登山用テントって、種類が多くて悩みますよね。
しかも、どれも似たような形をしているし…
できればなるべく安く、そしてなるべく性能が良いテントが欲しいと、僕も思っていました。
どうも!アバウトドアです!
今回は、超軽量~定番の登山用テントを25種類、並べてみました!
そして、初心者や多くの方にとって選びやすいように、条件を付けてみました。
- ダブルウォールであること
- 自立式であること
- 1.5人用~2人用のテント
おそらく多くの方が、こんな条件で探していることかと思います。
良く言われているのが
日本の山岳には自立式が使いやすい。
結露予防にダブルウォールが推奨。
ソロでも余裕を持たせた2人用が人気。
こんな事、よく言われますよね!
ということから今回は
自立式&ダブルウォール&2人用!
(厳密には、半自立式と1.5人用を含む)
自分で言うのもなんですが、素材や性能比較は結構詳しく語る予定です!
あと、25種類を一覧にしたので
見やすいと思います!!
前半に、超軽量テント(1㎏以下)。
後半に、定番の軽量テント。
こんな順番に紹介いたします!
ではいきましょう!
【超軽量】自立式でダブルウォールの2人用テント
まず初めに、2人用の超軽量テントから紹介します。
「超軽量」の選考基準はコチラ↓
1人用の場合に1㎏を下回るテント
ソロテントであれば、1㎏以下のULテントは最近増えてきましたね。
さすがに2人用ともなると、1㎏を超えてくることも在りますが、それでもクラス最軽量。
そんな最近流行りのULテントを、軽い順に並べてみました!
ブランド | テント | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|
NEMO | ホーネットエリートオズモ | 779 g | 81,400 |
NEMO | ホーネットストーム | 940 g | 55,000 |
NEMO | ホーネットオズモ | 950 g | 68,200 |
アライテント | SLドーム | 980 g | 64,900 |
ビッグアグネス | フライクリークHV UL2 | 1020 g | 68,860 |
ヘリテイジ | HI-REVO | 1100g | 69,300 |
シートゥサミット | アルトTR | 1156 g | 72,270 |
NEMOは軽量テントが多いですね!
では、一個ずつ紹介していきます!
779g ニーモ ホーネットエリートオズモ
重量 | 779 g |
フライ素材 | OZMOファブリック(15D) |
ポール | DAC フェザーライトNFL |
ひとこと | まさにエリート! |
価格 | 81,400 |
※2本のペグ打ちは必須の半自立式です。
NEMOのテントは、どれも高性能。
昔のように「加水分解するテント」というイメージは完全に無くなり、丈夫で加水分解しないテントというイメージに昇格。
ダブルウォールテント最軽量という誇り高き称号を持ちながら、フライ素材は15Dとそこそこの厚み。
OZMOファブリックという、丈夫な新素材を使っているので、この辺りも含めて評価したいですね!
ちょいとここでは語りつくせそうにないので、別記事を用意しました(笑)
- MSRより軽くて1万円安い
- 室内も前部屋も広い
- モンベルとほぼ同額じゃん?
- OSMOファブリック気になる
- 細かいギミックが素敵すぎる
ざっとこんな感じのことが書かれています。
ただしちょっと高いので、次に紹介する「ホーネットストーム」「ホーネットオズモ」。
これらもかなり高性能かつ、破格です。
選択の余地を残せますよ!
940 g ニーモ ホーネットストーム
重量 | 940 g |
フライ素材 | 10D Sil/PeUナイロン |
ポール | DAC フェザーライトNFL |
ひとこと | デメリットがないぞ |
価格 | 55,000 |
※2本のペグ打ちは必須の半自立式です。
エリートとの違いは、161gの重量差。
何が違うというと、OZMO系はメッシュで、ストームは非メッシュ。
ストームなので、嵐でも寒くない。
こんな覚え方でいいかと^^
非メッシュが好きな、日本人向けに作られたモデルですね!
