【アクションカメラと雪山】Insta360を厳冬期登山で使ってみた結果【作例あり】

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以前は低温化でのバッテリーに不安のあったアクションカメラですが、ここ数年でリチウムイオン電池の性能が上がったのか、耐寒性能が高いカメラが出始めました。

個人的にその代表格であるInsta360のカメラを、今回-10℃を超える環境下で1日中使ってきましたので、そのレポートと参ります。

と、今回は非常に綺麗な景色を、そのアクションカメラ達で写真に収めることができましたので、作例と共に楽しんでいってください!

目次

寒さに最も強いアクションカメラ達

冒頭の通り、近年のアクションカメラの耐寒性能は抜群に伸びています。

特にInsta360はバッテリー性能に長け、低温化でのバッテリー長寿命化に成功しているようでして、高いカメラ性能と共に、アクションカメラにおける定番の座を覆し始めていますね。

公式値でInsta360は-20℃

Ace ProX3GO 3
対応温度-20°C〜40°C-20°C〜40°C-20°C〜40°C
Insta360製品の適応温度

Insta360の製品は、どれも下限温度が-20℃~上限温度が40℃とされており、これはInsta360 ONE Xの頃の-10℃から、ONE X2へのアップグレード時に現在の-20℃に落ち着いています。

これはアクションカメラの中ではGoProのエンデューロバッテリー(寒冷地用)を超える性能であり、DJIと共に高い耐寒性能を示しています。

DJIと並んでInsta360は耐寒性最強クラス

Ace ProHERO 12Osmo Action4
上限温度40℃35℃45℃
下限温度-20℃-10℃-20℃

実はDJIもバッテリーに関しては強い方であり、Insta360と共に公式値はー20℃を示します。

以前、3社のカメラをー18℃の環境に置き、同様の撮影方法で検証してみたところ、Insta360とDJIがGoProを上回る撮影時間を記録しました。

参考までに高負荷の撮影にて熱暴走を起こさずに記録が出来たのは、Insta360のカメラただ一つでした。

今回はー18℃よりもやさしい、-10℃程度の環境下にはなりましたが、実際にアウトドアに用いての撮影となります。

屋外での使用・頻繁な画面ON/OFF・撮影方法の切り替え・屋外の風等…

冷凍庫の中よりも、実際に近い撮影となりました。

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厳冬期の五竜岳で撮影

今回の撮影場所は、2月24-25日の五竜岳山頂に向けての登山で実施。

最高高度は2,814m、最低気温はー10℃と、時期にしては優しい気温となりましたが、普通の環境を考えるとかなり厳しい条件ですね。

用いたカメラはInsta360「Ace Pro」「X3」「GO 3」となり、メインで使ったのがAce ProとX3でした。

結果:1日中使えた

結論としては、Ace ProとX3はどちらも一日中満足して使う事が出来ました。

泊まりで使っていたので、一日目の夕方~二日目の日中にかけて、まる一日使ったような形になりました。

では、撮影出来た美しい写真を見ていってください!

