どうも!アバウトドアです!
どうやらジムニー乗りの間で人気の、ピボットのスロコン。
そう、スロットル開度を自分好みにセッティングできる。
ただそれだけの、なんちゃってCPU操作アイテム。
2万円払ってその機能ってどうなんだ?
と、考える人もいるでしょうが、僕は期待を膨らませていざ購入!
…
思いのほか、期待通りだったのでレビューします!!
ええやんこれ!
最初にちょこっと宣伝!
新型ジムニー用のハンドメイド作品を作ってみました。
BASEで販売しているので、よければ見ていってください!
スロコンとは?
pivot 3-drive evo いわゆるスロコンについて、簡単におさらいしておきましょう。
スロコンは「スロットルコントローラー」の略。
昔はワイヤーで引っ張って開閉していたエンジンの「スロットル」ですが、今は電子制御。
パーツを簡素にする目的があっての電子制御化なのですが、ワイヤー式と比べるともたついた印象を受ける人が多いとか。
いわゆる「ダルい」感じです。
ようは、ワイヤーにもCPUにも「アソビ」はあれど、CPUの「アソビ」のほうが強い。
と言えば伝わるでしょうか?
特に名機と呼ばれたK6Aエンジン(JB23)から、R06Aエンジン(JB64)に変わったことで、よりモッタリ感を感じる人が多かったとのこと。
そこでスロコンの出番だ!
スロコンの多くには、モッタリ感を解消する術が仕組まれている。
レスポンスモードだとか
スポーツモードだとか
パワーモードだとか。
大抵早そうな名前のモードがある。
今回はパワー(P)モードとしよう、スロコンのPモードがあるとどうなるか?
同じだけ半分ほどアクセルを踏んだのに、Pモードは早くもスロットル全開!
雑に紹介すると、そんなイメージ。
ちなみにですが、アクセルは踏むやつ。
スロットルはエンジンに送り込む空気の入り口の事!
通常5%の踏み込みに対して、スロコンを取り付けると、モードにもよりますが+5%なり+10%なりが上乗せされてスロットルが開きます。
そうすると、思ったよりも軽快に車が走る気がします。
もう一度。
軽快に走る気がします!
そう、決してパワーが上がるわけでも、車が軽くなるわけでも無いのです。
じゃあスロコンは意味ないのか?
それはあなたの捉え方次第!(笑)
カンタンで最も感じやすいカスタム
「スロコン 意味ない」
よく言われている事、
Googleでも検索されている事です。
果たしてそうでしょうか?
僕は逆に、こう感じました。
こんなに手軽カンタンに
車の爽快さが変わるなんて!
車の限界を引き上げているわけではない、
もちろん軽量化しているわけでも無い。
でも車が速くなった「ように感じる」のです。
人間の感覚ってのは優秀で、数%の違いを感じる能力がありますからね。
(元リハビリ職的見解)
スロコンの開度割増しでCPU制御の僅かな「ダルさ」が解消するなら、素敵な道具だと僕は思いました!
これ以上は、実際に感じてもらうしかありません(笑)
ジムニーとスロコンの相性
どうやらスロコン自体は、ジムニーとの相性が良いみたい。
というか、ジムニー乗りの間でスロコンが流行っている?
そんな印象です。
なんでかは知らないですが、スポーツカーは元々感度良くできているだろうし、他の車はカスタムにあまり興味ない。
モッタリしたスロットル&カスタムに興味アリ。
そんなユーザーがジムニー乗りには多いのかも?
実はジムニー、車重量がまさかのトン超え1080㎏。
クロスビーの960㎏やトヨタライズの970㎏を余裕で超えています。
それなのに、エンジンは660㏄という非力さ。
加えて加えて、皆さんRTだとかMTタイヤに履き替えたいですよね?(笑)
そりゃあ…
モッタリ感じるわけですわ…
ジムニーにスロコンを付けたがる意味が分かりますね!
サブコンと違い、決して車に無理をさせないスロコン。
重量の重い、ジムニーと相性が良いのは分かってもらえたかと思います!
では次、スロコンが向いている人というのは、どんな人でしょう?