それでも他を圧倒する、2人用で940gという軽さ。
ここでも兄譲りのギミック多数。
軽量化にこだわる割に、しっかり快適性と室内の楽しさも忘れません。
フライシートは10D Sil/PeUナイロンと、いわゆる片面シルナイロンという素材。
SilもPeUも加水分解に強く、やはりフライシートは高性能。
Silナイロンという特性上、撥水性や「パリっ」とテントが張れる利点もあるでしょう。
割に価格は55,000円と、モンベルとそんなに変わらない。
そしてNEMOのテントは、ポールも細くしすぎたりしません。
(DACフェザーライトNSLを使用)
耐久性も残すので、正直デメリットが浮かびません。
950g ニーモ ホーネットオズモ
重量 | 950 g |
フライ素材 | OZMOリップストップ(15D) |
ポール | DAC フェザーライトNSL8.5 |
ひとこと | 僕はコレ買いました。 |
価格 | 68,200 |
※2本のペグ打ちは必須の半自立式です。
モンベル→ワンポール(ルナーソロ)→ホーネットオズモ
僕が三つ目のテントとして購入した、優秀テント。
個人的には、メッシュのテントが快適で好き。
非メッシュの場合は、どうしても結露っぽさが残りますよね。
ダウンジャケットを一個余分に持っていくとして、非メッシュのほうが快適なんじゃ?
そう感じています。
ホーネット系は、「エリートオズモ」「ストーム」「オズモ」の3種類もあります。
そのうちオズモは一番重いですが、それでも2人用で1㎏未満。
フライ素材も、ナイロンとポリエステル混合素材で、パリッと丈夫。
撥水性も高いです。
そしてなにより、モンベルステラリッジと同じく「DAC NSL8.5」のポールを使っているのも好感が持てます。
ポールの強度はULテントではなく、定番軽量テントと同スペック。
つまり、軽量化における強度は犠牲にしていないということ。
それで二人用950gはすごすぎる。
色はカッコいいし、空間も広くて快適。
非メッシュが好きならば、ホーネットストームが安くておすすめですね。
980g アライテント SLドーム
重量 | 950 g |
フライ素材 | 15Dリップストップナイロン (PUコーティング) |
ひとこと | グランドシート付 |
価格 | 64,900 |
2023年の6月から販売が開始される、アライテントのSLドーム。
簡単に言えば、定番の「エアライズ」を薄くして、軽くしたもの。
Silナイロンではないので、加水分解の有無は分かりません。
PUコーティングなので、耐久性的にもNEMO製品に軍配が上がりそうな予感です。
インナーも結構透けていて、非メッシュですがエアライズよりは寒そう。
とはいえ、ド定番エアライズの仕様はそのままに、ギリギリまで薄くキメ込んだテントです。
ようやくアライテントも、ULの波に乗っかり始めたという印象ですね。
グランドシート付属での価格ってのが、ちょっと嬉しい所かな。
1020g ビッグアグネス フライクリークHV UL2
重量 | 1020 g |
フライ素材 | リップストップ(PU/SIL) |
ポール | DACフェザーライトNFL |
ひとこと | 元祖ULテント |
価格 | 68,860 |
公式では「総重量」とされているので、DACペグ重量は含まれるのでしょうか?
だとしたら、9g×6本で、-54g。
最小重量はおそらく1㎏を下回りますね。
フライ素材には片面シルナイロン。
PUよりは優秀でしょうか。
ポールにはDACのフェザーライトNFLを使っています。
NSLより薄いので、軽量化のためにポールもギリまで追い込んでいますね。
もし気になる方は、DACのポールについて見てもいいかもしれません!
ぱっと見こそ目立たないテントですが、特徴的なのは出入口のデカさ。
実際ニーモより床面積こそやや狭いですが、入り口高さは数㎝ほど高め。
目立ちはしませんが、スペックと使いやすさを考えると、ほとんどデメリットが無いテントです。
フライクリークは、ULテントが揃い踏みする前から、ひっそりと超軽量を維持していました。
実は2010年から10年以上続く、ロングセラーだったりもするのです。
1100g ヘリテイジ HI-REVO
重量 | 1100 g |
フライ素材 | 15Dリップストップ(PU) |
ポール | 7001-T6 7.5㎜ |
ひとこと | ポールが気になる |
価格 | 69,300 |
ヘリテイジは我らが主要エリアである、長野県安曇野市のテントブランド。
それだけで信頼性というか、愛着がすごい(笑)
日本人が好みそうなベンチレーションに、全く癖のないフォルム。
悪く言えば地味ですが、「質実剛健」まさしくメイドインジャパンといったところ。
ただちょっと気になるのが、フライがPUコーティング。
なぜ日本製は、なかなかシルナイロンを使わないのだろう??
