ニーモのマットの分かりやすい性能比較が知りたいですか?
他ブランドと、どっちがお得か知りたくありませんでしょうか?
どうも!アバウトドアです!
コスパや性能を比較して、迷走している方もいることかと存じます。
ユーザー的には、他社と比較して優れた点やコスパを比較したいですよね。
そう。
他のサイトや公式サイトと同じことしていても意味がないですもの。
この記事に目を通していただければ、最終的に
ニーモのマットでも、特にお得なのはどれか?
他社の同スペックと比較すると、どっちがお得なのか?
こんな理解の手助けになるような、記事にしたつもりです!
そして、マットをおすすめ出来る順に並べてみました。
感覚的に理解しやすい内容になっていると思います!
エアマットは数字が多いんじゃ!(笑)
公式サイトもそうですが、数値を比較しまくっているサイトは多いですよね。
詳しく理解したい方は良いのですが、
ニーモも知りたいけど、他者とも比較したいですぅ
数字ばっかりで理解に大変なの!
テンサー? オーラ? ゾア?
なんなら、名前すら覚えられん(笑)
先生!
結局どれが良いのですか!
ってなりますよね(笑)
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。
僕は過去に、THERMAREST・NEMO・EXPED・Sea to summitの4ブランドの全27種類のマットを比較したことがあります。
全部まとめるのに、休日丸々3日使いました(笑)
それくらい、マット選びは迷走しますね。
1社で比較するのはできても、他社と比較しずらい。
というのが感想でした。
そしてこの時感じたことが、あと二つ。
ニーモのマット、コスパ良くない?
あと、インフレータブルだけ妙に優秀じゃね?
でした。
主にサーマレストと比べた時に、結構コスパに優れていたんですよね。
【良き】ニーモのマットはインフレータブルにあり!
ニーモのマットを比較していると、山岳用のインフレータブルマットが優秀である。
と、個人的に感じましたのでここに報告します。
エアマットはなんとも言えない
のちのち紹介するのですが、エアマットは性能比較ではサーマレストに、コスパ的にはエクスペドに敗北することが多いです。
テンサーなんかは結構いいですが…
あくまでコレはスペック(R値や重量)的な話なので、店頭で確認したときは結構良さそうに感じたり。
ですがやはり、スペック的にはサーマレストに負けている印象です。
スイッチバックはおもろい!
ニーモのスイッチバックに関しては、THERMARESTより安いし色も良いし、凹凸パターンも面白いです。
ですがクローズドセルは1種類しかないので、これだけです。
インフレータブルは優秀だった
正直キャンプ用のマットは、エクスペドのメガマットに敵いません。
では登山用のインフレータブルマット。
ココです!
エクスペドには軽量インフレータブルはないし、THERMARESTのスペックも凌ぐ良さがあると感じます!
【ランキング形式】ニーモのマットを紹介します!
1位 スイッチバック
ブランド | マット | R値 | 重量 | 厚み | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | スイッチバック | 2.0 | 415g | 2.3 | 8,800 |
THERMAREST | Zライトソル | 2.0 | 410g | 2.0 | 9,900 |
スイッチバックは、Zライトソル一強状態に、真っ向から喧嘩を売ったクローズドセルマットです(笑)
R値は同等、厚みは僅かにスイッチバックが上回り、その分なのか5gだけ重いです。
ほとんど差がありませんね。
注目すべきはその価格。
公式価格だけでなく、実売価格はもっと安い場合もあります。
Zライトソルより安い
この一点で、1位にランクインさせました(笑)
最も定番である、クローズドセルマットです。
1,000円でも安いというのは、非常に魅力的!
