身体のとある場所が、めっちゃ筋肉痛になるサンダル。
気になりませんか?
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どうも!アバウトドアです!
ペラペラシューズで走る、「ベアフットラン」というものが、一時期流行ったそうですね。
かく言う僕も、BORN TO RUNという書籍を読んで以来、裸足に今さらながら魅了されてます。
足の裏いっぱいで大地を感じるルナサンダル。
だけども流行りは去った模様。
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そんなの関係ねぇぜ!!
流行りが去った後のほうが、ホンモノであると僕は思っています。
皆さんもそうでしょうっ!
とまあ、前置きはコレくらいにして…
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鼻緒のところが痛そうだなぁ…
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これでランニングして大丈夫?
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コレで登山とかできるのかな??
いうても、ただのペラペラサンダル。
心配や疑問が多くあってもおかしくないんですよ。
僕もそうでした。
ならばいっそ、、、
一番薄いソールの「べナード」を購入!
いざ、ラン&登山へ!!
結論は以下のように…
- 鼻緒は思ったより痛くない!
- 翌日、思いもしない筋肉痛に
- 結構走れる
- 登山は結構できる
こんな風に感じました。
ちなみに僕のスペックですが、登山はしますがほとんど走りません。
非ランナーなので、バキバキにトレーニングしたい人よりは、心配に思っている人に見てほしい記事だったりします。
べナード2.0
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まず、僕が選んだべナードについて、簡単にご紹介。
ルナサンダルの、最もベーシックにて、ソールが最も薄いモデル。
ベアフットを一番体験できる、多くの人に選ばれているモデルですね。
他のブログでも、これが良いよ!
って言われていたので、思い切って一番薄いものを購入。
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ちなみにべナードの意味は「鹿」。
BORN TO RUNの登場人物である、スコット・ジュレクの愛称が「鹿」だったことから付けられていますね。
生きる伝説とも言われるウルトラランナーなのですが、作中では「速い・ストイック・優しい男」、こんな印象を受けました。
イケメンである(笑)
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うむ。
イケメンのことは忘れておくれ。
サイズ感もフィット感も良い感じ!
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いざ!ランニングへ!!
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もう一度言いますが、僕はいつも走りません。
どちらかと言えばウォーキングで、動画を聞きながら歩くことばかり。
ランニングは疲れるので好きじゃあない。
ランナーズハイにもなったことなし。
いわゆる「気持ちいイイ状態」知らず。
ガチビギナー。
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だけどやるぜ!
自らの身体こそ、実験台だ!!
距離は6㎞。
僕にとってはギリギリ。
ランナーさんは、こんな程度と言わないでっ!
走り出した直後から、驚きが一つ。
意識せずともフォアフット走法になっているのである。
なんせこのサンダルでヒールストライクは、いささか振動が凄い。
だから走り方が勝手に変わるのだろう。
下腿三頭筋、つまりはアキレス腱を使った、跳ねるような走りにしばし興奮を覚える。
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か、軽やかだ…
楽しいぞ!これは!!
しかし、それも長く続かないものであった。
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ここが痛い!!
ここも痛い!!!
ビブラムファイブフィンガーズを履いて歩いた時と、同じ反応を示す足。
元々フォアフットランは不向きと言われる日本人。ご多分に漏れず、僕の足にもいささか負担が強かったようです。
不慣れな走法に、結局休み休み走ることに。
疲れるし(笑)
なんともやる気のない、たなりょうである。
翌日、ふくらはぎと指の付け根はしっかりと筋肉痛に。
使っていない場所を使ったのだろう。
ただし、一つ気になっていた事は証明されました。
それは、鼻緒部分は思ったより全然痛くない。
ということでした。
日本人には向いていない
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もともと、日本人はフォアフットには向いていないと言われます。
その理由として、日本人はカカト重心の人が多いということ。
それゆえに、フォアフットラン、つまりは前側をしっかり使った走法は、苦手なようですね。
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BORN TO RUNも、メキシコのお話ですし。
痛い、痛い。
向いていない。
あれ?
これでは、ルナサンダルの良さを伝えられないじゃないか!!
僕が感じた軽やかさと気持ちよさは、どうやって伝えようっ!!
確かに気持ちよかったのさ…
個人的に思う、ルナサンダルの良し悪し
前述のとおり、ルナサンダル気持ちよかったのは間違いありません。
だけども筋肉痛はバッチリ発生しましたし、日本人にはそもそも向いていないとの意見も…
これらを加味して、自分なりに答えを導き出しました。
ルナサンダル(べナード)の上手な使い方!
