Insta360をドラレコとして活用したいのか、それとも使ってみたい口実として「ドラレコでも使える!」って思いたいのか(笑)
気になっている人は多そうですね。
僕も気になって、X4をドラレコとして使えるか検証してみたのですが、、、
結論、思った以上に優秀なドラレコでした。
今回は真夏の炎天下でInsta360をドラレコ使用した実証をもとに、X3とX4がドラレコ使用できる理由を解説します。
中盤は実際に使ってみたシーンや感想を。
後半はInsta360をドラレコ使用したデメリットなんかを語れたらと思います!
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Insta360がドラレコに出来る理由
そもそもドラレコより画質の良い360動画
Insta360 X4は最大で8K画質、最低でも4K画質を選択できます。X3は5.7Kと4Kがありますね。
ドライブレコーダーに必要な画素数は「200万(1920×1080)のフルHD以上のモデル」とされているので、4KだとフルHDの4倍の画素数です。
X3とX4はドラレコに必要な画素数は、ひとまず持っていますね。
というかX3ですら、ドラレコよりよっぽど画質は良いです!
夜間も見えるHDR動画
夜間対応のドラレコはHDR動画を搭載していることが多いですが、もちろんX3やX4もHDR動画は搭載です。
画質を4Kまで落としてもナンバーがハッキリと見えるので、当て逃げや煽り運転にも対応しますね。
撮影し続けられる(自動削除)
ドラレコは基本的に、動画をどんどん上書きしていきます。
過去に撮影した事故の無い動画は必要無いからですね。
Insta360には「ループ動画」という設定がありますので、30分ごとに古い動画を消していくモードがイイ感じです。
充電しながら撮影できる
Insta360に限らずアクションカメラは、バッテリーを抜いて給電撮影が可能です。
これによりバッテリー残量を気にする必要も無いですし、熱暴走で止まる確率が一気に下がります。
Insata360 X4には新たに採用された「オートダッシュ」機能という物が搭載されまして、通電を確認すると自動で動画撮影を開始する便利な設定です。
ループ動画と組み合わせるとほぼドラレコでして、Insta360がいかにドラレコも意識しているのかが分かります。
ダッシュボードに置けるほどの熱耐性
今回の検証では、X4で4K撮影を外気温36℃という猛暑日で行いました。
ダッシュボードが50℃にもなる鬼のような環境にもかかわらず、1時間以上の連続撮影を続けました。
よほどこれほど劣悪な環境も稀ですので、ドラレコとしてほぼ使えると感じたのですよね。
そもそもドラレコも熱暴走する
ドラレコも熱暴走を起こすので、X3やX4は大きさというデメリット以外は、ほぼドラレコと考えて良いんだろうな。
って言うのが、今回検証してみた僕なりの結論です!
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では!X4をドラレコとして使った実例を紹介!
X3の方の場合は、同様に置き換えてみてください!
Insta360 X4をドラレコとして使う準備
ざっとこんな感じの取り扱いで、X4はドラレコになります。
車種がジムニーという鬼狭な環境なので窮屈に見えますが、普通車ならばもっとマシだと思います(笑)
必要なアクセサリー
X4ないしはX3をドラレコとして使うには、マウントが必要です。
組み合わせで色々使えますが、個人的には万能フレームと車載マウントの組み合わせがおすすめですね。
- 車載マウント
- 万能フレーム
- (フレキシブル粘着マウント)
- (クイックリリースマウント)
フロントガラスが広々している場合は車載マウントのみでいいかもしれませんが、X4は特に縦長です。
万能フレームは横向きにも取り付けられるようになるので、スペースを確保するためにも便利ですね。
X3の場合は横向きアクションマウントがありますので、万能フレームの代わりにこっちでもシンプルです。
フレキシブル粘着マウント+クイックリリースマウント+万能フレームの組み合わせは、一番固定力が高そうではあります。
この辺りは自由ですね
バッテリーは抜いておく
バッテリーは抜いた方が熱暴走を抑えられますし、バッテリーの保護にもなります。
特に夏場なんかは抜いて撮影したいですね。
真夏に撮影してみた【X4】
僕は検証しやすいように目の前に配置しましたが、好きなところに置けば良いと思います。
USB配線をモールなどに特に這わせる必要がなかったので、ドラレコよりも初期設定は楽でしたね。
- 画質:4K24fps
- 気温:36℃
- 車内:50℃以上
撮影条件は上記の通り。1080Pが基本とされるドライブレコーダーで、4K画質は少々贅沢だがこれが最低画質。
ドラレコは等倍確認すれば十分なので、フレームレートは24fpsでオッケー。
この日は今年初めて岐阜で猛暑日を観測した日で、外気温は36℃。
車内温度に至っては50℃を超えているらしく、湿度計は撃沈、もう一つの温度計は「HI」と書かれて諦めました(笑)
検証中、2分でも滞在していると汗が出てきたので、僕はX4を残して家にそそくさと退散。
ごめんよX4、頑張って撮影を続けたまえ。
しばらく放置の後、X4は以上を検出しましたとのことで、撮影の停止を確認。
そりゃそうだよな、無理だよこんな暑さの中、、、
と思いきや、撮影時間は思いのほか1時間以上。
77分の連続撮影が出来ていました。
思ったよりも出来ていたぞ…!
