2022.6.25-26
十勝岳縦走
北海道在住の人がこう言っていました。
「十勝岳に行くなら美瑛岳にも行ってきて!」
実際、十勝からの展望はそれなり。
美瑛岳からの十勝岳がメインかのように良かったです。
長いルートになりましたが
2種類のコースを一気に楽しめたので、どのコースが初心者にもやさしいか、景観が良いかも含めて書いていきます!
十勝岳縦走・美瑛富士避難小屋で一泊
今回のコースはこれ
三峰山・上富良野岳・上ホロカメットク山・十勝岳・平ケ岳・鋸岳・美瑛岳 / たなりょうさんの三峰山(北海道)・上ホロカメットク山・美瑛岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
なんだか意味の分からないルートですが
こんな理由。
本来なら4泊5日の旭岳‐十勝岳縦走の予定は
異例の北海道、本気梅雨にて断念。
↓
トムラウシまでの縦走と意気込んだが
爆風にて断念
↓
結局十勝岳周辺の
上富良野岳・十勝岳・美瑛岳に登って帰宅
両日とも爆風でしたが、良い景色は取れたので
せっかくなのでアップします。
ちなみに、このルートは無駄が多い(往復)ので
2つのおすすめルートとして、セクションに分けて構成します。
富良野岳~十勝岳
この地図でいうと、黄緑のルート
十勝岳温泉か、吹上温泉から周回が可能
飽きずに楽しめます。
十勝岳温泉・凌雲閣から稜線までは
ガスにより展望なし
よって、上富良野岳辺りからの撮影開始となりました!
こちら側の稜線、上富良野から十勝のルートは
アップダウンが少な目です。
初心者にもやさしいルートだと感じました。
とはいえ十勝まではそこそこの距離があります。
6月下旬、残雪は残りますが、両日ともにチェーンアイゼンの出番なし!
十勝岳方向に進んで後ろ方面、富良野岳方面
目の前の山が上富良野岳になります。
道は広く、比較的なだらかな稜線です。
富良野岳からくるルートの場合
十勝岳はこの溶岩帯を上がっていくことになります。
火山らしい風貌
十勝岳登頂!
といっても、展望自体はどちらかといえば大したことない
今までの稜線のほうが迫力があります。
ということで、ここからは地元の方おすすめ
美瑛岳方向に向かいます!!
十勝岳ー美瑛岳縦走ルート
地図で言うと水色のコース
こちらも周回が可能でオススメできます。
多くの人が利用していました。
出発は十勝岳展望台が通常
十勝岳から美瑛方向に降りる
ガスの向こうが美瑛岳です。
ちなみにこのガス、霧じゃなくて本物の火山ガス
爆風故、画面左側からどんどん流れてくる。
発生源はコレ
おそらく硫化水素
このコースを利用する場合
十勝岳→美瑛岳方向へ周回が圧倒的オススメ
なぜかというと、火山ガス地帯が下りになるから。
自分は往復してますので、登りでも利用しました。
登りは息が上がるし、それなのにガスは苦しくて咳が出る!
どうやら咳が出ているのは、ガス濃度的にレベル3/5
フェイスマスクを水で濡らして登りました。(ガスは水に溶けるのよ!)
十勝岳山頂直下の残雪はちょっとかわいい
稜線のカッコいいピークは
鋸岳と呼ぶそう
「美瑛にも登って!!」
といって、ちょっと仲良くなった二人組
鋸岳に向かう姿が、なかなかかっこいい
下りで使いたい理由がもう一つ
火山っぽい砂地というか、ザレ場なので
下った方が圧倒的に早い!
ガスったりしたので美瑛の写真はこれしかありませんでした…
爆裂火口が迫力のある山でした
さて、ここから時間軸がばらつきます
1日目はここでガスったゆえ、2日目の帰路の写真になります。
美瑛から見た十勝岳
これを見ずして、十勝の迫力は語れません!
また、美瑛方向からのトムラウシ方面が優秀!
この日は雲がなかなかいい表情をしてくれる。
ただ、この手の雲は悪化の予兆
これも含めて、トムラウシは断念。
一番手前が美瑛富士
一番奥がオプタテシケ山
行きたかったですが、いけませんでした。
ここまでは結構アップダウン
個人的には、ガスの有無も含めて
富良野岳ー十勝よりはレベルが上がる
とはいえどちらも日帰り縦走が可能な範囲
体力があれば来てほしいです。
美瑛富士は巻くだけですが、ちょっと人が少ないのか
若干藪がボリュームアリ
美瑛富士避難小屋付近から
手前が美瑛富士・奥が美瑛岳
朝一の写真(帰路)なので、日が昇った直後ですね。
これが美瑛富士避難小屋
テントを張ろうと思いましたが、爆風だったので断念
というか、テントポールが曲がっちゃいました!
帰路(凌雲閣へ)
黄緑のコース
凌雲閣へ降りるには、上富良野岳から直接降りることも可能
この場合、上富良野岳を中心とした稜線がおだやかに
十勝岳の谷の迫力も感じられます。
十勝岳行くなら美瑛も行くといいよ!
僕は北海道地元民じゃあありませんが
次に人に伝えるなら、同じくこう伝えます(笑)
十勝ー美瑛岳周回ルートを選ぶといいよ!
って
だけどやっぱり、トムラウシー旭岳行きたかった!!
次の機会にとっておくことにします!
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