パッキングを済ませ、朝ごはんのトーストを頂いて出発。

Jiriの朝も中々良い。
涼しくて気持ちの良い朝。



林道的なトレイルから始まり、朝の湿った冷たい空気と、森の匂いが、日本の秋を感じさせる。

気持ちが良い。
地図を見ながらも、地元民について行く。



フツーの低山を登っているようで、どこか安心する。
突然、村が現れ、地元のおばあちゃんと遭遇。

ナマステと挨拶をし、カメラを向けて聞いてみると、快く笑顔を向けてくれる。

ピースは僕がやったら真似してくれた。
標高をあげているので、見晴らしはよく、とてものどか。

道は地元の人が使う農道を、そのままルートにしたような感じ。



生活道がエベレストへ向かう道だったようで、ちょっと面白い。
ネパールは起伏しかない土地柄ゆえか、この次からも、こんな農村ばかり出てくる。


案内標識には、それぞれの村の名前が書いてあって、日本で言うところの郡上市 白鳥町 恩地村 みたいな感じか。

日本では無くなってしまった名前が、ネパールではまだ生きている、ということか。
ネパールの人は、ガツガツ来ないが、こちらに興味はあるようで、程よい距離で関わってくれる。
聞けばいつも快く首を傾げ(いいよ、の意味)、写真を撮らせてくれる。

遠慮がちだけど、オープンで、とても心地よい人柄。
にしても、気持ちが良い。
棚田なんてもの、日本じゃ保護されて残っているだけなのに、ここでは生活として使われる。
100年前の日本のような景色が、そのまま残っている感じがして、少し嬉しくなる。



と、景色に注意を向けすぎると、やっちまった。

まあよい。
村村の名前を変えながら、先に進む。
ちゃんと案内板があるから分かりやすい。
日本の田舎のような風景。
景色ものどか、人も本当にのどか。



カメラは皆さん、結構お好きのような。


植生は日本と結構似ていて、ニリンソウみたいのもあった。

川で洗濯物。

ククリナイフを持っていて、様になっていたのでポーズを取らせてみる笑

おぼつかなくて可愛い爺さん。
せっかくあげた標高を落とし、少し大きな村に到着。


Shivaraya

ガイドさんが教えてくれた、初日の宿泊村だけど、まだ10:00なので先をゆく。
12:00までこの村をウロウロした。

村に協会があって、キリシタン達が集まっていた。
すげーフレンドリーで、入れ入れと誘われ、入る。
中では子供が走り回り、奥様方や兄さん達は、ミサ?に参加する。
と言っても、ミサでいいのか?

ギターとタンバリンでお歌を歌い、ノリの良い、独自のキリストをしている。
アーメン的な感じではなく、公民館の集いのような、、、
AIに聞いたら、まさにそんな感じなのだと。
ヨーロッパの協会のミサとはまるで違う、面白いものを見れた。
昼食に立ち寄り、ベジフライヌードルを注文。


ボリュームがあって美味い。
ところでせっかく綺麗な自然の村なんだけど、ゴミが残念。



途上国らしさ全開と言いますか、これは先進国の責任でもあるなぁと。
Shivarayaを出るところで、3000ルピーのパーミットを払う。
クラシックルートを歩くためのパスみたいなもの。
ここからまた標高をあげ、小さな村々を移り歩く。


家が数件しかない村にも、たまに泊まれる場所がある。
ルクラ空港ができる前は、ここらも宿泊者が居たのだろうか?

今は泊まる人はいるのだろうか?
考えてしまう。
ルートがあって、石碑があって、橋があって、そして宿が点々と残っている。



けれど、宿のいくつかはロックがかかり、閉業しているよう。
スキー場が廃業し、周辺の宿泊宿が同時に終わりを迎える。
そんな流れに似ているのかも。
今はただの農村区として、のどかさだけが残っている。

そんな感じかな。
だけど、たまに「金をくれ」「チョコをくれ」とねだってくる子供がいる。
多少はいる、僕のような歩き人が渡すのか、それとも親がそうさせるのか。
「ペンをちょうだい」って言う子もいるから、本当に貧しいのか。
どこまでなのか分かんないけど、悲しくなるから、あまりそう声をかけるのはやめて欲しいなぁ、、、
僕はチョコは無いし、金はスられて大金を失ったばかり。
そもそもあげるつもりもないし、ペンは僕の日記の相棒。
ごめんけど、何もあげるものは無い。
Deuraliという、峠の村に出た。



ここも一軒、正式な宿があるけど、まだ時間があるので先をゆく。
泊まる人はいるのか、、、
僕が歩いているこのコースは、今はクラシックルートと言われ、ルクラ空港ができる前は、正規のエベレスト街道トレッキングコースだった。
それがルクラが出来たら、当然のごとく、人は減る。

僕のような物好きが来るだけで、エベレストを目指す人は基本的に来ない。
つまり、本質的には役目を終えている。
ただ、残る宿がこうして僕たち、物好きハイカーを泊めてくれる。
そんな構図で成り立っている。
Deuraliのはずれからは、本日のゴール地点、Bhandarの村が見えた。

Shibaraya以来の大きな村。

子供たちが懐っこい、子供が元気な村。

案内してもらった宿に決め、暖かいシャワーを浴びた。

途中でシャワーの電気が切れ、監獄のような場所でシャワーを浴びることになったが、暖かいだけ神。
部屋は小さいけれど、見晴らしが良い。
人が少ないから、端のいい部屋を使わせてくれたのでしょう。
宿のバルコニーから見える景色も、なかなか良さげ。

、、、良さげ?
良いとは思うけど、ギリギリスラムでは無いくらいの印象。
失礼ながら、下層農村区とでも言うのだろうか?
かつては賑わって居たのだろうか?
また、色々勘ぐってしまう。
けれど、子供が元気なのはなんだか嬉しい。
さっきの女の子達が、ネパール語でどこかに案内してくれるよう。

英語力2の僕と、英語力1の女の子だと、どこに向かっているのかも謎。
なんなら集団リンチされて金でも盗まれるんじゃないか?
と、悲しい妄想もしてしまう。

無理もない、大金スられて、金せがまれて、繰り返してるから。
道行く景色を撮りながら、とりあえず着いていく。
目的地は学校だったようです。
ただのフレンドリーが沢山いた。

ネパール訛りのザコ英語で、ザコリスニングの僕が質問攻めに合う。
かろうじて拾える単語で、ギリギリの会話をした。
日本人を友達に見せに来たようだった笑
まあ、珍しがってくれてありがとう。
とにかくフレンドリーなんだな。
疑ってごめんな。

宿に帰宅し、注文していたダルバートがやってきた。


カレーの無い、質素すぎるダルバートだったけど、味は完全に僕好み。
オカワリは遠慮なく。
ミトチャ!!(オイシイ!)がウケてよかった。
部屋でのんびり過ごそうかとしていたところ、1時間ほど停電に合う。
毎回のことではないけれど、慣れていた。
インフラ状況も心配になるなぁ。
本人たちが幸せならそれでいいけれど。
こうしてのんびり外で夕方を過ごしている人達です。
大丈夫だと思いましょう。
Jiri▶Bhandar 25kmくらい?

