スナグパックって?
スナグパックは1977年に創立したイギリスのブランド。
他社が生産をあきらめる中、イギリス生産を貫き続けている珍しいブランドだったりもします。
「本当に強い」をモットーに、軍用シュラフや幕を中心に、ミリタリーな製品を作っています。
テントもご多分に漏れず、しっかりバッチリ強靭。
【良い所】スナグパックのテント
【210T】めっちゃ丈夫
先ほども触れたとおり、スナグパックは「本当に強い」をモットーにしています。
多くのウルトラライトテントが10Dに対し、スナグパックはおおよそ77D。
(公式では210T(タフタ)表記=77D換算)
それも裂けに強いと言われる、リップストップナイロン。
渓流や森でガンガン使っても、破れることはないでしょうね!
【5000㎜】めっちゃ耐水
おそらく強靭な厚みの恩恵でしょうが、耐水性は5000㎜にも及びます。
モンベルのステラリッジの耐水性1000㎜の5倍に相当。
そんな大雨の中、テントを張ることはまずないでしょうが、なんというか最強という満足感があるのは確かですね(笑)
【DAC社】ポールが最高級
DAC社のポールは、世界中の山岳テントで使われる最強ポールです。
端末と言えばiPhone!
アクションカメラと言えばGopro!
ポールメーカーと言えばDAC!!
それくらいの最強のシェアと実績、このポールが折れるとするなら、ヒマラヤ8000m級くらいでしょう。
【悪い所】スナグパックのテント
【ほどほど】超軽量ではない
もちろん丈夫な生地と耐水性は、重量増加にも関わってきます。
ですがサイズがそもそも小さめなので、そこまで気にすることもありません。
昨今の超軽量テントのように、1㎏を下回るようなことはありませんよっ
というだけでございます。
【野営】広くはない
最近流行りのグランピングのような快適性を求めてはいけません。
テントにオシャレさを求めるような使い方も求められません。
あくまで貫きたいのは「野営スタイル」
タープやハンモックなども組み合わせながら、ベース基地と自然を楽しむスタイルで!!
イオノスフィア
スナグパックと言えば、是非ともコイツを選んで欲しいと思えるテント。
Ionosphereとは直訳で「電離層」。
なんのこっちゃ(笑)
Ionosphereで#検索すると、オーロラが出てきました。
- 重量:1.52g
- 耐水:5000㎜
- 人数:1人
軽量ですが、同サイズの超軽量テントは600g以下のものも存在するので、決して超軽量ではありません。
まさしく一人用で、ただそこで寝るだけ。
DACフレームと210tの耐久生地に守られて寝るだけ。
美しいキャンプ場には現れず、森や渓流奥地でひっそりと野営をしたいテントです。
スコーピオン2/3
公式サイト的には、ベースキャンプも可能なバッチリ強靭な2人用テント。
丈夫だし行けるけど、正直もっと軽いやつが良いかな…、とも感じます。
使い方としてはこんな感じに、やはりスコーピオンも森の中にしっかりと溶け込みます。
キャンプ場の端っこで、ひっそり渋いキャンプをしたいですね!
- 重量:2.65㎏
- 耐水:5000㎜
- 人数:2人
スコーピオン2が二人用、3が三人用ですが、二人で使うならかなり中が良い友達と使いたいですね。
ソロテントとしても、十分なサイズ感だと感じています。
バンカー
3本ポールの曲線がイケメンな、居住性のあるスナグパックテント。
前室も広いので、これなら快適なキャンプが出来そうです。
渓流での野営ならばイオノスフィア。
逆に、キャンプ場で使うのならばバンカー。
こんなところでしょうか?
- 重量:3.24㎏
- 耐水:5000㎜
- 人数:3人
こちらも3人用ですが、個人的には2人がベストサイズ。
キャンプ場ならソロでも行けますね。
バンカーは、友達と二人で野営スタイルを楽しみたいところです!
ジャーニー
他3種と比較すると、生地は185Tに薄くなりました。
その分軽量化にもつながるのですが、耐水性は4000㎜に低下。
ジャーニー(旅)という可愛い名前からして、おそらくスペックを下げた廉価版と思われます。
「本当に強い」をモットーにしたスナグパックを買うのなら、こちらは避けたいところ。
スナグパックテントの使い方!
やっぱりテントを買うのなら、自分がやりたいスタイルと合っているかが重要ですよね!
ということで、ちょっとインスピレーションを!