どうも、アバウトドアのたなりょうです!
今回のテーマは、初めて選ぶ登山用シングルバーナー!
山用バーナーと言っても、そこそこ選択肢があるのがこの分野。
軽いものが良いの?
火力が大切なの?
ブランドも4種類以上あるけど、どれがいいの?
悩むのも無理がありませんね(^^;
僕は登山で夏から-20℃の厳冬期、渓流キャンプや自転車旅などで、散々バーナーを使ってきました。
そして友達を含めて6種類のOD缶シングルバーナーを見ています。
バーナーについて紹介する記事はほかにも多くありますが、ここでは僕の経験とおすすめを伝えていけたらなー、と思います!
14個を紹介しまして
3つのおすすめに厳選するで!!
OD缶かCD缶
OD缶はコンパクトだけど、ガス缶の値段が3倍ほどする。
CD缶は安いけど、コンパクトさが足りない。
登山ならOD缶、キャンプや自転車旅ならCD缶。
おおむねこんな分類で、大丈夫でございます。
もちろんグループで登山をする場合は、コスパや安定性重視でCD缶を持っていく場合もあります。
今回は登山用シングルバーナーなので、すでにOD缶に心が決まった人用に、記事を作っているのでご了承を!
それではひとまず、紹介できるだけ羅列するで!
後半に、特におすすめを紹介するで!
OD缶のシングルバーナー 14種
バーナー | Amazon価格(※2023年1月時点) |
---|---|
SOTO アミカス | 5,199円 |
SOTO マイクロレギュレーターストーブ | 7,000円(楽天) |
SOTO ウインドマスター | 7,800円 |
プリムス 153ウルトラバーナー | 8,480円 |
プリムス エッセンシャルトレイルストーブ | 3,911円 |
プリムス 2243バーナー | 7,223円 |
プリムス 115フェムトストーブ | 6,376円 |
EPIガス QUO STOVE | 4,904円 |
EPI NEO STOVE | 7,934円 |
EPIガス REVO-3700 STOVE | 9,371円 |
スノーピーク ギガパワー 地 | 8,250円 |
スノーピーク ギガパワーマイクロマックス | 7,590円 |
MSR ポケットロケット2 | 9,020円 |
BRS 3000-T | 1,550円 |
とりあえず、有名ブランドからOD缶のシングルバーナー(一体型)をすべて羅列しました。
よほどマニアックでもない限り、ここから選ぶことになりそうです。
始めにこれらすべてを紹介し、後に特におすすめに絞ろうかと思います。
まずはざっと性能比較!
ざっとと言っても、結構詳しく行くからよろしくね!!
SOTO アミカス
- 火 力:2,600kcal/h
- 耐風性:強い
- ゴトク:4本
SOTOバーナーの入門編。
寒冷地に対する弱さを除けば、ウインドマスターと互角性能を持ちます。
アミカス(友達の意味)という名前に釣られて、僕も最初に購入したものになります。
だが、手放した
なぜゆえに
A.寒冷地に弱いから。
本当にこれだけ。
アミカスもウインドマスターと同様に耐風性は抜群。
室内で使う分にはウインドマスターと湯沸き速度も互角でした。
ただまあ、12月の低山で使えなかったので、僕には機能不足だったというだけ。
さようならっ!
