の安全を確保する
そんな基礎技術。
名前と役割とやり方
頑張って覚えていかないと。
大滝の懸垂下降は、手元足元に集中すれば案外平気。
下さえ見なけりゃね!
外から見たら、こんな感じ。
いかにロープに安心感があるか。
改めて思い知りました。
何度目かの懸垂下降。
既にクセになり始める。
草の根掴んで恐る恐る降りていた、素人二人の渓流釣り。
あんな滅茶苦茶な沢登りより、はるかに安全。
それでも気を抜くのはいけない。
落石でロープが切れたら?
気を失ったら?
結局ロープと右手が、僕らの命を握っています。
感覚と思考で頭がいっぱい余裕が無くなります。
ってもここは誰もいない自分たちだけの世界。
こんな夏に僕たちは、はしゃがない訳にはいかない!
好奇心は7割
恐怖心は3割
遊びだけど、遊びじゃない
刺激的なアクティビティを覚えてしまいました。