GoPro HERO 13 発売日とリーク情報から予想するスペック

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GoPro HERO 13の画像がリークされていました。

ということで、HERO 13が発売されるであろう9月半ばまでに、スペックなんかを予想してみますね!

僕個人についてですが、当ブログとは別に、中国企業の所在・市場動向・経済なんかを詳しくまとめるサイトを運営しています(そっちの方がアクセスが多い)。

ですのでこの予想につきましては、GoProの経営状態や市場なども含めた考察となります。

各企業の人員や生産国なんかにも触れた、少々しつこいくらいの内容となっていますが、じっくり予想を見たい方はどうぞ一緒に楽しんでいってください!

目次

GoPro HERO 13 新製品リーク

以上、下記サイトから引用しました↓

この画像たちから読み取れる事は以下

GoPro HERO 13リーク画像より考察
  • GoPro HERO コンパクトも発売
  • 熱処理が改善される?
  • 新しいワイドレンズ
  • マクロレンズが追加
  • クイックリリースシステムの採用
  • センサーサイズは据え置きか?
  • プロセッサーがGP3に変更?

画像から予想されるのは、基本的にはHERO 12と近い性能に据え置き。

細かい変更点や、オプションパーツで差別化を図ってくると予想します。

なお、この予想については、以下の事柄も含めた考察としています。

  • GoProの経営状態(人員を15%削減した)
  • Insta360 Ace Proの存在と差別化
  • GoPro HERO 14も考慮した改善

業界全体の経営状態市場の動向ユーザーニーズなども含めたかなり深い考察ができたらと思います!

よろしければ、一緒に楽しんで考察・予想をしてみましょう!

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下記リンクからの公式サイト購入のみの特典となっております。

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※移動後は特典が追加されているかのチェックをお願いします。

HERO Compact

コチラのリーク画像は、HERO コンパクトの画像と思われます。

同時発売でしょうか?

全体的に小さいのと、フロントスクリーンが無い事で判断できますね。

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HERO 11 miniもありましたが、これとの違いはスクリーンが付属している事。

さすがにスクリーンが無いのは厳しかったのか、HERO コンパクトは丁度良い落としどころを見つけた感じかもしれませんね。

コンパクトの方もminiと同じく、HEROと性能は同等と予想されます。

後にも触れますが、GoProがAce Proより優位な点は、「軽量性」「アクション性能」という所にほぼ限定されています。

より小型を意識することで、アクションユーザーをより重視したラインナップにしたとも考えられますね。

ワイドレンズ

ワイドレンズはHERO 12で2.0になりましたが、もしかしたら3.0になる可能性もありそうです。

というのも、HERO 12のワイドレンズの正式名称は「MAX Lens Mod 2.0」です。

画像には「GoPro Ultra Wide Lens Mod(HERO 13 Black)」と書かれていますので、現行とは違う可能性が考えられました。

GoProがInsta360 Ace Proに勝る点として、MAXレンズによる広角性能があったため、更に広角を求めることで差別化ポイントをより強くした可能性もありそうです。

ただし、GoProの広角は画角を優先するあまり、通常画角よりも画質が結構劣化しています。

画質を維持しつつも画角を広げることが出来るか?

というのがポイントになってきそうです。

マクロレンズの追加

こちらの画像にて、GoPro Macro Lensの存在が確認できます。

実装されるとなると、アクションカメラで初めての接写レンズという事になりますね。

この画像もおそらくマクロレンズの物と思われますが、アクションカメラの苦手分野「近い焦点距離」をうまくカバーするアイテムとなるかもしれません。

ただしこれがどこまで通用するのか?

というのは疑問点。

そもそもアクションカメラの性能はかなり広角に寄せていますし、中でもGoProはDJIやInsta360と比べても、最も接写が苦手な機体です(焦点距離が遠い)。

例えばiPhoneに取りつけるマクロレンズの評判がイマイチなので、ちょっと無理をしている可能性はあります。

ですが取り組みとしては面白いなと感じるので、流行ればInsta360やDJIも同じことをしてくるかもしれません。

割と期待はしています!

クイックリリースマウント

もう一度こちらの参考画像となりますが、最後にクイックリリースマウントらしきオプションが確認されます。

Magneticと書いてあるので、DJIやInsta360と同じくマグネットを使ったクイックリリースマウントと考えて良いでしょう。

Ace ProとDJIの外観

クイックリリースはどう考えても既存のネジ式マウントよりも楽ですし、強度もちゃんとしています。

GoProは遅い参入となりましたが、やはりここは採用せずにはいられなかったのでしょう。

アクションユーザーに固執してネジ式マウントを貫く案もあったでしょうが、ここは正直折れて正解。

クイックリリースマウントを採用したのは、賢明な判断だったと思います。

ただし気になるのが、DJI・Insta360は標準採用なのに対して、GoProはどうやら24.99$との表示があるので、別売りという事ですね。

熱処理が改善される?