Ace Pro

影の部分、光の当たる部分のダイナミックレンジが保たれ、フルサイズの一眼レフ機を思わせるような、しっとりとした夜明けの色が再現されています。

レンズのフィルターについた水滴は、逆光下で撮影すれば味にもなりますね。

Ace Proはとにかく暗所性能が高く、光の作り方が上手いカメラになります。

太陽に向けて撮影したとしても色は飛ぶことなく、雲海に映ったオレンジの色も綺麗に再現されていますね。

手前の雪の質感についても妥協のない描写力を見せ、この辺りはライカと共同開発したレンズの性能が垣間見えます。

かといって、昨今のiPhoneやandroidのように、無理やり彩度やコントラストを上げ、ぱっと見の華々しさに頼り切った写真にもなりません。

ミストが半分かかった柔らかい景色に関しても、やさしさをそのまま残し、ふんわりとした写真として完成されます。

と思いきや、風の強い稜線側の景色に関しては、強風によって作られた雪のシャープさが再現されているので、本当に同じカメラで撮っているのか?と疑いたくなるほど。

ちなみにGoogleフォトもlightroomも通さず、そのまま書き出したままの写真です。

アクションカメラなので、こういった危険な場所でもサッと取り出して撮影できるのが利点。

Ace Proは比較的大きいとはいえ、ポケットに入れて持ち運べるのは一眼レフにはできない芸当です。

広い画角を生かせば、山全体の形や様子を含めた写真も撮影できます。デワープ画角にしておけば、ゆがみも少ない写真ができますね。

光量の多い太陽をバックにした、非常に条件の悪い撮影。

手前の雪は陰になっているので、安いカメラや、なんならAPS-C機ですら、黒潰れや白つぶれが起きてしまう条件でしょう。

こういった悪い条件でも、シャドー部とハイライト部の描写を残した写真が撮れました。

一眼レフを持ち運べるような環境にいても、広角レンズを持つアクションカメラは、こういった変わった画角で撮影できることにもメリットがあると思っています。

標準~望遠レンズのついた一眼レフでは、この画角と構図の撮影は無理でしたね。

Ace Proを持っていてよかったと思いました。

フリップスクリーンを起こせば、自撮りの時のモニターも見やすいです。

今回の山行で実感したのは、広角レンズとして持っていくのは、一眼レフの交換レンズではなく、Ace Proだなという事。

重たいNikonのレンズはもうもっていかないと思います(笑)

それほどAce Proは、写真撮影に向いていているアクションカメラだなと感じました。

では続いては、360度カメラのX3です。こちらは今までも良く使っていたので、その面白さはよくわかっています!

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X3

X3を自撮り棒に付け、主に撮影した動画から写真を切り出しました。

自撮り棒から撮影できるので、まるで第三者が撮影したかのような画角と、通常では撮影できない高さからの写真が手に入るのが、X3で切り出す写真最大のメリットだと思っています。

これも黄色の僕が自撮り棒を持っているのですが、誰かが撮ったわけでも、ドローンを動かしたわけでもありません。

ハイアングル+超広角レンズという事で、山を歩いている時の立体感のようなものが凄く感じられます。

この立体感とか臨場感みたいなものは、360度カメラじゃなきゃ再現できませんね。

ただちょっと、太陽の光量はやはり強すぎるので、太陽そのものと、近い雲の色は飛んでしまいました。雲や雪の質感は保たれますね。

これを見ると、やはりAce Proの光に対する耐性は凄いなと感じます。

山頂は2814mですが、ドローンとヘリを除いて唯一、2815mから撮影する方法ではないでしょうか?

ハイアングルのおかげさまで、周囲の山に囲まれた山頂の様子が良く分かりますね。

あとはX3を投げたりして遊んでみました。この時自撮り棒がリュックの中にしまいっぱなしだったので、あえて投げてみたまでです。

丁度、雲海が綺麗に出ていたので、ぐるっと見せるやり方で動かしてみました。編集はアプリでカンタンです。

これはよくやるジャンプですね。

自撮り棒をもって飛んでいるだけ。雪山なので高さが出ませんでしたね(笑)

あとは適当に自撮り棒で撮影したものを、超々広角にしたもの。

広げ方次第で、普通のカメラにはあり得ない写真が撮れます。

やっぱりいいですね、X3は!

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結果:予備もモバイルバッテリーも要らない

ということで、Ace ProもX3も、夕方~翌日の昼まで使い倒しましたが、ずっとバッテリーは持ちました。

もう一度言いますが、-10℃の環境下で、モニターやボタンも押しまくっています。

数年前のアクションカメラなら、こんな事不可能でしたよね。

いい時代になったものです!

以前にもいろんな雪山に行きましたが、あの時古いGoProじゃあなく、今あるカメラだったらちゃんと撮影できたのにな、、、なんて思います。

とにかく、バッテリー残量を気にせず撮影しまくれるというのは、機会も逃しませんし何よりストレスが少なかったです。

描写のも発色も良いAce Pro、面白い画角で撮影できるX3。

個人的にはどちらも山に必須なカメラです。

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