透湿性50000というバケモノスペック。
どれだけ快適なのかしら?
湿度ほぼ感じないんちゃうか?
そんな期待がありますよね!
ティフォン50000
実に感動でした。
その機能、気になるわー
でも、劣化しないかとか気になるわー
こんな感じの疑問も多いことでしょう。
と、言うことで
- 経年劣化はしやすい?耐久性について
- サイズ感について
- 透湿性のスゴさ、実体験レビュー
この三本を軸に、考察していこうかと思います!
僕が購入したのはティフォン50000ウォームでしたが、レインの方にも話は通じるかと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
経年劣化はしやすい?
ゴアテックス以外の防水透湿性素材は劣化しやすいというイメージがありますよね。
状態としては「経年劣化」
原因は「加水分解」になります。
そういや、レインウェアが経年劣化でもうダメになってたんだよねぇ。何年着たんだろう?
— 富井 歩 (@bone_tommy77) August 16, 2021
こればっかりはどうしようもないものなぁ。なツイート。 pic.twitter.com/aDdFvV0JHv
こんなやつです。
ミレーはどうなんでしょう?
見てみましょうか!
2023年追加情報
ティフォン50000は疎水性多孔質PUであるとの情報を入手。
素材的には経年劣化をするものですが、ファイントラックのように加水分解しにくいPUを使っている可能性もあります。
最近はテントも含めて、ほとんどの有名ブランドが加水分解しない素材を使う傾向にあります。
2018年登場のティフォンも、時期的にも加水分解に配慮した素材を使っているのでは?
というのが個人的な考察。
あくまで考察なので、経過を見ていく必要がありますね!
↓↓
経年劣化はまだしない?
キーワード
ティフォン50000 ミレー ティフォン
加水分解 劣化 経年劣化
これらを組み合わせて、ツイッターやweb検索をひたすら行いました。
…
結果は何も出てきませんでした。
ティフォンの発売日は2017年の春
現在までに5年の経過しました。
加水分解の目安は5年と言われます。
これから報告が出始めるのは、ある程度予想されます。
※2022/9月更新
ティフォン50000の裾が加水分解でベロンと剥がれちゃったから応急処置 pic.twitter.com/7TkHk2HkoQ
— じゅごん氏 (@DugongY) September 24, 2022
記事を作成してからしばらくですが、一つキーワードにヒットするツイートを発見。
全面加水分解はしていませんが、どうやらシームは劣化するみたいです。
ウェアの宿命だね
5年で1件
許容範囲とも言えるかも
気にするなら洗濯をちゃんとせえ
僕は始めてのゴアテックスを、あろうことかナノックスでガンガン洗っていました(笑)
それもあってか、最初に購入したレインウェアは今では撥水性をほぼ失っています。
なんなら3年持たんかったわw
ちゃんとした洗剤を使えw
サイズ感について
僕は基本、レインウェアやハードシェルは1段上を購入します。
理由が二つ。
- 中にダウンを着こめるようにする
- 裾が短いと腰が寒いときがある
雨であっても雪であっても、結局寒いです。
中に一枚着こめたり、裾に余裕があるのは大切。
僕は169cm(63㎏)ですが、170-180cm対応のLサイズ(US-M)サイズを購入しています。
写真見る感じ、Lサイズでもぶかぶかって程ではないですね。
試着でティフォン50000ストレッチジャケット(レインの方)も着てみましたが、ウォームとだいたい同じ感じです。
JPのMサイズ(US-S)でも全然着れないことはないです。
でも僕はルーズが好きなので、L(US-M)を購入した感じになりますね。
ミレーのサイズは日本人に合う気がする
ところでミレーって、サイズ感選びやすくない?
そうかな?
僕はパタゴニアでもノースでもいいけど…
おまえは細いからだよw
パタゴニアだとか、ノースフェイスだとかって、思ったよりキツかったりしません?
