ただでさえ収入がなくなるのが旅ってやつ。
それなのに出費が増えるのってマジ勘弁www
ですよね!!
それ、もしかしたら心配無用なのかも!!
僕は仕事辞めた時よりも、結構お金が増えているんやで!
おいおいそんなことが可能なんかいな!?
今回は、実質0円以上で日本一周(縦断)を完了するカラクリと、かかった費用についての解説をしていこうかと思います。
どうやって資金を維持させるの??
結論から申します。
それは失業保険になります。
そうでなくても、そこまでお金は減らないものです。
盲点っ!!
そう思った方は、このまま読み進めてOK!
自分のスタイルに合わせられるかもしれません。
おいおい、俺は学生なんだよ!!
そう思った方も、ちょっと待って!!
案外そこまでお金が無いとしても、日本一周程度ならどうにかなると思っています。
失業保険以外の面で、僕の金銭的感覚や旅中のノウハウに関してはあなたの役に立つかもしれません。
失業保険について、さらっと解説
ということで、まずは失業保険について解説をしていきます。
旅中なのに、どうやってもらうの?
これに関しては、ちょこっと調べてほしいところなのですが、簡単に説明させていただきます。
1ヵ月(28日間)に1回、認定日という日にハローワークに向かうだけです。
ですので、28日のうち27日間は、旅をしていても問題がない。
そういうことになっちゃうのです。
都合がよいことに、僕は岐阜県在住です。
東日本と西日本に分けて一度帰宅することで、ハロワというミッションを自宅である岐阜から通えたのです。
他のハロワ系の旅人は、失業保険のために一度帰宅する子もいました。
失業保険という現金入手は、帰ってでも手に入れるメリットが存在するのですね。
僕はこういった、YouTubeから貰い方を学びました。
誰が失業保険をもらえるの?
自分が該当していなかったらもらえないよね…?
これに関しては、社会人経験を1年以上していれば、基本的にもらえます。
令和という時代、もはや転職は当たり前の時代となっています。
一度社会人を経験し、そのあとで失業保険をもらいながらの旅をするというのも一つの手です。
違法ではないの??
気分的には就活人間に該当しなくとも、システム的には無問題なの。
失業保険をもらえる人は以下の通り。
- 働く意欲のある者
- すぐに働ける者
とされています。
旅をしていると、該当しないように思えますが…
「めっちゃいい仕事があったら、旅をすぐにやめることができますので!」
こんなスタイルで、あくまで「仕事を探しています」というフリさえしておけば大丈夫。
ハロワの職員さんも事務的です、そこまで僕たちが遊んでいる理由に興味がありません。
就活中という肩書でいれば、28日に1回のハローワーク(厳密にはもう一回アクションが必要)に行けばOKなのです。
いくらもらえる?
失業保険っていくらもらえるの?
手取りの8割程度貰えます。
僕はもともと安月給で、手取りが18万円でした。
28日の失業保険で約15万円でしたので、8-9割ほどが手に入ると思ってよいでしょう。
それが、3か月間給付されます。
ですので、おおよそ50万円未満の給付金を手にすることができそうです。
なんとなくイメージはつきましたか?
詳しくはYouTube等で調べていただけるとよいと思います!
失業保険取得のメリットとデメリット
お金をもらうのですから、それなりのデメリットを飲み込む必要があるんですよね。
ここからはそれを、お金や日数といった数字を用いて分かりやすくイメージしてもらいます!
失業保険のメリット
なんにせよ、お金がもらえること。
失業保険で3か月分の給付(50万円)をもらうのに必要な日数は、確か6日分くらい。
ハローワークに行ったり、説明会に行ったりする日数のことです。
それも一日中ではなく、待ち時間や移動時間を考えても1~3時間程度の拘束時間で済む感じ。
仮に一日中拘束されると考えたとしても
50万円÷6日=8~9万円
8時間労働の日当8万円と考えると、時給1万円くらいと考えることができそう。
ま、まぶしすぎる!!
それ以上に稼いでいた人も、稼いでいた分の失業手当がもらえるので、メリットは大きいはず。
通うだけでもらえるというのは、はっきりいって貰わなければ損なレベル。
失業保険のデメリット
日数に縛られるというのが一番のデメリット。
もう一度この画像を。
僕は西日本ぐるっと往復を、24日間で終わらせています。
たぶんめっちゃ早い。
それもこれも、ハローワークに通う日が完全に決められているから。
では次は28日後に来てください
御意!!!
これは確定事項なのです。
(僕の場合は祝日のため26日後だった…)
僕らはニート、無職、プー太郎といった立場。
日付をずらす権限は持ち合わせていないのだから。
これに合わせて行動するとなると、「〇〇日までに帰らなくては」とか「一日100㎞のペースは確実…」というように、ハローワークの日数に支配されたりします。
そのため、時には雨の日でもガンガン走ることにもなるかも?
