Insta360 Ace Proの熱暴走について【5つの対策とバッテリー性能】

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アクションカメラの性能が良くなってきた昨今は、4Kから8Kになり、60fpsは120fpsになり、、、

性能的にはこれ以上必要のないくらいに良くなりました。

ですが未だに解決されない「熱暴走」という構造上の欠点をアクションカメラは抱えており、それも性能向上と共に不利になるほどです。

そんな熱暴走に弱いアクションカメラなのですが、Insta360のカメラは熱暴走に強いとして、Xを中心に話題に上がりますね。

今回は8K画質という高スペックを搭載した、Insta360 Ace Proと熱暴走の関係について。

実際に長時間撮影してみた結果や、GoProとの比較を中心に、実際の情報を公開していこうかと思います。

目次

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結論

Insta360 Ace Proとバッテリー

結論としてInsta360 Ace Proは、熱暴走にかなり強いアクションカメラと言えるでしょう。

しかしそれはあくまで他社の製品と比較した傾向に過ぎず、アクションカメラである以上、Ace Proにも熱暴走は発生するというのも事実です。

今回はGoProやDJI製品と比較も行いながら、Ace Proの熱暴走についてのまとめと、その対策を5つ紹介します。

Ace Proのバッテリー性能

Insta360 Ace Proのバッテリーと内部の放熱部
HERO 12Ace ProOsmo Action 4
バッテリー1720mAh1700mAh1770 mAh
上限温度35℃40℃45°
下限温度-10℃-20℃-20℃

Ace Proのバッテリー容量は1700mAhで、撮影時の適正温度は-20℃~40℃となっています。

バッテリー容量としては他社とほぼ同等で、下限温度は性能が良い事が分かりますね。

上限温度は40℃ですので、真夏の直射日光下では危ういことが予想されます。

Ace Proの熱暴走に対するユーザーの意見

Xにて、「Ace Pro 熱暴走」というワード検索をして、いくつか意見を拾ってみました。

最も多かったのが、GoProと比較して熱暴走に強いという意見が多く、乗り換えの理由としても有力でした。

やはり熱暴走には強く、実際に使ってみた感想も良いユーザーが多いです。

これに関しては僕も同意見で、今の所Ace Proの熱暴走で悩まされたことはありません。

とはいえ、Ace Proの発売日は11月ですので、これからの夏シーズンの検証をしていきたいところですね。

Ace Proの熱暴走について【8K動画】

Insta360 Ace Proの画質設定画面

ひとまず、Ace Proの熱暴走について、8K動画で検証してみました。

通常撮影8K24fps20℃48分
Ace Proの8K連続撮影可能時間

20℃の室温で、Ace Proを動かさない無風の環境で撮影した所、8Kの連続撮影時間は48分となりました。

この時のバッテリー残量は32%でしたので、熱暴走による撮影停止となっています。

Ace Proの8K動画撮影は48分で熱停止

Ace Proを充電しながら撮影する

Insta360 Ace Proを充電しながら撮影する様子
バッテリーを抜いていても撮影は可能
通常撮影8K24fps20℃48分
給電撮影(バッテリー無)8K24fps20℃104分
給電撮影(バッテリー有)8K24fps20℃47分
Ace Proの8K連続撮影可能時間

続いて、Ace Proを充電しながら撮影してみました。

バッテリーを入れた状態かつ充電しながら撮影を行うと、熱暴走まで47分という結果。

充電しながらというのは、熱暴走にあまり影響がありませんね。

充電しながら撮影しても変わらない

ひとつ面白い結果だったのは、バッテリーを抜いた状態でUSB給電のみによる撮影を行った場合、熱暴走まで104分という結果だったこと。

もしも8Kで長時間撮影をしたい場合は、バッテリーを抜いて撮影してみてください。

なお、純正ケーブル以外では撮影できませんでしたので、充電速度の速いケーブルのみ対応できると思われます。

【GoProと比較】熱暴走に対する強さ

Insta360 Ace ProのバッテリーとGoPro のバッテリーを比較
左:Ace Pro 右:GoPro HERO 12

以前、15℃の室温で4K/120fps撮影(統一できる最大負荷)を、GoPro、Ace Pro、DJIで熱停止までの時間を比較しました。

撮影の条件
  • 4K/120fps で統一
  • 15℃くらいの室内
  • 止まるまで撮影
HERO 12Ace ProOsmo Action 4
容量1720mAh1700mAh1770 mAh
録画時間22分68分(充電切)55分
4K/120fpsで撮影