そしてポールは7000番台ジュラルミンが使用されているよう。
DACじゃあないし、7.5㎜と結構細い。
非DACなのはコストカット?
耐久性的にはどうなのか、個人的には謎なところ。
1156g シートゥサミット アルトTR2
重量 | 1156 g |
フライ素材 | 15Dリップストップ(PeU/Sil) |
ポール | DAC フェザーライト NFL |
ひとこと | めっちゃ楽しそう! |
価格 | 72,270 |
個人的に、めちゃくちゃ気になっているテント。
この解放感、めっちゃ楽しそうじゃないですか??(笑)
基本はホーネットと同じくして、Y字ポールの半自立式。
頭上に並行するポールが入っているので、頭上が広くて快適ってやつですね。
フライシートもがっつり捲り上げが可能で、開放性に関してはコイツがナンバーワン。
メッシュテントの気持ちいい所を、存分に楽しめるテントじゃあないでしょうか!?
唯一無二の開放感と居住性は、軽量性だけでは語れませんね。
ちなみにフライ素材は加水分解しないものなので、一生モノテント。
【軽量・定番】自立式でダブルウォールの2人用テント
お次は、超軽量というより普通の軽量テント。
要するに、登山初心者が一発目に選びやすい、超定番の軽量テントをずらっと並べてみました!
ブランド | テント | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|
NEMO | タニ オズモ 2P | 1240 g | 82,500 |
NEMO | アトム 2P | 1580 g | 47,300 |
NEMO | アトム オズモ 2P | 1590 g | 59,400 |
NEMO | ダガー オズモ 2P | 1530 g | 74,800 |
NEMO | クナイ 2P | 1710 g | 81,400 |
モンベル | ステラリッジ 2 | 1230 g | 51,480 |
モンベル | ルナドーム 2 | 1580 g | 66,000 |
アライテント | エアライズ | 1550 g | 57,200 |
エスパース | デュオ アルティメイト | 1550 g | 66,000 |
ファイントラック | カミナドーム2 | 1310 g | 74,800 |
ノースフェイス | マウンテンショット2 | 1650 g | 69,300 |
MSR | ハバハバシールド | 1300 g | 99,000 |
SEA TO SUMMIT | アルトTR2プラス | 1274 g | 74,690 |
ZERO GRAM | EL CHALTEN ZEROBONE | 1583 g | 80,300 |
EXPED | Mira II HL | 1150 g | 106,700 |
パーゴワークス | ニンジャテント | 1160 g | 59,400 |
MOBI GARDEN | AS WINGS 2 | 1615 g | 21,800 |
ネイチャーハイク | クラウドアップ 2 | 1406 g | 15,990 |
ここでもNEMOが結構な種類を出しています。
ていうか、NEMOってこんなに安かったっけ?(笑)
平均的に最低重量が1.5㎏程度。
最低重量が2㎏以上のテントは、ここでは除外しました。
そして定番と言いつつ、ほとんど目ぼしいテントは網羅しています。
できれば多くのテントから選んで欲しいと思っていますので!!
では!
詳細とコメントに参りますっ!
