皆さま、おはこんばんちわ
今回は1月の赤岳に1泊2日で登ってきました。
赤岳は、厳冬期でも晴天率が高く、登山者が多いため、冬山入門としてもおすすめできる山ですね。
当ブログでは、カメラ山行をメインとしていますので
詳しいルート紹介等は、他ブログ様を拝見していただけると良いと思います。
絶景を見ていただくだけでもモチベーションは上がると思いますので
ぜひ、写真をご覧になっていってください!
冬の赤岳
文三郎道から赤岳 / akiさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
コースはこちら。(YAMAPより拝借)
私の場合は車で赤岳鉱泉まで行ってしまった(本格4WD車なら冬季でも行けます)ので、多少時間が短縮できました。
厳冬期の赤岳登山は、天気さえよければ難易度は中等度だと思います。
ピッケルは1本必要◎ | ダブルアックスの必要はなし× |
ノーヘルでも可能〇 | ヘルメットをしているとなおよし◎ |
アイゼンは10本以上◎ | 軽アイゼン・スパイクは× |
稜線は風が強い× | 天候は安定しやすい◎ |
こんなところでしょうか。
行者小屋まで
行者小屋までの登山道です。
先行者のラッセル跡が非常にありがたいですね。
巻雲(すじ雲)がいい味を出しています。
降雪直後の柔らかい雪や雪のかかった樹木に、対比して赤岳稜線がより荒々しく映ります。
主稜が見えてきてからが、案外道のりは長いです。
といっても、小山で2~3時間でついてしまうので、比較的アクセスは良好です。
アップダウンも少ないです。
稜線から太陽が昇ってきました。
このように雲の無い強い日差しの場合は、絞りを18以上に絞ることで
太陽をこんな感じに☆みたいしてあげるとカッコいいです。
冬の八ヶ岳の空は本当に美しいです。
特にこの日はほんとに巻雲がいい表情を見せてくれます。
行者小屋のテント場です。
週末であればこのようにたくさん泊まる方が見えるので、怖くないし、寂しくないです。
北八ヶ岳方面と夕方のアーベントロートがいい雰囲気を出します。
角度を変えて阿弥陀岳方面(南方面)とテントです。
青、赤、黄、緑
テントは原色で白い雪の上にカラフルで可愛いです。
阿弥陀岳で分かれる、空の青色と夕日のオレンジが2色で、見ていて飽きません。
実は僕たちは、テントの代わりに作ったイグルーで就寝しました。
作り方はこの記事をご参考にしてください。
実はとっても快適なのです。
稜線~赤岳頂上
さて、暗いうちから出発し、稜線に出たあたりで明るくなってきました。
水平線に朝焼けのピンク色が下りてきたら、日の出のサイン
小屋から登って序盤は、樹林帯なので、ナイトハイクが可能です。
赤岳の稜線から、権現岳方面のモルゲンロートと、南アルプス方面です。
おそらく、あちらからみた赤岳も、さぞ格好よく映るのでしょう。
空の露出が飛んでしまうので、角形フィルターが欲しくなりますね…
こういう時、どんなポーズを取ればよいか分からない人です(笑)
下山
さて、山頂を堪能した後は、下山します。
登山道を振り返ると、冬の低い日差しを受け、樹氷が長く影を伸ばしています。
なんだか妖気を帯びていそうな雰囲気です。
こんな画は、画角を変えてあげるだけで、表現が結構変わってきます。
寄ってみると、影がより印象的に映りますね。
引いてみると、綺麗な雪面と、差し込む光が印象的で、少し優しく感じます。
帰り道なので、樹氷がお見送りしてくれる。そんな気分でした。
冬の赤岳登山を終えて
晴天に恵まれやすい八ヶ岳
その中でも主峰とされる赤岳ですが、実は冬にこそ魅力があると思っています。
冬は日の出も遅く、クマも冬眠中です。
ナイトハイクには適しており、朝焼け前の静けさや、朝焼けの美しさもやはり冬山の魅力の一つですね。
登山者も多く、稜線より標高の低い箇所でも、針葉樹林や樹氷たちが登山者を楽しませてくれます。
皆様もぜひ、冬の八ヶ岳に登ってみてください。
お気をつけて!