僕のアミカス!(友達)
冬を考えない人ならば、非常に使いやすい良品だと思います。
今でもずっと使っているのは、アミカスの名残。
このクッカーが絶妙に使いやすいので、セットがおすすめ。
クッカーの価格は実質1500円なり。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ
- 火 力:2,800kcal/h
- 耐風性:中
- ゴトク:3本
非常に非常に、影が薄いSOTOの中モデル。
アミカスの弱点である寒冷地を克服したのに、耐風性が劣化した形状。
ウインドマスターより1,500円安いですが、3本ゴトクだし耐風性に劣るし、正直微妙な所。
youtubeレビューもほとんどなく、そのうちひっそり廃盤になりそうでもあります。
下位互換であることはともかく、マイクロレギュレーターのシステムは画期的。
先代をリスペクトしたいところではありますね。
SOTO ウインドマスター
- 火 力:2,800kcal/h
- 耐風性:強い
- ゴトク:3本(4本)
SOTOが誇る最自信作であろうモデルで、最も可愛がられているであろうウインドマスター。
とにかく耐風性と耐寒性には定評。
前作のマイクロレギュレーターストーブとの違いは耐風性。
シャフトをギリギリのところまで長くし、空気の取り込みを増やしたとのこと。
ギリギリというのは、クッカーへのスタッキングが可能なレベル。
だからこそ、ピッタリ気持ちよく収納が可能だったりもします。
付属は3本ゴトクですが、おすすめは4本ゴトクセット。
ていうかみんな選んでいます。
僕が選んだ製品でもあり、全く後悔のないヤツです。
さよならアミカス。
こうしてセット売りのパターンがめちゃくちゃ豊富なのを見ると、いかにSOTOからエコヒイキされているかが分かります(笑)
プリムス 153ウルトラバーナー
- 火 力:3,600kcal/h
- 耐風性:中くらい
- ゴトク:4本
耐寒性に関しては合格点。
風も合格点。
火力は圧倒的に高そう。
ウインドマスターよりも、1.285倍の火力なので湯が早く沸くと思いきや、夏も冬もウインドマスターのほうが湯が早く沸くという悲しい子。
バーナーの形状の問題で、効率がロスしているのだと思われます。
1.285倍速いのかと思いきや、1.285倍以上燃費が悪いだけでした。
youtubeのレビューを見ても、だいたいウインドマスターのほうが評判は高め。
それでもベテランから愛されている印象で、山ガスといったらプリムスの黄色缶のイメージ。
おじ様たちがこぞって持っています。
ちなみに公式価格ほど高くない。
プリムス エッセンシャルトレイルストーブ
- 火 力:2100kcal/h
- 耐風性:中くらい
- ゴトク:3本
公式だと6,000円ですが、実売価格が思いのほか安い。
おそらく最コスパバーナーです。
微妙そうな形ですが、ゴトクの安定感・低い形状・非折りたたみ式という、実はスタッキングも使いやすさもほどほどにバランスが取れています。
折りたたみゴトクの弱点として、クッカーを載せようとしたら畳んでしまう問題。
それが無いのは、非常に使いやすい。
ゴトクの形状が意外と考え込まれており、1/3は決して火が消えない構造。
ただのシンプルバーナーかと思いきや、実は隠れた超コスパ名品でもあります。
火力が非常に穏やかなのが難点。
名前の如く、エッセンシャルなやさしいバーナーだと思っていただければ。
エッセンシャルて?
知らんがな
※エッセンシャル=本質的な という意味でした(笑)
プリムス 2243バーナー
- 火 力:3600kcal/h
- 耐風性:中くらい
- ゴトク:4本
30年以上前からある、山おじさん愛用のバーナー(偏見がすごい)。
ソロ用というよりグループで鍋をするときのバーナー。
それならいっそ、CD缶でやればいいかな?
と思ってしまうのです。
非コンパクト・非軽量。
ヘッドの形状的にも、おそらく湯沸かし時の燃費ロスはすごいであろうと思います。
コップのコーヒー温めなおしは、非常にやりづらいものです。
プリムス 115フェムトストーブ
- 火 力:2100kcal/h
- 耐風性:中くらい
- ゴトク:3本
後述する中華バーナーのBRS-3000Tを除けば最軽量。
それゆえ3本ゴトク、2100kcalというスパルタン仕様。
初心者が選ぶ初めての一個というより、軽量を突き詰めた人のサブバーナーの立ち位置でしょう。
火力が心もとなく、特に冬なんかは湯沸きがまだかまだかとイライラしそうなレベルですね(笑)
風なんか吹いていたら、一生沸きません。
EPIガス QUO STOVE
- 火 力:2600kcal
- 耐風性:不明
- ゴトク:4本
SOTOでいうとアミカスの立ち位置。
ゴトクは小さめ、消費カロリーも控えめですが、直噴型ゆえに湯沸かし効率は良いものと思われます。
ただ、古くから存在する製品ゆえか、重量やスタッキング性といった昨今のニーズに関してはイマイチ。
ウインドマスターより小さいのに、98gと重量はこちらが重く、スタッキング性も案外悪いとのこと。
EPI自身が、熱効率で相性がいいですよって推奨している、DAGのHEAT-1クッカー。
ウインドマスターは入るのに、QUOストーブはスタッキングできないらしい(笑)
ウインドマスターの下位互換に思えてしまうので、利点があるとすればやはり価格か。
EPI NEO STOVE
- 火 力:4500kcal
- 耐風性:高いと思われる
- ゴトク:4本
ゴトクの構造的に、風は受けるが消えることはないといった具合。
圧倒的ハイパワーですが、形状も重量もカロリーも、2人以上で鍋をしないと意味が無さそう。
グループで使う人が、2個目に買うやつ。
キャンプの場合はCD缶を推奨。
EPIガス REVO-3700 STOVE
- 火 力:4200kcal
- 耐風性:高い
- ゴトク:4本
個人的に、ウインドマスターに唯一張り合えるであろう商品。
僕がもってるよ!