ニーモ タニ オズモ 2P
重量 | 1240 g |
フライ素材 | OZMO |
ポール | おそらくDACか? |
ひとこと | 良いけど、ちょっと高いなぁ… |
価格 | 82,500 |
ニーモが日本向けに作ったと言われる、タニが進化して、より耐久性のあるOZMOファブリックに進化しました。
色もカッコいいので、より盗まれやすくなる
より人が羨むテントが出来ました(笑)
ニーモ的には日本の定番らしいのですが、ちょっと高いので個人的には「アトム オズモ」かなぁ…
なお、2023年6月販売開始です。
ニーモ アトム2P
重量 | 1580 g |
フライ素材 | 20D Sil/PUナイロン |
ポール | おそらくDACか? |
ひとこと | 加水分解…するのか? |
価格 | 47,300 |
バージョンアップした、アトムオズモもあるので、おそらく一世代前のテント。
気になるのがSil/PUナイロンという点で、ホーネットのSil/PeUと表現がしっかりと違います。
検索しても出ては来ませんでしたが、PUの部分が加水分解する可能性があるかもしれません。
価格は圧倒的に安いですが、個人的には次に紹介します、「アトム オズモ」がおすすめ。
ニーモ アトム オズモ 2P
重量 | 1590 g |
フライ素材 | OZMOリップストップ |
ポール | おそらくDACか? |
ひとこと | 価格的にもねらい目 |
価格 | 59,400 |
「初めてテントを購⼊するユーザーにもNEMOのクオリティとイノベーションを提供する」をコンセプトに開発された山岳用テント。
そんな文言ですが、スペック的にはかなり上々。
モンベルより300gほど重たいですが、その分前室も広く使いやすい形状。
非メッシュという日本人好みのタイプでもあり、加水分解しないOZMOファブリック。
価格的にも、非の打ち所がないテント。
そんなイメージ。
ニーモ ダガーオズモ 2P
重量 | 1530 g |
フライ素材 | OZMOリップストップ |
ポール | DACフェザーライトNSL |
ひとこと | 前室が2つあるよ! |
価格 | 74,800 |
前室が2つある、超絶快適なテント。
確か2021年に新登場しました。
OZMOへの説明はもはや要らないことでしょう。
前室が2つあること以外は、アトムやタニと大差ありません。
より快適さを重視するならダガーオズモ、かなりアリです。
デメリットとして、前室2つ分の設営すぺーずが必要というのに注意が必要ですね。
だって、日本のテント場って狭いもの…
ちなみに、ダガーオズモは本国(USA)展開もしています。
なのでポールの詳細がありましたが、タニやアトムは海外展開ナシ。
日本向け製品は、ポール素材の詳細がつかめませんでした。
でも、おそらく全部DACかと。
ニーモ クナイ2P
重量 | 1710 g |
フライ素材 | 15D Sil/PeUナイロンRS |
ポール | DACフェザーライトNSL (動画から判明) |
ひとこと | 重量と価格がなぁ… |
価格 | 81,400 |
結構前に出てきた、その頃めっちゃ欲しかったテントです。
今思えばこの価格と重量。
うーん、ちょっと考えますね。
コンセプトやイメージとしては、日本向けに作られた広めの快適テント。
このテントも、イワタニプリムスの公式サイトには書いてありませんが、動画からDACフェザーライトNSLとの情報が手に入りました。
ニーモのテントはDAC製が使われているだろう。
そんな予想にもなりました(笑)
今の所、Amazon価格は落ち着いていますが、公式価格は8万円超え。
以前は普通に6万円台だったので、物価高騰が実売価格にまで影響する前に、急いだほうがよさそう。
ていうか、これでようやくNEMOが終わり。
めちゃくちゃ多いですね(笑)
モンベル ステラリッジ2
重量 | 1230 g |
フライ素材 | 20Dリップストップ(PU) |
ポール | DACフェザーライトNSL8.5 |
ひとこと | ザ・普通 |
価格 | 51,480 |
NEMOラッシュに疲れたので、我らがモンベルに移りましょうか(笑)
脳死で選ぶことも多いであろうモンベル。
僕も最初はステラリッジ2を買いました。
そしたらこのテント、まーーーーーーー
被るんですよ(笑)
今は色が増えたのでマシですが、僕のころは黄色一色。
イエローモンベル地獄。
使っている素材、縦穴、非メッシュ…
狭い日本の山岳には良いテントなのですが、最近はテントの多様性ゆえ他のブランドを選ぶ人も増えましたね。
海外メーカーも加水分解しなくなったので、好きなのを選んでください(笑)
モンベル ルナドーム2
重量 | 1580 g |
フライ素材 | 20Dリップストップ(PU) |
ポール | おそらくDACか? |
ひとこと | 広くていい |
価格 | 66,000 |
これ結構、広くてイイんですけどね。
あまり使っている人は見かけません。
モンベルショップにも置いてあったので入ってい見ましたが、プラス一本のフレームで結構居住性が高いです。
広いテントが欲しくて、2人用を探している方にはいいのかも?