ちなみに凹凸パターンは、交互よりも寝心地が良いらしいです。
(NEMO調べ)
オレンジorモスグリーンという色もイカしてる。
2位 オーラ
R値 | 2.7 |
サイズ | 51×183cm(ショート122cm) |
収納 | 20×13㎝ |
厚み | 2.5cm |
生地 | 30D(トップ)/75DポリエステルRS(ボトム) |
重量 | レギュラー530g ショート375g |
R値指数 | 0.6(レギュラー) |
ひとことメモ | 岩が気になるならコレ! |
個人的にイイとおもってるのが、オーラ。
ちょっと硬めのインフレータブルです。
インフレータブルの特徴として、寝心地は良いが岩の凹凸を感じやすいというのがあります。
後述の軽量タイプの「ゾア」と比較すると、中抜きを控えめに、耐久性と反発性を高めたモデルになります。
オーラなら、地面から突き出た岩の頭も、気にせず寝れそうだなーと感じました。
ブランド | マット | R値 | 重量 | 厚み | ボトム |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | ゾア | 2.7 | 450g | 2.5 | 20D |
NEMO | オーラ | 2.7 | 530g | 2.5 | 75D |
THERMAREST | プロライト | 2.4 | 510g | 2.5 | 50D |
THERMAREST | プロライトプラス | 3.5 | 650g | 3.8 | 50D |
ゾアも良いですが、こちらは生地の薄さが気になります。
D(デニール)だけで比較するのもどうかと思いますが、数字で比べると薄いように思えてしまいます。
ゾアより+80gの重量増なので、それならオーラを選びたい!
3位 ゾア
R値 | 2.7 |
サイズ | 51×183cm(ショート122cm) |
収納 | 20×11cm |
厚み | 2.5cm |
生地 | 20DポリエステルRS |
重量 | レギュラー450g ショート295g |
R値指数 | 0.6(レギュラー) |
ひとことメモ | インフレータブルではサーマレストより勝る |
オーラがおすすめとはいえ、ゾアもインフレータブルで最軽量。
それでいて、サーマレストのプロライトより優れた断熱性。
価格もプロライトより安いので、ほとんどの面でサーマレストの上を行くマット!
インフレータブルが良いけど、コストと軽さを抑えたい!
そんな人に刺さるマットですね。
4位 フライヤー
エアマット要素の強い、インフレータブルマットです。
↓のように、空気が多め。
ゆえに、断熱性は高め。
おそらく岩の凸凹でも、快適に眠れると思われます。
ゾアより良くない?
と、思うのですが、サーマレストの壁があるんや
こちら、サーマレストのプロライトエイペックス。
フライヤーと非常によく似ています。
ブランド | マット | R値 | 重量 | 厚み | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | フライヤー | 3.1 | 650g | 5cm | 12,100 |
THERMAREST | プロライトエイペックス | 3.8 | 630g | 5cm | 24,200 |
R値と重量で負けてるね…
ほとんど似たようなマットなので、性能を見るとフライヤーに勝ち目が無さそう。
ではなぜ、4位なのかと言いますと…
プロライトエイペックスの半額くらい。
ほとんど似たような性能であれば、安いは正義!(笑)
R値が3.1あれば、正直3シーズンで十分ですし。
雪上キャンプなら、どちらにせよR値5は無いとキツイです。
THERMARESTより安い。
この一点で、上位ランクイン!
5位 テンサー
ブランド | マット | R値 | 重量 | 厚み | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | テンサー | 1.6 | 345g | 8cm | 17,500 |
THERMAREST | Xライト | 4.5 | 354g | 7.6cm | 39,600 |
EXPED | Ultra 1R | 1.3 | 310g | 7cm | 18,700 |
この辺りから、これ系選ぶならニーモで!
とは言えなくなってきます。
THERMARESTのネオエアーXライトは、ほぼ同じ重量で高いR値。
王者らしい、圧倒的な性能を見せつけますね。
軽量性においては、EXPEDのUltraシリーズが強いです。
テンサーは、尖った性能は持ち合わせていません。
逆に言えば、最もバランスが取れた製品であると言えそうです。
中間的な重量、中間的なR値。
それでいて、価格は最低値。
寝心地に拘るのも、ニーモのマットの特徴でしたね。
厚みもあって寝心地は一番良さそう。
価格も一番安いし、結構バランスは良いんじゃないかな?
