Insta360を特定の趣味として使うユーザーのうち、おそらく最も多くを占めているのがバイクユーザーだと思います。
それほどInsta360のカメラはバイクユーザーから支持されていて、なおかつカメラ側もバイクに適した作りをし始めるほど。
今回は友達のバイクに載せてもらい、Insta360 X4とバイク撮影キットを使って撮影してきた報告とします!
- X3 or X4でどんな映像が撮れるか?
- バイク撮影キットの取り付け場所や方法
- Insta360は何故バイクに適しているのか?
- 長時間撮影と熱暴走について
- カンタンな編集の方法
- その他バイクに適したマウントの紹介
結構なボリュームの内容となっていますので、ここさえ見ておけばInsta360のX3やX4でバイクツーリングの様子を撮影するために、必要な情報がほとんど分かると思います!
あと、後半にはInsta360スマホアプリで作った自動編集動画も載せておきますので、360度動画の編集にハードルを感じている人は特に必見です。
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Insta360とバイクの相性は最高
まず、Insta360のカメラにはバイクユーザーにとって使いやすい機能や条件が備わっています。
とりわけX4ではバイクに寄せた進化をしていますので、まずは本記事の概要からざっと紹介!
360度カメラ×バイクの相性が良すぎる
とにかくバイクと360度カメラの相性は最高過ぎでした。
全面も後面も映る、自撮り棒が消える、景色が全て映るという360度カメラならではの特徴が、バイクに非常にマッチしていると感じました。
おそらく多くの方がGoProのようなアクションカメラを使ったことがある、もしくは知っているかとは思いますが、もうバイクは360度カメラでいいです(笑)
Insta360のAce Proも勿論バイクに適したアクションカメラではありますが、360度カメラの目新しさは是非体験していただきたいなと感じますね。
以下でバイク撮影キットなどの使い方と共に、撮影できる画なんかを紹介しますので、見ていってください^^
マウントが使いやすい
バイク撮影キット、U字ボルトマウント、顎マウント、、、
数えたらバイクに使えそうなマウントは7種類ありました。
今回はその中でも、一番多く使うであろう「バイク撮影キット」について、詳しい使い方と設置位置なんかについて解説しますね。
バイクユーザーを意識して作られている
X3でも基本的にバイクとの相性は良すぎるのですが、X4で新しく便利機能を追加してきました。
これがバイクで使いやすそうだと感じたので、コレについても後半で触れますね。
編集も簡単(使いやすくなった)
意外と大変だと思われがちな360度カメラの編集ですが、実は簡単です。
↑の動画くらいならば10分あれば作れるくらい。
特にバイクはマウントで固定していることが多いので、大げさに言えば人物追跡機能を使うための、ワンタップで編集が完結します。
コレについても後半で解説しますね!
よければ僕が編集した動画を見ていってください!
バイク撮影キット【取り付け位置など】
まずは、バイクユーザーが確実に持っておいた方が良い、バイク撮影キットについて解説します。
- ヘビーデューティークランプ x1
- フレキシブル粘着マウントx2
- 滑り止めリング x8
- 六角レンチ x1
- 1/4インチ – 2プロングアダプター x2
- 1/4インチカメラ マウントアダプター x1
- サムスクリュー x3
- クランプマウントレンチ x1
バイク撮影キットのメインは、下線を引いた2種のマウントですが、その他の1/4インチアダプターなんかはサブとして持っているのも便利です。
ネジとかも無くしたら使えますし。
六角レンチは一応入っていますが、正直指で回せるので必要無いです。
単体で買っても差額は1,100円ですので、とりあえずバイク撮影キットを買っておけば良いかなという印象ですね。
X4とキットを同時購入の場合、内容がちょっと変わることに注意したいです。
- ヘビーデューティークランプ
- 見えないアクション自撮り棒
- レンズキャップ
取り付け方法
先ほどの図のように、傾斜や回転はフレキシブルに可能ですので、適当に開いている部分に取りつければOKです。
大抵のバイクには取り付けられると思いますし、手で回せばかなりガッチリと取り付けられますね。
ベースがアルミとステンレス合金なので、作りもしっかりとしています。
基本的にこの位置に取りつければ、自分の様子は写すことができますね。
このバイク(カワサキ Ninja)は風防があるタイプだったので前方は遮られていましたが、タイプによっては前も写せますね。
家にあるバイクなら、こんな感じに風防は遮る高さじゃあありませんでした。
自撮り棒を伸ばさずに、ちょっとだけ前に伸ばしてもイイですよね。
自撮り棒を畳んだ状態で、見える画はこんな感じ。
そこまで自撮り棒って伸ばさなくても、超広角なので距離感が出るので安心してください!
