こっこでーす!!ここ、ここ!!
針葉樹の森で真っ白に目立つように、花嫁姿で自分を連れて行ってくれる人を待っている。
幼いころは、自分がまだ旬じゃない事を知っているため、なるべく見つけて欲しくはないと思っている。
が、成長して開いてこれが、まさに旬。
早く自分を見つけてくれないかと、全力で目立つ姿で呼び寄せる。
女性の旬は短いのだからと、彼女たちは必死である。
こちらからすれば、そんなに目立つからこそ、他の男に採られるのだと、ちと悔しい思いもするのだが。

目次
擬人化のうらがわ
キャラづくりに全く苦労しなかった本種。
針葉樹の根元で座っている、大きなハナビラタケドレスの女性。これだけで決まりだ。
生成物を見ると、ほぼ完璧。というか、遠目にみればもうハナビラタケ。
そういえば、本物のハナビラタケも、遠くから良く分かるよなぁ、、、
遠くから呼んでいるような子にしてみようか?
いいにおいも放つし、探してくれと言わんばかりの色をしているよな。
だって、発見されずに旬が過ぎ、ドロドロになったり、黒くなった子を見かけては、僕は悔しい思いをしている、、、。
逆に言えば、幼菌を置いても、翌週には採られて悔しい思いをしたり、、、
そうか、この子は旬にとってもらうのが一番幸せで、旬の彼女に巡り合う事こそが幸せなのだ!!
そう、キャラは後付けなのである。

こうして、花嫁ドレスを身にまとい、幼菌でも労菌でもなく、旬の成菌の頃に出会いを求める、花嫁先取りレディが出来上がったのだ。


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