まずはデメリット
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圧倒的に薄いです。
この薄さ故に、登山やランニングでは、強制的にフォアフット体制に入ります。
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こちらは登山の様子(後に紹介します)ですが、思いっきりつま先部分を使っていますね。
これではどう考えても、前足部から筋肉痛になることは避けられそうにないですね。
逆にメリット
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と、いうことは、強制的なフォアフットを楽しみたい方に向いているということ。
またそれをは、練習として取り入れたい方のどちらか。
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いきなりの無理は禁物ですが、飛ばしすぎなければ無問題。
実際僕も、初日にはえらい筋肉痛になったものです(そもそもラン自体しない)。
逆に言えば、軽快なステップが楽しくて、走ることが増えたのも事実。
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タンッ、タンッ!
と、ペタンコ前足部を地面に打ち付けて、軽快に走るのが足にも耳にもどうにも快感なのです(笑)
もちろん衝撃は、足部の関節と筋肉がカバーしています。
もちろん気持ちよく感じたのは、ランニングだけではありません。
次は、登山レポについて、お話ししようかと思います。
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ルナサンダル(べナード)で登山してみた
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日付は4月初旬、標高1140mの藤原岳という低山に登ってきました。
岩場ぼちぼち、極端な急斜面はないけど砂地で割と滑る。
普通の低山と言ったところでした。
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まずは足の動きから。
ご覧の通り、それなりの斜面かつ、それなりに滑りやすい砂地です。
このような場所では、グリップを意識しながら歩く感じでした。
具体的には、接地はフォアフットで指を使って踏みしめる。
蹴りだしも優しくかつ、力強く。
ソールに頼らず足の裏を意識することで、いつもより登山が楽しめました。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/3.png)
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かといって、べナードのソールも滑るというわけではありません。
勢いを制御&ステップを心がけていれば、思いのほか走ることも軽やか。
走ってみた10秒動画をカットしましたので、よければ見てみてください。
タンタンッと足音がなんとも楽しい。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/4.png)
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ペラッペラのソールは、軽いだけではありませんでした。
これは僕としても思いがけない強さだったのですが、結構鋭利な岩に乗り上げることが出来るんですよ。
ソールは軽くてしなやかだけど、物質的硬さとしては十分岩場に通用するスペックでした。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/35445.jpg)
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とはいえ、さすがにちょっとした「マメ」はできましたね。
落石は痛いと思うので、登山に集中することは必要あるかもしれません。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2023/04/VID_20230402_130830_00_061_2023-04-03_16-03-40_スクリーンショット.jpg)
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ということで、ルナサンダルの最も簡素なべナードでしたが、普通の登山であれば通用するレベルにありました。
撮影にはInsta360を使用しましたが、最近マイブームなので良ければチェックしてみてください!
注意点
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![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/10/GOPR0036.jpg)
当たり前かと思いますが、岩だらけのトレイルにルナサンダルは危ないです。
そりゃあそうですよね。
足先が剥き出しなので、小さな落石でもクソ痛いです(笑)
![八甲田山でブロッケン現象](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5264.jpg)
![八甲田山でブロッケン現象](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5264.jpg)
うんざりしそうなほど長いトレイルも注意。
疲れて思考がおろそかになっていると、落石への対処も遅れます。
岩に引っかけて転ぶかもしれません。
あくまでルナサンダルというのは、足の裏の感覚や筋力を養うためのアイテム。
そう思ってもらえると良いかと!
- トレッキングシューズは持っている。
- 徐々に慣らしていく必要がある。
- 身体と思考を元気に働かせて!
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こんなイメージを持っておくといいかも!
まとめ
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ルナサンダルでランニングをしてみた結果が以下の通り
- 鼻緒の所は全然痛くなかった
- その代わり、筋肉痛が凄い(笑)
- フォアフットランが簡単に身につきそう
- 軽やかで超キモチイイ!
デメリットこそありましたが、それは筋肉が喜んでいる証拠。
ムリせずうまく扱っていけば、気持ちよく!楽しく!軽やかな走法が手に入るかもしれませんね。
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ルナサンダルで登山をした場合にも、思いがけない良さがありました。
- ソールに頼らず足を使える
- 結構グリップする
- そこそこ走れる
- 鋭利な岩でも結構乗れる
個人的には、ランニングよりも登山のほうが、ルナサンダルの楽しさを味わうことが出来ました。
バリエーションに富んだ道を、サンダルで歩くことの開放感は他で味わえませんね!
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