肩が窮屈だったり、細身すぎたり。
逆にマウンテンハードウェア
とかデカすぎw
その点ミレーは、中立的な印象です。
細身でもデカすぎでもなく、かといって肩幅にも余裕アリ。
気になり始めていたので、こんなサイズ表をまとめています。
ME | MH | TNF | PT | ML | |
---|---|---|---|---|---|
身長 | 168-176 | 32-32(US-XS) | 165-175 | US-S | 160-170 |
胸囲 | 94-102 | 99-104 | 88-96 | 91-97 | 90-98 |
丈 | 83-86 | 86 | 83-85 | ||
腹囲 | 76-83 | 81-86 | 74-82 | 74-76 | 78-88 |
ヒップ | 96-102 | 97-102 | 90-98 | 92-100 | |
股下 | 78 | 79-81 | 76-79 | 80 |
ME:マウンテンイクイップメント
MH:マウンテンハードウェア
TNF:ノースフェイス
PT:パタゴニア
ML:ミレー
こうしてみてみると、やっぱり思った通りです。
ミレーはかなり中立的なサイズ感と言えそう。
詳しくはこちらにまとめてあります。
こいつは便利だぜ
ブックマークしといてくれや!
ミレーティフォン50000のJP-Lサイズ(US-M)
うん、やっぱりいい感じ。
ティフォンの感動レビュー
ティフォンの魅力といったら『透湿性』
これにパラメーター全振りです。
この透湿性について、数値の話と実体験の話をしようかと思います。
蒸れる・蒸れないで言うと、他より全然蒸れません。
透湿性50000g/㎟というバケモノ規格
数年前のゴアテックスは、透湿性15000㎜。
「10000以上あれば優秀」とすら言われてました。
それが今では、30000㎜以上は当たり前。
ユーザーのニーズも、防水性より透湿性です。
そんな透湿性向上ブームについては、ミレーのティフォンが先駆けて頭抜けた印象です。
ミレーについてはミドルレイヤー・インナーなど、革新的な技術に定評があります。
期待を込めて
ティフォンを購入したで!
着た瞬間の感想
ファーストインプレッションは「あ、これイイ」
今までのハードシェルは中古で購入したマウンテンハードウェア製。
悪いわけではないのですが、いかにも古いハードシェルだったのです。
だからか、ティフォン50000を羽織った瞬間の僕の肌はすぐに気づきました。
「これなら蒸れないわ」
正直、登山に行く前から期待せずにはいられませんでした。
僕はかなりの汗かき
僕は、冬でもこんな格好をしてしまうほどには汗っかき(^^;
登山初心者のころに購入した中古レイヤーたち、それらは汗冷えを全く無視したものでした。
次第に僕は、ドライナミック・ジオライン・インサレーションと、通気性と速乾性にスペックを全振りしたレイヤリングにシフトしていきました。
そして最後はいよいよ、ハードシェルをティフォン50000に買い換えをした経緯があります。
脱ぎ着の回数は明確に減少
あれ?
晴れているのに着たままずっと歩いている?
今までのレイヤリングだったら、明らかに暑くなっていたところでしょう。
ところがティフォンに変えてから気が付いた。
明らか脱ぎ着の回数は減っているということに。
日の出前、山頂に向かう際の極寒の中で、ハードシェルを着ないという選択はありません。
日の出に急ぐので、どうしても代謝は上がります。
だけども気温は氷点下10℃を下回る極寒。
脱げば寒い、着ていれば暑い。
そんな状況にさえ、ティフォンは優れていました。
なんせ、脱がずにずっと歩けてしまうのだから。
ティフォンは感動だった
さすがミレー、やっぱりいいものを作るなぁ
と、思わずにいられません。
ミドルレイヤーも、インナーも、ほんとに素敵なものを作ってくれます。
そしてそれは、特に通気性や透湿性に優れます。
個人的にミレーの商品は、どれも素敵なものだと思っています。
快適なウェアを手に入れて、次の登山をより快適に楽しもうぜ!!
ってことで、今回も読んでくれて
ありがとう!
ありがとう!