登山に行ってみたいけど
登山用品って高いんだね…
どのサイトでも必要って書いてあるし
ちゃんと買わないといけないかな??
本当に自分には必要かわからないし、高い買い物だから
登山にハマってからじっくりと決めたいですよね
でも大丈夫です!
本当はこんなこと教えると怒られちゃうかもですが…
僕は何も買い足さずに行きました。
- 初めて登山に挑戦する方
- なるべく道具を安く揃えたい人
- 最低限のものでも安全には注意したい
日帰り登山に必要な持ち物リスト
- 登山靴
- リュック
- レインコート
- 防寒着
- 水分
- 食べ物
- スマホ、スマホのバッテリー
- 薬や絆創膏など
なるべくあった方が良い持ち物
- ヘッドライト
- 着替え類
- 登山アプリ
- 腕時計(なんでもいい)
- ビニール袋など
- 日焼け止め
- トレッキングポール
- 帽子、サングラス
道具って代用はできる?
ここからは各項目の持ち物を紹介していきます。最初に言いますと、多くのものが代用は可能です◎
僕が初めて一人で行った登山は、あるものだけで行きました。
その感想、後悔も含めて紹介していきます。 では参りましょう!
登山靴
結論から言いますと、買っておくべきだったと、思いました。
僕は、初登山でアディダスのスニーカーで行きました。
もちろん靴なので歩くことはできますが、お気に入りの靴はボロボロになりました。
なぜ登山靴が良いのかと言いますと
通常の道と違って岩や木の根っこがあり足場がデコボコしているからです。
足場の悪い道では、ソール(靴の裏)が固い登山靴が圧倒的に歩きやすいです。
歩きやすい靴では怪我のリスクを減らせます。
登山は靴が汚れやすいので、既に汚れてしまった靴なんかでも代用は可能ですが
その場合は、なるべく底の厚い運動用のものにしましょう。コンバースなどの街用のスニーカーは不向きです。
ザック(リュック)
こちらは、代用が可能です。
私の初めての登山は、普段使いをしていたナイキの22Lのリュックでした。
ではなぜ登山用のザックがあるのでしょう?
それは登山用のザックは、肩と腰で背負う構造になっているので歩いてもずれにくく、疲れにくいです。
また、生地全体に防水機能があり丈夫な構造です。やはり適材適所ではあります。
とはいえ、街用のリュックでも代用は可能です。
腰ベルトがない分、肩が痛くなりやすいので、なるべく肩ベルトのしっかりしたものが良いでしょう。
レインコート
こちらも代用が可能です。
どんなもので代用が可能といいますと、ホームセンターやワークマンなどの安いレインコートです。
もし持っている場合はひとまずそれを持っていっても良いかと思います。
僕は最初、持っていた1000円のカッパをもっていきましたが、使いませんでした。
2000mを超えるような高山に行く場合や、人気の少ない山に行く場合は、天候の急転や遭難に備えて、ちゃんとしたレインコートを持っていくことが望ましいです。
あくまで代用できるのは、初めての登山や山小屋に逃げ込むことができるような山に行く場合と考えましょう。
ちゃんとした登山用のレインコートは、防水性と透湿性と呼ばれる、「水の通しにくさ」と「蒸れの逃がしやすさ」の機能がしっかりしており、快適性や安全性に優れます。
防寒着
こちらも代用が可能です。
どんなものが良いかと言いますと
ユニクロ製品など、なるべく軽くて暖かいものが良いです。
持っていく服は、現在の季節より1季節寒い時期を考えましょう。夏ならジャケット、春や秋ならダウンジャケット+ウインドブレーカー、といった具合です。山頂は風が強くて気温も低いです。標高が1000m上がると6度下がると言われます。
水分
代用もなにもないですが、必須です!
量がわからないと思いますので、とりあえず多めに持っていきましょう!
僕は水をよく飲むので、初めての登山で、5時間程度で3Lほど消費しました。
1Lの水+1Lはアクエリアス といった具合にしておくと、塩分バランスも考えられてますね!
食べ物
こちらも水分同様、とりあえず多めに持っていきましょう!
登山は思ったよりお腹がすきます。おにぎりで例えますと、「これくらいは食べるだろう」と思う数の1.5倍くらい持っていくと良いかと思います。そして、味変のためソイジョイやチョコレートといった、エネルギー補給系やお菓子も持っていくと食が進みます。
登山の基本はエネルギーです! エネルギーがなくならないように常に食べているようなイメージで持っていってください。
余れば別の日に食べればいいのです!