これくらいなら飛び出してもイイですよね。
後方に取り付けてみる
これは後ろに乗っている僕が、自撮り棒を伸ばして撮影しているのですが、バイクによっては取り付け位置で似たような画角は撮影可能です。
普通に持ち手って言うのですかね?
スポイラーの所に付けられる場所さえあれば、後ろに自撮り棒は伸ばすことが可能です。
ほんと倉庫が汚くて申し訳ないのですが、この位の伸ばし具合でこの画角。
クランプは強力なので大丈夫ですが、もっと固定力が欲しければ、後述するU字ボルトマウントなんかもアリかもしれませんね。
前方に取り付けてみる
これは僕が後ろから自撮り棒を伸ばして撮影しているのですが、バイクによってはこんな撮影も出来そうです。
これなら自分の目にも見えるので、カメラがどうなっているか分かって安心です。
この位置で画角はコレくらい。
気持ちの良い道路ならもっと伸ばして攻めてもイイですし、控えめにしてみても良いですね。
後ろに取りつけたら
コレくらい
横から写してもイイですし、まあ色々画角はありますよね。
取り付け位置によって色んな画角を探すことができますので、まずはバイクに取り付けられそうな場所があるかどうかを探してみるといいかと思います!
GPSプレビューリモコン
使ってみて、便利だと思ったのがGPSプレビューリモコン。
バイク撮影キットの次くらいに、バイクユーザーの方におすすめしたいアクセサリーでしたので紹介しますね。
腕時計みたいにも出来るし、バイクにマウントとして取り付けることも出来るシリコンバンド付きですので、クランプで遠くに取り付けたカメラも操作が可能になるという訳ですね。
操作は普通にX4の画面と同じですので、遠隔タッチ操作ができる感じ。
ただこれ、現状Ace ProとX4に対応しているのですが、X3はまだサポートされていません。
そのうちアップデートがありそうですが、今の所X3はGPSアクションリモコンの方を使う必要がありそうですね。
あとはGPSゆえかたまにバグって止まるので、その時は電源ボタン10秒押しでリセットしてあげてくださいな。
ヘルメット顎マウント
フルフェイスのヘルメットにナイロンバンドで取り付けられる、Ace ProとかX4のシングルモードで使えるやつです。
これはAce Proの動画ですが、画角としては非常に使いやすいですね。
シリコン素材が滑りにくく、かつナイロンベルトが結構な固定制を持ちますので、ヘルメットに粘着テープで貼り付けるタイプよりよほど使いやすいと感じました。
これ結構いいと思います。
その他マウント
Insta360はアクセサリーが多いのが特徴で、全部で100以上あったはずです。
特にバイクに適したアクセサリーはかなり多いですね。
ウェストストラップ
リアスポイラーの辺りに取りつけるバーが無い場合、ウエストストラップとして腰に巻いて、そこから自撮り棒を伸ばすことができます。
ムレを排出しやすい構造などになってはいますが、快適性はバイクに固定できるに越したことは無いですよね。
何故か価格も結構高いですので、なるべくクランプで挟める場所を探したいところ。
バイク用U字ボルトマウント
クランプの固定制でも個人的にはイイかなと思うのですが、コッチのほうが圧倒的に強そうですよね。
U字ボルトを採用し、2つのスペーサーを使用することで、ほとんどの主流モーターサイクルにマウントを適合させることができます。
Insta360
色んな車体との互換性も高そうですので、クランプ式と迷うか、どちらも買っておくかと言ったところでしょうか。
バックミラーマウント
6~14mmのハンドルバーに適応するとのことですが、どちらかというと細めなクランプ。
ヘビーデューティークランプが結構デカいので、エイプとか排気量の小さいバイクに乗っている方はコッチのほうがいいかもしれませんね。
ヘルメットマウントバンドル
ヘルメットに取りつける、スタンダードで古風な粘着マウント。