(僕は喜んで走ってたよ笑)
一度自転車を置いて、遠方から地元に帰るチャリダーもいましたが、それならペースはあまり気にしなくてもよさそう。
だけども、「どこに自転車を置くか」といった悩みや思考が生まれます。
また、帰るための日数と出費(交通機関)が必要ですね。
最初のうちは日数を気にしたり考えたりすることは面倒くさいということ!!
慣れれば平気だから、思慮に入れておくのはアリだと思う!
とうことで、ここからは出費について計算していこうかと思います。
かかった費用について紹介!!
51日間の旅でかかった費用を、まずはざっくりと紹介します!
(日数については後述)
- 食費10万円未満
- フェリー代 29,550円
- 宿代 17,300円
合計多めに見たとしても、146,850円となります。
そこに、交換用チューブだとか結束バンドだとか…
臨時出費があるくらい。
これらを細かく紹介していくよ!!
食費
絶対に削れない、必須資金になります
これを最も削る方法としては…
自炊に限る!!
めちゃくちゃ豪華にしたとしても、1食500円もあればめちゃくちゃ腹がいっぱいでおいしいものが食べられます。
米を炊くだけならば、めちゃくちゃ安く済みます。
一日3合の米とふりかけで凌いだ日なんてのもありました。
栄養バランスを考え、小松菜をかじりまくっていたことも。
とはいえ、ご当地のおいしい食材を食べたい時だってあります。
それを考慮すると、僕の場合は1日1500円~2000円程度はかかっていたと感じています。
激安弁当が二つで430円というように、上手に腹を満たすことだってあります。
いい人に出会うと、とても贅沢な食事をおごってもらえることだって多々あります。
ありがたいことに、結構おごってくれた人が多かったなぁ…
それらを考慮すると、最大で10万円。
少なく見積もると5万円。
ということで、食費についてはおそらく7万円くらいかかったのでは…
と感じています。
宿代
宿泊したゲストハウスはこちら。
- イルカゲストハウス(鹿児島)
- 直島バックパッカーズ(香川県直島)
- ゲストハウスやすべえ(北海道札幌)×2泊
- ライダーハウスみどり荘(北海道稚内)
- 桃岩荘(北海道礼文島)
合計して16,300円でした。
続いてキャンプ場
キャンプ場は無料の場所もあります。
有料キャンプ場は、北海道で500円×2泊したのみ。
つまり、合計17,300円の宿代となりました。
え?
そのほかはどうしてたん?
人ん家か野宿やで!
ご厚意で泊めさせてもらったことが合計10回
そう思うと、1/5が泊めてもらっていたことに気がづきます。
ほんと、優しい人ばかりでした
自然公園や河原で、そのままシートとシュラフってことも。
東屋の下なんかは、絶好のテントポジションです。
道の駅のベンチなんてこともありました。
これに関しては、僕はわざと経験したかったってのが大きいよね(笑)
道の駅にあるベンチなんてのは、最高のベッドになったりもします(笑)
ということで、どれだけ清潔に・快適に旅をしたいかにもよりますが…
宿代はほとんど気にしなくてもいいのでは?
せっかく旅をするのです、ベンチやテントで寝ることだって経験だと捉えていました。
フェリー代
フェリー代は29,550円としましたが、これは日本1週か縦断かにもよるのですが…
当初の予定だと僕は縦断の予定でしたので、北海道までは敦賀→苫小牧のフェリーを利用。
一周の場合は日本海or太平洋フェリーを使わないと思うので、フェリー代は安く済むと思います。
- 14,400円(北海道⇔敦賀)
- 5,450円 (北海道⇔青森)
- 5,500円 (大分⇔愛媛)
- 1,330円 (鹿児島⇔大隅半島)
- 2,900円 (徳島⇔和歌山)
合計29,500円
そのほかに、離島フェリーを利用しましたが今回は割愛。
僕の好きで離島に行っただけなので、これらは省略してもオッケーかと。
離島は面白いけどね!!
お小遣いがもらえる
僕が特別もらいすぎたってのもあるかもしれませんが、Instagramを見ていると、だいたい旅人はお小遣いをもらっています。
51日間で19,500円のお小遣いを頂きました。
(うち14,500円は飲み会の皆様から頂きました)
1000円を頂きまして、
今日の食費浮いた!!
ありがとうっ( ;∀;)!!
こんなことはそこそこありましたね。
身内からも「おせんべつ」を頂きましたので、それを含めると40,000円ほどプラスのスタートでした。
だけども貰いっぱなしは嫌なので、旅人に還元するようには心がけました。
おそらく今後も、旅人を見かけたら何かしら奢るでしょう!
それが僕にできる恩返しの循環さ!!