ちなみに、山では3食以外にエネルギー補給用のいつでも食べられる食料のことを行動食と言います。
体重・年齢・性別・歩く距離などでカロリー数を計算して持っていくこともありますが、そちらは上級編で解説をします。
スマホ・スマホのバッテリー
山は案外電波の届くところも多いです。特に山頂なんかは障害物がないので電波が届きます。
電波が届かなくても、GPSは届いているので、遭難した時の対策になります。
思い出の写真を撮るためにも、気兼ねなくスマホを使えるように、バッテリーも持っておくと安心です。
YAMAPなどの地図アプリを入れておくととっても便利ですね。
薬や絆創膏など
具体的には「頭痛薬」「下痢止め」「絆創膏」「ムヒパッチ」「絆創膏(大きいもの)」程度です。
三角巾やテーピングなど、大きな怪我をした時に必要なものもありますが、使い方が分からなければお荷物です。
大切なのは、怪我をしないこと! そのためにレベルに合った登山をするように心がけましょう。
有名な山であれば、たいていベテランさんが歩いていますので、人気の多い山に行くのも手ですね。
ヘッドライト
なるべくあった方が良い道具の中でも、結構上位なのがヘッドライト。
日帰り登山だから必要ない! と、思いがちですが、初心者の頃は自分の歩くペースが分かりません。思ったよりも遅くなってしまった。 なんてこともあります。
暗い中帰り道を歩くのはクマとの遭遇におびえるなど、怖い思いをします。
アマゾンやアマゾンやホームセンターの2000円くらいの安いもので十分です。
自分も5年以上そんな安物を使い続けています。
着替え類
汗や突然の雨に打たれるなどして濡れてしまった服を着たままでは、風邪をひくか、最悪低体温症になってしまいます。
軽いものなので、万が一に備えて一枚予備を持っておくと、心のゆとりにもなります!
登山用の速乾性のあるシャツであれば、着ている1枚で十分かもしれませんね。
登山アプリ
地図を用意する、という手もありますが、等高線とか標高とかと照らし合わせる必要があるので、あれは初心者にはわかりづらいです。
最近は、スマホのアプリでも無料の地図アプリがあるので、ダウンロードしておくと便利です。
代表的なのがYAMAPです。
GPSと連動しているので、山頂まであとどれくらいなのかがすぐ分かります。道迷いも防げます。
腕時計
登山用のものは標高が表示されたり、GPS機能がついていたりしますが、高いです。
道迷いのあるマイナーな登山や、スピードを求めるランナーの方以外にとっては、標高がみられて楽しい程度です。
やっぱり一番よく見るのが時間です。
スマホを取り出すのが面倒なので、あればつけておくといい程度ですね。
トレッキングポール
無くても歩けますが、やっぱりあると楽です。
リュックを背負って歩くことに慣れていないので、転倒予防にもなります。
ビニール袋など
ゴミ、着替えなどを入れて帰るため、といったところでしょうか。
僕は、帰り道に山菜やキノコが生えていたら、山を選びますが、お土産にしています。
日焼け止め
山頂は大体木が生えていません。山によっては、行程の半分以上日光にさらされる覚悟のもと、塗りなおしをするためにも持っておくといいでしょう。
帽子、サングラス
日焼け止めと同じ理由で、こちらも日光対策ですね。あるものなら何でも大丈夫です!
おわりに
今回は、「初めての日帰り登山」を意識して、なるべく専門的な登山用品は限定して紹介しました。
本当は、事故の無いように、安全な登山のために、紹介するべきなのですが
私自身が最初は何も買わずに登山に行っていたからこの記事を書いています。
もちろん、最初は2000m以下・百名山・秋・晴れ、といった、初めての登山としては難易度の低い場所を選択しました。
レベルが上がるにつれて、必要な登山用品を揃えていけば良いです。
登山の所要時間は、大体予想より1~2時間は遅れます。3時までには下山することを考えると、1時に下山する予定くらいの山を計画に立てると安全かと思います。
いろんなサイトや雑誌を読んで、本当に自分に必要な登山用品を考えてみてもいいかもしれませんね!