スロコンが向いている人
ジムニーが遅っせえと感じた人
単純に乗ってみて「おいおい」って思った方ですね!
僕はしっかり感じました(笑)
だって、NAのハスラーより走り出しが重たいのですもの。
こちとらR06Aターボエンジンでっせ!!
運転が好きな人
ジムニーを外観だけでなく、「運転する車」として見ている感じている人には、ぜひ取り付けて欲しいスロコン。
アクセルの踏みシロを、いわば自分好みにセッティングできるのがスロコンです。
日々の運転が楽しみになることは間違いないでしょう。
では、僕が使ったレビューをしていこうかと思います!
【pivot 3-drive evo】使ってみた
取り付けは非常にカンタン。
本体は好きなところに乗せておいて、配線を適当にくぐらせます。
アクセルの所にコネクタがあるので、スロコンのコネクタを中継します。
それだけ!
手順通りにやればカンタンです!
【 R 】レスポンスモード
レスポンスモードは、中低域のレスポンスが上がります。
ATならちょい踏み。
MTなら半クラでブロロロ
ってやると思うのですが、その時のスロットル開度が割り増しされます。
巡行速度になっちゃえば足(アクセル)は動かさないので忘れますが、出だしのダルさは解消します。
アクセル高開度、全力加速とか追い抜き時のレスポンスに関しては、純正と変わらず。
それは次のパワーモードに譲ります。
純正タイヤはR4くらいで僕は丁度良かったです!
【 P 】パワーモード
全域でのレスポンスが向上。
つまり、いつアクセルを踏んでも、踏んだ量に割り増ししてアクセルが踏まれた計算になります。
それを、1~7で割り増し度合いが増えます。
4速に落として加速する時とか、アクセル半踏みくらいでグンと伸びます。
今はMTタイヤなので、P5でやってます!
【 E 】エコモード
エコなので全域でレスポンスを下げます。
といっても、ほとんど使いません。
もちろんですよね。
元々のダルさをもっとダルくするのですから(笑)
でも実は、裏技があるんですよ!
それは、目の前に遅っせぇトラックとかバスがいた時。
普通にアクセルを踏んでいると、追いついてしまってクソうぜぇ(笑)
目の前をウロウロとデカブツがいるせいで、ちょっとストレス。
そこでエコモードですよ!
普通にアクセル踏んでるつもりでも、勝手に遅れていきます(笑)
僕はこうやって、トロい場合にエコモードを使用。
自分の運転を、強制チンタラモードに切り替えるのです。
スロットル開度が%表示される
0%~100%のスロットル開度は、数字で見ることが出来るのもスロコンの面白いトコロ。
メーター類が好きな方は、これだけでもワクワクするのでは?(笑)
例えば同じアクセルの踏み方でも、ノーマルモードは20%、Pモードでは40%になったりします。
数字を見ながら、アクセル踏み具合とスロットル開度の%表示を見て、自分の気持ちイイ設定にいじくるのがコツ。
燃費はどうなった?
どちらの意見も聞かれます。
アクセル開度を割り増しするので、もちろん燃費にかかわってきますよね。
僕の場合、上手な加速が出来るようになったのでしょう。
燃費は僅かに上がる傾向でした。
運転上手になったのよ!♡
同時にブースト系の取り付け、回転数等の勉強もした結果もあったと思います。
トルクバンド、パーシャル、この辺りの仕組みを覚えて、うまく加速していった感じ。
スロコンがきっかけで、運転を気にするのも利点かも!
なにせよ、気持ちの良い運転が出来るし、燃費も下がらないし!
イイことしか無くないですか!?
意味は無いが意味はあるスロコン
スロコン自体に意味がないという人の意見ももちろん分かります。
アクセルを多く踏めば良いだけ。
間違いはないんですが、それがモッタリとダルく感じるから嫌なんです!
赤い数字を見てて楽しい。
自分の好きな感度に調節できる。
何より簡単取り付けかつ、車にダメージも負わせません。
僕はスロコン、結構気に入っていますよ。
新型ジムニー用のハンドメイド作品を作ってみました。
BASEで販売しているので、よければ見ていってください!