かかった日数について
これも日本一周から縦断によって、結構日数が変わってきますよね。
日本縦断の場合
家のマークが自宅である岐阜県岐阜市です。
東側で28日間、西側で23日間の日程で、合計51日間の日数を要しました。
見てわかるように、僕は日本縦断派。
といっても西日本は往復しているので、縦断の感覚も一周の感覚もたぶんわかる。
僕の場合のように、日本縦断派はめっちゃ楽。
僕が西日本往復して51日だったので、2か月あれば余裕で縦断できます。
日本一周の場合
厳密に日本一周をすると、12,000㎞というデータが見つかりました。
ですので一日100㎞と仮定すると120日間。
おおよそ4か月で日本一周が可能です。
余裕を見積もると、半年程度で可能でしょうか。
僕が51日間で6000㎞近く走ったので、そんなものでしょう。
日本1週にかかる日数といっても、人それぞれ。
実際に仲良くなった子たちを例に挙げて紹介してみますね!
例えばこのブログ「シンプル気まま」主の枝ちゃんは、割と適当な日本一周タイプ(笑)
筋肉量やメンタルの強さもあり、割と快速な印象。
だけども僕よりも確実に、各都道府県を満喫しています(僕が移動しすぎただけっぽい)。
正統派のチャリ旅記録としては、僕のよりも参考になりそうですよ笑
彼もハロワ通いの堅実チャリダーでしたね。
このブログ「僕らの自転車旅」主のモリヤス氏は、47県庁所在地&観光地巡りまくり&各県でドラムを叩くミッションがあるという、マゾな縛りを設ける詰込み型。
おまけに超絶牛歩(笑)
たまに50㎞くらいで行動を辞めています。
雨が降ると快活クラブにSTAY。
ブログ更新が滞るとSTAY。
なんかだるいとSTAY(そこまで言ってない)。
僕は自他共に認める、旅人向きではない旅人なんですよ
彼は野宿よりも快活かゲストハウスの割合が多いくらいでしょうか。
10か月程度で旅を終わらせる算段をしているようです。
3か月終了時で、40万円ほど使った模様。
アウトドア嫌いが旅するのって、逆にリスペクトなんよなw
アウトドアに自信がない人、野営が苦手な人、すべての県庁所在地を回りたいって人は、モリヤス君のブログが適しているかなと。
僕の平均速度
自分でいうのもなんですが、僕は割と速度は早め。
平均的にいえば、一日100㎞~120㎞程度でしょうか。
自分へのチャレンジの意思もあったので、雨の日もガンガン走りました。
そこまで観光に興味がなかったので、旅=進むといった印象。
進んだ先で、多くの人に出会うことが旅という考えにシフトしていましたね。
最も走った日で180㎞。
これは夜まで走ったりしていました。
ですので僕が話している内容は、「ちょっと早めの奴が普通ならこんなものだろう」という憶測で喋っていると思っていただければよいかと(笑)
なので、いろんな人のデータも参考にしてみました。
結論、まとめ!!
- 失業保険はいくらもらえるんだ?
-
手取り18万円だった人間で、3か月間約50万円くらいもらえるよ。
- 自転車日本縦断だといくらかかるんだっけ?
-
僕は西日本は往復しましたが、51日間で10万円~15万円でした。
- 自転車日本一周だといくらかかるんだ?
-
倍の日数で4か月と考えると、120日でおそらく30万円くらいかな?
- 僕はそんなに早く走れないと思う…
-
だったら半年で50万円ほどはかかるかも…
あくまでこれは、僕の感覚!
贅沢する人もいるでしょうし
コスパ重視の自炊派もいるでしょう。
大地が寝床になる人もいれば
ゲストハウスや快活クラブ多めの方もいるでしょう。
日本一周で30万円、多めの出費をする人でも50万円くらいか?
旅中の出費だけで考えれば、失業保険の期間&収入(50万円)でやっていける算段が立ちますね!!
一つの参考にしてくれよな!!
【余談】こんな人たちもいました!
中にはSNSフォロワーがめちゃくちゃいて、無一文で旅をした人だっているようです…
泊めてもらったり、おごってもらったりしたそうです。
縛りを設けたほうが旅は楽しいやで!
フォロワー多くないと無理だけど!!(笑)
ま、それは一つのスタイルですね!
農業バイトをしまくって、各地で働くことを一つの旅(人生)としている子もいました。
その土地の価値観は勉強になりますね
僕が最もリスペクトしているスタイル!
純粋なエネルギー、最も旅人に近い感性でしょう。
仕事すらも旅の一環にしてしまうパワフルさを感じました。
私情だけど、ずっと応援してるで!
もちろんこれから旅に出ようとする人たちも、めっちゃ応援します!
Instagramを毎回更新していたので、僕の投稿も参考になるかもしれません。
ブログも51日分の更新をしていますので、どんな感じだったのか覗いてみると雰囲気つかめるかも?
とにかく旅は楽しかったので、みんなもレッツトライだよ!!
読んでくれてありがとうね!!
では!