4200kcalという超絶スペックは、音量も見た目も激しめ。
なんだかビビッてしまい、MAX火力の出番は少なめ。
だけども冬は別物。
圧倒的火力で、爆速湯沸かしが可能。
いつも頼りにしているで!
独特な収納パターンは、破損の心配が少なく、スタッキング性も思いのほか良好。
スノーピーク ギガパワー 地
- 火 力:2,500kcal/h
- 耐風性:弱い
- ゴトク:4本
他には無かった独特なフォルムは、スノーピークであることも含め魅力的。
ただコイツ、形状からしてどう考えても耐風性は低め。
公式サイトのレビューにも、風の弱さを指摘するものがかなり散見されます。
価格も高いので、おすすめからは除外(イグナイター無はちょっと安い)。
「スノピを買うんです」という理由であれば、特に否定はしません。
スノーピーク ギガパワーマイクロマックス
- 火 力:2,800kcal/h
- 耐風性:高い
- ゴトク:3本
良いように見えて、実は結構よくない製品。
僕のはすぐ壊れた
友人の最初の一つはコレだったのですが、すぐ壊れていました。
具体的にはネジが取れるという不具合。
ですが流石スノピ、修理は無償でしてくれたようです
でもすぐ売りはらったよ。
また壊れると面倒だし。
…だそうです(笑)
もう一つ、スノピがやりがちOEM問題。
レインボーストーブもそうですが、トヨトミ製品をOEMとし、スノピ価格にして売っているというアレ。
ギガパワーマイクロマックスも、結局は韓国のよく分からないブランド製品だったりします。
ようするに、「スノピを買う」という行い以外は、他ブランドを選択するのが無難。
MSR ポケットロケット2
- 火 力:2,143kcal/h
- 耐風性:不明
- ゴトク:3本
軽量なのがウリな、MSR唯一のシングルバーナー。
その重量73g。
2100kcalのプリムスフェムトストーブが57gなので、ULを意識するならほぼ下位互換。
形状的にはフェムトストーブより耐風性はやや上か。
ただ、価格も結構しますし、なによりMSRのOD缶の入手はG難度。
【警告】
株式会社モチヅキ
専用ガスカートリッジのISOPRO以外は絶対に使用しないでください。
MSRのストーブはISOPROに合わせて精密に設計されております。
ほかのブランドより、警告を前面的に出しています。
どうもほかのOD缶を使う気にはなれないため、MSRというマニアック感に惹かれて買う以外は無さそうです。
BRS 3000-T
- 火 力:2,700kcal/h
- 耐風性:弱い
- ゴトク:3本
ちょっと番外的ではありますが、アリっちゃアリなので紹介。
特筆すべきは軽さと安さ。
26gという重量は、2番手のフェムトストーブの半分未満。
チタン製にして1000円台。
どこで儲けがあるかは分からないほど、性能と価格崩壊が起きています(笑)
興味があったので購入してみましたが、特に問題なく使えています。
Twitter等でも事故や爆発報告はありません。
お試しレベルとしたら、メインになってしまいそうなほどの性能なので、紹介に至りました。
ただ3本ゴトク&超軽量は、使い勝手は微妙でございます。
あと風にめちゃくちゃ煽られました(笑)
【5つある】重要視するポイント
ではここから、特におすすめ3選に凝縮するために、重要視するポイントを5つまとめてみました。
登山を始めて7年目、夏~冬まで使ってきて感じたことを、偏見を交えて書いていきます。
冬も使うかどうか(低山でも同じ)
何も厳冬期のバッキバキに寒い状態じゃなくても、12月の低山の場合も気にする項目です。
気にせず購入して、僕が最も後悔したことであり、買い換えるきっかけにもなったことです。
例えばSOTOのバーナーを例に挙げます。
12月12日のこと、とある低山(1100m地点)にて、SOTOのアミカスを使いました。
結果は散々。
どんどん火力は低下し、それなりの風もあったので、使い物になりませんでした(笑)
氷点下というと、-10℃以下になるような厳冬期をイメージすることでしょう。
しかし、12月の低山であっても火力は低下しましたね。
10月の涸沢カールとかでも、結構氷点下になったりします。
そして迷うことなく、上級グレードのウインドマスターの購入に至ったのです。
その後は何の問題もなく、ずっと快適に使っています。
冬山はやらない!