形状的には耐風性に劣りそう。
そういった面では、やはりステラリッジが定番か?
アライテント エアライズ2
重量 | 1550g |
フライ素材 | 30Dリップストップ(PU) |
ポール | DACフェザーライトNSF9 |
ひとこと | ステラリッジよりも丈夫 |
価格 | 57,200 |
モンベルのステラリッジと対をなす、日本山岳テントの2強的存在。
数年前のデータですが、アライとモンベルの2種で5割を占めるという人気。
おそらく今は、多様性ゆえテントの好みもばらついてきていると思います。
とはいえ定番のエアライズ。
モンベルより太めのDACポールと、デニール厚めの生地。
ステラリッジよりちょっと重いけど、耐久性がプラスされました。
的なテント。
より安全性や安定性を意識するなら、モンベルよりコッチ。
エスパース デュオアルティメイト
重量 | 1550 g |
フライ素材 | 20Dリップストップ(PU/Sil) |
ポール | YUNAN製8.64mm |
ひとこと | 珍しいユナン製ポール |
価格 | 66,000 |
山岳テントでは、ほぼ絶滅しかけのユナン製ポール。
それだけでなんだか嬉しくなりますね(オタク)。
ちなみにユナンはDACと同等って思ってもらえればOKです。
と言っても、それ以外に珍しい点は見かけず。
設営さえ余裕のあるスペースなら、横開きフライなので出入りしやすい。
それくらいでしょうか?
価格的には、モンベルかアライを選びたいところ。
ファイントラック カミナドーム2
重量 | 1310 g |
フライ素材 | 15Dリップストップナイロン |
ポール | ジュラルミン(?) |
ひとこと | 特に丈夫 |
価格 | 74,800 |
このテント、結構お高い…
そう思ったのですが、素材を知れば「まあまあまあ…」
そんなところ。
特にテンションがかかる場所には、重量比最強素材の「ダイニーマ」が使われています。
(メーカーはイザナスと呼んでいます。)
細かい所にこだわりを出してくるあたりは、さすがファイントラックと言ったところか。
でもちょっと、高いのが難点。
ノースフェイス マウンテンショット2
重量 | 1426 g |
フライ素材 | 20Dリップストップ(PU/Sil) |
ポール | DAC |
ひとこと | ステラリッジより良くない? |
価格 | 61,600 |
見た目は黄色で、ステラリッジを横型にしたような感じ。
ノースなので高いかと思いきや、そこまでぶっ飛んだ価格でもない。
しかもDACだし、フライは片面シルナイロン。
あれ?
もしかして結構優秀??
インナーも非メッシュで、ステラリッジとほぼ同等。
価格も大差ないので、僕ならせっかくなのでノースフェイスを選ぶかも。
MSR ハバハバシールド
重量 | 1300 g |
フライ素材 | エクストリームシールド |
ポール | イーストン製サイクロンポール |
ひとこと | バチクソいいけど、高い。 |
価格 | 99,000 |
とりあえずフライは、加水分解しない特殊素材。
エクストリームシールドは、結構考えつくされた素材な気がします。
でもって、イーストン製のサイクロンポール。
事実上折れないポールとされる、DACを超える最強ポールが使われています。
でもって非メッシュかつ、部分メッシュ。
熱くもなく、寒くもなく。
夏~冬まで行けちゃいますね。
おそらくこのページで紹介するテントのうち、一番優秀なテントだと思っています(素材的に)。
ただし!
めちゃくちゃ高いのです。
素材は良いし、USAだし、仕方ないかぁ。
SEA TO SUMMIT アルトTRプラス2
重量 | 1,274g |
フライ素材 | 15Dリップストップ(PeU/Sil) |
ポール | DAC フェザーライト NSL |
ひとこと | 楽しさを追加した安定テント! |
価格 | 74,690 |
個人的、結構おすすめ!