そもそもドラレコも熱暴走するという意見が散見されるので、悪条件では仕方ないのかもしれませんね。
それにX4は、数あるアクションカメラの中でも、最高レベルに熱暴走には強い傾向があります。
同社Insta360のAce Proも超える熱暴走への耐性があるので、炎天下の5.7K撮影でも1時間以上撮影を続けられるのです。
なんでこんなに強いのかは謎です。
ちなみに8K撮影はさすがに負荷が強いので、ドラレコならせいぜい5.7Kにしておきましょう。
撮影できる動画は、こんな具合(画質を最大にして再生してください)。
360°全方位を撮影出来ているので、アプリで確認すればどの方向も確認できますね。
参考までにコムテックの360度ドラレコと比較してみますが、X4の方がよっぽど画質は良いです。
画質に関して言えば、ドラレコよりちゃんとドラレコしているカメラですね。
前方の画はこのくらい
超広角にしてみるとこんな具合。
横から追突されても分かりますね。
この時キャンプに向かう途中だったので、後ろに荷物があって分かりにくいのですが…
例えば側方から追突されたとき、例えば後ろから追突されたとき。
さすがに後方ナンバーまでは分かりませんが、同時に前方も確認できるので、自分の速度とどちらが悪いかくらいは分かりますね。
おおむね事故の9割くらいは、前に置いておくだけで十分かもしれません。
要注意なのは、X4は夜間性能が結構高いのですが、X3はまだまだ夜間に弱いです。
いずれにせよ、Ace Proのような夜間処理AI性能はどちらも搭載されていないので、夜間のナンバープレート確認は出来ない場合があります。
それに日中と比較して、画質もそこまで綺麗ではありませんね(それでもドラレコよりは綺麗)。
例えばこのケース、X4でも直接光を当てるとナンバーが白く飛んでしまいました。
HDR動画にしてみたらナンバーも見えたので、夜はHDR動画をONにするといいかもしれません。
ただし、画質が悪くなると言っても、1080Pのドラレコよりも性能が良い4K画質です。
上記のような巡行速度の車間距離であっても、、、
アップすればここまで読み取れます。
これなら夜間の煽り運転とか、走行中の当て逃げにも対応できるかもしれません。
ナンバーが見えるのを謳っているドラレコより、よっぽどX3やX4の方が画質は良いと感じました。
ドラレコよりも画質が良いとはいえ、夜の悪い画質の印象が残るとだめなので、日中の綺麗なのをどうぞ(笑)
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ドラレコとして不利な点
ここまでInsta360の360度カメラは、ドラレコとしてほぼ9割、なんなら画質はドラレコよりもイイじゃんってなりました。
ですが、一応デメリットもありますので、簡単に紹介しておきます。
大きい
例えば楽天市場で360度ドラレコ人気No.1らしい、コムテックの360度ドラレコの重量は125gとのこと。
X4は素で203gなので、万能フレームを含めた重量は2倍くらいあります。
アクションカメラのX4は、バッテリーを搭載しているというのが一つの無駄ポイントであり、最大のデメリットだと思っています。
無駄な高画質
高画質に越したことは無いのですが、ドラレコ単体として考えると過剰なスペック。
ゆえに真夏に1時間以上の撮影が出来ませんし、あくまでドラレコとして考えると高いです。
まあ、あくまで遊びのカメラなので、高画質は嬉しいんですけど。
取り外しが面倒
Insta360のマウントはクイックリリースを採用したものが多いので、取り外しはかなり簡単です。
それでも車に乗るたびに取り付けるのは、面倒に感じると思います。
なんせX4は楽しいので、頻繁に持ちだしてあげたくなるので(笑)
一応熱暴走はする
あとは、やっぱり熱暴走するという事。
例えば夏場に車内放置をした場合、そもそものスタートが熱々なので、その後の撮影時間がさらに短くなりそうです。
といっても、ドラレコも車内放置は危険のようですので、何なら持ち出ししやすいInsta360の方が、カメラを守るには良いのかもしれません。
真夏はサンシェードを使ってあげるか、外に連れ出してあげましょうね。
バイクのドラレコとしても
そもそもX3やX4は、バイクユーザーに大人気です。
Insta360の日本国内ユーザーは、多分バイク乗りが一番多いんじゃあないでしょうか?
それくらい人気ですし、十分ドラレコとして活用できます。
しかもバイクならば風を受けるので、ドラレコとしても熱暴走せずに高画質撮影が可能です。
マウントによっては非常に面白い撮影も可能ですので、バイクユーザーはドラレコと言わず、ぜひX4を使ってみてください!
遊びとしてもGood
そもそもX3、X4は遊び用のカメラですので、ドラレコはおまけですね。
めっちゃ楽しいので、ぜひ使ってみてくださいな!
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おすすめは画質も良くなった、X4の方です!