と思っていても、案外ギリギリのところまでは登山をしたい人は多いですので。
ということで、僕のおすすめは寒冷地対応!
デカすぎるやつはあまりおすすめしない
これは僕のオジさんが持っていた、デカめのバーナーです。
ここまでデカくなくてもいいですが、そこそこデカい奴もあります。
大きいタイプの利点としては、安定感があり初心者におすすめ。
といったところでしょうか?
ですが僕はそうは思っていません。
なぜならシェラカップやコップが温めにくいから。
収納にかなり嵩張るのはもちろんのこと、それなりのゴトクがあれば安定感にも余裕があります。
そして細く炎が伸びるタイプであっても、案外底面に炎は広がります。
3本ゴトクか4本ゴトク
OD缶のシングルバーナーのゴトクは、3本と4本の大きく分けて二つです。
うち、僕のおすすめは4本ゴトクです。
先ほどは大きすぎはおすすめしませんでしたが、逆に軽量コンパクトを突き詰めすぎるのもおすすめしません。
3本ゴトクは理論上安定しているかに思えますが、ちょっとぶつけた時に120°分の開いたスペースから倒れないかが心配です。
4本だと、各方向に90°分しか空白がありません。
これが思いのほか、安定感を感じるのです。
もちろん3本のほうが軽量ですが、たかだか1本分の重量減を享受するほどでもありませんね。
火力
個人的なボーダーラインは2500kcal以下になると、かなりストレスを感じます。
これはやっぱり、寒ければ寒いほど顕著です。
軽量バーナーには、2100kcalの製品もありますが、あれらは真夏限定と思って良いかもしれません。
案外kcalの小さいバーナーでも、上位火力を上回る場合もあるので一概には言えません。
それに、火力が欲しい厳冬期モデルは、既に2700kcalだったりしますね。
でもやっぱり2500kcal以下は、まだかまだかとヤキモキします(笑)
耐風性
風に弱すぎないという合格点さえあればイイですが、強い方が快適なのは違いないです。
間違えてはいけないのが、風に強い=湯が沸く。
というわけでないこと。
風への強さをまとめると、以下のようになりそう。
×風に強い≠煽られても湯が沸く
◎風に強い=煽られても火が消えない
△風に強い≒ちょっとした風なら沸きやすい
風に弱いバーナーは、強風で火が消えます。
それはそれは面倒なので、ある程度の耐風性は欲しい。
でもどうせ、強風下ではウインドマスターでも沸きません。
風対策としては、風防使用の右に出るものはありません。
それと、耐風性は気にしすぎ注意。
風に強いバーナーは、SOTOのウインドマスターと相場が決まっている感がすごいので、気にしすぎると一択になっちゃいそうです(笑)
もちろんめちゃくちゃ良いバーナーです。
【3つある】そこまで気にしなくてもいい項目
他の製品紹介ページにも書いてあったかもしれませんが、個人的にはあまり気にしなくても良い項目があります。
軽さ
左がウインドマスター、右が最軽量バーナーのBRS-3000Tです。
両者の重量差は、87gと26g。
その重量差にして、タマゴ一つ分。
はっきり言って誤差レベルです。
ここをこだわって軽量化しても、使いやすさとトレードオフにするほどの恩恵は受けられない。
というのが僕の印象。
軽いに越したことはありませんが、火力の低下やゴトク本数の減少と、うまくバランスとったモデルが使いやすいですね。
超軽量バーナーに関しては、トレランの人が3つ目のサブバーナーとして買う感じ。
点火装置(イグナイター)
最も壊れる部品でして、5個中4個がぶっ壊れています(笑)
といってもそれは、僕のと友達のバーナーを合わせての話。
もちろん生き残っているイグナイターは、一番新しい製品のもの。
そのうち壊れるものと考えて、あればしばらく2~3年は楽できる。
程度に思っておくのが良いでしょう。
イグナイター有無でも、どっちにせよライターなどは持っていきたいですね。
でもやっぱり、あると楽なのがイグナイター
つまりどっちでもいい(笑)
直噴型か拡散型
炎の出方の問題ですね。
直噴型はまっすぐ火が伸びて、拡散型は広がります。
デメリットとメリットは以下のよう。
