2022.7.5
焼山日帰り(八幡平)
今回は2本立てで行こうと思います!
- 徒歩2時間の登山の先にある、秘湯・沢の湯について!
- 7月初旬、八幡平のニッコウキスゲの状況について!
こんな感じになっています!!
![](http://image.moshimo.com/af-img/3124/000000057217.jpg)
秘湯・沢の湯とは?
![焼山登山の沢の湯](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5488.jpg)
八幡平付近の温泉、後生掛温泉から歩くこと2時間のところにある秘湯です。
川の中にポツンとある無人の温泉?でして、もちろん誰もいない谷でマッパになります(笑)
今回はここに行くための登山になります!!
登山道はまあまあ荒れている!
焼山・栂森 / たなりょうさんの焼山(秋田県仙北市)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
YAMAP行動記録はこんな感じ!
「風呂」と思うときついですが、「登山」と考えるとそう大変でもないですね。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/InkedDSC_5466.jpg)
いきなりコースを間違える笑
まっすぐのほうが踏み後がしっかりしているので、釣られないように。
わかるかい!!(笑)
![八幡平の焼山登山の登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5464.jpg)
いきなり水がおかしな色をしておる。
期待せずにはいられない。
![八幡平の焼山登山の登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5467.jpg)
広くていい道だねー
…
![八幡平の焼山登山の登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5468.jpg)
実はここ、ほぼ湿原。
踏めば沈むタイプのコケ沼なので、結構足が持ってかれる。
僕の使い古されたサロモン(ゴアテックス)が悲鳴を上げ始める。
![八幡平の焼山登山の登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5473.jpg)
サロモンのHPがどんどん削れていく。
最近こいつのゴアテックスは、もはやヨワテックスなので信用していない。
最初はあんなに水を防いでくれたのに…
![八幡平の焼山登山の登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5472.jpg)
かろうじて木が置いてある?ので、ぴょんぴょん飛びながら行くしかない
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/InkedDSC_5475.jpg)
もう、ここなんかは遠すぎる(笑)
でも、飛ばなければサロモンのHPがじりじり減っていくのみ。
リスクなくしてリターン無し。
たいてい勝率は7割、3割を引くとその時点でサロモンは殉職するのだが…
なんとか着地成功である。
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5476.jpg)
樹林帯を抜けると、谷とほのかに硫化水素臭
これは期待が高まる
![焼山登山の沢の湯](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5479.jpg)
谷や!
いい色もしておる!!
くせぇ!!
![焼山登山の沢の湯](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5478.jpg)
しかもすでに、ちょっとぬるい
![焼山登山の沢の湯](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5488.jpg)
ありましたで!
これが多分沢の湯や
秘湯感満載の色をしておる。
![焼山登山の沢の湯](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5483.jpg)
綺麗に畳みまして、カメラのセルフタイマーをセット(笑)
ワシはマッパで何をしておるんじゃ
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/第一のコピーのコピーのコピーのコピーのコピーのコピー.png)
いや、あちーよ!!
45℃くらいはあるだろうか
一旦逃げる
![焼山登山の沢の湯](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5487.jpg)
一応くつろいでみるものの、せいぜい数十秒といったところ。
どんどん湯が沸いているのだろう、下の砂すら熱い
どっちかというと、炎天下である。
マッパで川を泳いだ方が気持ちがいいってことで、川に入る。
追記だがここの泉質は酸性
結構酸っぱかった、どれくらいかというと、溶けた氷と混ざった最後のレモンサワーくらい
酸が強いので、肌が弱い方は要注意
僕は肌から危険信号がピリピリとでていた。
![八幡平の焼山登山の登山道](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5491.jpg)
ということで、ついでに焼山を目指す(目当ては風呂)
![八幡平の焼山登山の噴火口](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5493.jpg)
湖がアカン色をしておる。
とはいえ植物が生えているので、死ぬことはなさそう。
![八幡平の焼山登山の噴火口](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5498.jpg)
青の池と赤の池
火山系は毎回表情豊かで面白い
![八幡平の焼山登山の避難小屋](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5518.jpg)
焼山避難小屋
ここから頂上と帰路の分岐となる
![八幡平の焼山登山の噴火口](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5502.jpg)
こちらは完全にあかん色をしておる
植物も枯れているし、奥の方でジャバジャバと湯が沸騰している
ジャバジャバは1m以上はありそう。
画像では伝わらないが、結構な迫力と恐怖
![八幡平の焼山登山の噴火口](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5512.jpg)
植物の生きていける範囲と、生えない場所
硫化水素は下に沈殿するらしいので、しゃがんだ瞬間に絶命なんてこともあるそう。
看板があったが「小動物の死骸が確認されています、立ち入らないように」とのこと。
多分あの池周辺は絶命ゾーン
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5508.jpg)
そして登頂
頂上に着たとたん、何もないので5秒で下山(笑)
看板がさみしそうである
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5520.jpg)
下山ルートは登りほど道は悪くない
だが、突然のスコールにてレインジャケットを着用
新調したレイントレッカー
コイツがすこぶる調子いい
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/06/アイキャッチサイズのコピーのコピーのコピーのコピー-1024x633-1-300x185.png)
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5521.jpg)
そしてサロモンである
ゴアテックス、今日も敗退、無事死亡
おあとがよろしいようで
7月初旬、八幡平のニッコウキスゲについて
見ごろは7月下旬~8月初旬とのこと
ワンちゃんないか?と思っていきましたが、ワンちゃんなし!
わずかに咲いていたのみでした。
![7月初旬八幡平のニッコウキスゲ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5433.jpg)
トレッキングコース沿いに数輪
![7月初旬八幡平のニッコウキスゲ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5453.jpg)
メインの木道はまだこんな感じ。
ここでニッコウキスゲのお花畑だったら、どれだけ気持ちいいことだろう
![八幡平のバイケイソウ](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5454.jpg)
![八幡平の水芭蕉](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5445.jpg)
諦めてバイケイソウや水芭蕉を見て歩く
![](https://yamakame.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5436.jpg)
八幡平の駐車場情報だが、上のセンター周辺は有料
下の広いところは無料
下に停めていた老夫婦が、ここでいいのかと迷っていたので、上は有料らしいと案内。
2,3分歩くだけなので、無料が開いていたらこっちに停めると良い。
秘湯は楽しいで
登山と秘湯は切れない関係にある。
なかでも歩いてしか行けないような秘湯は、硫黄感がすこぶる全面に出た異世界だったりもするので、秘湯巡りをしてみるのも面白いと思う。
他にも秘湯はいくつか行ったので、そのうちまとめようかと思います!
では!
読んでくれてありがとう!
たなりょうでした!!