最も分かりやすいのが、HERO コンパクトの方。

HERO 13と思われし画像にも、わずかながら空気との接触面積を増やすであろう機構が搭載されています。

ここから読み取れるのは、熱暴走の問題が多少解決されるかも?

ということ。

GoProは長らく熱暴走への耐性の弱さが指摘されてきて、DJIやInsta360と比較した稼働時間の短さがネックでした。

正直Ace Proとの差はかなり大きく開いているので、そろそろ本格的に熱処理問題は解決しないと、ユーザー離れを加速させる可能性は高いです。

デザイン変更によってどこまで熱処理問題を解決できるか?

ここにはかなり注目が集まるかと思います。

センサーサイズは据え置き?

個人的に考えるのは、センサーサイズはまだ1/1.9インチで据え置くのではないか?と思います。

ただし、DJIとInsta360の存在を考えると1/1.9センサーではスペック的に見劣りするので、結局なんとも言えません。

どちらかというと「大型化したいけど実際は結構厳しい」という視点で、据え置きの可能性を60%くらいで予想してみますね。

ちょっと話は長くなりますが、GoProの経営状態なんかも含めながら詳しく話してみます。

大型化はしていない?

まずはこの画像。

大きさはそこまで変わって無さそうな印象なので、基本構造はHERO 12と同じ可能性は高そうです。

オプションパーツの充実度合い

これは考えてみると結構そんな気がしてくるのですが、歴代HEROシリーズの変更点とGoProの癖から予想してみました。

以下がHERO7からの変更点のまとめです。

HERO 7HERO 8HERO 9HERO 10HERO 11HERO 12
センサー1/2.31/2.31/2.31/2.31/1.91/1.9
4K4K/60fps4K/60fps4K/60fps4K/120fps4K/120fps4K/120fps
最大解像度5K/30fps5K/30fps5.3K/60fps5.3K/60fps5.3K/60fps
写真1200MP1200MP2000MP2300MP2713MP2713MP
カラー8bit8bit8bit8bit10bit10bit
主な変更点フレーム不要前スクリーン
MAXレンズ
プロセッサーセンサー
水平ロック
デザイン
MAX2.0
白バッテリー

HEROシリーズは毎年更新を行うため、大規模な変更点ばかりがあると翌年以降が苦しくなります。

ですので、どうしても機能改善が緩やかになっていますね。

センサーサイズはHERO 11の時に大型化しましたので、HERO 13で変更できるかどうか?

まずはこの「出し惜しみ」の観点は考えられそうです。

そして先ほどから触れている、HERO 13への変更点は割と多いです。

  • マクロレンズ
  • 新しいワイドレンズ
  • クイックリリース
  • デザイン(放熱性重視?)
  • HERO コンパクトのリリース

などなど…

正直ここまで外堀りを充実させてきたので、HERO 13本体の改善について誤魔化そうとしている可能性はありますね。

ただしこれはあくまで可能性。

DJIとInsta360の存在を考えると、大幅の機能改善が期待されているのも事実です。

Insta360とDJIの存在

HERO 12Ace ProOsmo Action 4
センサー1/1.91/1.31/1.3
解像度5.3K8K4K
スロー4K120fps4K120fps4K120fps
写真解像度2700MP4800MP1000MP

現状GoProは、センサーサイズでInsta360とDJIに、解像度ではInsta360に負けている状態です。

個人的に使ってみると、DJI(OA4)よりはGoProの方が画質は良いと感じるので、GoProはかなり頑張っていると思います。

ですがユーザーとしては、スペックはどうしても見てしまいます。

GoProはそのまま据え置きで良いと思っていながらも、ライバルからの圧力を感じているのは間違いないでしょう。

またDJIは今期おそらく、Osmo Action 5 Proをリリースするとのリークもあります。

5でもなく、5Proなので、GoProに対してさらにプレッシャーをかけるのは間違いありません。

ですが、ここでネックになってくるのが、GoProに余力があるのかどうか?という点。

GoProの余力と他社の伸び

これは恐らくなのですが、GoProにはあまり余力がありません。

360°カメラも2019年以降から5年以上放置しているので、その辺りからも見て取れますが。

  • 人員15%カット
  • マーケティングにかけるコスト
  • 生産国

この三つの観点で、GoProの現状を把握します。

人員を15%カット

2024年8月、GoProは人員15%をリストラしています。

GoProの人員数は既にInsta360よりも少ないという現状を考えると、市場規模的にはかなりタイトな経営状態と考えられます。

(上記の記事を参考にすると、GoProは970人、Insta360は1500人)

また、GoProはピークの2014年と比較すると、2023年には株価を1/10以下にまで落としている状態です。

予想なのですが、アメリカという高い物価と賃金ゆえ、中国企業の2社よりもどうしてもコストが重いのではないか?とも考えられます¥。

マーケティングにかけるコスト

また、GoProは有名アスリートや大型イベントをスポンサーにします。

いわば、マーケティングに力を入れているという事。

後述もしますが、製品開発に回すコストはかなり限られてきます。

対してInta360のタイアップ先は、中小インフルエンサーなどで、上手く小さい金額でやりとりしている印象。

DJIは言わずもがなドローン市場で大成功中なので、どう考えても余力があります(DJIの全社員は14,000人)。

生産国

GoProInsta360DJI
ブランド創立アメリカ中国中国
生産国中国中国中国
各ブランドの創立と生産国

アクションカメラで比較される3国ですが、生産国は全て中国です。

Insta360、DJIは中国深センの企業なので、当然ながら深センにある自社工場で製品開発及び製造を行います。

ちなみに余談ですが、Amazonにある偽GoProみたいな製品の殆ども中国深センですね。

これが示唆するのは、おそらくGoProの社員970人の中に、工場生産を行うスタッフは含まれていない?