参考画像的にはONE Rの頃からあるようですが、おそらく結構古いマウントでして、その頃よりもカメラは重く大型化しています。
一応は203gのX4も適応にはなっていますが、粘着マウントは個人的にちょっと心配かもしれません。
価格が安いので魅力的ですが、個人的にはヘルメット顎マウントが良いのかな、って思います。
と、このようにInsta360には、新旧合わせても沢山のバイクに使えそうなマウントやアクセサリーがあるのですよね。
ここからは、X4に備わっているバイクに適した便利機能について紹介していきますね。
バイクユーザーに適した便利機能
冒頭で触れたとおり、X4ではX3よりも便利機能が追加され、特にいくつかの機能はバイクユーザーを意識したものになっています。
X4 | X3 | |
---|---|---|
ジェスチャー制御 | ✅ | – |
録画キャンセル | ✅ | – |
オートダッシュ | ✅ | – |
音声制御2.0 | 中国語、英語、日本語 | 中国語、英語 |
Bluetooth接続 | Airpods, Sena, Cardo, Airide, Asmax, Lexinmotoをサポート | Airpodsをサポート |
カスタマイズボタン | ✅ | – |
予約録画 | ✅ | – |
AIハイライトアシスタント | ✅ | – |
Wifi 転送 | 30mb/s (58% 高速) | 19mb/s |
バッテリー | 2290mAh | 1800mAh |
駆動時間(5.7K/30fps) | 135分(+67%) | 81分 |
ジェスチャー機能(録画コントロール)
動画モードでジェスチャー機能をONにしておくと、顔が見えている状態で手のひらを出せば、動画が開始される機能です。
ただ、ヘルメットとグローブでも反応しますが、さすがに素顔と素手のほうが反応は早かった印象。
それでもボタンを押さずとも録画開始と停止が出来るので、バイクユーザーには良いかなと思いました。
オートダッシュ
ONにしておけば、充電ケーブルを刺した段階で録画が開始、抜けば録画を停止になる自動反応モード。
イグニッションON/OFFでも同様の反応を示すので、要するに走行時のドラレコモードみたいな感じですね。
インカム対応機種の増加
X4 | X3 | |
---|---|---|
Bluetooth接続 | Airpods, Sena, Cardo, Airide, Asmax, Lexinmoto | Airpods |
インカムの対応機種は、X3よりも増えましたね。
もしかしたらファームウェアアップデートなんかで、これ以上に増えていく可能性はありますが、今の所これらをサポートしているようです。
長時間撮影
X4 | X3 | |
---|---|---|
バッテリー | 2290mAh | 1800mAh |
駆動時間(5.7K/30fps) | 135分(+67%) | 81分 |
X4ではバッテリーに490mAhの増量があり、X3よりも67%の撮影時間が延長しました。
バッテリー増加分より駆動時間の伸び方がおかしい気がしますが、1年半の間にInsta360も成長したのでしょう。
正直スノボや登山には、X3の軽さも魅力的ではあったのですが、バイク的には大きさはほとんどデメリットになりませんね。
X4で撮影時間が1.67倍に伸びたのは、素直にメリットですね。
AIハイライトアシスタント
AIが映像の最良の部分を自動的に取得し、それらを 1 つのハイライトリールまたは複数の壮大なクリップに結合できます。
Insta360
機能をONにしておけば、動画の良い所をAIがクリップしてくれるという機能。
僕はPCソフトで手動編集するのが好きなので使いませんが、編集が面倒という方には良いかもしれません。
あとはスマホアプリの自動編集機能も優秀だと思っているので、
①編集をスマホアプリAIに任せるか
②アシスタントでカメラ内完結するか
③PCソフトで自動編集したいか?