R値1.6なので、頑張っても秋のテント泊までですね。
比較した子たちです。
6位 テンサーインシュレーテッド
ブランド | マット | R値 | 重量 | 厚み | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | テンサーインシュレーテッド | 3.5 | 410g | 8cm | 34,487 |
THERMAREST | Xライト | 4.5 | 354g | 7.6cm | 39,600 |
EXPED | Ultra 3R | 2.9 | 365g | 7cm | 25,300 |
THERMARESTにはR値で、EXPEDには価格で劣ります。
重量も重たいですね。
テンサーインシュレーテッドの逃げ道は、寝心地の一点にかけるしかありません。
それでもエアマットなので、寝心地重視ならフライヤーとかを選びたいですよね。
あとなんでか分かりませんが、テンサーインシュレーテッドは日本での流通が少ない?
【取寄】とか書いてあったりするので、もしかして過剰価格かもしれません。
それも含めて考えると、よりEXPEDの3Rを選びたくなりますね。
7位 テンサーアルパイン
ブランド | マット | R値 | 重量 | 厚み | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | テンサーアルパイン | 4.8 | 475g | 8cm | 28,600 |
THERMAREST | Xライト | 4.5 | 354g | 7.6cm | 39,600 |
THERMAREST | Xサーモ | 7.3 | 439g | 7.6cm | 44,000 |
EXPED | Ultra 5R | 4.8 | 445g | 7cm | 25,300 |
EXPED | Ultra 7R | 7.1 | 495g | 7 cm | 31,900 |
テンサーアルパインは、ニーモのマットで最大のR値を持つマットです。
厳冬期の目安がR値5以上ということで、R値4.8のこいつは暖かさとしては不足気味…。
サーマレストとエクスペドにはR値7以上のマットが存在するので、厳冬期用としてはどちらかになりそう。
残雪期のことを考えても、軽量性ではXライト、価格の面ではエクスペドが優位。
テンサーアルパインが優位に立てるとすれば、厚みがある分寝心地が良いということでしょうか?
正直相手は雪か残雪なので、寝心地に関してはメリットとなりえません。
…がんばれっ!
キャンプ用マット2種
クウェーザー
ブランド | マット | R値 | 重量 | タイプ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | クウェーザー | 3.3 | 850g | エアマット | 27,500 |
THERMAREST | ラグジュアリーマップ | 6 | 1480g | インフレータブル | 33,000 |
ニーモのキャンプ用マット。
基本型ですね。
ライバルはサーマレストのラグジュアリーマップでしょうか。
エアマットとインフレータブルなので、本来であれば比較対象にはなりませんが、どちらも良さそうなので紹介しますね。
ニーモのクウェーザーは、まるでコットのようなカーブを描きます。
これにより、包み込まれている感が向上し、マットから落ちることも少なそう。
ラグジュアリーマップは名の通り、ボディマッピング的な構造です。
硬い所と柔らかい所で構成され、寝心地を良くします。
インフレータブルならではですね。
うーむ。
どちらも魅力的。
ローマー
ブランド | マット | 幅 | 重量 | 厚み | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
NEMO | ローマー | 76cm | 2.27㎏ | 10cm | 34,508 |
THERMAREST | モンドキング3D | 63cm | 1.9㎏ | 11cm | 45,000 |
EXPED | メガマット | 65cm | 2.07㎏ | 10cm | 38,500 |
どれも最高峰キャンプ用のインフレータブルマットです。
スペックはほぼ互角にして、ローマーのみ幅広。
もちろん他のも幅広は選べますが、ニーモはこれが最低幅にして最低価格。
3社で選ぶのであれば、ローマーが一番良いという結論になりそうですね!
やっぱりニーモ、インフレータブル系は強し。
比較した子らです。
【まとめ】コスパ的に有能
ニーモのマットは、サーマレストと比較するとひと周りふた周り安い感じでした。
しかも、性能的にもサーマレスト以上だったりもします。
そんな穴場的選択とも言えるニーモのマット。
脳死でサーマレストも良いですが、ニーモに気付いたからにはコチラの選択もアリってことで!!