- 中心に当てるので、効率的に湯が沸く
- 火力上げすぎると、料理が焦げる
どうやら湯沸きの速さは、直噴型のほうが早い傾向にありそう。
ですが写真のように、中心がどうしても熱されます。
フライパンで焼きそばなんかを焼いたとき、中心を焦がさないようにしなければ。
- 優しく拡散するので、焦げにくい
- 湯沸かし時の火力ロス
予想はつきやすいですが、やはり料理はこっちが向いています。
拡散型は、あまりにも小さいコップだとちょっと使いにくいです。
例とすればこれですね。
これなんかは、直噴型のほうが温めなおしがしやすいです。
とはいえ気にするほどでもないよ
直噴型で料理をするときは、いつもより1.5倍面倒を見てあげればいいだけ。
拡散型でコンパクトマグを温めなおすときは、弱火で沸かしてもすぐに温まります。
カップラーメン派か、山飯を作りたい派か。
自分の分布がどっちにあるかで、拡散型と直噴型を選ぶというのも手ですね。
特におすすめ3選
ここまで全14種の紹介と、特に意識すべき項目について触れました。
ようやくここから、おすすめを3つに絞ります。
僕たちも失敗して買い替えをしています
なるべく一発イイモノで決めてほしいからね!
そしてここで挙げる3種類は、以下の要素が合格点として含まれます。
- 初心者から玄人まで、オールマイティに使える。
- 一個持っておけば、買い替えの必要が無いもの。
- 価格面、スペック等、他のものより優れている。
- 耐風性がある。
これらを満たします。
ただし、②に関して言えば、「アウトドアスタイルが変わらない場合」という条件のもとです。
具体的に言えば、冬期登山をする場合、と言えますね。
SOTO ウインドマスター
-20℃でもまともに使えて、湯沸き速度と効率も抜群、おまけに耐風性は最高レベル。
スタッキング性も良く、構造的にも破損はまずなさそう。
すべての項目で★4~5を獲得する、総合得点ではNo.1バーナー。
5年使って、なんの不満もねぇ
唯一の弱点は、燃焼効率と湯沸きと対象に、中心の焦げやすさ。
それでも沸かすまでの時間のほうが、圧倒的に使いやすさに影響することから、調理へのマイナスポイントはほぼ許容範囲。
こういったものも普通にできます。
ちなみにですが、ウインドマスターとプリムス153ウルトラバーナーだと、ウインドマスターのほうが優れていると言われる方が多いです。
4本ゴトクはセットがおすすめ。
SOTO アミカス
個人的におすすめはしませんが、入門モデルとすればこの子がトップ。
多くの入門バーナーが耐風性と火力の面で劣るのに対し、コイツの耐風性と火力はウインドマスターと互角。
厳冬期は大人しくしているのであれば、アミカスで事足りるでしょう。
ただ、僕が冬のためにウインドマスターに買い換えたことは、もう一度付け加えておきましょう(笑)
買うならクッカーコンボでしょう。
このクッカーは普通に使いやすいですので、アミカスがお役御免となった今、名残として使えるのはうれしい所ですね。
EPIガス REVO-3700 STOVE
湯沸かしの効率こそウインドマスターに劣りますが、高い火力で上回れます。
寒冷地でも余裕で湯が沸く、風にも強い、構造上破損もおそらくない。
個人的には、ウインドマスターとただ一人、競り合えるバーナーだと思っています。
僕がスノピのギガパワーからコイツに乗り換えたんや。
丈夫だしめっちゃ気に入っている!
だそうです。
プリムスの153ウルトラバーナーと比較すると、EPIが優れているとの声が圧倒的に多いです。
プリムスさっきからまじゴメンw
仕方がないですね(^^;
皆がそう言うのですから。
ちなみにウインドマスターとの差別化は、拡散型であることの調理のしやすさ。
後は圧倒的高火力でしょうか。
この二つは、どちらを買っても後悔しないことだけは保証します(笑)
バーナーはええで!
おにぎりをもってハイキングもいいですが、山で食う暖かい飯はウマいです!
一個持っていれば、そのへんに出かける時も活躍します。
どうせそのうち買うと思うので、バーナー使ってアウトドアをもっと楽しみましょうぜ!
では、読んでくれてありがとう!!