2022.9.29-10.1
裏銀座縦走 2泊3日
やっと行けたよ裏銀座!
裏銀座縦走ってのはなかなか行けないですよね。
そんでもって、高天原温泉やら雲ノ平やら…
あの辺りの山域は、行ってみたいところばかり!
今回は、それらを2泊3日の行程で回ってしまおうというコース選択をしました。
- 登山口と下山口が同じがいい!
- 周回したい
- 裏銀座を歩きたいけど槍ヶ岳は既に行ったことがある
- 高天原温泉と雲ノ平も行ってみたい!
- テント泊で考えている
- あとちょっと健脚
結構キツいコースでしたが、何時くらいに各ポイントを通過したか? コース難易度はどれくらいか? その他水場情報などを、景色とともにレポートしていけたらと思います。
裏銀座2泊3日のルートがコレだ!
僕の場合は七倉山荘から徒歩だったので、タクシー利用の方は10㎞ほど短くなると思います。
七倉山荘を11:00スタート(一日目、水場ここのみ)
タクシーを利用せず高瀬ダムへ
ブナ立尾根の急登を登り、小屋へ
5:00発
裏銀座の稜線を歩き、野口五郎岳→水晶小屋へ
水晶岳経由で温泉沢(水場)へ標高2000mまで下山(キツイ)
高天原温泉→山荘→雲ノ平へ、プラス600mほど登り(キツイ)
7:30発(水補給)
祖父岳まで登り
再び水晶小屋を経由し、2時間ほど戻る
湯俣岳・湯俣山荘経由で下山する(長い)
結論として
・2日目の下りと登りがキツイ
・夏場は水に注意
・タクシーは利用したい
以上の感想を持ちましたね。
では、レポートと参ります!
1日目:七倉山荘~烏帽子小屋
おなじみ?
七倉山荘からスタートです。
10時を過ぎていたので登山者は僕一人。
タクると一人で全額払わなければいけないので、徒歩でケチります。
長いトンネル歩きから始まります。
ここで要注意。
YAMAP上には水場マークがありますが、烏帽子小屋まで水場がありません。
七倉山荘の水道で水を補給させていただきました。
七倉山荘~高瀬ダム間は、トンネル多めの坂道。
日中歩くのにはあまりオススメしない理由があります。
ダムに沈んだ土砂運搬のために、トラックが何台も往復していることですね。
徒歩&トンネルでのトラックは、そこそこストレスに感じます。
高瀬ダムまでの登りも、つづら折りの道。
時間と体力を買うという点でも、2人以上の乗り合わせがあればタクシーを利用したい…
高瀬ダムへ登りました。
道を直進すると見えるトンネルが入口。
そこから奥側の山へ出て、稜線まで直登します。
直登ルートがブナ立尾根、日本三大急登の一つに数えられます。
といっても、1日目は烏帽子まで登るだけなので、休み休み登ります。
小屋泊を利用する方は、烏帽子小屋ではなく野口五郎小屋を利用してもいいかもしれません。
1日目の行動を増やすことで、2日目が楽になります。
※野口五郎小屋は10/1時点で小屋閉めでしたので、営業日に要注意。
途中に美味しいキノコを発見!
ふたつ並んで、どちらも頭に木くずをあしらって可愛い。
良い場所に生えていますね。
とってもかわいい!
僕の大好き、ハナイグチもたくさん採れちゃいました。
とってもかわいいキノコです。
実はこいつを持ちかえり、テント場で鍋にしてしまったのですが…
おっと、キノコばかり探していても、日が暮れてしまいますね!
白馬方面でしょうか?
ナナカマドの窓ができています。
標高2000mを超えたあたりから、景色が見えるようになってきます。
烏帽子小屋に到着!
ここまで実に5時間以上を要しました。
やや健脚といえど三大急登。
それなりに時間には余裕を持って出ると良いかもしれません。
テン場は20張
もうちょっと張れそうですが、広い場所は少ないです。
この日は平日でしたが半分程度は埋まっている状況。
僕のようにワンポールテントの方は、早着を意識した方が良いかと思われます。
僕の自宅、ルナーソロではこんな感じの解放生活になっております。
結構いいテントだと思いますね。
さて!
持ち運んだ食料と一緒に、本日収穫したキノコを入れて鍋としましょう!
…むむ?
怪しいキノコが入っているぞ?
オープンァ!
超おいしそうじゃあ、ありませんか!
…
実はこの日、「カキシメジ」というキノコを誤食したのです。
毎回気を付けてはいたキノコ、誤食御三家ともいわれるカキシメジ…
キノコ狩りは慣れた頃に、誤食してしまうものです。
幸い、汁を多く飲んでいなかったために、無症状でやり過ごせました。
(食材たちはトイレへ… ゴメンナサイ!)
翌日→最奥の温泉、高天原は美女との混浴♡