という選択が出来そうですね。
編集してみた
という事で、バイク撮影キットやら自撮り棒を持って撮影した動画を、僕はPCソフトで編集してきました。
編集については上記で完璧にまとめたつもりなので、詳しく知りたい方は見て頂くとして、ここではバイク撮影の編集に合わせて簡単に紹介。
とりあえず追跡しておけば良い
恐らくバイクの撮影は、どこかにクランプなりマウントなりで固定して撮影すると思います。
後方の道なんかは映さないと思うので、とりあえず自分とバイクをタップして追跡しておけば、一つの動画編集は簡潔。
非常に簡単なので、この人物追跡は確実に使います。
動画の繋ぎはエフェクトを使用
バイクの前に取り付けたり、後ろに取り付けたりした動画を、追跡完了した動画がいくつかできますね。
それをPCソフトなりスマホアプリなりで、エフェクトでつないであげればもう完成です。
慣れれば超簡単。
プロジェクト機能で直接編集
プロジェクト機能を使えば、上記のスクショみたいにいくつかの動画を、追跡とかも同時に行いながら編集が可能です。
2024年にテコ入れされた、個人的な神アップデートですね。
出来上がった動画
それで出来上がった動画がコチラ。
それなりに凝ったので、おおよそ1時間半くらいはかかりましたかね?
360度カメラの映像は既に素材が面白い画角が多いので、脳死のエフェクト繋ぎでもコレくらいイイ感じに仕上がります。
ぜひやってみてください!
最悪自動編集で
これなんですけど、スマホアプリにある「自動編集」機能を使って、操作時間およそ2分以内で作った動画です。
未処理の360度動画を幾つか選択(この場合6動画ほど)し、それをアプリに丸投げするだけ。
後はAIが解析をして作ってくれるので、文字通り完全自動でこの動画が作れます。
正直自分が編集するよりも、360度画角の使い方は上手だとすら感じますし、もうこれでいいやん(笑)
ってなるのでちょっと悔しいです。
いずれにせよ、360度動画編集のハードルは、数年前とは比べ物になりませんね。
8K連続撮影
公式的には、8K連続撮影は75分。
これはバッテリーが100%→0%になるまでの時間で、熱暴走なんかが考慮されていません。
今回、外気温25℃~30℃の環境(晴天のゴールデンウィーク)で撮影をしてきましたが、8K撮影で75分の連続撮影が可能でした。
75分バッテリー切れまで熱暴走無し
わー、パチパチ!
ただ、かなり熱を持ってはいたのでギリギリだったかもしれませんね。
夏場のライドや信号待ちが多発する街の撮影では、多分無理だと思われます。
X4の熱暴走に関する詳細は、こちらの記事にまとめています!
まとめ
- X3 or X4でどんな映像が撮れるか?
- バイク撮影キットの取り付け場所や方法
- Insta360は何故バイクに適しているのか?
- 長時間撮影と熱暴走について
- カンタンな編集の方法
- その他バイクに適したマウントの紹介
- X3 or X4でどんな映像が撮れるか?
-
360度画角を活かして、自分のバイクと前方の両方が撮影できる。
- バイク撮影キットの取り付け場所は?
-
クランプがセットできる場所があれば、可動アームを活かして好きな画角を作れる。
- Insta360は何故バイクに適しているのか?
-
自撮り棒が消える画角がカッコいい、走行中のローアングルやハイアングルが撮影出来る、ジェスチャーコントロールなどのバイクに適した機能が備わっている。
- 長時間撮影と熱暴走については?
-
ゴールデンウィークの季節感ならば、8K連続撮影でバッテリー切れまで撮影可能。
とまあ、Insta360のカメラは全体的にバイクユーザーを狙った機能が多く付いていて、その中でもX4は特に楽しく撮影が出来ますね!
編集が楽になったと言われながらも、やっぱりハードルが高いと認識されている360度カメラ。
そんな時は自動編集機能なんかも備わっていますので、数年前よりは圧倒的に360度カメラのハードルも下がったと実感しています。
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