その際の結果は、Ace Proのみが充電切れになるまで撮影を続けたので、やはりAce Proは熱暴走に強い機体と言えるでしょう。

とはいえ結構な熱さにはなっていたので、Ace Proも発熱はするのには間違いありません。

ただ、GoProと比較すると明らかにAce Proの方が熱暴走には強かったです。

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Ace Proの熱暴走対策を5つ

雪の中に置かれたAce Pro

Ace Proの熱暴走への対策について、5つ紹介していきます。

4K撮影にする

やはり、8Kと4Kでは負荷量がかなり違います。

ぱっと見2倍のように感じますが、実は8Kは4Kの4倍という解像度というのをご存じでしたか?

負荷量も4倍という訳では無いでしょうが、かなり負荷が高いのは確かです。

8Kの恩恵を受けるのはズーム時くらいにしておいて、普段は4K60fpsくらいがちょうど良い設定かな。

フレームレート(fps)を適正にする

120fpsがあるので使いたくなるかもしれませんが、当倍速で見るなら60fpsで十分です。

30fpsよりも60fpsの方が滑らかさはありますので、僕は普段4K60fpsの設定で撮影をしていますね。

120fpsは4倍スローまで対応しますので、よほどのアクションの場合にのみ活用すればよいかと!

こまめなON/OFF

走り続けると動物もオーバーヒートするように、こまめにON/OFFしておけば、それなりに発熱は抑えられます。

撮影を区切ることで、後々の編集も簡単になりますね。

ただし、ポケットに入れっぱなしや炎天下に放置するとあまり冷めないので、出来たら鞄に入れて休ませてあげたいところ。

予備バッテリー

カメラ本体も熱くなるので若干気休めではありますが、バッテリーを二つ持っていけば、交代で休ませてあげられますね。

熱暴走対策以外にも予備は便利ですので、バッテリーの追加購入は検討してもいいかもしれません。

充電しながらの場合はバッテリーを抜く

実験した通り、モバイルバッテリーからの給電撮影に切り替えれば、熱暴走は抑えられるみたいです。

裏を返せばAce Proの熱暴走はバッテリー由来という考えも出来そうなので、モバイルバッテリーや予備バッテリーは効果的かもしれません。

あとはバッテリー保護にもなりそうですね。

なぜAce Proは熱暴走に強いのか?

Insta360 Ace Proのバッテリーと内部の放熱部

では、なぜAce Proは熱暴走に強いのか、個人的な見解を考察してみます。

おそらくどれかに理由があるはず。

技術力が高い

まず、基本的にInsta360は技術力が高いです。

中国が遅れているイメージはもはや2000年代のイメージで、現在は他国を抜いている企業もしばしば。

Insta360もその一つで、中国深センというハイテク都市の、良い所を享受できているような印象ですね。

ちなみにGoProも中国深センで作られているとのことですので、シームレスな製品開発も一役買っていそうです。

製品開発にかけるコストが高い

なぜ技術力が高いかというと、Insta360は製品開発にかけるコストが高いことも挙げられます。

上場済みのGoProの従業員が1000人未満に対し、Insta360の従業員は1500人との情報がありました。

GoProはコストのかかるアスリートとのタイアップを多く行いますので、どうしても相対的に製品開発にかけるコストは少なくなってしまうのだと思われます。

いずれにせよ、製造と開発を中国深セン内で完結し、効率的かつ徹底的に技術を搭載することで、スペックも性能も高い製品が作れるのだと考えられます。

放熱性が良い?

Insta360 Ace ProとGoPro HERO12のバッテリー収納部の放熱部

GoProとAce Proのバッテリー装着部を見てみると、どちらも放熱性の良さそうな金属で覆われています。

Ace Proの方は中抜きされていますが、これらも意味があるのかもしれません。

と言っても構造的にGoProも真似は出来そうなものなので、他に理由があるとは思いますが。

いずれにせよ、我々も分からない、おそらくInsta360社内の人にも企業秘密的な技術があるのかな?

そんな気がしています。

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