ように感じます。

他社メーカーが増えたとはいえ、GoProはまだまだ世界的に人気です。

市場規模的に考えると970人は少なすぎるので、GoProは恐らく製品製造を中国工場に「委託」という形を取っていると考えられそうです。

ですので、製品開発的にはInsta360とDJIに一歩後れを取るのは仕方がないとも言えます。

いずれにせよ、GoProが苦しい状態にありながら、他社は業績を伸ばしている状態。

HERO 13にどう影響するか?

  • 人員15%の削減(アメリカ故コストが重い?)
  • マーケティングにコストがかかる
  • 製品開発に遅れを取る

話をHERO 13の方に戻しますが、例えばセンサーサイズを変更する場合、デザインを含めるほぼ全てに変更を必要とします。

人員をカットした状態で、他社より連携の取りにくい生産状況の中、大幅な変更にはかなりの負担がかかると考えられます。

ここでHERO 13が大規模な改善を図ってきたら、個人的にはかなり拍手です!

他社から上手くプレッシャーはかけられているので、なんとも頑張ってほしいとは思いますね。

悪い予想ばかりでは無く、続いてはHERO 13に改善が見込めそうな部分を考察します。

動画・写真解像度はおそらく上がる

HERO 12Ace ProOsmo Action 4
センサー1/1.91/1.31/1.3
解像度5.3K8K4K
スロー4K120fps4K120fps4K120fps
写真解像度2700MP4800MP1000MP

HERO 13で写真解像度は向上、動画解像度は6Kなり8Kなりに改善する可能性が高いと踏んでいます。

写真解像度とマクロレンズ

まず、写真解像度についてはマクロレンズの存在が大きいですね。

基本的にマクロレンズは写真向けなので、ここで写真の解像度は上げない訳にはいきません。

Insta360の4800MPに頭が上がりませんし。

写真解像度は上がると考えます。

動画解像度も同時に上がる

DJIは今の所4Kが最高ですが、5 Proで上がるような気がします。

プロって書いてあるので、これは根拠も何もないですが(笑)

Insta360は8K、廉価版のAceですら6Kなので、まあなんとかしてくるでしょう。

ただし、2000円とかの格安アクションカメラでも4K撮影が出来るくらいなので、無理やりスペックを上げるのは簡単です。

ちゃんと画質を上げつつ、画素数が6Kなり8Kなりに上げられるかに注目ですね。

夜間性能は上がるか?(GP3プロセッサーの可能性)

Insta360 Ace Proで撮影した夜景(星空)
Ace Pro撮影

夜間性能についても期待です。

Insta360 Ace Proは、アクションカメラで初めて夜間性能を搭載したため、一気に差をつけた印象です。

DJIは光度を落とせばちょっとは見れたので、編集次第という感じでした。

GoProはセンサーサイズの問題化、夜間性能は弱かったです。

DJI Osmo Action 5 Proに関しては、おそらく夜間画質に耐性を付けてくると予想しています。

DJIの経営ならイケると思います。

ここにGoProがどれだけ組み込めるか。

となると、レンズやセンサーというよりも、動画処理エンジンの変更になってくるはずです。

出典:GoPro

つまり、GP3プロセッサーに変更される可能性はあると考えていいかもしれません。

ただしかなりの開発コストがかかってきそうなので、夜間性能に関しては過度な機体は禁物です。

逆に考えると、プロセッサーの改善具合で、GoProの現状が何となく把握できる気もします。

がんばれ!

GoPro HERO 13の発売日

HERO 132024年9月14日?
HERO 122023年9月14日
HERO 112022年9月14日
HERO 102021年9月16日
HERO 92020年9月16日
HERO 82019年10月25日
HERO 72018年9月27日
GoPro 歴代HERO発売日

HERO 8のみちょっとずれていますが、だいたいHEROは9月半ばにリリースされています。

HERO 13もリーク画像が出回り始めたので、2024年9月中にリリースされるのはほぼ確定で良いでしょう。

現在Insta360のAce Proが大幅セールを行っていますが、セール終了の9/18日までにギリ間に合うかな??

という微妙なライン。

GoPro HERO 13がAce Pro超えを果たすのは若干難しそうな印象ではありますが、検討されている方はギリまで待ってもいいかもしれませんね。

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