僕はプラスじゃない、軽量のメッシュのほうが好きですが、非メッシュ派の方はこれが良いかも。
寒くなりすぎないしけど、フライ巻き上げが可能なアルトシリーズ。
このシリーズですね。
フライだけでも楽しめたりするので、モンベルとか普通過ぎるのが嫌だなー。
でも寒いのも嫌だなー。
なんて思う場合は、めっちゃアリかも。
TRとTRプラスの違いはメッシュだけじゃなく、ポールがNFL→NSLになっています。
簡単に言えば、ポールはステラリッジと同じく、丈夫。
ZERO GRAM EL CHALTEN ZEROBONE
重量 | 1583g |
フライ素材 | 片面シルナイロン |
ポール | ZEROBONE |
ひとこと | 1.5人用で、丁度良い |
価格 | 80,300 |
2人用ではなく、1.5人用。
ひとり用とふたり用のちょうど半分の幅のテントです。
フライは片面シルナイロン、ポールはあえてDACを使いません。
なるべく環境にやさしい塗装をしたいからだそう。
昔はDACを使っていたので、自社ポールにするくらいの耐久性や熱量は持っていそうですね。
詳しく知りたい方は、下の生地をどうぞ!
EXPED Mira II HL
重量 | 1150 g |
フライ素材 | 20Dリップストップ(PU/Sil) |
ポール | DACフェザーライトNFL9.3㎜+NSL8.5 |
ひとこと | 高いよ |
価格 | 106,700 |
マットのイメージがこびりついて離れない、EXPEDにもテントがありました。
素材は確かに高級なものを使っているようですが、いかんせん価格が高いです。
実売価格は結構安かったりするので、透け感のある色味が好きならアリかも。
モノはほんとに悪くないです。
パーゴワークス ニンジャテント
重量 | 1160g |
フライ素材 | 30Dシルナイロン |
ポール | DAC |
ひとこと | 伝えきれず、面目ない |
価格 | 49,500 |
2011年創立の日本国内ブランド、パーゴワークス。
創立と共に登場して予約殺到転売上等となった、ニンジャテントでござる。
拙者、不器用ゆえ…
ここで伝えきるには、いささか時間がかかるで候…
ギミックが沢山楽しいテントゆえ、いつ来るか分からぬ、次の予約を待つかは主の良きにはからえ。
しかしこの時代に5万円以下の安さか…
解せぬ。
MOBI GARDEN AS WINGS 2
重量 | 1615 g |
フライ素材 | 20Dシルナイロン |
ポール | A7001アルミ合金 |
ひとこと | このブランドはアリ |
価格 | 21,800 |
かねてより、中華性テントのなかで目を付けているモビガーデン。
雑な中華性と比べると、テント専門なので頭一つ抜けたクオリティです。
それに、頭上の追加ポールで居住性に優れます。
紅白カラーとフォルムは結構イケメン。
シルナイロンなので、フライは良い素材。
でも、ポールはDAC製ではありません。
完ぺきではないですが、価格的にはめっちゃお得なテントです。
ネイチャーハイク クラウドアップ 2
重量 | 1406 g |
フライ素材 | 20Dシルナイロン |
ポール | 7001アルミ |
ひとこと | 割とアリ |
価格 | 19,990 |
最後はネイハイ。
Amazonでなんか見かけるなー、って思っていたら、後からブランド名が定着してきましたよね。
しかも割と性能が良いってことで、それなりの評価も後からついてきたという。
キャプスタとかコールマンとかよりは、確実に性能は上。
台風14号の中での耐風実験結果
— モロケン@CT125😃JB23 (@morokengo) September 18, 2022
「「全部耐えた」」
※この実験結果は耐風性能を保証するものではありません。知識を持ったプロがおこなった結果です。
台風14号が弱いというわけではありませんむしろ強かったです。引き続き注意して下さい。
テントの中は結構浸水ありました。後日YouTubeにて pic.twitter.com/hvvPxrcUf0
ポールは非DACですが、耐風性もどうやらまんざらでも無いよう。
個人的にはアリだと思うので紹介しました。